2021.08.17

松本 健吾

SEO SOLUTION

SEOとは?SEO対策で上位表示を狙うために必要なこと

WRITER

松本 健吾

新規事業統括本部 マーケティング部

京都大学を卒業後、2020年に新卒として株式会社PLAN-Bに入社。学生時代からSEOコンサルティングやweb広告運用など幅広いWebマーケ手法に取り組んだ。現在はオウンドメディアPINTO!の編集長に抜擢され、メディア運営の指揮を執っている。

目次
    1. SEOとは?
    2. SEO対策のメリット・デメリットとは
      1. SEO対策を行うメリット①:安定して集客を継続することができる
      2. SEO対策を行うメリット②:確度の高い見込み顧客と接点を持つことができる
      3. SEO対策を行うメリット③:中長期で見たときに広告費を削減することができる
      4. SEO対策によるデメリット:成果が出るまでに時間がかかることが多い
    3. 検索エンジンがwebページを発見して順位づけする仕組み
      1. クロール(クローリング)
      2. インデックス
        1. 記事を公開したらインデックス登録は忘れずに
      3. 順位に反映(ランキング)
    4. SEO対策の歴史
      1. 昔のSEO対策
      2. 現在のSEO対策
      3. これからのSEO対策
        1. Googleが掲げる10の事実
    5. Yahoo!やBingなどの検索エンジンについて専用のSEO対策は必要か
      1. Yahoo!JAPANは対策しなくていいの?検索エンジンのシェアは?
      2. Bingの存在
    6. 基本的なSEO対策はどんなものがある?
      1. 最適なキーワードを選定する
        1. メインで狙うキーワードの選定
        2. キーワードの拡張
          1. 1.ペルソナから考える
          2. 2.Googleの機能を活用する
          3. 3.専用のツールを活用する
        3. 対策するキーワードを絞る
          1. 1.検索ボリュームを見る
          2. 2.実際の検索結果画面を見る
      2. SEOのコンテンツ対策
        1. Googleが考える良質なコンテンツとは?
        2. 検索インテント(検索意図)を捉えたコンテンツを作成する
        3. ユーザーが求めている情報を網羅的に提供する
        4. コンテンツ評価基準「E-A-T」を意識する
        5. 専門的で独自性の高いコンテンツを作成する
      3. SEOの内部対策
        1. クローラーにページを発見されやすくする
        2. 適切にデータベースにページを登録(インデックス)されやすくする
        3. 評価されるページにする
      4. SEOの外部対策
    7. SEO対策で最も気を付けるべきペナルティとは
      1. 特に注意すべき外部リンク対策によって発生するペナルティ
    8. SEO対策でよくある間違いとは
      1. ターゲットが定まっていない
      2. 質より量という考え方
      3. 公開済みのコンテンツの放置
    9. SEO対策を会社に依頼する際にチェックしておくべきこと
      1. 会社の探し方
      2. 外注の際に注意すること
    10. SEO対策に有効なツール
        1. Googleアナリティクス
        2. Googleサーチコンソール
        3. 順位チェックツール
        4. オールインワン型ツール
    11. 常にSEO対策に関する最新情報やニュースをGETする
    12. SEO対策時は、Googleのアップデートを絶えずチェック!
    13. 実際のSEO対策コンサルティング事例
      1. 株式会社プラスワンインターナショナル様
        1. 実際の施策
        2. 対策の結果
      2. ネオマーケティング様
        1. 実際の施策
        2. 対策の結果
    14. まとめ:SEO対策は難しいからこそ面白い

検索結果画面において、上位表示を目指すことを指すSEO(=Search Engine Optimization)対策は、ここ数年において大きく変化しています。数年前に対策をしていた方も今のSEOのことを知らない、ということも現場ではしばしば起きていることです。

ユーザーにとって有益な情報を発信することで、検索結果において上位表示されるようになり、結果としてサイトへの流入を伸ばすことができます。

本記事を最後まで読んで頂くと

・SEOとはそもそもどんな特徴を持つ施策なのか
・過去~現在にかけてのSEOの変化
・これからのSEO対策として何を行えば良いのか

を理解して頂けます。


SEOとは?

SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化の意味)の略です。検索エンジンによる検索結果で、より上位に表示し自社サイトへの多くの流入を獲得するための取り組みを総称してSEO対策と言います。

ここで注意したいのは、SEOという言葉は順位を上げることを指しているのではなく、検索エンジンがサイトを理解して適切な結果を反映させていくことを指しているということです。
検索結果で順位が上がるのは、あくまでも最適化した結果でしかありません。
本質的には、順位を上げるためではなく、検索エンジンのロボット、ならびに検索ユーザーにとって分かりやすい、また使い勝手の良いサイト作りをすることが、真の意味でのSEO対策と言えます。

SEO対策と言うと、よく検索結果でサイトの順位を上げることと思っている方がいますが、それは間違いなのです。

ユーザーにとって有益な情報を提供することができるか、それを検索エンジンにも認識させるようにする、ことがSEOなのです。

SEO対策とは

SEO対策のメリット・デメリットとは

SEO対策が順位を上げることを指しているのではなく、検索ユーザーが求める情報をわかりやすくまとめ、使い勝手の良いサイト作りをしていくことだと言うお話をいたしました。

では、ここからは改めて、SEO対策を行っていくメリット・デメリットについても確認していきましょう。

SEO対策を行うメリット①:安定して集客を継続することができる

SEO対策を行うメリットの1つ目は、「安定して集客を継続することができる」です。

一度上位表示し、安定した地位を築いてしまえば費用対効果のいい集客チャネルとして、いわば集客資産になるでしょう。上位表示ができてからは定期的に見直しを行いながら上位を維持することを目指しましょう。

SEO対策を行うメリット②:確度の高い見込み顧客と接点を持つことができる

メリットの2つ目はSEOは「確度の高い見込み顧客と接点を持つことができる」です。

SEOは検索を行ったユーザーに自社サイトを表示する形であり、プル型と呼ばれる広告手法です。
プル型の特徴は、顧客がすでに自社商品と関連するキーワードで検索などを行っているため、一定自社商材への関心があることです。

顧客が購入を本格的に検討しだすタイミングですでに自社サイトのコンテンツをユーザーが閲覧していることもあり、購入検討の前段階から、関係性を築いていくことができます。

SEO対策を行うメリット③:中長期で見たときに広告費を削減することができる

メリットの3つ目は「中長期で見たときに広告費を削減することができる」です。

SEOにおいては予算をかけてユーザーの役に立つコンテンツを作成した場合、それを自分で削除しない限りコンテンツとして残るため、かけたお金が無駄になることはありません。そのため、長期で見ると広告費用を削減することができます。

