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2019.11.20

五十嵐 和希

MARKETING

インフルエンサーマーケティングの費用はいくらかかる?【キャスティングサイトおすすめ12選】

WRITER

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B システム開発本部 PDMチーム

2013年中途採用でPLAN-Bに入社。東日本エリアの営業マネージャーを経て、2017年にビジネス開発ユニットを立ち上げ、オウンドメディア運用と事業開発を行う。その後、2018年よりJuicer事業部へ異動。自社開発DMP「Juicer」の販売戦略を中心としたマーケティング活動に従事。現在はPDMチームにてプロダクトオーナーとして新規事業の立ち上げを行っている。

目次
    1. インフルエンサーマーケティングとは
    2. どれくらいの費用がかかる?
    3. フォロワー単価の相場はいくら?
      1. 波及効果について
    4. web広告と比べ、本当にコストパフォーマンスが良いのか?
      1. ミレニアル世代とは?
    5. どのように単価を交渉する?
    6. キャスティングはどうしたらいい?とお悩みの方へ。おすすめのサイト12選!
      1. 総合ディレクション型
        1. Adgenic
        2. Find Model
        3. 3MINUTES
        4. #GROVE
        5. GMO Casting Management
        6. INFLUENCER CLOUD
        7. SPIRIT
        8. TWIN PLANET
        9. UUUM
      2. プラットフォーム型
        1. CLOUD CASTING
        2. expaus
        3. LMND
    7. まとめ

Twtter上のリアルな口コミやInstagramの魅力的なビジュアルなど、人々に人気のSNSを使ったマーケティングに注目する企業が増えています。

特にSNSを通じて世の中に大きな影響力をもつインフルエンサーを起用した「インフルエンサーマーケティング」に取り組む場合が多いようです。しかし自社でなく外部のインフルエンサーに協力してもらうため、費用が多くかかるのではないか?と心配している方もいるでしょう。

今回は、インフルエンサーマーケティングの費用面について詳しく解説していきます。おすすめのキャスティングサイトも12選ご紹介するので、各サイトごとで具体的な料金確認も比較してみるとよいでしょう。

インフルエンサーマーケティングとは

企業が”インフルエンサー”と呼ばれる人々に対して広告発信を依頼し、自社製品やブランドの知名度を高めたり売上を伸ばそうとする取り組みのことを「インフルエンサーマーケティング」といいます。

芸能人やスポーツ選手などいわゆる「有名人」のほか、SNSが発達した現在では多くのフォロワーを持つ一般人がその対象となっています。

インフルエンサーはSNSを利用する人々にとって身近な存在で、彼らが発信する情報は共感され、魅力的に感じられやすいことから、その影響力は経済効果があると注目を集めており、インフルエンサーマーケティング市場は年々拡大しています。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

どれくらいの費用がかかる?

一般的に、インフルエンサーマーケティングは広告出稿に比べて費用が抑えられ、コストパフォーマンスが良いマーケティングだと言われています。では具体的にどれくらいのコストがかかるのでしょうか。基本的には

「フォロワー数×企業が設定する単価」

これは一般的な見積もりで、フォロワー単価と呼ばれています。

たとえばフォロワー数1万人のインフルエンサーに、フォロワー1人あたり2円と設定したら、かかる費用は「1万(人)×3円/人=2万円」。

フォロワー数が多く、影響力を持つインフルエンサーであればあるほど、報酬が多くなっていく仕組みです。

フォロワー単価の相場はいくら?

「企業が設定する単価」の相場は、だいたい1フォロワーあたり3~5円と言われています。

依頼するインフルエンサーのフォロワー数が多ければ多いほど、以下のように単価も大きくなる傾向があります。

  • 10万人…フォロワー単価3円/人
  • 100万人…フォロワー単価5円/人

影響力が大きい人気のインフルエンサーほど、フォロワーの価値が高くなるということです。

なぜなら、人気インフルエンサーに注目されているという“商品・サービスのブランドとしての付加価値“と、人気インフルエンサーをフォローするインフルエンサーによってさらに拡散される”波及効果”が見込まれるからです。

