Google広告のアカウント移管方法!代理店と事業主別の方法を解説

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目次
    1. アカウント移管のメリット
      1. 工数削減
      2. データの蓄積
      3. 機会学習の促進
    2. Google広告のアカウント移管の概念
      1. MCCとは
      2. アカウント移管とは
        1. 事業主⇔代理店の場合
        2. 代理店⇔代理店
    3. アカウント移管の手順
      1. 手順の進め方
      2. ①アカウント権限の譲渡依頼
      3. ②MCC管理画面の左メニューから「設定」⇒「サブアカウントの設定」を選択
      4. ③「+ボタン」を選択
      5. ④「既存のアカウントをリンク」を選択
      6. ⑤リンクしたいアカウントの「アカウントID」を入力⇒「リクエストを送信」
      7. ⑥移管元に承認依頼
      8. ⑦申請フォームに必要事項を入力 (事業主の場合)
      9. ⑧申請フォームに必要事項を入力 (代理店の場合)
      10. ⑨Googleの移管設定作業→移管先・移管元で承認作業
      11. ⑩移管元からの権限切り離し
    4. Google広告のアカウント移管の手順書に使ってください

今回はGoogle広告のアカウント移管について解説致します。

広告を運用する会社が変わる場合、広告アカウントを作り直さないといけないと思っている方もいるかもしれませんが、実は今使用しているアカウントをそのまま移管することが可能です。

下記に当てはまる方は特にこの記事でGoogle広告のアカウント移管方法をマスターしていきましょう。

  • 自社運用のGoogle広告を代理店に依頼したい方
  • 代理店を切り替えたい方
  • インハウスを目指している方

リスティング広告について、基礎を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

アカウント移管のメリット

中には広告アカウントを移管するか、新規でアカウントを開設するか迷われている方もいるかもしれません。

弊社では新規で開設するより、既存のアカウントを移管することを推奨しているため、まずアカウント移管のメリットをご紹介します。

アカウントを移管するメリットは大きく3点あります。

工数削減

広告アカウントを引き継ぐことにより、アカウントを構成していく工数を削減することができます。

1からアカウントを作成するとなると、KW設計、キャンペーン設計、広告文作成、入稿、オーディエンスリスト作成などたくさんの工数がかかります。

アカウントを引き継ぐとこれらの工数は当然かからなくなるので、余った時間を他の改善に使用することができるようになります。

データの蓄積

アカウントを引き継ぐことにより、今までどのような配信をして、どのような結果を得ていたのかというデータも蓄積したまま引き継ぐことができます。そのため、過去の結果を踏まえて新しい施策を生み出すことができるようになります。

機会学習の促進

Google広告は機会学習が配信に影響を及ぼします。仮に既存のアカウントで良い機会学習を蓄積できていた場合、それを引き継がないと勿体ないです。

新規でアカウントを作成した場合、1から学習を蓄積する必要があるため、効率悪化のリスクが高くなります。

Google広告のアカウント移管の概念

アカウント移管方法をお伝えする前に、まずはMCCアカウントとは何か、広告アカウントを移管するとはどういうことなのかを知る必要があります。

既にご存知の方はこの項目を飛ばし、次の「アカウント移管の手順」から読んでください。

MCCとは

Google広告では、通常広告アカウントごとに請求の処理を行います。ただ数多くのアカウントを抱えている代理店や事業主は、一括で支払情報を管理するために、「MCCアカウント」という親アカウントを保有していることが多いです。

アカウント移管を行う際、この「MCCアカウント」という概念を知っておくとスムーズに理解できるため覚えておきましょう。

アカウント移管とは

アカウント移管とは上記で説明した、MCCアカウント傘下にクライアント様のアカウントを紐づけること、または切り離すことを指します。事業主と代理店の間で移管する場合と、代理店間で移管する場合に分けて説明していきます。

事業主⇔代理店の場合

事業主から代理店へアカウント移管する場合は、事業主側の広告アカウントを代理店側のMCCアカウント傘下に紐づけるという対応をします。

またその逆の代理店から事業主側に移管する場合はMCCアカウント傘下にある広告アカウントを切り離すという対応が必要になります。

代理店⇔代理店

代理店同士でアカウント移管する場合は、お互いMCCアカウントを持っていることが想定されるので、移管先のMCCアカウントに紐づけた後に、元代理店のMCCアカウントから切り離すという作業が発生します。

