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SEO対策
2020.12.02
株式会社PLAN-Bの情報発信メディア
2020.12.28
村上 喬政
SEO SOLUTION
Google広告の機能のひとつであるキーワードプランナーを利用したことがありますか?検索ボリュームをチェックしたり、ディスプレイ広告の配信量を見積れる優秀な無料ツールです。
今回は、キーワードプランナーの概要と利用方法・注意点についてご紹介していきます。
キーワードプランナーは、
など、Googleに蓄積された独自データに基づいて、上記に付随する過去の傾向などを知ることができ、Google広告に掲載をするための試算で役立つツールです。
ただ検索ボリュームを知ることができるツールだと理解している人がいますが、それだけではなくトラフィックの見積もりデータも取得できます。たとえば、入札単価・予算を入力すると、その額からキーワードの予想クリック数とインプレッション数を判断して表示してくれます。
推定CVについても算出してくれるので、広告運用を開始するかどうかのひとつの指標となります。
また、上記のように本来はGoogle広告に出稿するために利用するのがメインのツールとなりますが、SEO対策としても対策キーワードについて調査することができるため
利用している方がとても多く、WEBマーケティングを担当されている方には必須のツールがキーワードプランナーです。
Googleに蓄積されたデータを用いて様々なデータを見れるキーワードプランナーですが、検索ボリュームを調べるだけのツールと理解している人も多くいると、前段とお伝えしました。そこでキーワードプランナーで調べることができる基本的なデータをご紹介いたします。
Googleの検索エンジンにおける月間検索ボリュームを調べることができます。前月から過去12ヶ月の対象キーワードの検索ボリューム推移も見ることができます。また、全体の検索ボリュームだけでなく、モバイルのみの検索ボリュームの推移も確認できます。
広告出稿時における、競合性を確認することができます。広告出稿時の競合性が高い場合、競合他社が多く出稿しているキーワードになるため、「SEOにおいても競合性が高い」と考えられます。
広告出稿時の想定入札単価を調べることができます。入札単価を知ることにより、SEOでの上位表示した際の1クリックあたりの価値を判断することができます。
広告出稿時の想定入札単価を調べることができます。入札単価を知ることにより、SEOでの上位表示した際の1クリックあたりの価値を把握することができます。
入力したキーワードに関連しているキーワードを調べることができます。下記のようにGoogleが「関連性が高い順」にて関連キーワードを提示してくれます。キーワードだけなく各キーワードの「月間平均検索ボリューム」「競合性」なども調べることができます。
本コンテンツの後半部分にて、キーワードプランナーの「おすすめの機能」や左記に関しての「使用方法」をご紹介しております。気になる方はぜひご確認ください。
まずはアカウントが必要になりますので以下の2つを準備しましょう。
これを準備しておけば利用することができます。
管理画面から検索エンジンでユーザーが調べそうなワードを指定し、プランに追加することで試算を自動的に行なってくれます。
想定のCVRを追加すると、実際の獲得単価やコンバージョン数まで表示してくれます。
キーワードを調べて、配信したいキーワードの左の枠にチェックを入れるだけでここまで行なってくれるので、利用していない人はぜひ活用してみてください。
Googleキーワードプランナー活用方法は2つあります。
広告の試算は管理画面から簡単に行うことが可能です。
管理画面から検索エンジンでユーザーが調べそうなワードを指定し、プランに追加することで試算を自動的に行なってくれます。
想定のCVRを追加すると、実際の獲得単価やコンバージョン数まで表示してくれます。
キーワードを調べて、配信したいキーワードの左の枠にチェックを入れるだけでここまで行なってくれるので、利用していない人はぜひ活用してみてください。
SEOでの試算を行う時には、まず上位表示したいキーワードを入力します。出てきたキーワードの検索ボリュームに0.2をかけます。なぜ0.2かというと、SEO施策を行い、1位に上位表示された時のクリック率は20~30%と言われているからです。(参考データ:GOOGLE ORGANIC CLICK THROUGH STUDY: COMPARISON OF GOOGLE’S CTR BY POSITION, INDUSTRY, AND QUERY TYPE)
尚、上記数値はすべての業界の平均値になるため、SEO上位表示時の流入数を試算する場合、最小の想定流入数にて試算すること(今回でいうとクリック率20%)をおすすめしております。
キーワードプランナーにて算出された月間検索ボリュームに対してクリック率20%にて試算した流入するが少ない場合や、そもそも月間検索ボリュームがないものは、そもそも上位表示してもニーズがないキーワードになるため、もっと検索ボリュームが大きい別のキーワードでの上位表示を目指しましょう。
まずは、Google広告にログインします。
ログインしたら、メニューからツールを選択します。
ツールを選択するとメニューが表示されるため「キーワードプランナー」を選択します。
メニューが表示されるため、「新しいキーワードを見つける」を選択します。
入力欄が現れるので、調べたいキーワードを入力すれば検索ボリュームをチェックできます。
この枠に調べたいワードを入れましょう。今回は例でSEO対策と入れてみました。
このように表示されれば、あとは開始するをクリックして終了です。
上記のように、指定したワードとそれに関連するワードが表示されます。一度慣れればすぐに利用できるので、まずは設定して利用できる環境まで準備をしましょう。なお、後ほど注意点でご説明しますが、Google広告に出稿していない方は月間検索数がざっくりのものになります。
