SEO対策とは?SEOで上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2024.04.17
2019.08.09
2024.04.24
このページでは、SEO対策にかかる費用や料金相場についてまとめています。SEO業者に外注する際の注意点やポイントもあわせてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
SEO対策にかかる費用を以下に大別して紹介します。※各費用項目をクリックすると、詳細までスクロールします。
費用項目 | 料金相場 | 内容 |
Webサイトの構築・ リニューアル | 100万円~ (Webサイトの種類や規模、 外注先により大きく差が出る) | SEOを考慮したサイト構築。または既存Webサイトのリニューアル。 |
---|---|---|
SEOコンサルティング | 月額30~100万円 | SEO戦略の立案、施策の提案など、SEO施策を総合的に支援する。 |
内部対策 | 10~50万円 | サイト構造やサイトマップなど、検索エンジンに正しく理解してもらうためにサイト内部の改善をおこなう。 |
外部リンク対策 | 10万円~ | 被リンクの獲得を代行する。 |
キーワード選定・設計 | 30~50万円 | どのキーワードで上位表示させるかを選定する。 |
SEO記事・コンテンツ作成代行 | 1記事3~10万円。 (文字数や発注数により差が出る) | SEOで上位表示するようなコンテンツを作成し、Webサイトへの流入数を増やす。 |
SEOツール | 無料~月額10万円程度。 | SEO対策を行う上で必要な分析ツールなど。単機能を備えたものや、オールインワンのツールなどがある。 |
各費用項目について、それぞれ詳しく見てきましょう。
SEO対策で上位表示するには、そもそも検索エンジンを考慮し・ユーザーにとって使いやすいWebサイトであることが望ましいです。現在のWebサイトが以下に当てはまるなら、まずはリニューアルを検討した方がよいかもしれません。
Webサイトの構築・リニューアルにかかる費用は、Webサイトの種類や規模により異なります。以下にWebサイトの種類別でかかる料金相場をまとめました。あくまで目安としてご覧いただき、詳しく知りたい方は制作会社へ見積もりを依頼してください。
Webサイトの種類 | 外注時の費用相場 |
オウンドメディア | 100万~300万円 |
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コーポレートサイト | 小~中規模サイトを作りたい:100万~300万円程度 大規模サイトを作りたい:300万円以上 |
ポータルサイト | 小~中規模サイトを作りたい:100万~500万円程度 大規模サイトを作りたい:500万円以上 |
ECサイト | パッケージ(決まった型があり、一部カスタマイズ):500万円~ フルスクラッチ(0からカスタマイズ):数千万円~ |
関連記事:Webサイト構築における費用相場
SEOコンサルティングとは、SEO戦略の立案、施策の提案など、SEO施策を総合的に支援してくれるサービスです。料金体系は月額固定型が一般的で、契約期間は半年~。料金相場はサイトの種類や規模などにより30~100万円程度とばらつきがあります。
参考までに、株式会社PLAN-BのSEOコンサルティング費用は次の通りです。
プラン名 | 月額料金 | 契約期間 |
スタンダードプラン (サービスサイト・オウンドメディア向け) | 月額40万円~ | 半年~ |
---|---|---|
プレミアムプラン (ECサイト・ポータルサイト向け) | 月額60万円~ | 半年~ |
SEOコンサルティングは、「セッションは増えているけどCV増に繋がらない…。」「社内でSEOに割くリソースがない…。」などの課題を抱えている方におすすめです。
内部対策とは、検索エンジンに正しく理解してもらうために、サイト内部の改善をおこなう施策です。例えば、グローバルナビゲーションや内部リンクの構造、正しいHTMLが使われているかなどテクニカルな面について対策をおこないます。
費用はプロジェクト単位で発生することが多く、10~100万円程度が一般的。サイト規模や対策領域により差がでます。内部対策は、SEOコンサルティングサービスの中に含まれることも多いです。その場合、前述の通り、費用は月額固定制になります。
