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GDNやYDN、SNS等の広告審査に落ちないバナーの作り方

Writerライター

垣花 千尋

株式会社PLAN-B Web戦略事業部 アド戦略ユニット アルバイト

2014年にPLAN-B沖縄オフィスにアルバイトとして入社。WEB戦略事業部でのWEBライターを経て、2015年からアド戦略ユニットに異動し大阪オフィスに勤務。現在はディスプレイ広告やSNS系のクリエイティブ制作業務に従事。

目次
    1. 審査落ちのリスクを事前に防ぐ方法
      1. 審査落ちの原因を知る
      2. ディスプレイ広告のサイズと容量を守る
      3. SNS広告のサイズと容量を守る
      4. ユーザーを誤認させる内容は記載しない
      5. GDNレスポンシブやSNS系はテキストを20%以上入れない
    2. 作成時と掲載時のバナーの変化
      1. YDNレスポンシブ・インフィードは縮小率が変わる
      2. LINEバナーのサイズ変化
    3. まとめ:審査落ちのリスクを事前に防ぐ方法

広告配信開始の前に、バナーには審査が必要って知っていますか?ルールを知らないと、審査に落ちて配信できない可能性もあります。

この記事では、期日内にディスプレイ広告やSNS広告でバナーを100%配信するために押さえておくべきポイントをご紹介します。さらに、各媒体でイメージ通りにバナーを掲載するための注意点も合わせてご紹介していきます。


審査落ちのリスクを事前に防ぐ方法

広告を一刻も早く配信したいと考えている場合は、広告の「審査」について押さえておく必要があります。バナーは入稿したからといってすぐに配信ができるわけではなく、媒体側が広告掲載のポリシーに反していないか審査を行っています。

審査落ちとなったバナーは掲載することができないため、期日内に広告配信を行うためには審査のポイントを押さえておくことが大切です。


審査落ちの原因を知る

媒体ごとに審査基準は多少異なりますが、主な審査落ちのケースは以下になります。

  • サイズと容量を守っていない。
  • ユーザーを誤認させる、不快感を与える内容。
  • テキストが20%ルールを超えている。

ディスプレイ広告のサイズと容量を守る

はじめに、バナーはサイズと容量を守らなければ入稿ができません。

容量:150kb以下
画像形式:JPEG、JPG、PNG、GIF

サイズGDNYDN
PCSPPCSP
300×250 ◯
600×500  
336×280  
729×90  
160×600  
468×60  
320×50  
640×100   
 320×100  ◯ 
 640×200   
 250×250   
 200×200  
 300×600 ◯  
120×600    
240×400   
 970×90   
970×250   
300×1050  ◯   
 300×300   ◯
1200×1200   
1200×628  ◯
 180×180   

SNS広告のサイズと容量を守る

次に、SNS広告で守らなければならないサイズと容量は以下になります。

容量:Facebook(記載なし) Instagram (30MB) Twitter (3MB) LINE (10MB/Hikeサイズは表に記載)
画像形式:JPEG、JPG、PNG

サイズFacebookLINETwitterInstagram
1200×628 
1080×1080 
1200×900   
254×133   
1200×444   
1920×1080   
114×114(50KB)   
640×320(1MB)   
640×200(1MB)   
800×418   
800×800   
1200×675   
1200×1200   

