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2017.12.11

米田 裕美

WEB CREATION

WEBサイト制作の見積り項目ってわかりづらくないですか|依頼の仕方で費用が変わる?

目次
    1. まずは諸経費
    2. Webサイト制作の見積りに影響する三大要素
      1. サイト全体のボリューム感
      2. 工数
        1. 情緒的な動きの実装
        2. CMS(コンテンツマネジメントシステム)の実装
      3. 納期
    3. 見積り依頼の前準備はこれだ!
    4. まとめ

Web担当の皆様!サイトリニューアルの予算取りにお困りではないですか?社内でWebサイトの新規構築やリニューアルを行うことが決まったら、必ず行うのが制作会社への見積り依頼。

このお見積りですが、依頼の仕方で金額が変わる可能性があります!今回、制作会社側の基本的な見積りの考え方や見積り依頼をする前準備についてご紹介します。(SEOや広告の諸費用は割愛します)


まずは諸経費

まずは、Webサイトを持つだけでかかるコストとして代表的なものは下記の4項目です。

主なコスト4つ

  • サイト制作費・・・リニューアルサイト、新規サイト含めて公開までにかかる制作費用
  • サーバー費・・・サイトを作るために必要な土地の役割をする費用
  • ドメイン費・・・サイトにアクセスしてもらうための、個別の住所の役割をする費用
  • 更新管理費・・・画像差し替えや文章の修正、ページ追加など、公開後に発生する費用

こちらの4項目は多くのサイトで発生するコストです。

この内、サイト制作費が、公開前〜公開までの初期コストとなります。サーバー代・ドメイン代・更新管理費は運用に関わるコストになりますが、サーバーやドメインなどを別途新しく契約する場合は、初期コストが発生する場合があります。

また、サイトの種類によって更新内容や更新頻度も変わるので、更新管理費も変動します。例えば、ECサイトなど変化が多いタイプのWebサイトは、

  • 新商品の追加
  • クリスマスやバレンタインなどのイベント

によって、特集ページの制作や、そこに誘導するためのバナー制作が必要となります。更新する回数が多いと、そのぶん更新管理費のコストが高くなります。


Webサイト制作の見積りに影響する三大要素

Webサイト制作のお見積もりの3大ポイントとは以下の3つです。

見積もり3大ポイント

  1. サイト全体のボリューム感・・・ページ数やコンテンツ量
  2. 工数・・・デザイン、コーディング、システム開発における工数
  3. 納期・・・社内およびパートナーのリソース調整難易度

この3つの掛け合わせでお見積りの費用が大きく変化しやすいです。


サイト全体のボリューム感

サイト全体のボリューム感を知るために、必要なのはサイトマップです。ここでいうサイトマップとは、Webサイト内にあるページをリスト化し図に表したものを言います。わかりやすくするために、サンプルとして仮にA社を例にしてみましょう。

サンプルサイトマップ

例えばこんな感じです。

  1. サイトの玄関であり会社の顔ともなるTOPページ
  2. 会社の概要をまとめた会社案内ページ
  3. 主たる事業について説明する事業紹介ページ
  4. 主たる取り扱い商品や開発商品をまとめた製品紹介ページ
  5. ユーザーが企業に連絡をとるためのツールとしてのお問い合わせページ

この時点ではサイトとして制作するページは全部で5ページとなりますが、このサイトマップにもっと肉付けしていきましょう。

サイトマップに肉付け

このように5ページから、18ページまでボリューム感が変わりました。例えば、一言に「会社案内」といっても、代表あいさつや会社の沿革・受賞歴、会社名や設立日、資本金、住所などをまとめた会社情報など、さまざまなコンテンツが隠れているものです。

サイトマップを作成することで、漠然とイメージしていたものがどんどんと具体的になります。それにより、どういった資料や写真を用意していかないといけないかが明確になっていきますし、何よりページ数が明確になることで、ページ数による金額の振れ幅を軽減することが可能です。