波及効果について

インフルエンサーはフォロワー数によってカテゴライズ化されることがあります。

  • ナノインフルエンサー…フォロワー数:1000人~
  • マイクロインフルエンサー…フォロワー数:1万人~
  • ミドルインフルエンサー…フォロワー数:10万人~
  • メガインフルエンサー…フォロワー数:100万人~

もっとも人気が高いメガインフルエンサーを起用して発信してもらったPRが、彼をフォローするマイクロインフルエンサーにより拡散された場合、メガインフルエンサーが持つ100万人のフォロワーにプラスしてマイクロインフルエンサーの1万人のフォロワーにも受け取られるわけです。

web広告と比べ、本当にコストパフォーマンスが良いのか?

インフルエンサーマーケティングはネット上の広告の中でも費用対効果が高いマーケティング方法と言われています。ネット上の広告といえばweb広告がありますが、インフルエンサーマーケティングを比較した場合、本当にコストパフォーマンスが良いのか、ここで検証してみましょう。

web広告には、インプレッション保証型(広告の表示回数によって広告費が課金される)やワンクリック課金型(ユーザーによって広告URLがクリックされるたびに広告費が発生する)、成果報酬型(広告リンクから来たユーザーが実際に購入や登録といった行動を起こすことで広告費が発生)など様々な形態があります。

下記の表に、主なweb広告の内容と費用感をまとめてみました。

広告料金の形態内容費用感の例主な広告例
期間契約型特定の広告枠へ掲載する
一定期間ごとに課金
1週間掲載の料金相場は
数十万円~数千万円
・純広告(特定の媒体メディアの広告枠に掲載するもの)
・記事広告(企業がメディアと連携して制作する。タイアップ)
インプレッション課金型Web広告が表示されるたびに課金1000回の広告表示あたり、
10円~数百円前後
・アドネットワーク(複数のWebサイトを媒体として集めて広告配信)
・DSP(複数のアドネットワークに対して広告配信)
・リターゲティング広告(1度訪れたユーザーをターゲットにして広告配信)
・Facebook広告
インプレッション保証型一定期間内の広告の表示
回数を対象として課金
(例)500万インプレッションまで広告掲載…
50万円程度
・DSP
・SNS広告
・記事広告
ワンクリック課金型広告のクリック回数に
応じて課金。
1クリックあたり
10円~数百円前後
・リスティング広告(キーワード検索に連動して配信される)
・アドネットワーク
・SNS広告(コンテンツの中に埋め込まれるような形で配信されるインフィード広告など)
・リターゲティング広告
ワンクリック保証型一定期間内の広告の
クリック回数保証
(例)5,000回
クリックされるまで広告掲載…50万円 など
・アドネットワーク
・記事広告
成果報酬型会員登録や商品の購入などの
成果が広告によって生じた場合に課金

 1成果あたり100円~数万円。

ほかに、ASPへ支払う初期費用
(無料~5万円程普度)、月額固定費(無料~5万円程度)
、ASP手数料(成果報酬の30%)
などが必要

・アフィリエイト
配信課金型メールやLINEといった配信ツールで
広告を1通送るたびに課金
メール1通あたり
5円~数十円程度
・メール広告
・メルマガ広告
再生課金型

動画広告の視聴1件につき広告費が発生

(動画等が最後まで再生された場合に課金)

1回の視聴につき、
10円~数百円
・動画広告(画像やテキストのかわりに動画を掲載)
掲載保証型メディアやデータベースに
自社ページを掲載するさいに課金

1月あたり、
1~50万円
(入稿時の初期費用と、掲載期間による費用)

 ・口コミサイトや求人サイトに自社ページを掲載する(求人案件など)
・記事広告
エンゲージメント課金型

・シェア
・フォロー
・クリック

といったユーザーの
行動(エンゲージメント)が1回あるたびに広告費用が発生

1回の行動辺りの料金相場は
1円~数百円。
LINE@についてはプランによって月額費用が無料~21600円。
・SNS広告
・アドネットワーク広告
PV保証型一定の期間中に広告ページへのPVが
一定数を超えることを保証。
最低PV数が定められており、
その最低PV数ごとに広告費用が発生
2万PVで100万円前後
記事コンテンツの製作も必要になるため、別途製作費もかかる
・記事広告

広告の形態によって数十万かかる場合もあれば、数十円~数百円のものもあります。

インフルエンサーマーケティングの一般的な相場である「フォロワー単価:3~5円」は、これらweb広告に比べて比較的安価なほうと言えるでしょう。

さらに、現在、ミレニアル世代と呼ばれる人々の割合が増えており、消費者の行動原理はSNSに影響を受けるケースが多くなっています。

ミレニアル世代とは?