外部リンク対策(外部被リンク代行サービス)とは、自社サイトへのリンクを張ってくれる会社の調査や、その会社への営業を代行してくれるサービスです。
WebサイトがSEOで評価されるために、外部リンクはとても重要な要素です。特に自社サイトと関連性が強いサイトや、ドメイン評価が高いサイトからの外部リンクを得られると、より自社のWebサイトも評価されやすくなります。
費用は月額固定型や成果報酬型の場合など、企業により違いがあります。また、発リンクのドメイン評価の高さに応じて料金設定がされていることが一般的です。
💡外部リンク対策を外注するときの注意点
外部リンクの獲得サービスをおこなう会社の中には、ブラックハットSEOと呼ばれるような「リンクの購入」「自動プラグラムを使用した不自然なリンク」などの施策を行うところもあります。これらの施策は、ガイドライン違反になりSEOでは逆効果ですので注意しましょう。
SEO戦略に基づき、上位表示させるキーワードの選定を行ってくれるサービスです。市場動向や自社の優位性などを踏まえ、自社サイトで上位表示させるべきキーワードやその優先順位を提案してくれます。費用相場は、スポットで50万円前後程度です。
自社に記事作成のリソースがあり、「どんなキーワードを狙って書くべきか、プロの知見がほしい」という企業におすすめです。
SEOで評価されやすい記事の作成を外注できるサービスです。対策キーワードに対して構成案の作成、ライティング、校正・編集、記事内画像の選定などをおこなってくれます。
料金体系は、記事単価や文字単価が設定されているのが一般的で、単価は執筆ジャンルや専門家の有無などによって異なります。参考までに、株式会社PLAN-Bの記事制作代行サービスの費用は次の通りです。
プラン名 | 料金 | 内容 |
スタンダードプラン | 5万円~/記事 |
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専門家記事プラン | 9万円~/記事 |
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事例取材インタビュー記事プラン | 15万円~/記事 |
|
現在の検索エンジンでは、コンテンツの品質が重要視されており、上位記事をまねて作るような記事では上位表示はまずしません。ノウハウや知見がない中で高品質な記事を作成するには労力も時間も必要なので、リソース不足を感じている方はプロに依頼してSEOに強い記事を作成してもらうことを検討してみてください。
コンテンツを作成するときや、おこなった施策の効果測定をするときには、ツールの利用が必須です。無料で使えるツールもありますが、効率的に作業を進めたい・本格的にSEO対策を行いたい場合は有料ツールの利用をおすすめします。
料金体系は月額で利用料金を支払うのが一般的ですが、無料で使えるツールもあります。
以下にSEO対策で使うツールとその費用をまとめています。必要度合いについては「必須」or「推奨」で評価付けもおこなっているので、参考にしてみてください。
ツール名など | 費用相場 | 必要度 | 用途・概要 |
Googleアナリティクス | 無料 | 必須 | Webサイト・ページのアクセス解析 |
---|---|---|---|
Google Search Console | 無料 | 必須 | 検索結果でのパフォーマンスチェック |
キーワード調査ツール | 月額5万円程度 | 推奨 | 任意のキーワードに関連するキーワードや、その検索ボリューム、関連性などを調査 |
自動順位計測ツール | 無料~月額1万円程度 | 推奨 | 対策キーワードにおける自社サイトの順位を自動計測 |
競合調査ツール | 月額1~5万円程度 | 推奨 | 競合のアクセス解析、取得キーワード・順位などを調査 |
オールインワンSEOツール | 初期費用+月額10万円程度 | 推奨 | キーワード調査や順位取得、競合分析などをすべて網羅したツール |
Google アナリティクス、Google Search Consoleについては、SEO対策をおこなう上では必須の無料ツールです。まだ導入がお済みでない方はすぐに対応しましょう。
その他のツールは推奨としていますが、いずれも本格的にSEO対策やるのであれば導入したいツールです。もしこれから導入するのであれば、ひとつで完結するオールインワンSEOツールを強くおすすめします。理由は、サイト成長に伴って必要な機能が増え、管理が手間になるケースが多いためです。
