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ペンギンアップデートとは|対策と注意点を紹介

Writerライター

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B プロジェクト推進室 ビジネス開発

2013年中途採用でPLAN-Bに入社。東日本エリアの営業マネージャーを経て、2017年にビジネス開発ユニットを立ち上げ、各種アライアンス構築活動を中心とした事業開発や、SFA/MAなどを駆使した営業支援業務に従事。

目次
    1. ペンギンアップデートとは?対象となるサイトは?
      1. 01.悪質なリンクの使用
      2. 02.クローキング
      3. 03.リッチスニペットの不正利用
    2. ペンギンアップデートの歴史
    3. ペンギンアップデートの対象とならないために覚えておくべき事
      1. 意図的なリンク設置でないとしてもそう判断されるケースがある
      2. 対象となりうるリンクの種類
    4. 自然なリンクを獲得するためにできること
    5. まとめ:ペンギンアップデートではなく、ユーザーを意識すれば自然とリンクは集められる

Webサイトを評価する基準は、大きく分けて2つ存在します。

1つはWebサイト内のコンテンツ、そしてもう1つは外部から受けるリンクです。この内部と外部の改善を施すことで、検索結果の順位を向上させることができます。

しかし、ランキングで上位を狙うことを意識し過ぎるあまり、ガイドラインに違反する様な手法を利用したサイトが後を絶ちません。その様な悪質なWebマスターを淘汰し、より質の高い検索結果を提供するため、Googleは様々なアップデートを繰り返してきました。そのうちの1つに「ペンギンアップデート」があります。


ペンギンアップデートとは?対象となるサイトは?

ペンギンアップデートは、不正な手法を用いて上位化を目指すWebサイトを対象に実施されたアップデートです。対象となるサイトは、順位を大幅に下げられるだけでなく、最悪の場合はインデックスが削除されることもあります。

ではどのような行為が不正と取られてしまうのでしょうか?主な手法は以下の通りです。


01.悪質なリンクの使用

本来外部リンクというのはサイト利用者が自然に設置するものですが、ウェブマスターが自作自演でリンクを貼ることで、ランキングを不正に操作することができます。また、リンクを貼ってもらう代わりにサイト管理者へ対価を払うことも禁止されています。

悪質なリンクの使用

その他にもユーザーに見えないように設置されたリンクなど、ランキングを不正に操作する目的で使用されたものは、ペンギンアップデートの対象となります。


02.クローキング

クローキングは、ユーザーに見せるコンテンツと検索エンジンのクローラーに読ませる内容を、意図的に変更することを指します。

クローラーには狙っているキーワードを乱用したページを読み込ませますが、一見すると通常のサイトとなんら変わりが無いため、目視による判断は難しいです。

クローキング


03.リッチスニペットの不正利用

リッチスニペットは、検索結果に表示される要約部分(ディスクリプション)に加えた、レビューなどの補足情報のことです。ユーザーを騙す目的で根拠の無いレビューや、関連性の無い情報を載せる行為は、ペンギンアップデートの対象となります。

いずれも、Webスパムと判断される内容で、Googleのガイドラインに違反する行為です。SEO対策を始める前に、不正な手法を利用していないかどうかを確認するという意味でも、必ずガイドラインを読んでおきましょう。


ペンギンアップデートの歴史

検索エンジンが出始めた頃は、リンクを設置する手法が検索結果で上位表示させるのに有効な手段でした。しかし、索結果の精度をより高めるために実施されたペンギンアップデートにより、ブラックハットSEOと呼ばれる悪質な行為は効果を失いました。

更新の対象となったサイトのサーチコンソールには手動対策の通知が届いており、ペナルティ解除の再審査リクエストを送ったSEO業者や、Web担当者が数多くいました。ペンギンアップデートは2012年4月に初めて実行され、公式にアナウンスされているものだけで合計7回の更新があります。

  1. 2012年4月 ペンギンアップデート1.0
  2. 2012年5月 ペンギンアップデート1.1
  3. 2012年10月 ペンギンアップデート1.2
  4. 2013年5月 ペンギンアップデート2.0
  5. 2013年10月 ペンギンアップデート2.1
  6. 2014年10月 ペンギンアップデート3.0
  7. 2016年9月 ペンギンアップデート4.0

ペンギンアップデート4.0まではGoogleが手動で更新をかけていたため、実行される際には必ずアナウンスがありました。しかし、あらゆるアップデートを自動で行うアルゴリズムに変更を加えて以降、アナウンスがされることは無くなりました。

ペンギンアップデートの対象とならないために覚えておくべき事

今現在はリアルタイムでもアップデートに変更され、不正を検知するスピードや正確性が更に向上しています。そんな中で、サイトの評価を下げられてしまわないように注意すべき点をいくつかご紹介します。


意図的なリンク設置でないとしてもそう判断されるケースがある

ガイドラインの内容に沿っていないWebサイトを探し出す技術が上がっているとはいえ、自然に貼られたリンクであるにも関わらず、意図的なリンク設置を行っていると判断されてしまうケースがあります。

悪質なリンクだと判断されないために

そのような事態を回避するために、サーチコンソールを利用してサイトに受けているバックリンクを定期的にチェックしましょう。

その中で、明らかに不正なリンクの扱いを受けてしまいそうなリンクを発見した場合は、リンク否認ツールを使用してバックリンクを否認します。そうすることで、対象のリンクによる評価を完全に断つことが可能です。

ただし、自分でリンクの善し悪しを判断できない場合は、無理にする必要はありません。不自然なリンクスパムが意図せず貼られてしまった場合、基本的にはGoogleが自動的に判断して無視をします。


対象となりうるリンクの種類

スパムリンクとして判断されるリンクの種類は、以下のようなものが挙げられます。

  • 同じテンプレートで作成されたページからくる大量のリンク
  • ツールで作成された文章が成立していないページからのリンク
  • ブログなどのコメント欄から内容と関係なく設置されたリンク
  • 文章中に狙ったキーワードのみをリンクにしたテキストリンク

いずれも、ランキングを操作するためだけに設置されたと判断されるリンクです。内容の無いページから大量にリンクを貼られていたり、文章の流れと関係のないリンクは、客観的に見てすぐに悪質なリンクであると判断がつきます。

あなたが分かるということは、当然Googleも分かっているはずです。見つけ次第ただちに否認、または削除をしましょう。


自然なリンクを獲得するためにできること

良質なリンクを獲得することができないというジレンマから、自作自演のリンクに手を出してしまう方もいると思います。そんな時はその気持ちをぐっと抑えて、自然なリンクをいかに獲得するかを考えましょう。

自然な被リンク獲得を目指す

自然な被リンクには、ブログ内での紹介や引用、またはSNSで拡散されたものなどがあります。ノウハウ系や時事ネタなど、ユーザーが思わず誰かに伝えたくなるような内容は、自然なリンクになりやすいです。

サイト内でそのような記事を用意することは、良質な被リンク獲得への第一歩です。


まとめ:ペンギンアップデートではなく、ユーザーを意識すれば自然とリンクは集められる

ペンギンアップデートが登場してから現在に至るまでの間に、不自然なリンクに対する取り締まりは大幅に強化されました。その中で、いかに自然なリンクを集められるかがSEOを成功させる1つの鍵となっています。

被リンクを獲得するためには、ユーザーにとって必要なコンテンツの提供が必須です。常にユーザーの求めているものを追い続けることが、結果として良いリンクを獲得することに繋がります。

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