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2018.01.04

笠谷 瞳

SEO SOLUTION

canonicalタグやdescriptionタグをプラグインを使わずに簡単設定|WordPressの初期設定を見直そう

目次
    1. canonicalタグを設定
      1. canonicalタグを確認する
      2. テーマを編集
    2. meta descriptionタグを設定
      1. TOPページは「キャッチフレーズ」に入力しておく
      2. カテゴリ、タグページは説明欄に入力しておく
      3. 記事や固定ページには抜粋欄に入力しておく
      4. 抜粋や説明をmeta descriptionタグとして表示させる
      5. 抜粋の前後に入る<p>タグを消す
      6. meta descriptionタグが表示されていることを確認
    3. まとめ

WordPressはテーマを入れたら簡単に始めることができる。そんな印象を持っていると思いますが、意外なところにSEO対策の落とし穴が存在します。

  • canonicalタグの内容が同じページに複数存在している
  • meta descriptionタグが表示されていないページが存在している

テーマにもよりますが、デフォルトの設定ではSEOで非常に重要視されるこれらのタグが、正常に機能していない場合があるのです。現在使用されているテーマで、各ページ専用に上記が存在しなかった場合は今すぐ修正しましょう。

修正する方法は簡単です。テーマテンプレートに、今回紹介させていただくコードを追加するだけです。
前回のパーマリンク設定に引き続き、細部まで設定を行って、SEO強化を実現しましょう。


canonicalタグを設定

canonicalタグ設定は記事の重複があっても同じページとして認識させるための設定です。WordPressではcanonicalタグの設定が内部ページにしか存在せず、TOPページやアーカイブページには存在しないテーマテンプレートが多いです。

テンプレートによっては付いているものも存在しますが、もし無ければ設定する必要があります。

お好みのテーマを設定したら、ソースを開いてcanonicalタグが入っているかどうかを確認し、必要であれば設定していきましょう。


canonicalタグを確認する

サイトを開いてソースを開き、「canonical」を検索してみましょう。TOPページ、アーカイブページ、内部ページそれぞれにcanonicalタグが存在し、そのページのURLパスと一致しているかどうかを確認します。

タグ確認 トップページ

タグ確認 内部ページ

ここでは、内部ページは一致しているようですが、TOPページやアーカイブページはそもそも存在していないことがわかります。

以下の通り設定していきましょう。


テーマを編集

テーマを実際に編集して設定していきましょう。

【注意!】

テーマのバックアップは必ず取りましょう!

ソースコードをまるごとコピーし、テキストファイルとして保存しておくと良いでしょう。

外観>テーマの編集>header.phpを選択します。

<head>から</head>の間で以下のコードを入れて、保存します。

これでソースに表示させることができるようになりました。ですが、このままですと、元々あったcanonicalタグの表示と重複してしまう可能性があります。そこで、元々の表示を消す設定をします。

外観>テーマの編集>header.phpを選択します。

一番下を改行して、以下のコードを入れて、保存します。

これで元々の表示を消すことができました。ソースを確認しましょう。

ソース確認

各ページのcanonicalタグとURLが一致していることを確認できました。

これで完了です。


meta descriptionタグを設定

meta descriptionタグ設定も非常に重要です。SEO対策で改善すべき3大箇所の一つでもあるほどです。

ここではWordPressでの設定方法を紹介します。ソースを確認しても表示が無かったり、一部しか表示されていない場合は改善が必要です。元々ある項目を利用して、正しく表示されるようにテーマテンプレートにコードを追加しましょう。


TOPページは「キャッチフレーズ」に入力しておく

設定>一般 の画面で
[キャッチフレーズ]の欄にTOPページのmeta descriptionタグの内容を入力しておきます。

一般設定

完了したら[変更を保存]をクリックして保存します。


カテゴリ、タグページは説明欄に入力しておく

カテゴリの設定ページで説明欄がありますのでそちらに入力しておきます。

カテゴリーの編集


記事や固定ページには抜粋欄に入力しておく

記事や固定ページでは、投稿画面にて抜粋欄を利用することでmeta descriptionタグの内容を表示させることが可能です。抜粋欄がない場合は、ページ上部の表示タブを開き、抜粋にチェックを入れて抜粋欄を表示させます。

チェック 抜粋

抜粋欄 内容

固定ページの場合は元から抜粋欄が表示タブの中にも存在しません。ですのでテンプレートの編集で表示させるようにします。

外観>テーマの編集>functions.phpを選択します。

以下のソースを一番下などに追加して保存してください。

固定ページに抜粋欄が現れたらこの記事のmeta descriptionタグ内容を入力し、保存しましょう。


抜粋や説明をmeta descriptionタグとして表示させる

各ページの内容は各設定欄に入力しておくことで、ページ別のmeta descriptionタグを設定することができました。あとは実際に表示させるためのコードの追加を行いましょう。

外観>テーマの編集>header.phpを選択します。

<head>の中に以下を追加します。

このコードを入れることにより、TOPページでは[キャッチフレーズ]の内容を表示させ、記事ページでは[抜粋]を、カテゴリやタグページでは[説明]を表示させます。


抜粋の前後に入る<p>タグを消す

粋欄や説明欄をmeta descriptionタグとして表示させることはできるようになりましたが、WordPressは<p>タグを自動で設置するため、このままですとmeta descriptionタグの中に<p>タグが入るという現象が起きてしまいます。ですのでfunctions.phpにてこの<p>タグを無くす設定をしておきます。

外観>テーマの編集>functions.phpを選択します。

一番下などに、以下のソースを追加してください。

これで記事とカテゴリ、タグページの抜粋に<p>タグはつかなくなりました。


meta descriptionタグが表示されていることを確認

各ページのソースを見ていきましょう。入力された内容がmeta descriptionタグとして表示されているのが確認できると思います。

また、記事の抜粋欄になにも記述しなかった場合、記事の内容の初めの120文字が引き抜かれて表示されますので、この機能を利用した本文の書き方をしても良いかもしれませんね。


まとめ

canonicalタグやmeta descriptionタグは非常に重要な役割をしていますが、WordPressの初期設定だけではこの機能は完璧には備わっていません。

便利だからとついつい簡単に利用してしまいがちですが、完成したサイトは必ずソースを見て、何が足りないのか?何が不要なのか?を見極めて仕上げていきましょう。