アメリカで生まれた概念で、一般的に1980年代から2000年代初頭までに生まれ、2000年代に成人あるいは社会人になる世代。インターネットやスマートフォンが普及した環境で生まれ育った初めてのデジタルネイティブたちのこと。

「ミレニアル(millennial)」とは「千年紀の」という意味です。

2018年の時点では日本の総人口のうち約2815万5千人、割合で見ると約22.3%がミレニアル世代といえます。

出典:総務省統計局「人口推計 ―平成30年9月報―」

インフルエンサーマーケティングはミレ二アル世代の消費者に強い影響力をもち、非常に大きな成果を見込むことが出来ます。そのため、web広告と比べても費用対効果がかなり高いマーケティング方法と言えるでしょう。

どのように単価を交渉する?

単価の交渉については、企業がインフルエンサーと直接交渉して契約して行うことも可能ですが、インフルエンサーと企業をつなぐキャスティング会社や事務所、代理店などに頼む場合があります。人気インフルエンサーは直接依頼を受けずに仲介によって仕事を募集しているケースが多いです。

キャスティング会社や事務所を通す場合、フォロワー単価や費用の算出方法は異なります。一人当たり3~5円というフォロワー単価はあくまでも一般的な目安です。仲介する場合、インフルエンサーへの直接報酬に加え、インフルエンサーのディレクション/マネジメント費用が含まれるなど料金が上乗せになることが多々あります。仲介の場合は会社や事務所のホームページをよく確認して、自社の予算と相談してみてください。

キャスティングはどうしたらいい?とお悩みの方へ。おすすめのサイト12選!

インフルエンサーをキャスティングする一般的な方法は、サイト検索でしょう。さまざまなサイトがありますが、必要なサポートの程度に合わせて選ぶと良いでしょう。

おすすめサイトを12個、ご紹介します。各サイトのサービスや料金を比較したりして、自社のニーズにマッチしたものを見つけましょう。

総合ディレクション型

サイト運営会社がもつ専門のコンサルやプランナーがヒアリングを行い、提案からキャスティング、運用、レポート作成までトータルコーディネートでサポートしてくれるタイプのサービスサイト。

インフルエンサーマーケティングに初めて取り組む方や、なかなか成果をあげられなかったり手を回すことのできない方へおすすめです。

Adgenic

公式サイト:https://adflow.jp/adgenic

THE COO株式会社と株式会社クリエイターズマッチが共同運営しています。

インフルエンサーがSNSに写真を投稿するだけでなく、投稿写真をインターネット広告バナー用に加工するサービスが含まれていることが特徴です。キャスティングのほかにオシャレなバナー製作まで一貫で頼めるのは嬉しいですね。

Find Model

公式サイト:https://find-model.jp/influencer/

AI(人工知能)を活用したインフルエンサー選定やハッシュタグ分析など、顧客ニーズにマッチしたマーケティング支援を行っています。Find Modelに登録しているインフルエンサーに公募をかけ、モチベーションの高いインフルエンサーに高クオリティのPRを行ってもらうことも出来ます。実績も高く、信頼できるサービスを受けたい方に良いでしょう。

3MINUTES

公式サイト:http://www.3minute-inc.com/

ファッション動画マガジン「MINE」を運営しつつ、インフルエンサーのキャスティングを行っている株式会社MINUTES。

オリジナル動画コンテンツの企画・制作を一括相談できるほか、メインSNSはInstagramで、ファッション系のコンテンツでのマーケティングを検討している方・MINEへの出向を前提としている方におすすめです。