あとから変更するにも、使用感が違うなどで慣れるまでに時間がかかるため、できれば最初からオールインワンのSEOツールを導入しておくとよいでしょう。知名度の高いSEOツールであれば導入支援などのサポート体制もしっかりしているので、インハウスでのSEO対策を検討中であればぜひ検討してみてください。
関連記事:おすすめのSEOツールを目的別で紹介
迷ったらこれ!オールインワンSEOツール「SEARCH WRITE(サーチライト)」
取引社数5000社以上のSEO支援の経験をもとに、SEO対策を進めていく上で必要な機能を全て備えてたツールです。ツールのワークフローに沿って施策のPDCAサイクルを実施するだけで、弊社のSEOコンサルティング支援と同じような内容をツール上で実現できます。
他社SEOツールとの大きな違いは、「SEO対策における各フェーズ全てに対応していること」です。SEO施策は大きく3つの段階があります。
①初期=新規記事公開数が重要なフェーズ
②中期=新規記事公開数と共に既存記事リライトも進めていくべきフェーズ
③CVが出ているキーワードを定量的に見極めキーワード戦略を再構築するフェーズ
この①~③の全てを対応できるのは、SEARCH WRITEの大きな特徴です。
社内の運用体制によって、SEO対策にかかる費用は異なります。ここからは以下の3パターンの運用体制に応じで、何にどれくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。
上記のうち、自社に当てはまるものや近しいものを参考にしていただければと思います。概要は以下の表をご覧ください。
運用体制 | どんな費用がかかる? | 費用イメージ |
全て自社(インハウス)で運用 |
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---|---|---|
コンサルティング会社に依頼し、 社内メンバーが手を動かす |
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コンサルティングから 記事制作まですべて外注する |
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続けて各費用の詳細について詳しく解説していきます。
完全にインハウスで運用するケースでは、SEOツールの費用のみがかかります。ただし、次のような間接的なコストがかかることに注意が必要です。
1.については、不明点を調べる時間やナレッジ蓄積に関わる時間です。2.に関しては見逃しがちですが、他の効率的な施策を選択した際に獲得できていたであろう収益の機会損失になります。
Webサイトの施策は日進月歩であり、競合他社がどんどん新規参入してきます。特にSEO施策の場合には「競合他社サイトとの相対的な出来栄え」によって順位が決定するので、競合他社の動きは重要です。
時々「まずは1年間くらいは自分達で調べながらSEO対策をやってみます。」という方がいますが、その間に競合他社は、ものすごいスピードでSEO対策を進めている可能性があります。仮に1年後に月間流入数で10,000件の差がついてしまった場合には、その差を埋めていくのはとても困難になってしまうのです。
一言でいうと、「費用は押さえられるものの、成長スピードが遅い」ということがいえます。インハウスでSEO対策を行う場合、SEO対策自体に固定費がかからない点が大きなメリットです。
一方、膨大な人的リソースを必要とする点や、社内によほどのSEO対策経験者がいない場合には、施策の質は低くなる可能性があることに注意しましょう。SEO対策は多くのアルゴリズムのアップデートがあり、恒常的な情報収集も必要です。施策の実行以外にも考えること・インプットすることが多いため、難易度も高くなります。
完全インハウス体制に向いている組織は、少人数且つ、経験者がいる組織です。ここでいう経験者とは、過去に広告代理店やSEO業者で多種多様なサイトのコンサルティングを行ってきた方、サイト設計や戦略設計など上流からコンテンツ制作まで一貫してSEO対策を経験してきた方などが該当します。
ナレッジの蓄積の必要がなく、他の関連するメンバーの方へのスキルデリバリーも比較的容易なため、短期的に考えると成果は出やすい傾向にあります。
「経験者がいない、費用もそこまでかけられない…」という方には