わかりやすい比較として、インターネット広告では予算をかけ出すとすぐに成果が出ることが多いものの費用を使わないようにするとその時点で集客はストップしてしまいます、いわゆる掛け捨ての状態です。

SEO対策によるデメリット:成果が出るまでに時間がかかることが多い

SEOの最大にして、唯一ともいえるデメリットが、成果が出るまでに時間がかかることが多いことです。

もし仮にすでに自社サイトを持っている場合も、Googleに評価されるためのSEO内部対策、ユーザーから評価されるようなコンテンツの作成など実施すべき内容が多く、またそれらがGoogleに評価されるまでも時間を要します。

きちんと結果が出るまでにおよそ、半年~1年ほど時間がかかるということは認識しておくべきです。そのためSEOだけを行うのでなく、短期で成果が出るインターネット広告と併用することも多いです。

先を見越してマーケティング施策を考えるなら、時間はかかるものの最終的な顧客獲得コストを下げることができるSEO対策について「うちにはまだ早い、、」と思っている方にも是非検討して頂きたいです。

検索エンジンがwebページを発見して順位づけする仕組み

SEO対策を始める前に、Googleなどの検索エンジンがあなたのサイトをどのように発見し、評価をしていくかを理解しておきましょう。

サイト評価の仕組み

クロール(クローリング)

まずサイトの存在を認識するためにクローラーというページを読み込むロボットが巡回をしています

クローラーは常にWeb上に存在するサイトを探し、発見することを繰り返し行っています。

サイトの規模によって巡回する頻度が変わりますが、コンテンツ量の多いサイト程クロールされる(クローラーにページが認識される)頻度が高くなります。

特にサイト側から何もしなくても自動的にクローラーがページを認識してくれますが、期間限定のイベントページなどを早く見つけて欲しい場合は、クロールのリクエストを送ることができます。

クローラーは外部リンクや内部リンクを参考にサイトを発見します。サイト内が複雑化してしまう場合は、サイトマップXMLを作成し、クローラーが容易にページを見つけられるようにアシストしましょう。

インデックス

クローラーがページを認識した後に、SEOにおいて肝となるインデックスが行われます。

インデックスとは、クローラーが収集した情報をGoogleのデータベースに登録することを指します。

簡単にいうと収集してきた情報をGoogleの図書館にカテゴリごとにわかりやすく登録をしている状態です。

ページがインデックスされてから初めて、検索結果にサイトが表示されます。SEOの第一歩として、まずはしっかりとページをインデックスさせることが肝心です。

少し細かく説明するとcanonicalタグの指定が間違っていたり、noindexタグなどが存在すると、正しくインデックスされないので、サイト公開前に一通りチェックを行いましょう。

インデックス後は、ランキングで上位表示を目指すためにサイト内部の改善や、コンテンツの質を高めることに注力します。

記事を公開したらインデックス登録は忘れずに

記事を公開したり、修正を行ったらインデックス申請をすることが重要です。

記事を公開したからとといって自動ですぐにGoogleがインデックスをしてくれるとは限りません。

場合によっては記事を公開してから数日後や最悪の場合は1ヶ月ほどインデックスされない場合もあります。

そんなことが起こらないように記事を公開、修正したタイミングでサーチコンソールで「URLをインデックス登録をリクエスト」することが大切。

インデックス登録をリクエストすることでGoogleのクローラーが優先的に回ってくるようにリクエストすることができます。

順位がつかないと思っていた記事がインデックス登録されていなかったなんてこともあるので、記事を公開、修正したタイミングで忘れずにインデックス登録をリクエストしましょう。

サーチコンソールでインデックスのリクエストをする方法は以下の記事で解説をしています。もしサーチコンソールに登録をしていない際はこれを期に登録をしておきましょう。

順位に反映(ランキング)

ここでやっと一番重要なランキング付けです。

収集してきた情報を元にユーザーが検索をすると、インデックスされている情報を元に関連性の高い情報から順に並べられます。

ここでよく聞く「アルゴリズム(評価基準)」が反映されて関連性の高さ順位付けしています。

アルゴリズムは日々変動しており、一度上位表示をされたからと言って永続的に上位表示されるわけではなく常に順位の入れ替えが行われています。

SEO対策の歴史

ここで少し、これまでのSEOの歴史をチェックしていきましょう。

過去のSEOの歴史を知ることでなぜ今このようなアルゴリズムでサイトやページが評価されているのかを知ることができます。

昔のSEO対策

現在では検索エンジンのアルゴリズムも進化を遂げ、質の高いコンテンツを上位に表示できるようになってきましたが、昔から同じことができたわけではありません。「検索エンジンの穴をつき質が高くないコンテンツが上位表示される」ということがかつては横行していました。こういったSEO対策のことをブラックハットSEOと呼びます。

ブラックハットSEOとして有名なもののひとつとしては「悪質なリンク買い」です。SEO業者にお願いをして、自社サイトに対して専用で作成されたリンクを貼ってもらい検索順位を上げるという方法です。まだ検索エンジンがリンクの本数でしかサイトの良し悪しを判断できないことを利用して、専用に作成した意味のないページからのリンクを大量に張っていたのです。

今となっては検索エンジンのアップデートも経てこのようなブラックハットSEO通用しなくなっていますが、今でもSEOというと当時のブラックハットSEOのことを指していると思っているままの方も多いです。アルゴリズムのアップデートを経て、現在のSEO対策がどのようなものになっているか次の見出しでご紹介いたします。

今までのGoogle検索アルゴリズムとアップデートについては以下の記事で詳しく解説しております。

現在のSEO対策

Googleはアップデートにより「リンク買い」などのようなブラックハットSEOができないようになり、「ユーザーにとって価値のあるページ」を評価ができるようになりました。

そこで生まれてきた考え方が「コンテンツSEO」というSEO対策の新たな考え方です。

「コンテンツSEO」とはコラム型の記事などを活用してユーザーの求めるコンテンツや内容を発信し、サイトへの流入を増やすSEOの方法のことです。

この方法が現在では主流になり、SEO対策には欠かせない考え方として定着しています。ユーザーにとって価値のあるコンテンツをGoogleが高く評価し、結果として検索順位も高くなるというのが現在のSEO対策の考え方です。

これからのSEO対策

ここまでSEO対策の過去と現在をお伝えしましたが果たして未来のSEO対策はどうなっていくのでしょうか?

