
突然500エラー(Internal Server Error)に!原因と解決方法は?
SEO対策
2022.05.19
2021.05.11
ライター: 五十嵐 和希
先日Googleがリッチスニペットの名称をリッチ検索結果(リッチリザルト)へ変更しました。
リッチ検索結果とは、通常の検索結果に現れるページの説明文(ディスクリプション)とは別に、その内容に関連した画像やユーザーの評価などが表示され、ページに関するより詳細な情報を検索結果上で知ることができます。
以前はこのリッチスニペットに関わる名称が複数存在(リッチカード、エンリッチ検索結果)していましたが、リッチ検索結果に統合されました。この変更に伴い「リッチ検索結果テストツール」が新たにリリースされました。
文字通り、サイトにリッチ検索結果が表示される仕組みができているかどうかを確認するためのツールです。
そもそもリッチ検索結果を表示させるには、構造化データをサイトに施しておく必要があります。構造化データとは、HTMLに記述された内容を検索エンジンにも理解ができるようにするための記述です。このマークアップを適切に設定することで、リッチ検索結果を表示させることができます。
ただし、マークアップをしたからと言って必ずしも表示されるわけではありません。表示の有無は検索エンジンによって判断されるので、設定後はしばらく待ちましょう。
構造化データマークアップが、正しく設定できているかどうか判断する際に使用しましょう。設定後にリッチ検索結果が表示されない場合、記述自体が間違っている可能性があります。テストをする場合は、リッチ検索結果テストツールに確認したいサイトURLを入力するだけです。
リッチ検索結果テストツール
またこのツールは他サイトのURLも利用できるので、競合サイトが構造化データを設定しているかどうか確認したい場合に使用しましょう。
このリッチ検索結果テストツールはベータ版なので、特定の構造化データのみの対応となります。対象となる構造化データは以下の通りです。
上記4種類の構造化データを使用しているサイトであれば、テストツールでチェックが可能です。現状はこの4種類しか存在しませんが、今後は更にチェック対象を増やしていくとのことです。
まだまだ対応している構造化データが少ないので、それ以外の内容でチェックをしたいという場合は、従来の「構造化データテストツール」を利用しましょう。
では実際にリッチ検索結果に対応しているサイトの例をご紹介します。
各レシピのページが構造化データの対象となっています。Googleが推奨しているJSON-LDを使用しています。
各映画の作品紹介ページが構造化データの対象となっています。こちらはmicrodataのマークアップが記述されています。
各求人情報ページが構造化データの対象となっていますが、検索結果テストツールでチェックをしてみると一部のマークアップが対象ではないというエラーが表示されます。(2018年1月28日現在)なお、マークアップの方法はJSON-LDを採用しています。
構造化データを設定すること自体は、ランキングに直接影響を与えることはありませんが、リッチ検索結果に画像やレビューを表示させることで、自社サイトへの流入数の増加、またクリック率を上げることが可能です。
まだ自社サイトへ構造化データマークアップを設置してない場合は、リッチ検索結果テストツールで確認をしながら進めましょう。ただし、テストツールが対応している構造化データである必要があるので注意が必要です。
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