媒体によって必要なサイズが異なり、さらにデバイスによっても表示されるサイズが変わるため、入稿前に媒体とデバイスの必須サイズを確認しておきましょう。


ユーザーを誤認させる内容は記載しない

また、先ほど触れた審査落ちのケースについてですが、各項目で審査をクリアする方法を紹介します。


 01:主体者表記が明確でない

  • 各サイズ、視認可能な大きさや色で主体者表記(ロゴ)を入れる。
  • ロゴがない場合は「提供:◯◯」と記載。

02:コンテンツと同化するものや誤認させるもの。

  • 背景が白、複数カラムに分かれているものには視認可能な枠をつける。(1pxでかまわない)
  • 上部に帯をつける際、文字は一行ではなく二行以上にする。

03:最上級表現

  • ナンバーワンなどの訴求を行う際は、第三者機関の名称と調査年(1年内の調査データであること)を明記する。

04:過度な露出

  • 水着や下着など、裸に見える写真は使用しない。

05:体のコンプレックス商法

  • 肌トラブルや肥満系などの表記はしない。
  • 目や鼻など、人体の一部の写真をアップにしない。

06:連絡先の掲載

  • 電話番号、アドレス、二次元コードは記載しない。

07:特定の人物に向けたもの

  • 年齢や体重、悩みなどで個人を特定する表現は避ける。

08:ユーザーの行動を誤認させるもの

  • 検索ボックスや再生ボタンなどは記載しない。

09:ビフォーアフター系

  • 人によって異なる効果のため、記載しない。

10:点滅するもの

  • 単調な点滅はユーザーにストレスを与えるため、効果をつけない。

11:公的保険適応外のもの

  • 公的保険適応外の治療に関しては、「無料」訴求をしない。

12:金額の表記が税別か税込かわからないもの

  • サイト内の表記に合わせて、税込か税別か記載する。

このように、媒体側は「ユーザーを誤認させないか」「ユーザーに不快感を与えないか」を基準とした広告審査を行っています。


GDNレスポンシブやSNS系はテキストを20%以上入れない

GDNのレスポンシブやSNS系のバナーには、通常ルールに加えて、20%ルールという項目が存在します。

20%とは画像内に含めることができるテキストの量であり、審査をクリアするためには、規定内にテキストを収めるか、もしくはテキストを掲載しない方法があります。この20%ルールに含まれるテキストとは「キャッチコピー」「ロゴ」のほか、写真そのものに含まれる文字に関しても適応される場合があるため注意が必要です。

20%以内にテキストを収めるには、画像を5×5で25分割した状態で、5マスのみ使用する方法があります。

しかしこの方法で作成しても、数ピクセルの差で20%ルールを超えてしまうケースがあります。入稿前の最終確認は、以下ツールで確認できます。

LINE Ads Platform:https://ui.mtburn.com/tools/gridtool.html
facebook:https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay


作成時と掲載時のバナーの変化

フィード系広告の場合、実際に掲載面を見てみるとイメージと違っていた…という声も少なくはありません。何故イメージと実際の掲載面がイコールにならないのかというと、それは媒体ごとに表示される特徴が異なるからです。

そこで、媒体ごとに掲載されるバナーイメージと注意点を紹介していきます。


YDNレスポンシブ・インフィードは縮小率が変わる

YDNのレスポンシブ、インフィード系のバナーは、掲載面によって表示のされ方が異なります。

広告枠の大きさに応じて長方形か正方形で表示されるのですが、それからさらにバナーの比率が「縮小」されてしまう場合があります。縮小率を把握しておかなければ、YDNのレスポンシブ、インフィード広告とうまく付き合っていくことは難しいです。

では比率ごとに実際どのように変化するのか、こちらで確認してみましょう。

1200×628

300×300

縮小後は、画像の黒い部分がカットされます。このように、比率によってバナーの表示される面積が大きく異なることになります。以上のことを踏まえると、ユーザーに絶対伝えたい要素(テキストや写真など)は、縮小されても見切れないようにする必要があります。以下のツールで、どのように表示されるか掲載前に確認することができます。

Yahoo!JAPAN「画像表示シュミレーター」:https://promotionalads.yahoo.co.jp/dr/image-simulator/


LINEバナーのサイズ変化

SNS系で一般的な長方形バナーといえば画面内で大きく表示されるというイメージが強いかと思われますが、LINEの場合も縮小される可能性があることを加味する必要があります。先述したYDNの際に縮小されるのは「比率」ですが、LINEの場合は「サイズ」が縮小されることになります。

LINEで長方形バナーが掲載されるのは、「タイムライン」「ニュースフィード」「アカウントメデイア」「LINEマンガ」です。縮小の注意が必要なのはニュースフィードとLINEマンガの面で、タイムラインで掲載される四分の一程度のサイズでしか表示されない場合があります。このことで発生してしまうリスクとしては、バナーの要素が小さくて見えない可能性があるということです。

よって、テキストや商品などの要素は、バナーが縮小されることを前提に視認できる大きさにしておくと良いでしょう。

こちらが実際の掲載イメージです。

引用:QUARTET communications / MarkeZine


まとめ:審査落ちのリスクを事前に防ぐ方法

バナーの審査落ちを事前に防ぐために守るポイントは以下の3つです。

  1. サイズと容量を守る。
  2. 誤認させる、不快感を与える内容は記載しない。
  3. テキストは画像の20%以下に抑える。(※GDNレスポンシブ、SNS系に限る)

この基本ルールを守ることによって審査落ちを防ぎ、確実に広告を配信することが可能になります。

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