結論「ユーザーファースト」の考え方はより強くなっていくと思われます。

Googleは数多くのアップデートを繰り返していますがどれもユーザーにとって本当に価値のあるページを上位表示させるためのアップデートなのです。これからもその動きが変わることはないと考えられています。

これからSEO対策をする方は「ユーザーにとって価値のあるコンテンツなのか?」というところを意識してみるといいかもしれません。

Googleが掲げる10の事実

Googleでは会社を設立してから数年後に「10の事実」をリストアップし会社の方針の指標としています。

SEO対策でも同じことがいえるため、この10の事実を意識することが今後のSEO対策でも重要となってくるはずです。

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3. 遅いより速いほうがいい。
  4. ウェブ上の民主主義は機能する。
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない。

https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=jaより 

Yahoo!やBingなどの検索エンジンについて専用のSEO対策は必要か

SEO対策を考えていく際に、気になる視点の1つにGoogle以外にもYahoo!、Bingなど他の検索エンジンの存在も出てくるのではないでしょうか?各検索エンジンの特徴を整理しながらSEO対策について考えてみます。

Yahoo!JAPANは対策しなくていいの?検索エンジンのシェアは?

先ほどはGoogleが考えるSEO対策についてお話ししましたが、検索エンジンはGoogleだけではありません。日本国内でGoogleに次いで有名な検索エンジンと言えばYahoo!JAPANです。現在はPC、スマートフォン共にGoogleの利用者が7割を超えており、Yahoo!JAPANは2割程度のシェアとなっています。

検索エンジンシェア

では一定数の利用者がいるYahoo!JAPANの検索結果において、別途SEO対策が必要なのでしょうか?

答えはノーです。現在のYahoo!JAPANの検索結果は、Googleが使用しているアルゴリズムと同様のものを利用しており、サイトの順位もGoogleとYahoo!JAPANの検索結果ではほとんど差がありません。

そのためGoogleが考えるSEO対策を講じていれば特に問題はありません。

ただし、Yahoo!JAPANの検索結果にはYahoo!JAPANニュースやYahoo!知恵袋、NAVERまとめといった独自に提供しているサービスの枠が表示されることがあるため、検索ワードによってはGoogleの検索結果と大きく表示が異なることがあります。

SEO対策を始める前に、狙っているキーワードにおけるYahoo!JAPANの検索結果の状態も見ておくと良いでしょう。

Bingの存在

GoogleとYahooの影に隠れがちですが、Bingは3番目の検索エンジンです。Microsoftが提供する検索エンジンで「意思決定エンジン」というコンセプトを掲げ、他の検索エンジンとの差別化を図っています。

statcounterによると日本で4%のシェアがあると言われています。

4%とは言えBingからアクセスのあるユーザーもいますし見逃せない存在です。

また、Web担当がSEO対策を行う以外に一般のユーザーからGoogleが日に日に使いづらくという声をよく聞きます。そのため、今後Bingのシェアが伸びていくことも予想されています。

Bingについてはこちらのページで詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

基本的なSEO対策はどんなものがある?

サイトを上位表示させるうえで必要となるSEO対策は、いくつも存在します。Googleは200を超える評価基準を持っているので、全てを網羅するのは大変な作業です。

今回はその中でも、重要度が高い傾向にある基本的なSEO対策項目をご紹介します。

また施策は大きく分けてコンテンツ対策、内部対策、外部対策と3つに分けられるため、それぞれについて解説していきます。

また、SEO対策の大きな流れとしては以下のような流れになります。

キーワードを選定する

コンテンツ/内部/外部の対策を実行する

さらにSEOを行う上で知っておくべき基本的な考え方として、1キーワード=1コンテンツという考えがあります。

かつては、サイトのトップページで多くのキーワードで上位表示することを目指すような考え方もありましたが、アルゴリズムの変化もあり現在ではその手法は通用しません。

多くのキーワードで上位表示を目指し、流入を増やしたいのであればそれだけのコンテンツが必要ということになります。そのため、対策するキーワードを決定する際には、優先度付けが重要になります。

優先度をきちんとつけられずに、思いついたキーワードを手当たり次第に対策してしまうと、時間と手間だけかかってしまって結局どの記事からも流入が獲得できないということになってしまいます。

ではここから、「キーワードの選定」と「各対策の実行」について解説して参ります。

最適なキーワードを選定する

サイト、ページを上位表示させるには、まず「どのキーワードで上位表示を狙うか」を決定しなくてはいけません。

とは言え闇雲にキーワードをピックアップしても、成果を最大化させることは難しいです。
セオリーに則ってキーワードを選定していきましょう。

対策すべきキーワード選定の流れは大きく以下のようになります。

メインで狙うキーワードの選定→キーワードの拡張→対策キーワードの優先順位付け

それぞれの工程においてのポイントをこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

メインで狙うキーワードの選定

弊社のように、SEOやインターネット広告運用などWebマーケティングを支援する企業であれば、自社サービスと関連性が深い「SEO対策」「インターネット広告」などがメインで狙うキーワードとなります。

このキーワードを拡張して、関連するキーワードを取っていくことになるので検索ボリュームが大きいビッグキーワードであることが望ましいです。

キーワードの拡張

1.ペルソナから考える

キーワード拡張の1つ目の方法がペルソナから考えることです。メインキーワードを検索する具体的な人物像を作り、その方が遭遇するシチュエーションとそこで持つであろう悩みをキーワードにしていきます。

ex)「自社内でSEO対策に取り組み始めることを検討」というシチュエーション→「SEO対策とはそもそもどんなものだ?」という悩み→「SEO対策 とは」というキーワードで検索

2.Googleの機能を活用する

検索ボックスに文字を入れると関連するキーワードを検索エンジンが提示してくれます。この機能のことをサジェストといいます。サジェストで表示されたキーワードを参考にキーワードを拡張することができます。

3.専用のツールを活用する

ツールを活用することで効率的にツールを活用することができます。
キーワードを拡張するためのツールとしては以下のようなものがあります。

それぞれのツールに関する詳しい特徴に関しては以下の記事で解説しています。

対策するキーワードを絞る

キーワードを絞る際は、そのキーワードで対策をしたときに得ることができる効果と、対策の難易度の観点で絞っていくことになります。なるべく効果があり、かつ難易度が低いキーワードから対策していくようにしましょう。

1.検索ボリュームを見る

どの程度検索されているのかを指す検索ボリュームは、そのキーワードで対策をするべきかの判断材料になります。

検索が月に1,000回行われているキーワードと、10回しか検索されていないキーワードでは、1,000回検索されているキーワードで対策した方が、より多く流入を伸ばせるということは想像できるかと思います。

一方で、検索ボリュームが大きいキーワードはそれだけ人気のあるキーワードということになり、他社も十分にSEO対策を行っています。そのため上位表示する難易度も高くなっています。

2.実際の検索結果画面を見る

実際の検索結果画面をみて、上位表示されているサイトを見てみましょう。Amazonや楽天などの超大手モールが並んでいる場合、上位表示を目指す難易度は高くなります。

こちらの記事で紹介されているように、リンクの数やインデックス数をみて対策するかどうかを決定しましょう。

上記の手順でキーワードの選定が終わったら実際に対策を行っていきましょう。
コンテンツ対策、内部対策、外部対策の順に解説していきます。

SEOのコンテンツ対策

SEOのコンテンツ対策は、そのサイト上に掲載されている情報を、ユーザーの役に立つものにしていくというものです。

ユーザーの役に立つ、悩みを解決する、知りたかったことを知ることができるコンテンツこそが、良質なコンテンツであると評価されます。

Googleが考える良質なコンテンツとは?

