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インフルエンサーマーケティング
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「Facebook広告を始めたいけど何となく難しそう」「初めてインターネット広告に挑戦するけどハードルが高そう」
広告出稿を始める場合、このように思われる方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそのような初心者の方でもこれさえ読めばすぐにできる、Facebook広告の出稿手順をご紹介します。
Facebook広告の出稿を進める前に、まずはFacebook広告のことを簡単におさらいしましょう。
Facebook広告とは、Meta社が提供する広告プラットフォームのことです。グローバルでの利用者数は月間27億人と言われており、国内でもFacebookとInstagramを合わせると6,000万人近くにリーチすることができます。
Facebookを利用するユーザーは20歳~34歳のM1層・F1層がメインで、男女比はほぼ半々となっています。また、デバイスは8割近くがスマートフォンからのアクセスです。
月間アクティブユーザーは女性がやや多く、約6割を占めます。なかでも若年層利用者は起床から就寝まで、日常生活に密着した形で利用しています。
Facebook広告を説明する際に、最も大きな特徴として語られるのがターゲティングについてです。
実名登録制度を原則としているFacebookでは、登録情報や端末、興味関心やいいねなどの行動を元にした正確で多彩なターゲティングができます。
また、カスタムオーディエンスという機能を使えば、企業が保有しているファーストパーティーデータ(メールアドレスや電話番号など)とFacebook利用者データを突合し、マッチするユーザーやその類似ユーザーをターゲティングすることも可能です。
インターネット広告には大きく分けて、認知やクリックを獲得する広告とコンバージョンを獲得する広告にわけられます。例えば、認知やクリックを獲得する広告にはYDAやGDNなどのディスプレイ広告、コンバージョンを獲得する広告は検索連動型広告などが挙げられますが、Facebook広告ではそのどちらも兼ね備えています。
Facebook広告を出稿する際には、予め目的として「認知」や「コンバージョン」を選択でき、選んだ目的によって機械学習により最適化を行い、効果を高めてくれます。
では、実際にFacebook広告を出稿する前にどのような準備をしておくと良いのでしょうか。
Facebook広告出稿の前に、下記を準備しておきましょう。
前述の通り、Facebook広告は認知目的、クリックを集める目的、コンバージョンを獲得する目的というように様々な目的で活用することが可能です。大企業でない限り、直近の売上を獲得したい場合がほとんでしょうから、基本的にはコンバージョンを目的に置くと良いでしょう。
Facebook広告に限らず、運用型広告では一日の予算や月額予算を細かく設定して運用できることが特徴です。また、Facebook広告の良し悪しを判断するためにも予め指標にするKPIや目標を設定しておく必要があります。
一般的にはコンバージョン単価やコンバージョン数目標を設定し、それに応じた予算を設定すること多いです。
Facebook広告出稿を大まかに分けると下記のように進行していきます。
広告アカウントに入った後、キャンペーン作成をクリックすると目的を選択できます。下記のなかから自社の広告配信の目的に合ったものを選択しましょう。また、Facebook広告のシステムはここで選んだ目的をもとにして最適化を行いますので、適当に選ばないように注意してください。
多くの企業は直近の売上を上げたいことがほとんどだと思われますので、その場合は「コンバージョン」を目的に選んでください。
キャンペーンの次は広告セットの作成に移ります。広告セットでは大きく分けて3つのことを設定します。
予算は日予算または月額予算のどちらでも設定が可能です。また、予算を設定しても必ずしもその金額が実際の配信費用になるとは限りません。
掲載期間についても任意の日時を設定することができます。未来の日付で設定したい場合でなければ、デフォルトの日時の設定のままで問題ありません。
オーディエンスの設定では、地域・年齢・性別などのデモグラフィック情報に加えて、下記のような詳細なターゲット設定をすることが可能です。
また、このときについついターゲットを細かく設定したくなってしまいがちですが、Facebook広告の機械学習制度は優秀なので、ある程度広くオーディエンスを選択しておくことがおすすめです。
Facebook広告ではFacebookに限らず、下記のような様々な配置面に広告を出稿することが可能です。