#GROVE

公式サイト:https://grove.tokyo/

所属しているインフルエンサーは10代から20代の比較的若い世代が多く、SNSを利用する若年層にPR活動を考える方に向いています。単なるインフルエンサーではなくクリエイターの位置づけで、ハイクオリティなPRを実施しているのが特徴です。

GMO Casting Management

公式サイト:https://gmocasting.jp/client/

運営するGMO TECH株式会社がもつデジタルプロモーションプラン立案、企画・タイアップ商品開発、SNSプロモーションプランニングなど、デジタル広告/マーケティングの豊富なノウハウを生かした幅広いサポートを受けられます。

総合的にデジタルマーケティングも行いたい方にはぴったりです。

INFLUENCER CLOUD

公式サイト:http://emolva.tokyo/influencer/

最低出稿金額2万円で、予算の少ない企業にも嬉しいサービスです。インフルエンサーマーケティングに取り組みたいけれどコストが……と不安に感じている方は、いちど利用してみるとよいでしょう。

SPIRIT

公式サイト:https://www.spirit-japan.com/company_info/

登録しているインフルエンサーへ公募形式でキャスティングを行っています。登録インフルエンサー数は20,000人と多く、さまざまなジャンルを得意とするインフルエンサーがいます。自社商品・サービスに適したインフルエンサーを探している方にはおすすめです。

TWIN PLANET

公式サイト:http://tp-co.jp/

タレント事務所も運営している株式会社TWIN PLANETのサービス。一般人のインフルエンサーだけでなく、小森純、鈴木奈々、須田亜香里(SKE48)など芸能人が多数所属しています。タレントを使ったインフルエンサーマーケティングに取り組みたい方に良いでしょう。

UUUM

公式サイト:https://www.uuum.co.jp/

YouTuberによる動画配信を活用したマーケティングサービスを提供。HIKAKIN、はじめしゃちょーといった有名YouTuberを筆頭に、数多くのインフルエンサーが所属しています。動画を通じたインフルエンサーマーケティングに取り組みたい方に最適です。

プラットフォーム型

インフルエンサーを多数登録するプラットフォーム型のサービスです。仲介業者なしで、自社でインフルエンサーを選定し、依頼や費用交渉、ディレクションを行います。

コストを抑えてインフルエンサーマーケティングに取り組めますが、知識がないと効果があげにくいというデメリットがあります。

CLOUD CASTING

公式サイト:https://cloudcasting.jp/

フリーモデル、インフルエンサー、専門家など、さまざまな才能を持つキャストが登録するサイトです。影響力以外に、制作やマーケティングまでプロフェッショナルな人材を探している方におすすめです。

報酬の支払いを運営する会社(BIJIN&Co.株式会社)が行ってくれるため、所得税の源泉徴収・納税・支払調書の発行などフリーランスを起用する際に発生する事務処理が必要ないこともポイント。

expaus

公式サイト:https://expaus.jp/

月額利用料金を支払うことで利用でき、直接インフルエンサーと交渉・ディレクションを行えます。仲介手数料0円、フォロワー単価0.7円~という非常に低いコストで、インフルエンサーを募集することができます。

LMND

公式サイト:https://lmnd.jp/

インフルエンサーの選定、依頼、関係性構築、パフォーマンス分析、コンテンツ管理など
全ての作業を1つの自動ツールで簡単に行うことが可能。インフルエンサーマーケティングの実施経験があり、ノウハウを持っている企業にはおすすめ。

費用はタイアップ投稿自体の料金、写真コンテンツの制作料金のみで、初期費用0円、月額利用料0円、最低実施金額なしなのも、コストを抑えたい方には嬉しいポイントです。

まとめ

インフルエンサーマーケティングの費用は一般的に「フォロワー単価:3~5円」と、他のweb広告に比べ比較的安価でありながら、インフルエンサーがもつ影響力によって大きな効果を見込むことが出来ます。

しかしインフルエンサーの人数も増えているため、マーケティングの知識がなければキャスティングミスで効果があげられないことも。インフルエンサーマーケティングに興味を持ち始めたばかりであれば、コストはかさみますが、中間業者にディレクションしてもらうのがまずは良いでしょう。