Googleは「ユーザーファースト」を唱えており、SEO対策においてもその姿勢は変わりません。Googleはユーザーファーストなコンテンツをユーザーに届けることを可能にするべく繰り返し、アルゴリズムのアップデートも行ってきています。

そんなGoogleが検索順位を決定付けるうえで最も重要視しているのが冒頭でもお話しした「コンテンツの質」です。

Googleは検索ユーザーに優れた検索結果を提供したいと考えているため、ユーザーにとって有益なコンテンツを持つサイトを上位化させます。そのため、SEOに従事しているサイト運営者は、独自性があり、尚且つユーザーにとって役に立つコンテンツを提供することを常に意識しなければなりません。

質の高いコンテンツを提供することが順位を上げる一番の近道ではありますが、当然サイトの設計も大切です。「ユーザーファースト」を掲げるGoogleですが、最低限行ってほしいSEO対策を「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」として提供しています。

SEOスターターガイド

Googleがサイトを判断するために使用するクローラーが、コンテンツを理解するために必要な内容が書かれているので、SEO対策を始める場合は一通り目を通してください。

またGoogleがウェブマスター向けにコンテンツと品質、専門性、表示や記述に関する質問というものを提示しております。
以下の質問に回答できるかどうかをコンテンツの質が高いと言えるかどうかの1つの基準にしてみてください。

・独自の情報や報告、調査、分析を提供していますか?
・トピック(キーワード)に対し、十分な量の情報を網羅的に提供していますか?
・示唆に富んだ分析や興味深い情報を提供していますか?
・引用を行う際に、単なるコピーや書き換えではなく付加価値をつけていますか?
・ブックマークしたい、友達に共有したい、お勧めしたいものになっていますか?
・情報源や関連する専門知識の出所を明確にしていますか?
・サイト運営者の情報やサイトを運営する背景を掲載していますか?
・確認できる事実上の誤りがありませんか?
・誤字脱字やデザイン崩れの問題はありませんか?
・関係のない広告は表示されていませんか?
・モバイルでコンテンツを表示すると、コンテンツは適切に表示されますか?

https://webmasters.googleblog.com/2019/08/core-updates.html

ここからはコンテンツの質に関して特に考慮しておくべきポイントについてご説明します。 

検索インテント(検索意図)を捉えたコンテンツを作成する

一般的に検索インテントを捉えていないコンテンツは上位表示が難しいと言われています。
実際に検索をしてみて、上位表示されているコンテンツを確認することで検索インテントを捉え、インテントに沿ったコンテンツを作成しましょう。

検索インテントに関しては以下の記事で詳しく解説しております。

また弊社では、一般的に言われている

  • 「知りたい(KNOW)」
  • 「行きたい(GO)」
  • 「買いたい(BUY)」
  • 「やりたい(DO)」

としてインテントを認識するだけでなく、その裏まで読んでコンテンツを制作することを勧めています。

「インテントの裏」とは、ユーザーがどんな風に、なぜそう思っているかなど、インテントをさらに深堀りすることを指しています。

例えば「アートメイク 痛い」と検索している人は、体験した人の実際の声を知りたいと考えているはずです。

さらに、上位表示サイトで

  • 「麻酔の効果について」
  • 「失敗しないための方法」
  • 「痛みの原因と対策」

といった内容が記載されている場合、「痛みの程度」「予防方法」を知ってアートメイクをやってみたい!と検索している人は思って検索していると考えられます。

これがインテントの裏を読むということです。

ここまでいけばどういった内容を書けば上位表示するかが自ずとわかってきます。

ユーザーが求めている情報を網羅的に提供する

Googleは十分な情報を提供しているコンテンツを質の高いコンテンツと見なしています。

自社のコンテンツがユーザーの求めている情報を網羅的に提供できているかをチェックするようにしましょう。
1つの指針として、すでに上位表示されているコンテンツを実際に見てみると良いと思います。

上位表示されているコンテンツはGoogleから質の高いコンテンツと評価されているため、情報も網羅的であると評価されている可能性が高いです。
どういった情報がどの程度あれば評価されるのかをチェックしてみるとよいでしょう。

しかし、あくまで参考に留め、内容や文章をパクってしまわないように気をつけましょう。 

コンテンツ評価基準「E-A-T」を意識する

「E-A-T」とはGoogle が重要としている3つの基準の頭文字をとっています。

①Expertise(専門性)

サイトの作成者やコンテンツの作成者は、特定のトピックの専門家であることが好ましいです。特にYMYL(Your Money Your Life)と呼ばれる、医療・医薬品、金融、健康的な生活などサイトを閲覧したユーザーに大きな影響を与えるジャンルでは厳しく「専門性」が問われます。

②Authoritativeness(権威性)

第三者から評価せれるコンテンツのことを指します。サイトの作成者やコンテンツの作成者は特定のトピックにおいて評価されるコンテンツである必要があります。

例えば論文の作者、本の著者など第三者から引用されるようなコンテンツである必要があります。

③Trustworthy(信頼性)

オリジナル性が高く、コピーをされたコンテンツでない必要があります。

また、運営者などサイトの作成者が明示されおり、特にそれがその分野の専門家である方が信頼性が高くなります。

コンテンツやサイトを作成する際にこの3つが含まれていることにより「高品質なサイト」とGoogleに判断され、評価も高くなります。

E-A-Tについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください!

専門的で独自性の高いコンテンツを作成する

次に、ユーザーを意識した独自性のあるコンテンツの作成です。これは今回紹介する必要なSEO対策の中で、最も重要な項目と言っても過言ではありません。

では検索結果で上位を獲得できるコンテンツとは実際どのようなものなのでしょうか?

