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インターネット広告
2022.04.21
2022.03.24
ライター: 五十嵐 和希
Web広告は、いまやどの企業のWebマーケティング担当者にとっても無視できない存在となっています。なかでもGoogleが提供する広告出稿サービス「Google広告」は、必ず押さえておくべきマーケティングツールです。
今回はGoogle広告の「メリット」と「Google広告内のプロダクトの種類」について解説いたします。
Google広告を利用するメリットは大きく3つあります。
一口にGoogle広告といえど、広告の掲載場所や広告の種類はさまざまです。
Google広告を利用すればさまざまなアプローチ方法を駆使して、あなたのマーケティング目標を達成できます。
Google広告を利用することで、世界中のユーザーに広告を配信することができます。
またリーチ数が膨大なだけでなく、広告を配信したいユーザーにしっかりターゲティングできる機能も備わっているため、その柔軟性からもGoogle広告は市場から高く評価されています。
TVCMなどのアナログ広告と比べて低価格から広告を出稿できるのも、Google広告のメリットの1つです。
またGoogle広告は広告が表示されるだけでは広告料金がかからず、ユーザーが広告をクリックしたり動画を視聴したタイミングで料金がかかる仕組みです。そのため費用面でのハードルも低く、導入しやすい広告だともいえるでしょう。
Google広告にはさまざまなプロダクトがあります。それらのプロダクトを把握することで、よりユーザーに最適な広告を配信することができるようになります。
ここではGoogle広告を利用する上で欠かせないプロダクトを紹介します。
検索キャンペーンとは、Googleの検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに連動して表示するテキスト広告のことです。
検索結果のページに表示される広告のため、皆さんも一度は見たことがあると思います。 検索広告の中にも、さまざまなプロダクトが存在するのでここで簡単に紹介します。
検索結果の上部や下部に表示される、テキスト広告です。通常の検索結果と区別するため、URLの横に「広告」と表示されています。
3つのキーワードを組み合わせた「見出し文」と、最大90文字(全角45文字×2)の説明文、広告先のURLを設定して作成します。
検索広告のメリットについては下記記事をご覧ください。
動的検索広告(DSA: Dynamic Search Ads)は、ユーザーが検索したキーワードと広告のリンク先であるサイトに基づいて、自動で広告の見出しが生成されるプロダクトのことです。その際通常の検索広告とは違い、キーワードの設定をする必要はありません。
AdWordsが自動的にサイトに関連するキーワードを選択し、ユーザーに広告を配信するという非常に便利なプロダクトです。 商品数が多く、商品の種類が頻繁に変わるECサイトなどは動的検索広告を導入するとよいでしょう。
ちなみにこのプロダクトが誕生した背景には、「ユーザーが検索するキーワードの多様化」が関係しています。今では多くの人が検索エンジンを利用していますが、彼ら1人1人検索する際のキーワードはさまざまです。
リスティング担当者からすると、それら膨大なキーワードを想定してキーワードを設定することは不可能であることから、このような「サイトのコンテンツを加味して自動でキーワードを選択し、広告文の見出しを生成する」プロダクトが誕生したのです。
DSAについてはより詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
検索広告に電話番号を表示し、直接電話がかけられるタイプの広告です。見出し部分には広告文ではなく、電話番号が表示されるのが特徴。ウェブサイトへのリンクも、設定できます。
販売促進や見込み客の獲得を目標とし、キャンペーンタイプで「検索」を選択。目標達成方法を「電話件数」にすれば、上記画像のように設定が可能です。
ディスプレイ広告(GDN)とは、Googleが提携する300 万以上のウェブサイトと 65 万以上のアプリの広告掲載面、GmailやYouTubeなどの関連サービスに配信できるプロダクトです。
インターネットユーザーの90%以上が配信対象でリマーケティングも可能なため、幅広いリーチが獲得できます。
ディスプレイ広告はできることも多く、使い方次第でプロモーションの幅が広がるので、必ずマーケティング担当者が抑えておくべきプロダクトとなります。
ディスプレイ広告では、主に3種類のキャンペーンが選択できます。