SEOツールの中には、サイトの課題抽出や取り組むべき施策を提案してくれるオールインSEOツールがあります。コンサルティングを受けているように、ツール上でPDCAを回せるため、「社内に経験者もいないしコンサル会社に依頼できるほど費用に余裕がない」という企業様はぜひご検討してみてください。
SEOツールを運用する場合、月額5~10万円程度で導入ができます。SEOコンサルティングサービスが月額30~100万円なことを踏まえると、非常に安価です。
SEOコンサルティングに依頼し、施策の実行は社内メンバーがおこなう場合、前項目で紹介したSEOツール費用の他にコンサルティング費用がかかります。コンサルティング費用は、コンサルティングの内容や発注する会社にもよりますが、月額30~100万円です。
SEOコンサルティング会社に分析や施策を依頼すると、自社にSEOスキルがなくても対策が行えるメリットがあります。ただしSEOはすぐに結果が出るものではないため、一定期間継続的なコストを必要とする点や、自社ノウハウが蓄積されにくいといったデメリットについては留意すべきでしょう。
社内に選任でSEO担当者をおける組織、かつ外注費用に余裕がある組織が向いているといえます。
実は、SEO対策が上手くいっていない企業の特徴に、「担当者が兼任している」という点があります。SEO対策は思っている以上にやることが多く、また近年はより難易度が高くなっているため、片手間ではなかなか上手くいかないのです。
可能な限り専任の担当を置き、コンサルタントからの提案をしっかりと実行できる体制を作っておくようにしましょう。
総合的にSEOを任せる場合には、月額100万円以上となるケースも決して珍しくはありません。代行を依頼する施策によっても、かかる費用が大きく異なるため、費用だけで選ぶのではなく、施策内容や得られる成果に応じて検討することが重要です。
委託内容 | 費用感 | 概要 |
---|---|---|
SEOコンサルティング | 30万円~100万円以上/月 | サイト設計からコンテンツ作成、毎月の施策や分析など |
サイト設計コンサル | 10万円~100万円以上 | サイト立ち上げ時の企画や競合調査、分析など |
コンテンツSEO | 数千円~10万円程度 | 毎月のコンテンツ作成と公開など |
内部SEO | 10万円~100万円程度 | 内部施策の調査や修正 |
外部SEO | 1万円~数10万円/月 | 被リンクなどによる外部対策 |
費用体系は、依頼内容やタイプに応じて「月額固定費型」や「一括払い(都度)」、「成果報酬型」などがあります。
SEOコンサルティングは、あらゆるSEO施策を継続的に任せるものです。月額固定費型で依頼するケースが一般的で、費用は委託内容やWebサイトの規模によって異なります。
サイト設計コンサルは、Webサイト立ち上げ時にSEOを意識したサイト制作を行うための企画や調査などを依頼するものです。こちらは依頼時に一括で支払うケースが一般的です。既存Webサイトの調査として、内部SEOも含めて依頼するケースもあります。
またWebサイト立ち上げ後は、コンテンツの作成や外部施策などを継続的に行っていく必要があります。コンテンツSEOは月額固定費型となる場合があるほか、依頼する記事本数に応じて、記事単価などで支払うケースもあります。外部SEOの多くは月額固定型または成果報酬型となるのが一般的です。
一言でいうと、「時間や手間はかからないが費用が高い」という点です。戦略などの上流工程からプロにお任せできるので、会社選びさえ間違えなければ施策の質は申し分ありません。また、かかる時間も下記3点くらいです。
ただしそれなりに費用がかかることに加え、ナレッジが社内に蓄積しにくいというデメリットもあります。施策の立案や実行をおこなうのが社外のコンサルタントなので当然といえば当然ですが、これが一生続くとなるとナレッジが溜まらないまな膨大なコストがかかり続けることになります。
コンサルティング外注に向いている組織としては「外注費用に余裕がある組織」です。
SEOコンサルティング会社に3年間依頼する場合(本当はもっと長い期間かけて施策を実行するものですが。。)、30万円×36ヶ月=1080万円は最低でもかかる計算になります。また、これに加えてコンテンツの作成費用なども必要です。
そのため、外注し続けられる経営体力のある会社には向いていると言えます。あとは、属する業界のSEO難易度が非常に高いようなケースも、コンサルティング外注の体制は向いていると言えます。
例えばこのような業界に向いています!
