PINTO!株式会社PLAN-Bの情報発信メディア

2017.09.14

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

sitemap.xmlの作り方・注意点・便利なツールまとめ【XMLサイトマップ】

目次
    1. sitemap.xmlとは?設定する効果は?
    2. sitemap.xmlの作り方
      1. 書き方
        1. sitemap.xmlの要素
        2. 省略可能なタグ
      2. 便利なサイト
        1. sitemap.xml Editor
        2. XML Sitemaps Generator
      3. WordPressは便利なプラグインがある
        1. Google XML Sitemaps
        2. All in One SEO Pack
    3. sitemap.xmlの設置方法
    4. サーチコンソールからsitemap.xmlを送信する方法
    5. XMLサイトマップ作成時に注意すべき点
      1. 01 : 存在しないURLを指定しない
      2. 02 : URLの個数や、サイズ容量の制限を超える場合はサイトマップを分割する
      3. 03 : 優先度をGoogleは読み取らない
      4. 04 : 手動の場合は定期的に更新する
    6. まとめ:sitemap.xmlを設置していない場合はまず設置しよう

皆さんはWebサイトを利用していて「このサイト使いづらいな」と感じたことはありませんか?メニュー項目が分かりづらく、目的としているページに辿り着くことができないということがよくありますよね。サイトの運営担当者は、ユーザーにストレスを感じさせないサイト作りを目指す必要があります。

ところが、ユーザー向けに導線強化を図るだけでは、サイトの改善としては不十分です。ストレスを感じているのはユーザーだけではありません。

実は検索エンジンのクローラーにとっても、ストレスを感じさせるサイト構成になっていることがあります。今回はユーザーライクならぬ、クローラーライクなWebサイト構造にするために必要な、sitemap.xmlについてご紹介します。


sitemap.xmlとは?設定する効果は?

sitemap.xmlは、サイト内に存在するコンテンツ(画像や動画を含む)のURLを記載したXML形式のファイルを指します。sitemap.xmlを設定することで、クローラーに対して各コンテンツの存在を適切に伝えることができます。

sitemap.xmlの効果

これが正しく設定されていないと、新しく追加したコンテンツが長い間インデックスされず、検索結果に表示されないことがあります。sitemap.xmlを設定しなかったとしても、クローラーがソース内に記述されたリンクを辿ることで、じきにインデックスはされます。

ただ、Webサイトを運営していくうえで1日でも早く検索結果に表示させることは大切なので、追加したコンテンツをできるだけ早くクローラーに認識させられるようにしましょう。


sitemap.xmlの作り方

では、sitemap.xmlはどのように作成すればよいのか。まずはXMLファイルに対象となるページのURLを記述することで、クローラーが即座にリンクを辿れるようにします。

ただし、単にURLを羅列すれば良いという訳ではなく、記述方法にはルールがあります。(ちなみにXMLファイルではなく、テキストファイルであれば単純なURLの羅列だけでも可能です。)  

書き方

まず、基本的な記述の例をご覧ください。

それでは、上記に記述されているそれぞれのタグの意味を解説します。

sitemap.xmlの要素

この要素では、文字コードの指定を行います。sitemap.xmlファイルは必ずUTF-8エンコードで作成しましょう。URLが適切に変更される記述となります。

ネームスペースをhttp://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9に指定します。

こちらが正しく設定されていない場合、Google Search Consoleのサイトマップ送信の際にエラーが表示されます。また、タグを閉じ忘れないように注意しましょう。文字コードとネームスペースは、お決まりの記述となりますので、サイト毎に変更する必要はありません。

URLを含んだ各種タグをまとめる親タグとなります。クローラーに読ませたい情報を記述していきます。

ここには対象のページとなるURLを記載します。指定するURLは相対パスではなく、httpもしくはhttpsから始まる絶対パスで記載しましょう。また、日本語URLはUTF-8でエンコードしたものを指定してください。

省略可能なタグ

以下のタグは省略可能なものですので、任意で記述をします。

省略可能タグ

対象のページが最後に更新された日付を記載します。記述例には日にちまでとなっていますが、以下のように更新時間まで記載することが可能です。ただし、更新時間は省略可能なため、基本的には年、月、日のみで問題はありません。