スマートディスプレイキャンペーンは、細かな設定をせずに作成できるのが特徴です。設定が必要なのは、単価と予算、広告アセット程度と、非常に簡潔で初心者にも利用しやすいのも魅力。細かな入札設定やターゲット設定などは、コンバージョン重視でGoogle側が自動で行ってくれます。
設定できるアセットのフォーマットは以下の通り。
レスポンシブディスプレイ広告は、画像(youtube動画)やロゴ、見出しや説明など、設定したアセットを組み合わせて、自動で広告が作成されます。ほかにも自身で作成したクリエイティブ画像を、アップロードして使用することも可能です。
ターゲティング、入札、予算、広告の作成をより細かく設定・管理できるディスプレイ広告です。
広告のローテーションや配信するデバイスの限定、コンテンツの除外なども細かく設定が可能。ターゲットとするオーディエンスやユーザー属性、キーワードなども柔軟に設定できます。
表示できる広告のフォーマットなどは、スマートディスプレイキャンペーンと同じです。
動画キャンペーンは、YouTube上で表示できる動画広告です。配信できる広告のフォーマットは5種類あり、ユーザーの属性や行動などに合わせて効果的にアピールできます。
動画キャンペーンで選択できるフォーマットタイプは以下の通り。
動画を配信する以外にも、サイトへリンクさせるオプションも設定が可能です。
YouTube広告の始め方や運用のコツなどは下記記事をご覧ください。
Merchant Centerで送信した商品データをもとに、検索結果に商品を表示させる広告です。オンライン店舗と実店舗、それぞれの在庫を宣伝できるため、eコーマスに最適です。
ショッピング広告では、商品の属性に合わせて検索ワードと関連性の高い広告が表示されます。キーワードの設定の必要がないので、効率よく広告運用が可能です。
表示される場所は、Google検索の検索結果やショッピング検索などが メイン。通常のテキストのみの検索広告と比べて、詳細な商品情報に加え画像でユーザーに訴求ができるので、クリックの質を向上させることが期待できます。
また、ユーザーが検索するキーワードと関連性の高い場合は、商品リスト広告とテキスト広告が同時に掲載される場合もあり、広告の表示面積が倍増します。表示面積が倍増するということは、ビジネス拡大のチャンスを見出すことができるため、ぜひ導入することをおすすめめします。
ファインドキャンペーンとは、Youtube Home FeedやGoogleアプリのDiscover、Gmailの広告枠などに表示されるフィード広告です。広告を表示する対象となるオーディエンスやユーザー属性を細かく設定でき、リマーケティングも行えます。
広告のフォーマットには「ファインド カルーセル広告」と「ファインド広告」の2種類が選択可能です。ただしどのような広告でもOKというわけではなく、使用できるアセットやコンテンツ、表現などには細かなルールや条件があるため注意が必要です。
ファインドキャンペーンでは、Googleアカウントにログインしているユーザーの興味や意向にあわせ、関連性の高い広告が表示されます。上手に活用すれば、ユーザー行動の促進にもつながるでしょう。
スマートアシストキャンペーンは、広告掲載の目標を決めるところからスタートできるキャンペーンです。簡単な設定で予算に応じた広告が出稿できるため、Google広告に不慣れなかたやウェブ広告の担当者のいない企業などにもおすすめです。
選択できる広告の目標は、「電話による問い合わせ」「来店の促進」「ウェブサイトでのユーザー行動」の3つ。このなかからユーザーに行ってほしい行動を選択することで、その目標を達成するために最適な広告が出稿できます。
初心者でもスムーズに出稿できるよう、広告の設定画面もよりわかりやすく作成されているのが特徴。質問に順に答えていくだけで、目標に合わせて最適な広告が自動で作成できます。必要に応じて「Googleマイビジネス」や「Googleアナリティクス」の設定の提案などもしてくれるため、多角的に目標達成へと近づけます。
実店舗を経営している場合などに効果的なのが、ローカルキャンペーンです。店舗の近くにいる見込み客や興味関心の高いユーザーに対し、店舗を宣伝できます。掲載先は主に、Googleマップや検索ネットワーク、YouTubeやGoogle ディスプレイ ネットワークなど。
「来店の可能性がある店舗近隣のユーザー」など見込み客に絞って宣伝できるため、予算をおさえつつ効果的に店舗を宣伝できるのが大きなメリット。住所表示オプションの作成や、Googleマイビジネスを活用すれば、店舗までの住所や道案内などもしてくれるため、店舗への来客数も増やせます。
ホテルキャンペーンとは、Googleでホテルに関する検索を行ったユーザに対して表示させる広告です。広告はGoogleの検索結果やGoogleマップなどに表示され、ホテルの空き状況や予約サービスごとの料金一覧、地図などが確認可能。希望するサービスをクリックすれば、そのまま予約もできます。
