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2017.09.08

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

目次
    1. 海外SEO(多言語サイト)は通常と対応が違う
    2. 海外SEOで最低限チェックすること・注意点
      1. 言語ごとに独自のURL
      2. 機械翻訳を利用しない
      3. ホスティング
      4. 国コードトップレベルドメイン名
      5. 外部リンク(リリース時に日本からのリンクを受けすぎない)
      6. HTMLでlang属性を使用 rel=”alternate” hreflang=”x” 
      7. Googleサーチコンソールでジオターゲティング
    3. 海外SEOで注意すること
      1. 海外はインターネット環境が整っていないところも多いため「Test My Site」でスピードチェックを行う
      2. サーチコンソールでエラーが来ていないか定期的にチェックする
    4. まとめ

自社のWebサイトや自身の個人ブログを使って集客を行っている方は多いと思います。

インターネットが普及し、ネットを介しての商売が増えてきていると同時に、日本国内だけでなく海外に目を向けている人も少なくありません。 日本のネット上でも海外のネット上でも商売をするのなら重要になってくるのは多くの人が利用する検索エンジンであり、それに対するSEOです。

そこで今回は日本のSEOとは少し勝手が違う海外のSEOについて注意点などをご紹介いたします。


海外SEO(多言語サイト)は通常と対応が違う

SEOは国によってそれぞれ特徴ややり方が異なっており、SEOを行う会社も各国で対応が違ってきています。 なぜ違いが出てくるのかと言うと、日本と海外では主流になっている検索エンジンが違うことや、人気の出るコンテンツの傾向が違うからです。

日本ではGoogle・Yahoo!JAPANが主流となっており、Yahoo!JAPAN検索エンジンの中身はGoogle検索エンジンを流用しているので、実質Google検索エンジンへの対策がメインです。

ですが、海外になってくると主流になっている検索エンジンがGoogleではない別のものになっていることがあり、その検索エンジンに向けての対策になります。 また、国によってコンテンツに関しての感覚が異なってくるため、日本で人気のあるコンテンツでも海外だと人気が出ないといった感じで、人気の出るコンテンツの傾向も異なります。 なので、海外には海外の検索エンジンに合わせた対応になってきます。

海外の検索エンジン


海外SEOで最低限チェックすること・注意点

海外でのSEOを行っていく場合、日本国内でのSEOと比べるとかなりの違いがあるため、まずは自身のWebサイトが海外の検索エンジンでも通用するかどうかを確認する必要があります。今回は海外SEOの傾向を元に、最低限チェックすることをまとめました。

海外進出・展開を考えている人はまずはこちらを参考に自サイトをチェックしていってください。

言語ごとに独自のURL

海外の検索エンジンで自サイトを認識してもらい、訪れたユーザーにも自サイトがどういったものなのか知ってもらうためには、その国の言語で作った同一の内容のページを言語ごとに用意する必要があります。以下のどちらのパターンでも構いませんが、必ず構成を下言語ごとにまとめるようにしましょう。

  • ドメインを国ごとに変える(example.ie)
  • サブドメインを国ごとに変える(de.example.com)
  • サブディレクトリで分ける(example.com/de/)

機械翻訳を利用しない

日本語で作ったページを元に別の言語のページを作っていく際、機械翻訳を利用してはいけません。 機械翻訳で行われた翻訳は基本的に「直訳」となってしまい、結果的に意味の通らない不自然な文章になってしまいます。

現地の人に意味が伝わらないと優良なコンテンツだとは認識されず、検索エンジンからの評価を得られません。 翻訳を行う際は機械翻訳ではなく、自然な意味の通る翻訳を行わないといけません。  

ホスティング

海外でSEOを行う場合、サーバーも重要になります。掲載されているサイトが自国のサーバーにUPされているかどうかでSEOとしての評価が変わってきます。

基本的には多数のエリアで利用されているサーバーが良いとされていますので、AWSなどを利用しサイトを構築するようにしましょう。(日本のサーバーの場合、海外からのアクセス制限をかけているサーバーも多いので注意してください。)