この切り離す作業をしないと、元代理店からもアカウントを操作できる状態になってしまうため、忘れずに行いましょう。

アカウント移管の手順

ここからはGoogle広告のアカウント移管の具体的な手順を説明していきます。

手順の進め方

移管作業をする方が事業主、代理店かによって一部手順が変わってくるため、それぞれ下記の通り読み進めてください。

  • 事業主の場合:①⇒⑦⇒⑨⇒⑩
  • 代理店の場合:②⇒③⇒④⇒⑤⇒⑥⇒⑧⇒⑨⇒⑩

①アカウント権限の譲渡依頼

代理店⇒事業主に移管する場合、代理店側の作業として、既存の広告アカウントの権限を先に譲渡する必要があります。

まず該当アカウントに入り、右上にある「ツールと設定」ボタンをクリックし、「アクセスとセキュリティ」というボタンをクリックします。

下のような画面に遷移するので、「+」ボタンをクリックします。

すると下の画面に遷移するので、事業主企業のメールアドレスを入力し、「管理者」のチェックボックスにチェックを入れ、招待状を送信というボタンをクリックします。

これで権限の譲渡は完了です。

事業主の方はメールが届くので、忘れずに開封するようにしましょう。

②MCC管理画面の左メニューから「設定」⇒「サブアカウントの設定」を選択

まずはMCCの管理画面の左メニューから「設定」をクリックし、その中の「サブアカウントの設定」というボタンをクリックします。

③「+ボタン」を選択

④「既存のアカウントをリンク」を選択

⑤リンクしたいアカウントの「アカウントID」を入力⇒「リクエストを送信」

下記のような画面に遷移するので、リンクしたい広告アカウントのアカウントIDを入力し、「リクエストを送信」というボタンをクリックします。

尚、アカウントIDは各アカウント名の横に記載されている、「○○○-○○○-○○○〇」という10桁の数字のことを指します。

⑥移管元に承認依頼

移管元の管理者から、送信したリクエストの承認を得る必要があります。お客様、もしくは代理店に、承認してもらえるよう依頼をしましょう。

その際にMCCアカウントの管理権限付与の有無を選択する画面になるので、「有」としてもらいましょう。「無」を選択すると移管処理が進行出来ません。

⑦申請フォームに必要事項を入力 (事業主の場合)

次にGoogleにアカウント移管申請を送信する必要があります。下記リンクから申請しましょう。

Google広告ヘルプページ_お支払い設定の変更

ヘルプページに遷移すると、最初にいくつか選択肢が出てくるので、下記項目にチェックを入れましょう。

  • 毎月の請求書発行によるお支払いの利用を申し込む

上記項目を選択すると基本的にフォームに沿って入力していくだけなので割愛します。

お支払いプロファイルIDや法人の場合は会社の登記住所等が必要になるので、あらかじめ準備しておくとスムーズになります。

⑧申請フォームに必要事項を入力 (代理店の場合)

次にGoogleにアカウント移管申請を送信する必要があります。下記リンクから申請しましょう。

Google広告ヘルプページ_お支払い設定の変更

ヘルプページに遷移すると、最初にいくつか選択肢が出てくるので、下記項目にチェックを入れましょう。

  • 毎月の請求書発行はそのままで、課金設定を更新します

上記項目を選択すると基本的にフォームに沿って入力していくだけなので割愛します。

お支払いプロファイルIDや法人の場合は会社の登記住所等が必要になるので、あらかじめ準備しておくとスムーズになります。

⑨Googleの移管設定作業→移管先・移管元で承認作業

Googleにアカウント移管申請を送信すると、Googleサポートチームでアカウントの移管設定をして頂けます。

設定が完了すると、移管先の請求管理者および移管元の請求管理者のメールアドレスに移管設定の承認メールが届きます。この承認メールを承認すると移管設定自体は完了になります。

⑩移管元からの権限切り離し

最後に移管元のアクセス権限を削除する必要があります。この削除をし忘れてしまうと、移管元のアカウントからも管理画面を操作、閲覧することが可能な状態が継続してしまいます。

MCCの管理画面の左メニューから「設定」⇒「サブアカウントの設定」をクリックし、権限を切り離すアカウントの左端のチェックボックスにチェックを入れます。すると上部に青色の枠が表示されるようになります。

この青色の枠内の「編集」⇒「リンク解除」を選択します。

解除するアカウントを選択できる画面に遷移するので、移管元のアカウントを選択し、「リンクを解除」というボタンをクリックし完了です。

Google広告のアカウント移管の手順書に使ってください

ここまでGoogle広告のアカウント移管方法を見てきました。操作自体は複雑ではないものの、実際に操作してみないとなかなか理解することが難しい作業だと思います。実際に操作をしながら、この記事を役立てて頂ければ幸いです。

また運用の引継ぎには、アカウント移管だけでなく、現状のプロモーション状況や、過去の施策状況など、情報の共有も大切になります。

アカウント移管も含め、漏れなく丁寧に引継ぎを行うことを心掛けましょう。