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五十嵐 和希
MARKETING
Googleアナリティクスには流入元をアクセス解析する機能が付いているのをご存知でしょうか?
トラフィックで確認できる流入元は、オーガニック検索やダイレクトアクセス、SNS等のザックリとしたデータしか分かりません。しかし、今回ご紹介する Googleアナリティクスの機能のひとつ”パラメータ”を活用することでもっとハッキリとした流入元を知ることができます。
今回は、そんなパラメータのメリットと設定方法について分かりやすく解説していきます。
パラメータとは、 Googleアナリティクスに付属しているアクセス解析ツールのひとつです。パラメータを活用することで、アクセス元不明を減らすことができ、解析の精度を上げることができます。
Googleアナリティクスのアクセス解析にはアクセス元不明という分類があるので、そのジャンルをもっと明確にしてくれるのがパラメータです。
パラメータのメリットは、アクセス解析の精度が上がることです。パラメータの使いどころとしては、メディア運営者がメルマガ配信等を行なっている際のアクセス解析に役立ちます。
メルマガからのアクセス流入は、全てその他のアクセス元不明(Referra:その他外部からの流入)に分けられてしまいますが、パラメータ機能を使うことでしっかりと他の項目と同じようにメディアへのアクセス流入が分かるようになります。
メルマガからのアクセス流入が分かることでユーザーの行動が把握でき、次の対策や改善も行いやすくなるでしょう。
ここからは、パラメータの設定方法をご紹介します。
パラメータの設定では、URLの後ろにアクセス解析で知りたい情報を設定します。よく私たちが普段使っているURLで以下のような長いものを見かけたことはありませんか?
①パラメータ付きURL
https://www.mongoroid.com/?utm_source=own&utm_medium=email&utm_campaign=newlifesupport&utm_content=20180401
②リンク先のURL
https://www.mongoroid.com/
パラメータ付きのURLはこのように長いのが特徴で、リンク先のURLとの違いは「?」以降の文字です。この「?」は、パラメータをURLに付加するための接続詞のような役割を果たしており、その後ろにソース、メディア、キャンペーン名、コンテンツといった項目を設定します。
URLの後半に「?」を付加することにより、リンク先は変わりませんがGoogleアナリティクスでのアクセス解析ではしっかりとどこからの流入なのか分かるようになります。
以下にパラメータの運用例を、分かりやすくいくつか挙げてみましょう。
赤の部分で指定されているのが、パラメータを使ったアクセス分析で分かるカテゴリーになります。それぞれのURLからアクセスがあると、Googleアナリティクスにてカウントされて表示されます。
Googleアナリティクスには、「カスタムキャンペーン」と言われる機能がついており、上記のようにURLにパラメータを付加しておくと、アナリティクスでアクセス解析する際に分類せよという指示が行くようになります。
基本的なパラメータのURLは以下のようになります。
?utm_source=(媒体名)&utm_medium=(大分類)
編集する箇所としては、()内の媒体名と大分類となりますが、基本的には媒体名のみを編集してアクセス解析するのが大半です。
媒体名には、FacebookやTwitter、Instagram等を入れておくことにより、その媒体からどれだけのアクセスがあるかをハッキリと知ることができます。
ご自身が知りたい分野のURLパラメータを設定できたら、今度はGoogleアナリティクスのアクセス解析画面で結果を調べてみましょう。Googleアナリティクスのアクセス解析画面は、集客<すべてのトラフィック<チャンネルの順で見ることができます。
URLパラメータがしっかりと設定されていれば、上の写真の赤い部分に設定したカテゴリーのアクセス数値が表示されるようになります。
いかがでしたでしょうか?
パラメータとは、Googleアナリティクスのアクセス解析においてはとても便利な機能です。パラメータのメリットとしては、細かいアクセス解析ができることにあるので、是非ともご自身のメディアのアクセス解析を行う際に活用してみてはいかがでしょう。
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