キーワードプランナーには、これまで紹介した機能以外にも便利な機能が複数ついています。
例えば 、キーワード情報のダウンロード、PCやスマホなどのデバイス別にキーワード情報が確認できる、などです。 今回はキーワードプランナーで使える便利な機能の中から、特に主要なものを取り上げていきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Googleキーワードプランナーでは、検索結果をダウンロードすることができます。 形式は「csv」なのでExcelで利用することが可能です。
検索キーワードのボリュームを調べた画面から、デバイス別の内訳を表示してみましょう。 キーワードプランナーでは「モバイル」「タブレット」「Desktop」の3種類に分けて確認することができます。
検索ボリュームを調べた画面から「過去の指標」をクリックし、「プラットフォーム別の内訳」を選択しましょう。
検索キーワードはスマートフォンでよく検索されるものや、パソコンで検索されやすいものなど様々です。
スマートフォンで検索されやすいワード
例)感情的なワード「眠い ドリンク」
パソコンで検索されやすいワード
例)専門的なワード「SEO 対策」
自社が狙っているキーワードは、どのデバイスから流入が多いのかを確認しておきましょう。
キーワードプランナーには、サイトのURLを入力することで関連のあるキーワードを表示してくれる機能があります。 まずはキーワードプランナーの最初の画面を表示してください。
次に「新しいキーワードを見つける」を選択しましょう。
すると、「キーワードから開始」と「ウェブサイトから開始」が出てきます。ここでは「ウェブサイトから開始」を選びます。
こちらの「キーワードを探す対象のドメインかページを入力します」の欄に、関連したキーワードが知りたいサイトのURLを入力しましょう。 今回は弊社のサイトURLを入力します
そして「結果を表示」ボタンを押すと、上の画像のようにサイトに関連したキーワードが表示されます。
検索結果画面内の「表示項目」ボタンから、キーワード候補を見る上で表示される項目の変更ができます。 変更できる表示項目は以下の9項目です。
必要に応じて使い分けてみましょう。
他にも上記の画面から「地域」「言語」「検索ネットワーク」の変更も可能です。
「地域」を使用すると指定した国や地域で検索されているキーワードを表示することができます。
次は「言語」です。世界各国の言語で絞り込むことで、特定の言語での検索キーワードを表示することができます。
「検索ネットワーク」を使うことで、特定の広告配信先に絞り込んで検索キーワードを取得できます。
先ほどお伝えしたようにキーワードプランナーは、SEOのキーワード設計にも役立ちます。
上記のように、自分のサイトに流入があると良いと思われるワードを調べて検索ボリュームをチェックします。ある程度検索ボリュームがあるものに関しては、記事を書いて上位表示できればアクセスを集められるので新規ユーザーを無料で集めることが可能になります。
大手メディアの場合は、このようなキーワードリストを1,000〜2,000くらい作ってからメディア運用を開始するため、もしこれからメディアを作ろうと思っている方はまずリストの作成から行うようにしてください。なお、右側に出ている競合性については、広告を配信した場合の話なのでSEOの競合が強いかどうかの指標ではないため注意してください。
▷キーワード設計についてはこちらの記事を参考にしてください:SEOのキーワードプランニング|選定から注意点までを紹介!
その他にも、キーワード選定に役立つツールを紹介しておきます。
こちらは、検索キーワードのサジェストを一括でダウンロードすることのできるツールです。
登録や費用が一切必要ないので、気軽に使用することができます。また、サジェストキーワードはユーザーのニーズに対してはGoogleが先回りして提案するキーワードなので、ユーザーのニーズをふまえたキーワード設計にも役立ちます。
こちらも登録なし、費用なしで使えるツールです。Googleだけでなく、楽天市場などの関連キーワードも取得することができます。キーワードプランナーやグーグルサジェスト キーワード一括DLツールと併せて使用するとより効果を発揮できるでしょう。
▷こちらの記事も要チェック!:キーワード調査ツールはSEO対策の第一歩!キーワード設計に役立つツールまとめ
利用の際の注意点は以下の通りです。無料ツールだからこそ覚えておかないといけない部分でもあるので、しっかり覚えておきましょう。
キーワードプランナーの数値は、精度自体高く他のツールでは測れないほど正確ですが、あくまで試算であり、広告の掲載結果はさまざまな要因により変動する危険性があることは理解しておきましょう。
などによっても、広告掲載の成果はもちろん変わります。常に改善しながら運用するという前提でキーワードプランナーを利用しましょう。
正確な数値については、実際にGoogle広告を利用しないと表示することができません。
利用している場合は、具体的な月間検索数が表示されます。利用しているかどうかでこの違いが出るので、もしキーワードプランナーをSEOでも使いたいと思っている方は、少額でもいいので配信を行うようにしましょう。
キーワードプランナーは広告で役に立つことはもちろん、SEOやサイト設計でも役に立ちます。むしろ利用していないとこれから先かなり困ると思います。
今まで利用したことがないという方はこれを機にGoogleキーワードプランナーを登録して利用してみてください。
SEOをもっと学びたい方はこちらもチェック:SEO対策の全てを紹介!
また、当社のSEOツール「SEARCH WRITE」では、キーワードプランナーよりも詳細に対策キーワード分析をすることができ、人工知能を使用したSEO対策も可能となっています。
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