対象のページがどれくらいの頻度で更新されているかを伝える記述です。指定できる値は以下の通りです。

  • always・・・アクセスする度に更新されている
  • hourly・・・1時間毎に更新されている
  • daily・・・1日毎に更新されている
  • weekly・・・1週間毎に更新されている
  • monthly・・・1ヶ月毎に更新されている
  • yearly・・・1年毎に更新されている
  • never・・・更新されない

このタグはクロールの優先度を指定することが可能です。0.0~1.0までの数字を入れて優先度を決めますが、相対的な評価となるため、重要なページを全て1.0にした場合は全てのURLが一律で同じ優先度となります。必ず優先度の高いページと低いページとで数値に差をつけて設定しましょう。

検索エンジンは、これらの記述を参考にクロールをします。しかしながら、あくまでも参考値として扱っているため、クロール頻度を上げる目的で使用する記述ではありません。

例えば、neverという記述がされていても、ページの内容が変更される可能性があるため、検索エンジンは定期的にクロールを行います。クロールされたくないページがある場合は、別途robots.txtを利用してクロールの制御を行いましょう。

便利なサイト

sitemap.xmlを作成する際に手作業で作成することも可能ですが、膨大な数のページを有するサイトでは、全てのページを網羅するのはかなりの手間がかかります。そこで、サイトマップを自動生成してくれるサイトを2つご紹介します。

sitemap.xml Editor

こちらのサイトでは、対象となるサイトのURLを入力するだけで、自動的にページを取得してsitemap.xmlを作成することができます。

無料のツールのため、最大1,000URLの取得と制限がついていますが、小~中規模のサイトであれば十分な数のURL取得数でしょう。また、同一タイトルや、同一内容のURLを自動で除外できるところも魅力の1つです。

XML Sitemaps Generator

こちらのサイトもsitemap.xml Editorと同様に、対象サイトのURLを入力するだけでsitemap.xmlの作成が可能ですが、無料版は最大500URLとsitemap.xml Editorの半分の数となります。また、海外のサイトのため全て英語表記です。

しかし、こちらのサイトには有料版があり、最大5万URLまで自動取得が可能です。sitemap.xmlに登録できるURL数が5万URLまでと決まっているので、上限いっぱいまで作成できるツールです。

WordPressは便利なプラグインがある

WordPressを使用してWebサイトを運営している方には、便利なプラグインの利用をお勧めします。プラグインのメリットはなんと言っても、自動でsitemap.xml内のURLが更新されるところです。

これにより、コンテンツを追加する度に手作業でURLを追加する必要が無くなります。

Google XML Sitemaps

WordPressサイトに使用するプラグインで一番メジャーと言っても過言ではないGoogle XML Sitemapsを使用しましょう。

前述した通り、こちらのプラグインを使用することで、記事を更新する度に自動的にsitemap.xmlにURLが追加されるようになります。投稿ページ、固定ページなど、sitemap.xmlに追加したいページのみを管理画面から選択することができます。

また、管理画面上からrobots.txtへsitemap.xmlのURLを追加できるので、robots.txtを直接編集する必要がありません。

Google XML Sitemaps

All in One SEO Pack

SEOに必要な設定が一括してできるプラグインとして有名なAll in One SEO Packですが、このプラグイン機能の1つに、sitemap.xmlの自動生成があります。

sitemap.xmlの自動生成に関して、この2つのプラグインにそこまで機能の差はありません。くれぐれも、同時に2つのプラグインを設定しないように注意をしてください。

All in One SEO Packの最大の利点は、1つのプラグインでタイトル、ディスクリプション、キーワード等を管理画面から簡単に設定ができるところです。

ただし、プラグインを使用することでその他の設定に干渉してしまい、機能しなくなってしまう状態が起きるため、極力使用しないようにしている方も多いと思います。

ですので、SEO全般の設定をプラグインを使用して設定したい場合はAll in One SEO Packを、使用しない場合はGoogle XML Sitemapsでsitemap.xmlのみをプラグインで自動生成することをお勧めします。

All in One SEO Pack


sitemap.xmlの設置方法

手動、または自動でsitemap.xmlを作成したら、サーバーにアップロードをします。XMLファイルはサイトのトップページと同じ階層にアップロードしましょう。

アップロードの際は、各種サーバーのコントロールパネルから行う、または別途FTPクライアントを用います。主なFTPクライアントは以下の通りです。

Windows用

  • FFFTP
  • File Zilla

Mac用

  • Cyberduck
  • Flie Zilla

sitemap.xmlを設置するのと同時に、sitemap.xmlのURLを記述したrobots.txtも同じ階層にアップロードしましょう。


サーチコンソールからsitemap.xmlを送信する方法

sitemap.xmlファイルをサーバーにアップロードした後は、サーチコンソールに登録をします。サーチコンソールを登録していない場合は、初めに登録を済ませておきましょう。