検索結果で上位表示獲得できるコンテンツとは

それは事実や実体験に基づいた正確な情報を提供しているコンテンツです。ユーザーの興味を引くためだけに事実とは異なる内容を盛り込んだり、信憑性の薄い情報が書かれたコンテンツは質の高いコンテンツとは言えません。

信憑性の薄い情報や事実と異なる内容ばかりで構成されたコンテンツは、ユーザーにとって不利益な内容のサイトと判断され、大幅に順位を落とす可能性があります。そのような事態に陥らないためには、その分野における専門的な内容を提供すると良いでしょう。

例えば、公的な機関による調査結果を用いることも、専門性を高めるという意味では有効的な手段です。ただし、公的な文章は、ほかのサイトでも扱われ、内容が被ってしまうことがあります。

そこで自身の考察や実体験を交えることで「ユニーク性」の部分を補えます。高品質なコンテンツを実現するにはこの「専門性」「ユニーク性」を掛け合わせることが大切です。

このようにユーザーを意識したコンテンツを作成することは、検索結果の上位を狙えるだけでなく、コンバージョンにも良い影響を与えるでしょう。コンテンツSEOで成果を出すには、ライティングの質が全てです。

ライティングを行う際に必要なことを下記ページにまとめていますので、コンテンツ作成時の参考にしてください。

また、コンテンツの評価基準の「E-A-T」からの誰が書いたかという指標が顕著に出ているクエリが多数出現しています。先ほども少しご説明したYMYLと呼ばれるジャンルがそのクエリにあたり、

  • 医療系
  • 薬事系
  • お金
  • クレジットカード

などが対象クエリにあたります。その際は個人ではいくら良いコンテンツを作っても上位表示されません。

  • 有名な人に書いてもらう・監修をしてもらう
  • 有資格者に書いてもらう・監修をしてもらう

などの対策が必要になってきています。

最近では、有資格者や著名人が書いた記事でも上位表示されない記事が出てくるなど対策が行えない場合も出てきています。

コンテンツのみならずサイト全体がYMYLで評価され始めており、実際の病院のサイトであったり、クレジットカードのサイトでなければ上位表示ができなくなってきています。

Webメディア運営者にとっては痛い話ですが、ユーザーにとってはしっかりした人が書くというのはとても優しい対応です。

Googleも検索ユーザーのことを考えての対策なのでWebメディア運営者も柔軟に対処をする必要があります。 

SEOの内部対策

SEOの内部対策とは、Googleにサイト情報を適切に認識させるための施策のことを指します。

そもそも内部対策が必要な理由としては前述したようにGoogleがページを評価する仕組みに関係があります。
Googleがページを評価するまでには

1.クローラーがページを発見、巡回する
2.データベースにページを登録(インデックス)する
3.ページを評価する

という順序があります。

内部対策は上記の順序がそれぞれ正しく行われるようにする必要があります。
いくらコンテンツの質が良くても、それをGoogleに発見されなかったり、正しく評価されなかったりしてしまうと上位表示は難しくなります。

それぞれの順序に対して有効な対策方法を解説していきます。
また内部対策はチェックするべき項目が多いため、優先度を星につけて解説いたします。

クローラーにページを発見されやすくする

クローラーにページを発見されるためには、クローラーがサイト内を巡回しやすいように内部構造を設計する必要があります。

主に以下の施策があります。

①ディレクトリの階層を整理する(★★★★★)
ディレクトリ構造で意識すべきは大きく2つです。

1.同じテーマでまとめる
2.ディレクトリ構造を深くしすぎない

ディレクトリはシンプルにわかりやすくを意識して構築しましょう。
詳しくは以下の記事にて詳しく解説しております。

②パンくずリストを設置する(★★★★★)
パンくずリストとは、サイトの階層において今どこにいるのかを示したものです。

パンくずリスト

ユーザビリティという観点からももちろん必要ですし、クローラーがサイトを読み込む際も、パンくずリストが設定されているとうまく読み取られます。

③内部リンクを設置する(★★★★★)
Googleのクローラーは、リンクを辿ってページをクロールしていきます。
そのためリンクが設定されていないページはクロールされなくなってしまいます。
クローラーが回ってこなければサイトは評価されることがありません。
内部リンクによってクローラーがサイト内を回遊しやすい状態を作りましょう。

上記のパンくずリストも内部リンクの一部です。
その他にも
・グローバルナビ
・サイド・フッターリンク
・アンカーテキスト(コンテンツ内にリンクを入れる)
等があります。

内部リンクはクローラーにページを発見されやすくするため以外にもSEOにプラスの効果を発揮します。
詳しくは以下の記事で解説しております。

④サイトマップを設置する(★★★★)
サイトマップがあることによってクローラーが新たな記事をいち早く気づくことができ、クローラーが気づかないページをなくすことができます。

Googleによると、

サイトマップを送信することは、サイトを最適化する上で重要な要素の一つです。サイトマップを送信することで、あるサイトに存在するすべての URL を検索エンジンが発見できるようになり、ページの内容が変更された時に素早くダウンロードすることが可能になります。

 ウェブマスター向け公式ブログ:XML サイトマップと RSS/Atom フィードのベストプラクティス

と述べているためGoogleからの評価が上がることは間違いありません。
サイトマップについて具体的な設置方法等は以下の記事に記載しております。

⑤robot.txtを利用する(★★★)
robots.txtとは、収集されたくないコンテンツをクロールされないように制御するファイルです。
これによりクローラーが重要なコンテンツを中心にクロールさせることができます。
つまり、クロールさせる中でも優先順位をつけさせることができるのです。
実際の詳しい利用方法は以下の記事をご覧ください。

適切にデータベースにページを登録(インデックス)されやすくする

クローラーに発見されたとしても適切にインデックスされないと評価が正しくされない可能性があります。
インデックスされたくないものに関しては適切に対処しましょう。

①canonicalタグ(★★★★★)
canonical(カノニカル)タグとは、重複するページが存在する場合、どのURLが1番重要であるかを検索エンジンに対して指定するHTMLタグのことです。

例えばhttpとhttpsのURLが正規化されていない場合やショッピングサイトで色違いの商品ページがある場合などは、重複コンテンツとしてみなされてしまう場合があります。
一般的に重複コンテンツは評価が下がる可能性があるとされています。
そのため上記に当てはまる場合にはcanonicalタグを設置し、重複コンテンツではないことをGoogleに認識してもらう必要があります。

詳しい設定方法については以下の記事を参考にしてください。

②noindexタグ(★★★★★)
noindexタグとは、インデックスされないようにブロックするタグのことです。

質の低い記事があるとGoogleからサイト全体の評価が下がってしまう可能性があります。
そのため評価が低くされてしまいそうな重複コンテンツ、コピーコンテンツ、情報量の少ないページ、HTMLサイトマップページ、エラーページにはnoindexタグを設定しましょう。

詳しい設定方法については以下の記事を参考にしてください。

評価されるページにする

インデックスまで適切にされれば、あとはきちんと評価されるページにしていくだけです。
コンテンツの質を高くするということは大前提ですが、それ以外でページの評価に関わる項目について説明していきます。

