【徹底分析】実際、中古ドメインはSEOにメリットはあるの?

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新しくサイトを作るにあたって、ドメインは必要不可欠です。一昔前まではSEOにおいて中古ドメインが効果的という傾向がありました。しかし、今はGoogleのアルゴリズムも進化しており、中古ドメイン、新規ドメイン両方にそれぞれメリット・デメリットがあると考えられるようになっています。

今回はそんな中古、新規のドメインのそれぞれの違いと使い方をご説明します。

さらに、その他優先的に必要な内部対策についてはこちらの資料をご覧いただくとわかりやすいかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!内部対策マッピング_CTA


そもそも中古ドメイン、新規ドメインとは?

過去にも使用されていたドメインは中古ドメイン、新しく発行されたドメインは新規ドメインと呼ばれます。

中古ドメインは過去に第三者によって運営されたドメインであり、売却することによって新たな運営者へ運用歴ごと引き継がれます。新規ドメインは初めて作られたドメインで、運営履歴がない状態です。

ドメインの特徴

中古ドメインと新規ドメインそれぞれメリットやデメリットを持っているので、目的に合わせて選び、上手く運用していくことが重要なポイントになります。


中古ドメインのメリットデメリット

中古ドメインのメリット・デメリット

01:中古ドメインのメリット

中古ドメインを選ぶメリットとしては、何よりもこれまでの運営履歴があり、これまでの評価を引き継げるという点が挙げられます。

サイトの評価を下すための要素はさまざまですが、まだ若いドメインであると評価を受けるための要素をそろえるには時間がかかってしまいます。中古ドメインであれば、評価までの時間を短縮したいときに役立ちます。

メリットとなる主な要素としては、

・ドメインパワー
・被リンク数

が挙げられます。

ドメインパワー

運用履歴のあるドメインは新規のドメインに比べてドメインパワーがあります。

新規ドメインを使用してサイトを運営すると、質の高い記事を出していたとしても最初の頃はなかなか思うように順位がつかないということがあります。

しかし、ある程度のドメインパワーをすでに持っている中古ドメインであれば、新規ドメインを使用した時に比べて圧倒的に早く検索順位を上げることができるのです。

つまり新規ドメインで一番ネックになるドメインパワーを上げるための時間を抑えて、スタート時点から質の良いコンテンツを出していけば簡単に高い検索順位を得ることができます。


ドメインパワーに関して詳しく知りたい方は以下の記事からご覧ください。
・SEOに影響するドメインパワーの高め方|まだ効果はあるの?順位上昇との関係について

被リンク数

運用履歴があることによる大きな資産となるものの1つが被リンクです。

中古ドメインにもともとついていた被リンクの数は新規ドメインで始めた時と比べて、当たり前ですが圧倒的に多いでしょう。

その被リンクは中古ドメインの前のサイトの内容とある程度マッチしていないといけませんが、その条件が合えばサイトを運用し始めてからすぐにSEOに良い影響があることは間違いありません。

ただ、中古で購入した直後はそれにより良い影響を与えるかもしれません。しかし、時間とともにリンク切れに気づいたリンク掲載元の外部サイトオーナーがリンクを削除する可能性もあります。

したがって時間の経過とともにリンクが少しずつ減っていことこはどうしても仕方ない現象です。

つまり、中古ドメインを購入したからといって全くSEO対策をしなくても良いというわけではないのでご注意ください。

また、被リンクがあるということは全てが良い方向にあるというわけではありません。

被リンクはお金で買ったものであったり故意に大量に設置されたものであったりとペナルティを受ける原因にもなるため質の良いリンクであるかは確認する必要があります。

被リンクに関して詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
SEOの被リンク対策|やってはいけない被リンクパターン紹介


以上、2つの観点から運用履歴のある中古ドメインはお金というコストはかかるものの、時間というコストは削減できるということがわかります。

変化の早いWEB業界において時間というコストは大変貴重なものなので大きなメリットになると言えます。

ただ、メリットの裏にはリスクがあるということは意識しておかなくてはいけません。


02:中古ドメインのデメリット

中古ドメインは数多く存在しており、それぞれの運営の歴史に違いがあります。ドメインによっては、前回の悪い評価を引き継いでしまうというデメリットが発生する場合もあります。

(中古ドメインの運用履歴がデメリットとなる代表例)

  • アダルトサイト
  • 違法サイト

運用歴のデメリットを避けるためにも、中古ドメインについては過去のサイト状況を確認できるツールを使って調査する必要があります。


03:中古ドメインの調査方法

【waybackmachine】https://archive.org/web/

過去のサイト状況を確認できるサイトです。購入を考えているドメインを記入すると、そのサイトを確認することができます。

waybackmachine

過去のページ画面を確認↓

過去のページ

以前のサイトが明らかにペナルティを受けているようなものだった場合には、今の新しくなったサイトは改善されたものだとGoogleにリクエストする必要があります。

中古ドメインを使用していく際にはこのような点もカバーしてかなくてはいけません。


新規ドメインを取得するメリット・デメリット

新規ドメインのメリット・デメリット

01:新規ドメインのメリット

新規ドメインのメリットは、サイトテーマと合ったオリジナルのドメインを取得できるという点です。

例えば、新商品を市場にリリースする際に商品名をドメインに入れたり、会社設立時に会社名をドメインに入れたりすると、固有名詞としてサイト名を覚えてもらいやすいというメリットが考えられます。