上記のような業界はとても競合性が高く、逆に成功すれば収益性の高い業界です。本格的にSEO対策に投資をして進める価値のある業界と言えます。
SEO業者の中には、残念ながら逆効果になってしまうような悪い施策をおこなう企業もあるため、ここで紹介する注意点を参考に業者選びをおこなってください。
複数社に見積もりを依頼することで、各社の特徴や、自社サイトのSEO対策における適正費用が見えてきます。料金の安さだけで選ぶのではなく、各社の施策内容も比較して、成果をしっかりと出せそうなSEO業者を選ぶようにしてください。
確認すべき施策内容とは
例えば、キーワードの選定や競合分析、コンテンツ最適化、外部リンクの戦略など、どういった対策が含まれているかを確認します。また、報告書の頻度や成果の評価基準も重要なポイントです。
対策の内容を精査し、自社で対応できる部分は自社で対応し、難しい部分は外注するという方法をとることで、コストを削減しつつ、しっかりと効果を出していきましょう。
SEO対策業者を料金で選ぶ際には、料金だけでなくその業者の実績もチェックしましょう。業者の過去の実績を確認することで、その信頼性や実力を把握できます。
具体的には、過去のプロジェクト成果やクライアントの成功事例、ランキング向上の具体的な報告などが参考となります。特にSEO対策は、サイトの種類や規模、業界により施策内容が異なるため、近しい実績があるかは確認しておくべきです。
次に、SEO対策業者の評判をチェックしましょう。過去のクライアントや利用者からの評判や口コミを確認することで、業者の信頼性やサービスの質を把握できます。具体的には、インターネット上のレビューサイトやSNS、業者のウェブサイトなどで、実際に利用した人々の意見や経験を確認しましょう。業者の公式サイトだけでは判断できない信頼性についても理解できるため、おすすめの方法です。
評判のいいSEO会社は費用が多少高くなるかもしれませんが、しっかりと成果が出れば、長い目で見たときに費用対効果が高くなる可能性があります。逆に費用が安いだけで選んで成果が出なければ、そこにかけた費用はすべて無駄になります。コンサルティング費用だけでなくそこから得られるであろう利益を総合的に判断し、SEO業者を選ばなくてはなりません。
SEO対策業者を活用する場合、基本的な対策はすべて任せられるため、丸投げになってしまいがちです。しかし、何も知らずにSEO対策をお願いすると適正価格の判断もしづらいですし、悪質なSEO業者であることに気がつけないかもしれません。求めている結果を得られないケースもあるため、注意が必要です。
ここでは、SEO対策業者に依頼する場合でも、依頼者側が知っておきたい基本的な知識について3つ紹介します。
Googleのアルゴリズムは、検索エンジンの動作を制御する重要なルールや仕組みです。Googleは常にアルゴリズムをアップデートし、検索結果の精度や品質を向上させています。そのため、最新版のアップデート内容に沿ったSEO対策を行う必要があるでしょう。
つまり、SEO対策で古いやり方に固執している業者に任せてしまうと、最新のSEOでは評価されなくなるケースもあります。そのため、最新のGoogleアルゴリズムについて軽く目を通しておくことが重要です。
SEO対策ではさまざまな手法を用いてWebサイトで上位を狙います。具体的には、次のような手法があります。
大きく3つに分かれますが、それぞれの対策にはいくつかの種類があります。例えば、内部対策なら、HTML構造やメタタグの最適化、内部リンクの改善などが挙げられます。対策の種類についてざっくりと理解しておくことで、業者がどんな施策を行っているのかを把握できるため、基本的な部分だけでも知っておきましょう。
上記3つのSEO対策については、このあと詳しく解説します。
最後に知っておきたいことは、短期間でSEOの成果を挙げることは難しいということです。検索エンジンのアルゴリズムは複雑で、Webサイトのランキング向上には時間が必要となります。どれだけ適切なキーワードを使って記事を作成し、リンク戦略を行ったとしても、評価されるのには時間がかかります。
したがって、SEO業者に任せても1~2か月程度の期間で結果が出ることはほとんどないということを理解しておきましょう。業者がどれだけ優秀で他社で高い成果を出していたとしても、自社サイトで効果を感じるまでには、最低でも3か月~半年程度の期間が必要です。
SEO対策には大きく分けて3つの対策があります。
・内部SEO対策
・外部リンク対策
・コンテンツSEO
それぞれご紹介します。
内部SEO対策の主な施策内容は代表的なものを取り上げると、
・タイトルタグ設定
・メタディスクリプション設定
・サイト内構造の改善
・内部リンク設置
などがあります。
これらはGoogleからの評価を着実に得やすくすることができるため、後述する外部SEO対策とは逆にすぐには結果は出ませんが、リスクは低くお勧めできる施策方法です。
内部SEO対策を行う場合にはツール体制もしくはコンサルティングの体制を強くおすすめします。内部対策は検索して調べれば対策方法がたくさん出てくるのでできた気になってしまいがちですが、見るべき項目は、50項目以上はあります。
それに加えて全ての内部対策を同じ優先度で全ページ実施する事は工数の観点でほぼ不可能であり、内部対策を成功させるには、「多くの内部施策の中から課題を発見し、現在のサイト状況並びに目標数値を鑑みた際に、優先して実行すべき事を見極める事」が必要になります。
それをインハウス体制にてメンバーの方が調べながら実施をすることは事実上不可能と言えます。
外部リンク対策とは、外部サイトなどからの被リンクやサイテーションの獲得によって、Googleの評価を高めるSEO施策です。
多くの被リンクやサイテーション獲得につながるサイトは、多くのユーザーからの支持を集めているとGoogleで判断され、SEOやMEOにおいても良い影響を受ける傾向にあります。
ただしあくまでも「支持」や「共感」などにもとづくものであることが評価の基準です。自演による被リンクや金銭を支払って得るペイドリンク、これらに該当するような不自然な被リンクやサイテーションは効果がないだけでなく、ペナルティの対象となることもあるため注意が必要です。
小手先のテクニックに頼るのではなく、良質な被リンクやサイテーションが得られるよう、コンテンツの質を高めたり情報の精度を上げるといった工夫や対策が有効となるでしょう。
コンテンツSEOは、内部・外部SEO対策とは違い、サイト内の記事や出稿による対策です。下記にコンテンツSEOにおける、よくある失敗を掲載しますのでぜひ参照してみてください!