①titleタグ(★★★★)
それぞれのページに固有のタイトルが必要です。

最近では、タイトルに検索対象のキーワードが入っていなくてもランキングの上位を獲得できるケースが増えたため、以前よりもSEO的な重要性が下がったと言われています。しかし未だにタイトルを修正するだけで順位が良くなることがありますので、サイトに与える影響としては比較的大きいです。不必要にキーワードを詰め込み過ぎず、ページの内容に合った名称にすると良いでしょう。

また、ページのタイトルはクリック率にも大きく影響を与えるため、競合と比較しながら、最適なものを見つけましょう。

②meta descriptionタグ(★★★)
タイトルのほかに重要とされていたディスクリプションについては、現在ランキング要素から外れてしまいました。しかしSEOに関係が無いからと言って、全て同じディスクリプションを設定してはいけません。ページごとに固有のディスクリプションにする、または何も設定しないようにしましょう。

ディスクリプションの記述がない場合は、本文から検索語句に合わせた内容が抜粋されて表示されます。

③見出しタグ(★★★)
ページ内容に則した見出しを記述します。

見出しはh1~h6までありますが、全てを使用する必要はありません。中でも一番重要なh1は、タイトルと同様にページごとに固有の見出しにします。見出しタグは検索エンジンのロボットだけでなく、ユーザーにも文章の内容を伝える手段のひとつです。綺麗なアウトラインを実現するために、見出しタグを適切に使用しましょう。

④altタグ(★★★★★)
Googleのクローラーは画像の内容を読み取ることができません。そのためaltタグをきちんと設定し、その画像が何を示しているのかをGoogleに認識させる必要があります。

実際のaltタグ設定方法に関して詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

⑤モバイル対応(★★★★★)
スマートフォンによるインターネット利用率がPCを上回ったことで、以前にも増してスマホ表示でのSEO対策にも注力する必要が出てきました。
またMFI(モバイルファーストインデックス)が実装されたことにより、その重要度はさらに高まりました。

MFIとは今までGoogleが検索結果の順位を決定する際に、PCサイトの内容を評価基準にしていたものを、スマホ表示のコンテンツを評価するように変更することを指します。

MFIによりPCページにしか存在しないコンテンツは評価の対象から外れてしまうため、必ずモバイルページにも同様のコンテンツを追加しましょう。コンテンツだけでなく、meta情報や構造化データマークアップもモバイルで記述する必要があります。

モバイル対応には「レスポンシブ」「動的(ダイナミック)配信」「PCとモバイルとで別々のURL」の3つの方法があります。このなかでも、PCとモバイルとにコンテンツの差異が生じない「レスポンシブ」が推奨されています。

モバイル対応

対応としてまずはサイトがスマホ対応しているかどうかを確認しましょう。
確認の際はモバイルフレンドリーテストというGoogleが提供しているツールを利用します。

調査対象のURLを入力するだけで、サイトがスマホ対応しているかどうかの判定が出ます。万が一スマホ対応が済んでいない場合は、未対応となっている項目がピックアップされるので、該当箇所を修正しましょう。

SEO対策におけるスマホ(モバイル)対応やMFI(モバイルファーストインデックス)については下記の記事に詳細をまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。

⑥ページスピード(★★★★★)
サイトスピード(ページの表示速度)は、ランキングを決定するシグナルのうちのひとつです。
ユーザービリティに大きなインパクトを与えるので、表示スピードを上げることを心がけましょう。

表示スピードの改善を施すうえで、サイトが現状どれ位のスピードなのか確認する必要があります。以下、表示速度のチェックに用いる主なツールです。

いずれのツールも現在のページ読み込み速度が分かるだけでなく、必要な改善ポイントも提示されます。こちらのページでは、実際にツールを使用し、改善を行った結果を載せていますので、参考にしてください。

⑦https化(★★★★★)
2014年8月のウェブマスターブログにて、Googleはhttpsをランキングシグナルに加えたと発表しました。
SEO対策において指標となるものであり、対応すべき要素といえます。
https化の対応について詳しくは以下の記事で解説しております。


以上のように内部対策では意識すべき部分が多いですが、重要度が高く対策しやすいところから手をつけていくと良いでしょう。
さらに細かい対策内容に関しては以下の記事で解説しております。

SEOの外部対策

SEOの外部対策とは、別サイトからのリンクやSNSでサイト名を引用されるなど、サイト外で行われる施策のことです。
SEOにおいて、別サイトにリンクが張られるということは、そのサイトは有益であることを意味します。
これは論文において、しばしば引用される論文が有益であることと似ています。
また、現代では情報収集を必ずしもGoogleなど検索エンジンで行うわけではありません。
そのため有用なコンテンツをSNSで拡散することも意味を持っています。

以上のように、外部施策としては以下のようになります。

①他サイトから被リンクを貼ってもらう(★★★★★)
被リンクとは外部のサイトからの自社サイトへのリンクのことを指します。
外部リンクについては、過去質の低いサイトを大量に作成し、そこから被リンクを設置するという手法が出ました。
現在はそういった対策を行うとペナルティが課されるようになっているので、リンク対策は注意が必要です。

②SNSでサイテーションされる(★★★★)
サイテーションとは、第三者によりサイト名や固有名を引用されることを指します。
SNS経由の被リンク増加が、SEOに直接影響するということはないとGoogleが公表しておりますが、サイテーションによるSEO効果は一定あると言われています。

また、SNSでの拡散は直接的なSEO効果はありませんが、それをきっかけに他サイトからの被リンクが増える可能性等、間接的なSEOの効果は見込むことができます。
特に最近では検索自体がSNS上でされることもあり、SNSの活用と絡めたコンテンツ作成が必要とされてきています。


上述した施策は意図的に行うことが難しいです。
被リンクやサイテーションを集めるためには、引用や拡散をしたくなるようにコンテンツの質を高めることが1番重要になります。
小手先の対策ではなく、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成することを第一に考えましょう。

外部対策に関しては以下の記事で詳しく解説しております。

SEO対策で最も気を付けるべきペナルティとは

SEOでは上位表示を目指すあまり過剰な対策を実施するサイトが存在しました。Googleはこうした過剰で不適切なコンテンツに対して、ペナルティを課します。ペナルティを受けると、順位が大きく下がってしまいます。

どういったことを行うとペナルティに該当するのかは知っておきましょう

具体例としてはこれらがペナルティの対象となります。

  • ガイドラインに違反したサイト
  • 不自然な被リンクや発リンク
  • 特定のサイトやコンテンツに誘導するだけの誘導ページ
  • 不正アクセスを受けたサイト
  • 低品質で価値のないコンテンツ

もしペナルティを受けてしまった場合も、きちんと対応すれば解決できます。ペナルティに触れないこと、もし受けても落ち着いて対処することを心がけましょう。

特に注意すべき外部リンク対策によって発生するペナルティ

優良なサイトからのナチュラルリンクのように高品質なリンクがSEO対策において必須な施策である一方で、低品質なリンクによってペナルティを受ける可能性はもちろんあります。外部リンクの数を担保するため、リンク集のような低品質なリンクと言われるサイトからのリンクを故意に集めてくるような施策はやってはいけません。