ホスティング

国コードトップレベルドメイン名

海外SEOを見据えてサーバーを取得し、国ごとにドメインを取得するのならば、国コードトップレベルドメインの取得がおすすめです。

国コードトップレベルドメインとはその国のコードに基づいたトップレベルのドメインのことで、日本の場合は「.jp」となります。 Googleのような検索エンジンはこの国コードトップレベルドメインからどの国を対象としたサイトなのかを判断しています。

海外でSEOを行い上表示を狙うのであれば、対象の国ごとにドメインを取得する際に国コードトップレベルドメインにしたほうが上位表示されやすくなります。 国コードトップレベルドメイン名については以下のサイトに掲載されています。

また、多数のサイトからのアクセスを狙っている場合は、「.com」など、どの国でも利用されているドメインを利用することをおすすめします。

外部リンク(リリース時に日本からのリンクを受けすぎない)

海外SEOは日本と違い、外部リンクはあまり重要視されておらず、コンテンツ内容重視になっていることのほうが多いです。 ですが、日本を含めたアジア圏では外部リンクの数や強さが重視されており、海外でも外部リンクそのものは評価の対称にはなっています。

可能であれば、リリース時に対象の国の所属できる業界団体やパートナーサイトからのリンクを獲得し、日本からの外部リンクを受けすぎないようにしたほうがベターです。また、海外でも外部リンクを購入することはペナルティ対象になるので行わないようにしましょう。

外部リンク

HTMLでlang属性を使用 rel=”alternate” hreflang=”x” 

上記の設定を正しくやっていくと海外のGoogleにも表示されるのですが、言語ごとに用意したページではなく、日本語のページが表示されてしまうことがあります。その場合はheadタグ内にアノテーションタグの設定が漏れている可能性があります。 こちらもドイツ語を例にしますが、以下のようなアノテーションタグを設置していきます。

「href」で指定するURLは必ずページのURLを指定して、ページのドメインだけを指定やサイトのトップだけを指定といったことがないようにしてください。 言語ごとのコードに関しましては、以下のリンク先に一覧にて掲載されています。

Googleサーチコンソールでジオターゲティング

取得したドメインが国コードトップレベルドメインではなくジェネリックトップレベルドメイン(com,info,net等)だった場合、Googleサーチコンソールを使ってジオターゲティングする必要があります。 Googleサーチコンソール内の「国によるターゲット設定ツール」を使用して、どこの国をターゲットにしているかを検索エンジンに伝えることが可能です。

これを使って各国の言語ページごとにどこの国をターゲットにしているか指定してください。 1つのURLに1つの国のみを指定して、1つのURLに複数の国を指定するようなことがないようにしましょう。


海外SEOで注意すること

海外SEOでの最低限チェックすることが把握できたら、最後にミスがないか確認しましょう。

海外SEOは日本国内でのSEOと比べて相違している部分も多いです。海外で自身のサイトを運営していく上で必ず注意する必要があることなので、しっかりと頭に入れておきましょう。

最終チェック

海外はインターネット環境が整っていないところも多いため「Test My Site」でスピードチェックを行う

海外では日本ほどインターネット環境が整っていないところも多いです。 そこで、Googleが提供している「Test My Site」でスピードチェックを行い、自身のサイトは常に万全であるように勤めましょう。

現在日本国内のモバイルでは4G回線が主流になっていますが、Test My Siteでのスピードチェックは3G回線を前提としたもので行われます。海外では3G回線が主流のところがあるため、Test My Siteでスピードチェックすることで、海外での自サイトのユーザーエクスペリエンス向上に繋げることができ、検索エンジンからの評価UPに繋がりやすくなります。

サーチコンソールでエラーが来ていないか定期的にチェックする

海外だけでなく日本でもそうですが、リンク先のページが消えてしまっている等のサイト内でのエラーは直接順位に影響するものもあります。特に海外ではちょっとしたエラーが原因で、検索エンジンから順位を落とされてしまうこともあります。

定期手に自サイトのサーチコンソールを開き、サイト内でエラーが出ていないかこまめにチェックするようにしましょう。エラーを発見したらその都度修正し、上位表示をキープするようにしましょう。


まとめ

日本と海外では使用される検索エンジンや人気の出るコンテンツの傾向等の相違点があるため、日本のSEOとは対応が異なります。

常にユーザーのことを考えながらコンテンツを作成するのはもちろんのこと、最低限Webマスターとして注意することを忘れず行いましょう。

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