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日本語URLってSEO対策に効果的ってホント?|WordPressサイトでの設定方法を解説

Writerライター

笠谷 瞳

株式会社PLAN-B R&D事業部

2012年に中途でPLAN-B入社。SEOの研究開発を担うR&D事業部にて、デザイン、コーディング、システム面を幅広く担当。SEOを軸にした制作を行う。

目次
    1. URLにキーワードを含めたら効果があるのか?
    2. パーマリンクを設定してキーワードを含める
      1. スラッグを変更する
      2. パーマリンク設定
      3. 今後の更新でもスラッグ名への気配りを忘れずに
    3. 日本語URLは効果が無いのか?
      1. 悪影響があるわけではないし、有利になるわけでもない
      2. SNSで通用しないパターンがある
      3. 状況に適したURLを選ぼう
    4. これまでのページは全て直すべき?いきなりの変更は平気?
    5. まとめ

「WordPressでサイトを作れば更新が簡単!」
「WordPressで作ったサイトが格好いい」

そう聞いて早速WordPressをインストールしたのはいいものの・・・意外と細部が見落とされているサイトをよく拝見します。

SEOに特化したサイトにするなら、些細な部分までこだわっておくのが一流というもの!

第一回は「WordPressで見落としがちな初期設定」である「URL」と、その設定をする「パーマリンク」について、お話していきます。


URLにキーワードを含めたら効果があるのか?

そもそもコンテンツでもないURLはSEOで効果を発揮する箇所なのでしょうか?

ディレクトリ構造について気にする必要があったとしても、キーワードを含める必要性と重要度はどれ程のものなのでしょうか?

この事について、Googleのミューラー氏はこう語っています。

ジョン・ミューラー氏:小さくではあるが、効果はある。Webサイト管理者に「必ず行うように」と指示を出すほどでもないが。

必須か?と言われればそうでもないですが、ランキングファクターに少なからず効果あり、と解釈するならば、キーワードを含めたURLにすべきでしょう。

ではどのようにしたらWordPressでキーワードを含めたURLを作ることができるのか、次項から説明していきます。


パーマリンクを設定してキーワードを含める

パーマリンクとは、WordPressが記事や固定ページ、カテゴリなどの一覧ページに対して与えるURLのことです。これは設定によって、IDを使用した数字の羅列であったり、英数字であったりと、様々な形に変更することが可能です。

初期設定ですと記事毎のURLが「http://◯◯◯/?p=123」といった、内容とは何の関連も無い英数字でしかありません。ですので先に語ったキーワードを含めたページURLを作るためには、幾つかの設定が必要となります。


スラッグを変更する

スラッグはページ毎に設定できる◎◎◎.htmlの「◎◎◎」のようなファイル名となる部分です。

タイトル欄直後にスラッグを変更できる欄があります。ここは、タイトルを日本語で書くと、自動的に同じく日本語が入るようになっています。今回はまず英数字に変更して入力してみましょう。

スラッグ記入欄はここでも出すことができます。

入力が完了したら記事を保存します。


パーマリンク設定

スラッグを変更するだけではページURLは変化しません。次にWordPressの設定で先程のスラッグを表示させるようにしましょう。

こちらの設定から変更できます。色々と選ぶ箇所がありますが、ここは空白となっている一番下の欄を選択し、以下のように入力しておきます。

カテゴリを活用する場合

/%category%/%postname%/

シンプルにする場合

/%postname%/

このようにして保存します。

ワンポイントアドバイス

上記二つにはそれぞれメリットがありますので、下記を元にどちらかを選んで入力してください。

/%category%/%postname%/

親であるカテゴリをURLで明確にできます。ディレクトリ構造がわかりやすくなり、ユーザーにとっても把握しやすくなるでしょう。主にカテゴリが一つの場合などに有効となります。

/%postname%/

シンプルなファイル名で単純明快となります。複数のカテゴリに属している場合に有効となります。

上記設定をして保存した後、各ページを確認してみましょう。キーワードが含まれたURLとなっていることが確認できれば、これで設定は完了となります。


今後の更新でもスラッグ名への気配りを忘れずに

パーマリンクは一度設定すれば、投稿の度に設定する必要はありません。ですが各記事ページ、固定ページについては、今後も更新する場合にはタイトルを書いた後にスラッグ名を設定していきましょう。

タイトルに入れた内容が自動で設定された場合であっても、確認を忘れずにしていけば、良い結果に繋がる近道となっていくでしょう。


日本語URLは効果が無いのか?