低品質な外部リンクにはどんなものがあるのか?については、下記の記事を参考にしてください。

SEO対策でよくある間違いとは

ここではSEO対策でやってしまいがちな間違い3つを解説していきます。もし当てはまってしまった方は、これを直すだけで大きな効果が出る可能性があるのでぜひチェックしてみてください。

ターゲットが定まっていない

多くの方はコンテンツを閲覧するターゲットが不明瞭になってしまいがちです。

例えば「30代の女性がターゲットです」というメディアがあるとしても、人によって思い浮かべる30代女性は様々です。

働いている方もいれば、結婚をして子育てをしている方もいます。
ダイエットをしている方もいますし、全くダイエットをしていない方もいます。
それにもかかわらず「30代の女性がターゲット」としてもどんな記事を書けばいいかわかりません。

本当にユーザーが求めている記事を書くのであれば細かいセグメント分けが必要です。
性別、年齢、職業、居住地、家族構成、世帯年収、行動特性、嗜好性などによってセグメント分けしていくことが大切です。

察しの良い方ならお気づきかと思いますが、これは前述のペルソナ設定のことを指しています。

メディアの立ち上げの際と同じように、サイトコンテンツを作成するときも、誰に届けるコンテンツなのかは考えるようにしましょう。

質より量という考え方

「とりあえずいっぱい記事を書けばいいんでしょ?」という考え方で記事を書いていても全然記事は伸びません。

かつては、記事を量産して文字数も多めにする手法が多くありましたがGoogleが目指しているのは「コンテンツの質」です。

そのためしっかりと良質なコンテンツを作成する必要があります。

  • 独自の情報を提供していますか?
  • キーワードに対して網羅的に情報を提供していますか?
  • 引用を行う際にコピーではなく、付加価値を付けていますか?
  • 誰かに共有したくなるお勧めしたいものになっていますか?
  • 根拠のある情報になっていますか?
  • 誤字脱字はありませんか?

SEO対策においてはこれらのポイントを意識した質の良い記事を書かなければなりません。

ただし質ばかり追求しすぎてしまい量が不足していることも問題です。

いくら自社のコンテンツが独自情報を盛り込んでいて完璧な記事だとしても、すでに競合のコンテンツがそれ以上のコンテンツを提供していては上位表示をすることが難しくなります。

質も担保しつつ量を量産できるようにすることがベストです。

公開済みのコンテンツの放置

「運営開始直後は質の良い記事をたくさん書いて伸びていたが、だんだんと伸びなくなってきた、、」なんてことがコラムを書いているとよく起きます。

しかしそれは「記事のリライト」をするだけで大きく変わります。その時のユーザーが求めている情報を追加したり、ユーザーにとって魅力的なタイトルに変更するだけで、流入数が10倍以上になることもあります。

(弊社クライアント様のデータより)


検索順位が高いのにクリック率が低い時は「タイトル変更」でユーザーを惹きつけましょう。検索順位が低いがクリック率が高いときは「リライト」でコンテンツの質を上げ検索順位を上げましょう。

記事を放置しておくことは宝物を放置しているようなものです。定期的に見直しをしましょう。

SEO対策を会社に依頼する際にチェックしておくべきこと

SEOを勉強しながら、試行錯誤で進めていくと必ずと言って良い程「専門家の意見も聞きたい」と思うはずです。

その場合SEO対策を専門としている企業に依頼をすることも視野に入れましょう。実際に依頼をかける際に、チェックしておくと良い点をいくつかご紹介します。

会社の探し方

SEO業者を探す際には、まず実績の有無に注目しましょう。

ただしその実績が信頼できるかどうか判断するには、ある程度SEOの知識を有する必要があります。またSEO業者に対策を任せっきりにしないように、あらかじめ知識を付けておくことをおすすめします。詳しい業者探しの方法については、こちらをご確認ください。

外注の際に注意すること

SEO業者にコンサルを依頼すると、コンテンツの追加を提案されることがあります。

ライティングを行う人材がいれば問題は無いのですが、いない場合は外部のライターに依頼しましょう。こちらもSEO業者への依頼と同様に、質の低いライターに当たらないように気をつけなければなりません。ライティングを外注する際に注意すべき点については、下記ページで解説しています。


SEO対策に有効なツール

SEOで成果を出すための作業を繰り返し行い、時間をかけることで徐々に順位は上がります。決して一日で達成することはなく、長期的なプランで考える必要があります。そんなマラソンのように長い戦いに挑むには、ツールという武器を身に付けるのが一番です。

ランキング上位を獲得するために利用すべきツールは何でしょうか?SEOを行ううえで必ず利用したいツールをご紹介します。

Googleアナリティクス

サイトのアクセス状況を確認するには必須のツールとも言える、Googleアナリティクスを導入しましょう。Googleアナリティクスで取得できる主なデータとしては、以下のものがあります。

  • 流入数
  • PV(ページビュー)数
  • 直帰率
  • コンバージョン数

オーガニック検索からアクセスしたデータのみを確認することが可能なので、SEOによる効果の測定に利用できます。またページごとの数値からどのコンテンツがよく見られているかを明確にし、データが悪い場合には改善を加えましょう。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、サイト内部の詳細な状態を確認できるツールです。主な項目は以下の通りです。

  • 検索クエリ
  • インデックス数
  • 内部・外部リンク数
  • クロールエラー

サイトがサーバーエラーで表示されなくなった等の、致命的なエラーが発生した際にアラートが飛ばされるので、早期に対処することができます。Googleアナリティクスでは取得できない、サイトに関連する検索クエリが分かるので、キーワードごとに表示されるページに対してコンテンツの修正ができます。

SEO初心者の場合は「HTMLの改善」という項目を確認してください。こちらに表示されている改善内容は、SEOを向上させるうえで基本の内容ですので、必ず修正しましょう。

順位チェックツール

Googleサーチコンソールでも検索クエリごとの順位を確認することができますが、平均掲載順位なのでおおよその順位となります。そこでより正確な順位に近いデータを取得できる、順位チェックツールを利用しましょう。

順位チェックツールには、大きく分けて3種類あります。

  • 順位取得サイトタイプ
  • ダウンロードタイプ
  • クラウドタイプ

順位取得サイトタイプのツール: SEOチェキ

順位取得サイトタイプの場合は、対象となるサイトのURLとキーワードを入力することで、即座に順位が分かります。簡易的に順位を調べたい時に便利ですが、複数のキーワードを一気に確認することはできません。