もちろん、より詳細なサイトマップの設計は制作会社側で行なっていきますが、見積り依頼を出す前にできるだけ棚卸しをし、サイトマップのように簡単な図にまとめておくと全体のボリューム感が見えてくるのでより正確な見積りを出してもらいやすくなります。


工数

特にWebサイトにおいては、サイトの動きやシステムの導入などで工数が異なってくることがあります。

情緒的な動きの実装

サイトの動きとして特に目立つのはTOPページ。サイトにアクセスすると画面が大胆に動きだしてデザインも凝っていて思わず「カッコいい!」と誰もが言いたくなるようなサイトを実現するには、それ相応の知識や技術、工数が必要となります。

こういったサイトはいわゆる、動きの無いベーシックなサイトに比べ全般的に高度な専門技術や工数が必要となり、費用面が上がる傾向にあります。


CMS(コンテンツマネジメントシステム)の実装

また、サイトを簡単に更新できる、CMSというシステムがあります。

CMS自体は無料で使用できるものもあるので、CMS自体を使うことの初期コストやランニングコストは安くできます。しかし、それをサイト内に組み込んでいく…といった仕様になると、専門的な知識や技術が必要になります。

また、会員サイトを追加する、検索機能を追加するなどが要件として入る場合は、システム構築費として別途費用が発生していきます。

このような大胆な動きのあるサイトや、CMS・システム構築は、Webサイト制作の工数に大きくかかわります。しかしながら、工数の部分は特に、クライアント側では通常なかなか判断することが難しい内容です。

そこで!見積り依頼をする前の準備としてオススメしたいのが、ベンチマークとなるサイトをいくつかピックアップして制作会社に伝えること。想定している具体例を制作会社と共有できれば、ある程度精査された見積り額が降りてきやすくなります。

まずはWeb担当者様の想定に近いサイトを見つけてみることがとても重要です。


納期

Webサイト制作においても納期が短いことが見積りの値段に影響することがあります。

通常3ヶ月かかる制作期間を、1ヶ月で構築したい、などの場合ですね。その場合は、別途費用が発生する場合もありますし、しっかりクオリティーを高めるのであれば、制作期間は余裕を見たほうがよいと考えます。

制作期間の目安としては、「Webサイト制作の見積り依頼をしてから3〜5ヶ月くらい」実際に制作する時間も鑑みて、余裕を持ったスケジュールで見積り依頼をされることをオススメいたします。


見積り依頼の前準備はこれだ!

というわけで、見積り依頼の前に準備しておきたいのは以下の4項目!

見積もり前に準備しておきたい4項目

  • サイトマップ・・・想定している必要なページ数と概要をまとめたもの
  • CMSの必要有無・・・現在使用している場合は、CMSの種類も明記
  • ベンチマークのサイトURL・・・ベンチマークや気になるサイトを複数記載
  • 希望納期・・・目安は3ヶ月〜5ヶ月後

この4項目が明確になってくると、Webサイト全体のボリューム感や難易度、必要な工数がよりはっきりとするので精度の高い見積りが返ってきやすくなります。


まとめ

まとめとして、ご担当者様がWebサイトの新規構築・リニューアルでやりたいことが具体的で明確なほど、より現実的で正確なお見積もりを出すことができます。逆に、あまりに不明瞭で情報が少ないほど、想像の範囲が多くなり高額な見積りになってしまう可能性があります。

そうなると、お見積もりを出すまでに時間がかかる上にいざ見積もりが出てきた時点で、「実は不要なページや機能があり、割高になっている…」というようなことが発生し、お客様が正確な判断ができなくなってしまうこともあります。

できる限り、見積り依頼をする前に「構築したいサイト像を思い浮かべ、棚卸しをする時間」を作ってみてください。ただ、そんなお見積もりの事前準備も知識と経験が必要な部分が多いのも事実です。「プロにヒアリングしてもらい整理する」ことができれば、1番スムーズなのかもしれません。

弊社は、制作だけでなく、「SEOから広告、サイト制作まで」多くのサービスを取り扱っております。お客さまの課題は、「実はサイト制作だけでは解決できない」こともしばしば。少しでもお困りのことがございましたら、遠慮なくご相談くださいませ。