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SEO対策
2022.05.19
検索結果には現在地の情報が反映されていることをご存知ですか?例えば、六本木にいる時と大阪にいる時では「カフェ」と検索しても検索結果が異なってきます。また、検索結果の上部には地図ページが掲載されており、自分の位置の近くの情報が表示されていることでしょう。
これはGoogle検索結果に位置情報が反映されているためです。地域性の高いキーワード(飲食店等の実店舗)が含まれている場合、ユーザーには位置情報を加味された検索結果の方が、より検索意図に沿った情報といえます。
このローカル検索機能に対して上位表示対策を行い、より流入確度の高いユーザーの獲得を目的とするSEO対策がローカルSEO対策です。今回はローカル検索結果に上位表示されるための方法をご紹介致します。
補足(ローカルSEOとMEO)
MEOはMap Engine Optimization(地図エンジン最適化)の略語。ローカルSEOの別名として呼ばれています。
ローカル検索機能を利用することでどのようなメリットが生まれるでしょうか?代表的な例でいくと、飲食店などの実店舗への集客数の増加があげられます。今、自分の近くのカフェやレストランに行きたい!という顕在化した検索ユーザーに露出することで来店の可能性が格段に高まります。
複数店舗経営する不動産業者は対象とする「地域+賃貸物件」等のワードで収益に繋がる確度の高い流入の増加を図ることができます。また、競合ひしめくビッグワードでも位置情報が加味されることにより上位化され、流入増加に繋がります。
ローカルSEOのメリットについてこちらの記事でも詳しく解説しております。
上位表示の前にまずはローカル検索結果において表示されるように、Googleマイビジネスに無料登録する必要があります。マイビジネスに最新の情報を入力することで、Google検索、マップ、Google+に表示されることになります。
※Googleマップで検索した場合、上図のように表示されます。更にクリックすると、マイビジネスに登録された情報が表示されます。
Googleマップ上に表示される情報はこちらの登録情報が基となるため、営業時間等は正確に記載しましょう。仮に営業時間が1時間短く記載されていれば「せっかく来たのに閉まっていたから帰ろう」というユーザーの機会損失に繋がりかねないので、注意が必要です。
マイビジネスへの登録方法は「Googleマイビジネスヘルプ」をご参照ください。
ローカル検索に表示されたらより上位を目指しましょう。検索結果により上部に表示された方がユーザーの目に止まりやすく、クリック率も上がります。上位表示のために必要な施策としては下記の2つがあげられます。
Googleマイビジネスへの登録ポイントは以下の6つを充実させることが重要です。特に写真追加やクチコミ管理は徹底的に行いましょう。
他のWebページに名前、住所、電話番号といったNAP情報(※)が記載されていることをサイテーションと言います。リンクがなく、クチコミサイトなどの記載も含まれ、サイテーション元のWebサイトの評価が高いと順位にも影響します。
あなたのビジネスが他のどのWebサイトからサイテーションを受けているのか?Google検索で名前、住所、電話番号を完全一致検索すると表示されるサイトがサイテーション元のサイトとされます。このサイトを増やしていくことがローカルSEOにも有効とされます。
サイテーションされるべきサイトにはFacebookや食べログなどが該当します。 これらのサイトにはNAP情報が掲載されるため、比較的容易にサイテーションを構築することが可能です。
ただし、ソーシャルという性質上、不特定多数のユーザーによって誤った情報が掲載される恐れもありますので、 それぞれのサイトで自社のビジネスページを作成し、常に正しいNAP情報に更新し続けることが重要です。
※NAP情報とは?
サイテーションの項目でもある以上3点をNAPと略します。
ローカルSEOでの上位表示方法について記載しましたが、最後にGoogleローカル検索のランキング要因となる3つの要素を説明します。下記の要因が関係するため、マイビジネスの情報が充実されていたとしても必ず1位となるわけではありません。
検索クエリとローカルリスティング(マイビジネスに登録されている店舗の情報)の関連性を高めることが大切です。Googleマイビジネスでサービス関連ワードを含めた多くのビジネス情報を入力し、検索クエリとの関連性を高めながら、上位表示を目指すことが重要です。
ビジネス情報は名称、住所、電話番号、ウェブサイト、カテゴリ、営業時間、メニューのURL、属性、写真の9つの項目が設定可能です。例えば、カフェの場合ならカテゴリを「カフェ」と登録、属性で「テラス席あり」等の情報を登録することが有効です。
検索クエリで入力した場所から実店舗までの距離です。検索クエリのない場合は「ユーザーの現在地情報」が認識されます。冒頭のカフェの例がこちらの影響です。六本木、大阪でそれぞれの位置から距離の近い検索結果が表示されています。
ビジネスの知名度が高く、有名なブランドや公共施設などはローカル検索で上位表示されやすい傾向にあるようです。
以上、ローカルSEOについて上位表示される方法を紹介いたしました。ローカル検索において上位表示されるためには以下の3点が重要といえます。
位置情報検索結果を活用することで地域性の高い流入を獲得できることは非常に有効なサイト集客施策と言えます。ローカルSEOも普段のSEOと本質は変わらず、ユーザーの求めるコンテンツを作成することが上位表示への近道です。
実店舗経営の皆様は、ローカルSEOとSEO、網羅的に対策を行い、集客及び収益に繋げていきましょう。
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