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2018.11.21

五十嵐 和希

MARKETING

Instagramのマーケティング活用事例3選と活用のポイント!

WRITER

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B システム開発本部 PDMチーム プロダクトオーナー

2013年中途採用でPLAN-Bに入社。東日本エリアの営業マネージャーを経て、2017年にビジネス開発ユニットを立ち上げ、オウンドメディア運用と事業開発を行う。その後、2018年よりJuicer事業部へ異動。自社開発DMP「Juicer」の販売戦略を中心としたマーケティング活動に従事。現在はPDMチームにてプロダクトオーナーとして新規事業の立ち上げを行っている。

目次
    1. こんな効果も生まれるの?! Instagramの活用事例
      1. 土屋鞄製造所
      2. 平塚市
      3. ICONIC
    2. 事例から考えるInstagram活用のポイント
      1. 量より質を重視する
      2. 広告らしさを排除する
      3. 独自のハッシュタグに投稿を集める
      4. 他の出稿先の広告と連携する
    3. まとめ

全世界の月間アクティブ利用者数が7億人※1を突破したInstagram(インスタグラム)。

本コラムでは、InstagramアカウントやInstagram広告の実際の事例をご紹介します。また、それぞれの事例から、Instagramに期待できる効果とInstagram活用のポイントや留意点を解説します。


こんな効果も生まれるの?! Instagramの活用事例

土屋鞄製造所

上質な革製品を製造する土屋鞄製造所は、ブランド認知度の向上のためにInstagram広告を利用。

同社の鞄を愛おしそうに抱える写真に「こいつが、好きなんです」とキャプションをつけた広告や、名刺入れと文房具を並べている写真に「仕事に欠かせないパートナー」と見出しをつけた広告など、4種類を配信しました。

Instagram_土屋鞄2

Instagram_土屋鞄出典:「Facebookビジネス

その結果、50万人以上の人々にリーチし、広告想起率は29ポイント、ブランド認知度は6ポイントアップ。 この事例から、Instagramを利用することでブランド認知度の向上を期待できることがわかります。


平塚市

神奈川県平塚市は、イメージ向上を目指し、「手をつなぎたくなる街」というスローガンを掲げたプロモーションをはじめました。

平塚市_Instagramプロモーション参考:Instagramの「#hiratsukagood」検索結果

その一環として、Instagramで「#hiratsukagood」というハッシュタグをつけて平塚市の魅力ある風景や日常を収めた写真や動画を投稿することをユーザーに促すキャンペーンを実施。2ヶ月間のキャンペーン期間中の投稿件数は1,000件以上ありました。

その後も投稿は増え続け、2017年6月現在「#hiratsukagood」がついた投稿は8,000件を超え、今なお増え続けています。


ICONIC

オーストラリアのアパレルブランドであるICONICは、秋冬コレクションの販売促進を目的としたキャンペーンにおいて、コレクションの認知拡大を目指してInstagramを利用しました。

オーストラリアの荒々しい大自然を背景に、秋冬コレクションをまとったモデルたちを撮影した写真をInstagramに投稿。さらに、Instagram広告を見たユーザー向けに、ダイレクトレスポンス型のFacebook広告を配信しました。

ICONIC画像引用:「Facebookビジネス

その結果、コンバージョン率が23%、購入金額が25%もアップしました。この事例から、InstagramはFacebookのような他のメディアと連携することで商品購入やサービス申込といった最終的なコンバージョンにも好影響を与える可能性があることがわかります。


事例から考えるInstagram活用のポイント

今回ご紹介した4事例を踏まえると、Instagramの活用では次のポイントを押さえることが重要であると言えます。

インスタグラム活用ポイント


量より質を重視する

土屋鞄製造所の事例では、たった4種類の広告で高い効果が得られています。量をたくさん用意するよりも、1つ1つの写真について構図や美しさなどに拘った質の高いクリエイティブを制作することが重要であることがわかります。


広告らしさを排除する

キャプションに多くのことを記載しなくてもユーザーのアクションに良い影響を与えることは可能です。Instagramユーザーは趣味や感性に近い写真を「眺めて参考にする」のです。従来の広告にあるような「広告らしさ」を排除した方がInstagramでは効果を期待できると言えるでしょう。


独自のハッシュタグに投稿を集める

Instagramのユーザーは、投稿に関係する「ハッシュタグ」を巧みに使いこなしています。一般的には、投稿に関係するハッシュタグの中から投稿件数の多いものを選びます。

投稿件数が多いということは、それだけ多くのユーザーに利用されているため、投稿を閲覧してもらえる可能性も高まるからです。Instagram広告の運用でも、この視点は重要となります。

一方で、独自のハッシュタグに投稿を集めるという方法も有効です。

「#hiratsukagood」のように、商材名そのものや商材に関連するワードを盛り込んだ独自のハッシュタグに投稿を集めることで、認知度向上や好意的なイメージの定着といったブランドリフトをより期待できるようになるからです。


他の出稿先の広告と連携する

ICONICの事例ではInstagramとFacebookの両方に広告を出稿したことで、コンバージョンアップを実現しています。Instagramで注意や関心を寄せてもらい、Facebookで行動を促すことができたのです。

Instagramの活用にあたっては、Instagramのみで完結させるのではなく、たとえば次のように他媒体を同時に活用して効果を高めていく必要があるでしょう。

例:20代女性向け「すぐにファンデを塗れる化粧水」のプロモーションを行う場合

Instagramで用意するクリエイティブ

寝坊をしてしまったビジネスウーマンが、化粧水をつけた後すぐにファンデーションを塗り始める動画をInstagram広告として配信する。ブランド認知度の向上と「すぐにファンデを塗れる化粧水」というメッセージの訴求を目的とする。

Facebookやその他インフィード広告で用意するクリエイティブ

Instagramの動画閲覧ユーザー向けに、化粧水の効能や競合商材との違いといった、商材の詳細説明を補完するための記事LPを用いたFacebook広告を配信する。動画だけでは伝わらない商品の良さを伝えることを目的とする。

リスティング広告や比較サイトに掲載する広告文クリエイティブ

能動的に購買商品を検索しているユーザーに対して、価格やキャンペーン情報など、自社のUSPを押し出した広告文クリエイティブで配信する。検索ユーザーの最後のひと押しとなるような広告で積極的な獲得を目的とする。


まとめ

今回ご紹介した事例のように、特にBtoC領域でブランドリフトやコンバージョン数向上といった効果を期待できるInstagram広告。業界や商品を選ぶ広告媒体ではありますが、BtoCのファッションや雑貨、消費財などの商品展開をされている企業様は、是非挑戦すべき媒体です。

また、Instagramでの展開を検討する場合は、Instagram単体での費用対効果を測るのではなく、広告施策全体としてのアトリビューションを確認していく必要があるでしょう。

現状の広告施策に頭打ちを感じている場合、もしくは自社のブランド認知に課題を感じている場合は、最適の媒体といえるでしょう。