「量より質」「質より量」という議論がありますが、SEOコンサルタントからするとどちらも間違いです。質の高い記事を大量生産して、管理運用できる体制を構築する事。すなわち「質の高いものを大量に生産する事」以外に成功の道はありません。
業者によっては、大量にコンテンツ制作をして記事数を増やすことでSEO対策をしていく方法をとるようなところもあります。しかし、SEOの知識のないライターがコンテンツ制作をして、質の低いコンテンツがサイト内に出回ることでサイトの評価を下げてしまう可能性があります。
時には、「コンテンツがサイト内にたくさんある方がSEOとして有利らしい」という表面的な情報のみを受け入れて、「SEO的な戦略設計のないただのブログ記事」を大量に生産して、「なかなか順位が上がらない。。。」と悩んでいる方がいますが、当然です。「東大に行きたい!」と思いながら九九の勉強をたくさんしているようなものです。
順位が獲得できるSEO対策として有用な記事を書くには、最低でも下記3点を抑えておくべきです。
①上位表示可能性と目的達成可能性の高い対策キーワードを選定する。
②選定した対策キーワードで勝つ為に網羅性と独自性を担保した記事を執筆する。
③公開した後に順位などの指標を測定し、追加で対策を行う。
これも大きな大きな間違いになります。高順位を獲得するのは容易では無いです。
私どもが運用しているメディア(PINTO!)にプロが執筆した記事を公開しても、10本新規公開した内の半分が1~10位にランクインすれば成功といえるほど、新規公開でいきなり上位を狙うのは至難の業になります。
WEB上には大量のコンテンツがあり、収益性の高いキーワード程、当然競合性も高く高順位を獲得する事は容易ではありません。質の高い記事を根気よく大量に書き続ける事(最低でも、週に1本以上)のペースで書き続ける事が成功の為には必要になります。
先程の話と少し関連しますが、「新規記事の公開のみし続ける事」は書いた記事を捨てているのにほぼ等しい行為だと言えます。
なぜならば新規記事を公開し、そのままで高順位を獲得するのはほんの1部分しかなく、運良く11位にランクインしたとしてもほとんどの場合には誰もクリックしません。時間をかけて書いた記事が誰にも読まれない状態になってしまいます。
コンテンツは運用が何よりも大切です。もはや新規記事を公開してからが勝負の始まりです。新規記事を公開したら、①順位をあげる②クリック率をあげる③CVにつなげるの③ステップで管理運用をして行く必要があります。
SEO対策についてもっと詳しく知りたい場合には以下の記事もご覧ください。
ここまでSEO対策の料金体系やその料金の相場についてご説明してきました。
SEO対策は「総合格闘技」といわれるほど、施策範囲が広くできることも多岐にわたります。自社の課題にあわせて最適な施策を行うことが、いち早く成果を出すためには重要です。
もしどの施策を外注するか迷ったら、まずはSEOコンサルティングサービスを提供している会社に相談してみてください。まずは自社サイトに何が足りてないかを知ることが、SEO対策を進める第一歩です。
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