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2018.11.06

金城 拓真

SEO SOLUTION

URLパラメータとは?ツールを使用して重複コンテンツを避ける方法

目次
    1. URLパラメータとは
    2. URLパラメータの種類とSEO効果について
      1. URLパラメータは種類により使用目的が違う
        1. パッシブパラメータ
        2. アクティブパラメータ
      2. SEO上有利なURLはどれか?
    3. URLパラメータ使用時の注意
    4. Search Consoleの「URLパラメータツール」
      1. URLパラメータツールって何?
      2. URLパラメータツールの使い方
        1. ①Search Consoleにログイン
        2. ②URLパラメータツールをクリック
        3. ③パラメータを入力
        4. ④「このパラメータで、ユーザーに表示されるページ コンテンツが変化しますか?」の選択
        5. ⑤「このパラメータがページのコンテンツに与える影響を選択してください。」の選択
        6. ⑥「このパラメータを含む URL のうち、Googlebot でクロールする URL を選択してください。」の選択
    5. まとめ

みなさんはURLパラメータについて理解し、しっかりと活用できているでしょうか?誤った使い方をしてしまうと、Googleから予期せぬペナルティを受ける可能性もあります。

今回はURLパラメータの基本から、うっかり重複コンテンツを作ってペナルティを受けないよう、ツールの使い方までご紹介していきます。


URLパラメータとは

URLパラメータとは、サーバー側で動くプログラムに情報を送るために、URLの末尾に付け加える変数(文字列)のことを言います。

一般的にURL末尾に「?(クエスチョンマーク)」を付けて、その直後に「パラメータ名=パラメータ値」といった形式で使用します。複数のパラメータを付ける場合は、「&(アンパサンド)」で区切り、サーバー側に送信したいデータをURLの末尾に付け足していきます。

下記は、基本となるURLとURLパラメータを付けたURLの例です。(〇はパラメータ名、■はパラメータ値)

【基本となるURL】

https://www.example.com

【URLパラメータを付け加えたURL】

https://www.example.com?〇〇〇=■■■■

【複数のURLパラメータを付け加えたURL】

https://www.example.com?〇〇〇=■■■■&〇〇〇〇=■■■■■■


URLパラメータの種類とSEO効果について

URLパラメータは種類により使用目的が違う

URLパラメータには2つの種類がありますので、その違いを説明します。

パラメータの違い

パッシブパラメータ

パッシブパラメータは、URLパラメータが付いていても、付いていなくても、表示するページ(コンテンツ)は同じです。パッシブパラメータの役割は情報収集です。

Googleアナリティクスやその他のアクセス解析ツールで、ネット上のユーザーのアクセス経路や滞在時間を計測する「トラッキング」のために利用されます。どのページから自社のサイトへアクセスしたのかを計測するために、URLの末尾に付け加えるパラメータを「パッシブパラメータ」と呼びます。

パッシブパラメータは、表示するページ(コンテンツ)は変化しないため、「ダミーパラメータ」とも呼ばれることがあります。

アクティブパラメータ

アクティブパラメータはパッシブパラメータとは異なり、URLパラメータが付いていると表示するページ(コンテンツ)内容が影響を受けて、URLパラメータが付いてない場合と違う内容が表示されます。

アクティブパラメータは、ECサイト(ネットショッピングサイト)に利用されることが多いのが特徴です。

ECサイトでは販売している商品が増えるにつれて、検索ユーザーが求めている商品ページまで辿り着くのに時間がかかるようになります。アクティブパラメータを利用すれば、商品価格順や人気商品順に並び替えをすることも可能ですし、商品の色や特徴でフィルターをかけることもできます。

例えば、https://aaaaa.com というURLのネットで洋服を販売しているECサイトがあり、そのサイトのお勧め商品のページのURLは、下記のURLとします。

https://aaaaa.com/recommend

お勧め商品を青色のシャツでフィルタリングした場合、下記のようなアクティブパラメータがついたURLになり、表示される商品一覧の内容も異なります。

https://aaaaa.com/recommend?shirt=blue

このようにURLパラメータが付くことで、表示される内容が異なるのがアクティブパラメータです。ECサイトを利用する検索ユーザーが利用しやすい環境にするために、アクティブパラメータが使用されています。


SEO上有利なURLはどれか?