またこのときも、ついつい「Instagramのみ」や「Facebookのみ」などの設定をしたくなってしまいがちですが、基本的には自動配置にすることをおすすめします。
広告セットの設定が完了したら、広告クリエイティブの入稿を行います。広告クリエイティブのでは主に下記の3つを設定します。
Facebook広告では画像やテキストを活用した多彩な掲載フォーマットが特徴です。
最も簡単に出稿できるのが「シングル画像」ですが、「カルーセル」や「動画」フォーマットも効果が出ることが多いため、検討してみるのも良いでしょう。
クリエイティブではメディア(画像または動画)とテキストを設定します。メディアについては正方形はマストで設定し、余裕があれば縦長画像も設定することをおすすめします。
テキストはメディア(画像または動画)と一緒に表示される文字の部分のことを指し、「メインテキスト」「見出し」「説明」の3つからなります。
テキスト部分は省略されることもあるため、必ず伝えたい内容についてはできるだけ左側に入れることがおすすめです。
リンク先では広告をクリックした際の遷移先を設定します。
任意の計測パラメーターを設定することもできるので、Googleアナリティクスなどの計測ツールを使っている場合はあわせて設定するようにしましょう。
キャンペーン、広告セット、広告クリエイティブのすべての設定と入稿が完了し「公開」ボタンをクリックすると自動的に審査が始まります。
審査が終わると自動的に掲載が開始されるため、知らぬ間に広告出稿が始まってしまっていたというようなことが起こらないように注意しましょう。
ここからはFacebook広告のパフォーマンスを最大限発揮するためのコツをご紹介していきます。
Facebook広告の特徴のひとつに、機械学習による自動最適化精度の高さが挙げられます。機械学習は過去の実績データをもとに自動最適化を行うため、どれだけバリエーション豊かな情報をFacebook側に送るかがポイントになります。
Facebookでは「ピクセル」というタグを利用することでFacebookに様々なデータを送信することができます。可能な限り多くの取得し、機械学習の精度を高めることを意識しましょう。
ピクセルで送信できるデータ(イベント)の例
Facebook広告は細かなターゲティング設定ができることが特徴である一方で、あまりにターゲティングを狭めすぎると機械学習の恩恵を受けづらくなります。
始めて広告出稿を行う際はどうしても効果を出したい気持ちが先走り、細かく細かくターゲットを設定しようとしてしまいがちですが、ある程度ざっくりターゲティングし、あとは機械学習に任せるというくらいのスタンスの方が案外うまくいくこともあります。
実際、弊社実績でも細かくターゲティング設定した場合とデモグラのみのターゲティング(エリア・年齢・性別)のパフォーマンスを比べた際、デモグラのみのほうが良いという事例も多数存在します。
リスティング広告などに比べて、手動で調整できるレバーが少ないFacebook広告においては、その分クリエイティブの重要性が高くなります。
クリエイティブは一広告セットあたりに3~5パターンのものを設定し、PDCAを継続的に回しながら「勝ちパターン」を見つけていくことが、Facebook広告運用におけるメインのアクティビティになります。
実際に弊社でも、自社広告としてFacebook広告を活用しており高い成果が出ています。
Facebook広告を使った見込み顧客の獲得施策では、4か月でコンバージョン数が3.8倍、コンバージョン単価78%下げることに成功しています。
その際は前述したように下記の2点を重視して運用していました。
当初設定したいた興味関心のターゲティングだけではコンバージョン数が伸び悩んだため、ある時から年齢のみを絞った広告セットを作成し配信を開始。
あえて詳細なターゲティングをほとんど用いず、Facebookの機械学習による最適化を促進させることによって高い成果を発揮しました。
開始当初はなかなかクリエイティブの勝ちパターンが見つからず、獲得単価がなかなか下がらずにいました。
そこで、画像の要素を「メインコピー」「サブコピー」「使っている画像」の要素に分けて、ひとつずつ検証を進めました。その結果、当初配信していた広告クリエイティブとは画像もコピーもガラッと変わり、獲得単価も飛躍的に改善しました。
今回は、初めてFacebook広告を出稿する方々に向けて出稿までの基本的な流れを説明しました。
この記事を見て、より多くの方がFacebook広告を始める手助けになれば幸いです。
また、Google広告やYahoo広告などに比べると、操作も簡単で出稿までのハードルが比較的低いFacebook広告ですが、要所要所で気を付けなければならないポイントや、効果を発揮しやすい設定などが存在します。
もし、Facebook広告をさらに大きな成果を獲得していきたい場合はぜひPLAN-Bに一度ご相談ください。