サーチコンソール

以下、サーチコンソールの送信手順です。

  1. クロール>サイトマップ(左サイドバーにある「クロール>サイトマップ」をクリックします。)
  2. サイトマップの追加/テスト(ページ右上にある「サイトマップの追加/テスト」をクリックします。)
  3. ファイルの場所を記入(表示されるボックス内に、sitemap.xmlがおいてあるパスを入力して、送信をクリックします。)

サーチコンソールにsitemap.xmlを登録することで、検索エンジンのクローラーに対してページの存在を正しく通知することができます。また、送信したサイトマップのURL数と、実際にインデックスされているURL数の確認ができます。

送信したURL数と実際のインデックス数とに乖離がある場合は、記述自体に問題がある可能性があります。更に、正しくURLの記述がなされていない場合にはエラーメッセージが表示されるため、定期的にチェックを行いましょう。


XMLサイトマップ作成時に注意すべき点

Webサイト内に存在するページを正しく検索エンジンに伝えることができるXMLサイトマップですが、作成する際にいくつか注意すべき点があります。

注意点

01 : 存在しないURLを指定しない

WordPressのように自動的にURLを取得、更新される場合は心配する必要はありませんが、手動でsitemap.xmlにURLを記述する際は、存在しないURLを指定してしまっていることがあります。

コンテンツを追加、または削除をした際は、sitemap.xml内のURLも必ず追加と削除をしましょう。存在しないURLや、指定しているURLをrobots.txtでブロックしてしまっている場合は、サーチコンソールのエラーとして表示されます。

02 : URLの個数や、サイズ容量の制限を超える場合はサイトマップを分割する

1つのXMLファイルに設定できるURL数の上限は5万URLで、ファイルサイズは圧縮されていない状態で50MBまでと決まっています。万が一サイズ容量が超えてしまう場合は、XMLファイルを複数に分割して設定しましょう。

複数のXMLファイルを設定する記述例をご覧ください。

サイトマップと記述方法は似ていますが、ネームスペースと親タグ、子タグの名前が異なります。

ネームスペース

  • 1つの場合:<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>
  • 複数の場合:<sitemapindex xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>

親タグ

  • 1つの場合:<url>
  • 複数の場合:<sitemap>

子タグ

  • 1つの場合:<loc>https://www.example.com/</loc>
  • 複数の場合:<loc>https://www.example.com/sitemap01.xml.</loc>

XMLファイルをまとめることで、分割したURLをクローラーに正しく伝えることができます。また、動画ファイル、画像ファイルがある場合は、それぞれXMLファイルにまとめましょう。

Googleはテキストの情報、また画像内のalt等から情報を読み取ることができますが、動画ファイル、画像ファイルを正確に判断するためには、XMLファイルに記述してあげる必要があります。

03 : 優先度をGoogleは読み取らない

任意で設定ができるpriorityですが、Googleはこの優先度の指定を参考にしていません。クロール頻度を上げる目的で使用することはできません。設定するのに迷うようであれば、記述をしないようにしましょう。

04 : 手動の場合は定期的に更新する

手動でsitemap.xmlを更新する場合は、定期的にチェックを行いましょう。最も理想的なのは、コンテンツの追加と削除を行う度にsitemap.xmlを更新することです。

しかし、ポータルサイトやECサイトのように膨大な量のコンテンツが日々更新される場合は現実的ではありません。その場合は、1週間に一度、1ヶ月に一度など、定期的に更新をかけるように努めましょう。


まとめ:sitemap.xmlを設置していない場合はまず設置しよう

今回ご紹介したsitemap.xmlに関する設定は、最低限必要となる基本的なものです。更なる細かい設定を施すことで、クローラビリティ(クローラーの巡回しやすさ)を改善することができます。

ユーザー行動をストレスなく改善することはもちろんのこと、クローラーの巡回にも意識を向けることで、真にSEOを意識したサイト作りができると言えるでしょう。

SEOをもっと学びたい方はこちらもチェック:SEO対策の全てを紹介!