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SEO対策
2022.03.07
2022.05.19
ライター: 松本 健吾
SEO対策に取り組む人であれば誰もが聞いたことのある単語「meta keywords(メタキーワード)」しかし、聞いたことはあっても実際にどのようなものであるかをきちんと理解していない、という方が実は多いのではないかと思います。今回は、そんなmeta keywordsについて、その概要やSEO対策との関わりをご紹介します。
また、そのほかお役立ち資料をまとめておりますので、こちらからご活用ください。
meta keywords(メタキーワード)とは、HTMLファイルの中のタグ内に設置するmetaタグの一つのことです。ページの内容をKWで表現して検索エンジンに認識させる役割を持っていましたが、検索エンジンの進化により使用されなくなりました。
meta keywordsのほかにもtitleタグやmeta descriptionタグもこのmetaタグのうちの一つです。
▼meta descriptionについてはこちらから
meta description(メタディスクリプション)とは|SEO対策に有効な文字数や書き方、設定方法のすべて
それでは、meta keywordsを設定することにはどのような意味があるのでしょうか?
meta keywordsを設定する意味、それは 「かつて検索エンジンの精度がまだ低かった時代、Webページの情報がどのようなキーワードと関連したものなのかを検索エンジンに伝える役割を果たしていた」 です。後述しますが、ポイントは「かつて」というところで、現在このmeta keywordsは検索順位を決める要因ではないことをGoogleが言及しています。(後述参照)
次に、meta keywordsの書き方について説明します。例えば、ページの対策キーワードを「SEO」に設定し、その関連キーワードとして「検索順位」「チェックツール」の要素をコンテンツの中に含ませたページを作成するとします。
このページに対して、meta keywordsはHTMLファイルのタグの中で、
<meta name=”keywords” content=”SEO,検索エンジン,チェックツール”>
のように記述します。このケースではキーワードが複数あるのでコンマでつないでいます。 また、基本的にmeta keywordsには3~5個程度のキーワードを記述するのが一般的と言われています。
では、SEO対策とmeta keywordsにはどのような関連性があるのでしょうか?
結論から言うと、先ほども述べましたがmeta keywordsは現在SEO対策に一切寄与していません。なぜならGoogleは現在このmeta keywordsを検索順位を決める要因としていないことを公式に発表しているからです。
▼参照:Official Google Webmaster Central Blog: Google does not use the keywords meta tag in web ranking
したがって、現在SEO対策を考えるときにこのmeta keywordsは無視してもいいと考えることができます。ちなみに、その他のmetaタグのうちSEO対策に関連するものに関しては、下記のページを参考にしてみてください。
2000年代ごろ、Googleの検索エンジンがまだそこまで精度が高くなかった時代、このmeta keywordsはクローラーがページの内容を理解することに一役買っていました。
しかし、それにつけこんだ一部のウェブマスターたちがこのmeta keywordsに上位表示させたいキーワードを詰め込み、悪用するといったことがありました。
Googleはそういった悪質なSEO対策に対して検索エンジンのアップデートを繰り返してきましたが、このmeta keywordsはそのアップデートの中で淘汰されました。
また、検索エンジンは日々性能を向上させているので、現在はこのmeta keywordを使うことなく精緻にページの内容を読み取ることができます。
そういった背景から、現在このmeta keywordsは重要視されていません。
いかがだったでしょうか。ここまでの内容をまとめると、
・meta keywordsはタグ内に記述するmetaタグのひとつ
・meta keywordsはかつてGoogleがページの内容を読み取ることに使われていた
・meta keywordsは現在SEO対策には全く寄与していない
になります。少し話は変わりますが、近年のGoogleの検索エンジンンの進化とともにSEOも小手先のテクニックではなくきちんとしたコンテンツを作ることが最重要視される時代になってきました。
みなさんもSEO対策に取り組む際には、「ユーザーにとって有益な情報を提供する」ということを念頭に置いてページやサイトを作成することを推奨します。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!