パッシブパラメータとアクティブパラメータのどちらでも重複ページが発生してない、かつ、正しくインデックスされていたら評価は変わらないと言われています。

また、URLパラメータが付いている動的URLでも、URLパラメータがついてない静的URLでも評価は変わりません。少し前は、動的URLよりも静的URLがSEO上有利とされていましたが、検索エンジンの向上によって大差はなくなったようです。


URLパラメータ使用時の注意

URLパラメータを使用すると、ページが作成されて重複コンテンツが発生する場合があります。

重複コンテンツとみなされる恐れ

特に、ECサイトでは商品の色やサイズなどでフィルタリングすると、コンテンツ内容はほぼ同じになり、Googleは重複コンテンツと判断する可能性があります。GoogleはURL単位で評価していますので、パラメータが付いているURLは別URLと認識するからです。

重複コンテンツについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

対処法として、Search Consoleの「URLパラメータツール」を使用して、GooglebotがクロールするURLを制御してください。


Search Consoleの「URLパラメータツール」

URLパラメータツールって何?

Search Consoleの「URLパラメータツール」を使用することで、パラメータ処理を制御することが可能になります。そのため、ECサイトで商品の色やサイズなどでフィルタリングしても重複コンテンツと判断されるリスクは軽減します。

URLパラメータツールの使い方

①Search Consoleにログイン

Search Consoleにログインしてください。このとき新バージョンではなく、旧バージョンを開いてください。

②URLパラメータツールをクリック

開いたら、「クロール」→「URLパラメータ」→「パラメータを追加」の順にクリックしてください。

③パラメータを入力

すると、下記のようなポップアップが出現します。処理してほしいパラメータを入力してください。

④「このパラメータで、ユーザーに表示されるページ コンテンツが変化しますか?」の選択

URLパラメータが付くことでコンテンツに影響しない場合は、

「いいえ: ページの コンテンツには影響しません(例: トラッキング用)」

を選択してください。「いいえ」を選択すると、これで作業は完了です。URLパラメータが付くことでコンテンツに影響する場合は、

「はい: ページ コンテンツを変更、並び替え、または絞り込みます」

を選択してください。「はい」を選択すると、⑤に続きます。

⑤「このパラメータがページのコンテンツに与える影響を選択してください。」の選択

④で「はい」を選択すると、下記の画像のような追加項目が出てきます。

「このパラメータがページのコンテンツに与える影響を選択してください。」のブルダウンの中から該当する項目を選択してください。

「このパラメータがページのコンテンツに与える影響を選択してください。」の各項目の説明はこちらの表をご覧ください。

 項目説明 
 並び替えコンテンツの表示順番を変更されている 

 絞り込み

 コンテンツがフィルタリングされている

指定する内容 表示されるコンテンツを特定されている 
翻訳 翻訳されて表示されている 
ページ指定 直接ページを指定する 
 その他その他の変更がされている 

⑥「このパラメータを含む URL のうち、Googlebot でクロールする URL を選択してください。」の選択

最後にURLパラメータの処理方法を選択してください。選択して「保存」をクリックすると作業は完了です。

「このパラメータを含む URL のうち、Googlebot でクロールする URL を選択してください。」の各項目の説明はこちらの表をご覧ください。

項目説明
Googlebotが決定Googlebotに処理方法を任せる
すべてのURL指定したURLパラメータが付いている全てのページをクロールする
値が指定されいるURLのみ指定したURLパラメータが付いているページのみをクロールする
クロールしない指定したURLパラメータが付いているページをクロールしない

まとめ

ECサイトなどの動的URLのサイトを運営していると、意図せずに重複コンテンツページが作成されてしまうことがあります。これを避けるためには、URLパラメータを正しく理解し、Search Consoleの「URLパラメータツール」でしっかり制御することで、ペナルティのリスクを回避し健全なサイト運営が行なえるでしょう。

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