ブランドや地域名、サービスのイメージを連想させる要素として、ドメインへのこだわりは必要であるといえます。

補足

将来性があるということで、新規ドメインは話題になっています。これまでは「.com」や「co.jp」、「.info」、「.net」が主に使用されていましたが、「.コム」という風に日本語のドメインも生まれています。

残念ながら、海外で使用ができない、メールアドレスとして使用する際に表示が崩れてしまうというデメリットもありますが、より独自性をアピールでき、口頭で伝えやすく、覚えやすいため、知名度の向上に役立てられます。

今まで運用されていた中古ドメインとは違い、新たな歴史を作ることができるという点で、新規ドメインには可能性が秘められているといえます。


02:新規ドメインのデメリット

新規ドメインのデメリットは、Googleの検索エンジンから評価を受けるのに時間がかかる点です。

運用歴がないため、ソーシャルメディア等を使ってユーザーを増やしたり、コンテンツを増やしたりすることを中心にSEO対策を進めていく必要がありますが、これらは短期間で成果を実感することは難しいといえます。

このため、新規ドメインの利用を考えている場合は、サイト構築にかけられる時間は充分にあるかも一緒に考えておきたい点です。


03:ドメイン取得費用について

ドメイン購入費用については、中古ドメインが評価に対する価値に比例して、新規ドメインより高くなる傾向があります。新規ドメインが年額千円程度に対して、中古ドメインの中には10万円ほどかかるドメインも見られます。また、ものによってはもっと高額な中古ドメインも存在するようです。

しかし、高額な中古ドメインなら必ず当たるわけではありません。また、安い中古ドメインだからと言って順位が上がらないといったらそういうわけでもありません。

どのくらいの費用をドメインにかけると良いかという答えはないですし、使って見ないとわかりません。

多くの被リンクを獲得し、高い評価を得ている中古ドメインの価格が高騰するため、サイトを育てる時間や手間、費用を考えてどのくらいのリスクを取る上で中古ドメインを選ぶのか、また、新規ドメインを利用するか検討しましょう。


中古ドメインを選択したほうがよい人の特徴

中古ドメインはメリットがある反面、デメリットも存在しています。ここでは、中古ドメインを選択したほうが良い人の特徴について見ていきます。

サテライトサイトを制作する人

サテライトサイトを制作する人は中古ドメインの購入を検討するとよいでしょう。中古ドメインは過去に使用されたドメインであり、そのドメインには過去のサイト評価が引き継がれています。

サテライトサイトとは、メインサイトを補完するために作成されるサイトであり、メインサイトのSEO効果を高めるために利用されます。中古ドメインを使用したWebサイトからメインとなるドメインにリンクを送ることで、高いSEO効果を得られるでしょう。そのため、サテライトサイトの制作・運営に力を入れ、メインサイトを上位表示したいと考える人にとって、中古ドメインは有用な選択肢となります。

サイトの運用経験がある人

サイトの運用経験がある人も中古ドメインを選択するのに適しています。中古ドメインは過去に使用されていたドメインパワーを受け継げるメリットがありますが、運営者の腕によって効果を最大化することも0にすることもできます。運用経験がある人は中古ドメインを効果的に活用できる可能性が高いため、導入する価値はあるでしょう。

また、中古ドメインの選定基準を理解しておき自社サイトにあった選び方を行うことも大切です。ドメインパワーやドメイン年齢、被リンク数などの情報を考慮し、適切な中古ドメインを選ぶことができれば、サイトの評価を伸ばしていけます。適切な運用方法をマスターすれば、中古ドメインはSEO効果を発揮する手段となるでしょう。

新規ドメインを選択したほうがよい人の特徴

いっぽう、中古ドメインではなく新規ドメインを活用したほうが良い方もいます。ここでは、新規ドメインを選択したほうが良い人の特徴について紹介します。

ドメインの購入費用を削減したい人

ドメインの取得や更新には費用がかかる場合がありますが、適切なドメインサービスを選ぶことで費用を節約できます。

例えば、お名前.comやエックスドメインなど、さまざまなドメインサービスがありますが、それぞれのサービスの費用を比較検討してドメインを選ぶことで、年額1円で利用できることもあります。どんな名前のドメインでも問題ないのであれば、コストを抑えたいという目的の場合は新規ドメインのほうがおすすめです。

サイトをゼロから作りたい人

新しいウェブサイトを立ち上げる場合、ドメイン名の選択は非常に重要です。適切なドメイン名を選ぶことで、ブランドやビジネスのイメージを形成することができます。また、ドメイン名はインターネット上の住所として機能し、一意である必要があります。新規ドメインの選択を検討することで、自分のウェブサイトやブランドづくりに役立つため、おすすめです。

まとめ

以上、中古ドメインと新規ドメインについてご紹介しました。

中古ドメインは良質なサイト評価を引き継げる場合はメリットとなるものの、悪質なサイト評価があった場合はデメリットとなります。

新規ドメインは100%マッチのドメインを取得でき、1からサイトを作りあげることができるメリットがある一方で、SNSやSEOを行った集客施策の効果を実感するには時間がかかってしまうデメリットがあります。

検索意図に沿ったコンテンツを作り、更新を促進していくことで唯一無二のWebサイトを作り、新たな運用歴を築き上げることが最も重要といえます。

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S
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