ホテルキャンペーンを利用するには、Google Hotel CenterやGoogleマイビジネス登録と設定が必要です。ホテルの情報や宿泊料金などは、Google Hotel Centerの情報が紐づけられます。出稿まで手間はかかってしまいますが、地域設定なども可能なため広告の効果は高いです。
入札単価は広告をクリックされたときや予約が完了(または滞在が完了)したときなど、複数のタイミングで選択が可能。予約が完了したときのみ広告費を支払う設定にしておけば、広告費の面でも安心です。
アプリキャンペーンはGoogleの検索結果やGoogle PlayやYouTubeなど、Google関連サイト全体で、アプリを宣伝できる広告キャンペーンです。
ほかのGoogle広告とは違い、細かく広告の設定を行わなくても、広告が作成できる点が大きな特徴。広告文の候補とアセットを選択するだけで、最適化された広告が自動で作成されます。ターゲティングや入札単価設定なども、自動で行ってくれるので、広告作成の時間短縮にもなるでしょう。
ではGoogle広告で設定できる表示オプションをご紹介します。
最後に検索広告を実施する上で、Googleが導入を推奨するプロダクトがあります。それが広告表示オプションです。いくつか種類があるのでここでご紹介します。
会社やお店がある場合は住所・地図・距離を広告に表示する広告オプションです。 例えば、特定の塾や飲食店に集客するローカルマーケティングでよく利用されます。
ユーザーが欲しい商品がある場合、その商品を販売している最寄の店舗の場所を広告に表示してくれる広告表示オプションです。自身が経営している店舗や会社を表示させる場合は住所表示オプションを、小売チェーンを通して商品を販売している場合はアフィリエイト住所表示オプションを利用するといいでしょう。
広告に電話番号を表示することができる広告オプションです。モバイルユーザーはこの電話番号をクリックすることで、電話をかけることができます。飲食店などの広告の場合、店舗に電話をかけるユーザーがいることを考えると広告のクリック率が上がることが期待できます。
電話キャンペーン(電話専用広告)とは異なり、広告文の下に電話番号が表示されるのが特徴。サイトへのリンクも利用できます。
広告の下にリンクテキストと、ページの URLを設定することができる広告表示オプションです。広告文では伝えきれなかった情報をサイトリンクを通じて補足して伝えることができます。
広告の下にテキストのみで表示させる広告表示オプションです。サイトリンクではページのURLを設定できましたが、コールアウトではページのURLを設定できません。ですがキャンペーンや特典情報など、期間を決めて表示させるなどのカスタマイズが可能です。
広告に商品やサービスの詳細を、表示することができるオプションです。商品の金額や種類を設定することができるので、ユーザーに商品のメリットを提示できます。商品ページへ直接リンクできるため、コンバージョンアップにもつながるでしょう。
13種類のヘッダーから選択した内容にそった、サービス内容やスニペットの追加ができるオプションです。リンク先URLの設定はできませんが、商品やサービスに関する情報量が増やせるので、補足情報として活用できます。
年中行事に合わせた、セールや割引情報を掲載できるオプション。「○○円割引」や「○○%オフ」などの文言が表示できるため、訴求性も高められます。最低購入額など、プロモーション適用の条件の設定も可能です。
Google カスタマーレビューやサードパーティのレビューを活用し、5つ星や評価数などをの販売者評価を表示できるオプションです。一定の表示要件はあるが、クリック率やエンゲージメントの向上につながるため、メリットは多いでしょう。
ウェブサイトに遷移することなく、問い合わせやファイルのダウンロードなどを行えるフォームの設置ができるオプションです。ユーザーがGoogleアカウントにログインしている状態なら、リード情報の入力の手間も省けるため、コンバージョン率の向上にもつながります。
広告の下に、指定したアプリストアへのリンクを表示するオプションです。自社のアプリストアや、アプリサービスを持っている場合には、利用者の増加が見込めます。デバイスにあわせて最適なリンクが表示される仕組みのため、ユーザーもストレスなく利用できるのもうれしい。
広告の横に、任意の画像を挿入できるオプション。スクエア画像と横長画像の2種類の画像が利用可能。テキストだけでは伝えきれない内容を画像で伝えたり、視覚的に広告を強く印象付けたりする効果が期待できます。
Google広告はできることが非常に多い運用メニューなので、何ができるかを整理して施策を打っていきましょう。
また、プロダクトのアップデートも多いため、情報を追っていくことも重要です。最新の情報を入手してさらに効果的な広告運用ができるように邁進していきましょう!