先にも述べたように、タイトル欄に日本語を入力しますと、特殊な記号を抜いた同名の内容が、自動的にスラッグ名にも入る仕組みになっています。ですが日本語URLはSEOとしての効果があるものなのでしょうか?

そもそも英数字ではない時点で、全世界で使用される検索エンジンにあまり影響を与えられないのでは……と思い込んでしまいそうです。


悪影響があるわけではないし、有利になるわけでもない

結論から述べますと、SEOに悪影響を及ぼすわけでもなく、良い効果をもたらすものでもありません。ですので日本語を使用してはならない、という禁止令を出す必要もありません。また、ミューラー氏によるとこのような発言もあります。

ジョン・ミューラー氏:コンテンツと同様の言語をURLでも使用することがベストだ。何故ならURLは検索結果で目に見え、ブラウザでも見ることができるからだ。

ユーザーは、入力したURLのページにアクセスすることができる。コンテンツと同じ言語のURLであれば、例えばヒンディー語のコンテンツ内容で、URLもヒンディー語になっていれば、ヒンディー語を利用するユーザーにとって優れた体験となるだろう。

しかし現状英語のURLに何も問題が無いのであれば、URLが英語、コンテンツがヒンディー語という状況は、ランキングに悪影響を与えるということは無い。だが先々の事を考えるならば、コンテンツと同じ言語のURLにしたほうが良いようにも思う。

検索エンジンの上位表示に直接働きかけているわけではありません。しかしユーザー目線として考えるならば、コンテンツ言語と同じ、日本語URLを使うのが良心的となるのかもしれません。


SNSで通用しないパターンがある

ですが、Facebookやtwitterなど、SNS上でリンクを共有しようとURL欄をコピー&ペーストすると、「%E24%E22・・・」のように英数字と記号の羅列となってしまいます。怪しいリンクが増えている今日、このような表記はリンクをクリックするのに戸惑ってしまいそうですね。

URLも長くなってしまい、画面上を埋め尽くすURLには良い印象は持たれづらい・・・かもしれません。


状況に適したURLを選ぼう

日本語にするか英数字にするかはこだわるべき部分では無いと思われます。

先に述べたように、ユーザビリティを優先的に考えるならば日本語URLを選べば良いでしょうし、URLを紹介するような事を頻繁に行うのであれば、英数字であるのが良いでしょう。どちらにしても検索エンジンへ直接的な影響はありません。


これまでのページは全て直すべき?いきなりの変更は平気?

WordPressはタイトルを入力するだけで、日本語であれば日本語の、英数字が含まれていれば英数字の内容を、スラッグ名に自動で設定してくれます。それにそこまで気にするほどのSEO効果ではありませんから、必須ではないと思われます。

ただし今までとURLが変わることだけは注意したほうが良いでしょう。

まだ何も記事を書いていない初期段階であれば問題はありません。しかし、記事を公開してからある程度時間が経過している場合には、URLが変わることによって元URLの順位が落ちるなど、新たなURLが評価されるまでに時間がかかる場合もあります。

実施する場合はcanonicalやリダイレクト設定などに気を配りましょう。


まとめ

WordPressは様々なことが簡単に実現可能な反面、始めからたくさんの機能が備わっているだけに、初期設定の落とし穴を見落としがちです。特にURLとなるパーマリンク設定は、WordPressを構築し始める際に、一番に設定する箇所でもあります。

SEO的効果が薄い部分とはいえど、些細なことから設定を怠らないようにしましょう。

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