ダウンロードタイプのツール:GRC

ダウンロードタイプは、PCに順位取得ツールをダウンロードして利用します。設定したキーワードの順位やランクインページ等が取得できます。一度に複数のキーワードを登録することが可能ですが、順位取得を行う際にPCの電源が付いている必要があります。

クラウドタイプのツール: BULL

クラウドタイプは、キーワードを複数登録できることに加え、PCの電源が付いていない状態でも順位取得が可能です。ただし有料版の場合ダウンロード版と比べて金額が高い傾向にあります。

オールインワン型ツール

SEOに必要な機能が網羅的に搭載されたツールもあります。
上記で紹介したような無料のツールでも組み合わせれば対策を行うことができますが、かなり高度な知見がないと使いこなすことは難しいです。
そのため初心者から中級者は有料でもオールインワン型のツールを使用することをお勧めします。

SEARCH WRITEはシンプルなUIで、SEOの課題分析・施策立案・効果測定を簡単に行えるコンテンツマーケティングツールです。

今までのツールでは機能がもの足りなかったり、逆に機能が多すぎて使いこなせなかったりすることがありましたが、SEARCH WRITEでは本当に必要な機能だけをプロが厳選しています。
そのため、SEOのためにコンテンツマーケティングをこれから始めようとしている方やSEOに知見が深くない初心者でも使いこなしやすいツールとなっています。

複数のユーザーが同時接続しても価格の変わらない「フリーライセンス制」やタスク管理機能も実装しているため、チーム全体でのKPIモニタリングや施策実行のタスク管理も可能となっています。

また実績5000社を超えるSEOコンサルタントがツールの運用支援からSEO戦略立案までをサポートするプランもあるため、インハウス化に不安のある方でも安心して使いこなせ、初心者〜中級者に大変おすすめのツールです。

常にSEO対策に関する最新情報やニュースをGETする

検索エンジンのランキングアルゴリズムは、日々変化しています。これまで効果があるとされていたものが、知らない間に逆効果になっていることもあるでしょう。

そのような事態を避けるためにも、SEOに関する最新の情報は仕入れておくと安心です。基本的にはGoogleの公式情報を把握していれば大きな問題にはなりません。

MFIに関する情報も、実施される1年以上前から情報が出ていました。広範囲に渡って大きな影響を与える内容に関しては、事前に公式のアナウンスがされるので、聞き逃さないようにしましょう。

Googleの公式情報を把握しよう


SEO対策時は、Googleのアップデートを絶えずチェック!

Googleの定期的なアップデートについてSEO対策では必ずチェックしておく必要があります。有名なペンギンアップデートパンダアップデートだけではなく、2018年には健康アップデートという健康系のコンテンツを更新しているサイトにはサイト評価が変わる大きなイベントもありました。

2019年6月からはコアアップデートがGoogleのTwitter上でアナウンスされるようになりました。そして2020年の5月には「May 2020 Core Update」と呼ばれるアップデートが行われました。

サイトによっては、10分の1にPVが減ってしまったものもあるようです。以下のようにいきなり検索結果から出なくなってしまうようなサイトは、アップデートの対象になっている可能性があります。

例1:医療系メディア

医療系メディア

例2:治療院のオウンドメディア

治療院のオウンドメディア

ただし、PVが減るサイトがあるということは増えるサイトもあるということです。

例3:IT系メディア

また一度アップデートで検索順位が下落してしまっても、再びアップデートで上位表示する場合もあります。

アップデートと聞くとマイナスなイメージが沸いてしまいますが検索順位を上げる大きなチャンスでもあります。

常に自分のサイトの状態やその他Googleがどのようにアップデートを行なっているか確認しておくことで、サイトを健全な状態に保つことができます。

Googleのアップデートについては他にも種類があるため、気になる方は保存版|Google検索アルゴリズムアップデートの種類と歴史もチェックしてみてください。

最新情報:【12月9日更新】2020年12月コアアルゴリズムアップデートの実施!その影響と対策とは?


実際のSEO対策コンサルティング事例

SEO対策の概念や施策はここまでご覧いただければわかったと思いますが、実際にどのように施策をサイトに落とし込んでいくのでしょうか?

ここからは実際にPLAN-Bがクライアント様におこなったコンサルティング事例をご紹介します。

株式会社プラスワンインターナショナル様

TVCMでおなじみのオリジナルTシャツなどの服飾品を販売しているプラスワン様です。

オーガニック検索の成果が伸び悩んでおり、過去行っていたSEO施策によるペナルティにも悩んでいました。

実際の施策

「注力キーワードの順位上昇」、「セッション数の増加」の2点に注力をし、外部対策と内部対策を並行して行いました。

外部対策は、定期的にリンクのクリーニングを行い不用意な外部サイトからの否認をしました。

内部対策は、オリジナルコンテンツの作成に注力し月に3、4本のペースで記事を公開しました。

特にコンテンツは取材や専門家に記事執筆を依頼することで「EAT(専門性、権威性、信頼性)」を満たすようなコンテンツ作成を心がけユーザーファーストなサイト設計、コンテンツ施策を行いました。

対策の結果

対策の結果、「Tシャツ」のビッグワードで検索結果1位を獲得。自然流入は試作開始後に昨年比223%アップを実現しました。

関連記事:【お客様導入事例】株式会社プラスワンインターナショナル|SEOコンサルティング

ネオマーケティング様

「生活者機転」というスタンスを掲げてマーケティングリサーチをワンスポットでサポートしている会社です。

サイトリニュアルを期に「SEOにも強いサイトにしたい」という社内での話をきっかけにSEAECH WRITEを利用したサポートを実施させていただきました。

実際の施策

最初の半年間はコンサルティングサービスと併用をしていただき、内部施策・コンテンツSEOの進め方やSEAECH WRITEを利用したキーワード選定方法をサポートさせていただきました。

半年後に自社運用に切り替えて、引き続きSEAECH WRITEを利用したSEO対策を行っていただきました。

対策の結果

自社運用に切り替えて半年後に、セッション数が前年比約500%程の伸長率となり、順調に流入数を伸ばしています。

関連記事:【お客様導入事例】株式会社ネオマーケティング様

まとめ:SEO対策は難しいからこそ面白い

ここまででSEO対策に関して一通り説明しましたが、これはまだほんの一部に過ぎません。それだけSEOは奥が深く、困難なものです。正しいと言われている修正を加えても、全く順位が上がらなかったり、逆に悪化してしまうこともしばしばあります。

また一度上位化したらそれで終わりではなく、高順位をキープするために改善を続けなければなりません。

終わりの無い長く険しい道のりですが、自分が考えたコンテンツや内部改善によって上位表示を達成した時に、初めてSEO対策をして良かったと喜べるでしょう。SEOの面白さが分かるまで、ひたすら努力を続けてみてください。