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2020.03.19

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

内部リンクとは|検索順位を上げるため内部リンク設置方法とは⁉︎

WRITER

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B システム開発本部 PDMチーム

大手広告主企業での広告宣伝部、総合広告代理店でのプロモーション部を経験し、PLAN-Bへ入社。
企業のオウンドメディア立ち上げ支援や自社開発DMP「Juicer」のマーケティング責任者を担う。
現在は自社開発プロダクト「SEARCHWRITE」のプロダクトオーナーとしてPMFに向けた活動を担当している。)

目次
    1. 内部リンクとは?
        1. 効果1:内部リンクを設置すると、クローラーが回遊しやすくなる
        2. 効果2:ページ同士の関連性で評価が向上する
        3. 効果3:サイト内部に評価を行き渡らせることができる
    2. なぜ内部リンクを軽視できないのか
      1. indexされない可能性がある
      2. クロール頻度が長くなり、キャッシュが更新されない
      3. SEOで上げたいページが評価されない
    3. どのような場所に内部リンクを設置するか
      1. パンくず
      2. グローバルナビ
      3. サイド・フッターリンク
      4. アンカーテキスト(コンテンツ内にリンクを入れる)
    4.  内部リンクを設置するURL(URLの正規化)
    5. 重要なページに内部リンクを集める(リンクの集中)
    6. 内部リンクで評価がアップした事例
      1. 対処サイトの課題抽出
      2. 実例!内部リンク強化施策
      3. リンク設置日から流入が増加
    7. まとめ

サイトを運営していく上で避けて通れないのが内部リンクの問題であり、設置方法や数によって効果にも違いがあります。クローラビリティを改善し、重要なページをクローラーに伝えるための要素であるため、正しく理解し運用をしていきましょう。

今回は内部リンクについてに関してや様々な内部リンクの種類の紹介、内部リンクの設置による成功事例のご紹介もしていきます。


内部リンクとは?

そもそも内部リンクとは、クローラーがサイト内を巡回しインデックスをしたり、サイトの評価をしたりするには欠かせないものです。

内部リンクと外部リンクは特定のURLへのリンクという点では同じですが、外部リンクと違うところは、外部リンク先のオーナーへの許可や依頼の手間もなく、自分で設置数や設置方法の修正をいつでもできるという点が挙げられます。

内部リンク・外部リンク

そのため、内部リンクはこれからのリンク対策において有用性を理解し活用しておきたいところです。しかし、SEOに効果的な内部リンクにするためには、設置方法に関する様々なルールを守っておく必要があります。

設置方法において不足している点があれば思ったような効果を得ることができません。インデックスがされやすく評価が集まりやすいページにするためにも、内部リンクの見直し、最適化を進めていくことが必要です。

また、内部リンクを最適化することによって下記のような効果を見込むことができます。

効果1:内部リンクを設置すると、クローラーが回遊しやすくなる

Googleのクローラーは、リンクを辿ってページをクロールし、インデックスしていきます。逆にいえば、リンクがないサイトは基本的にクローラーが回ってこないということです。
クローラーが回ってこなければサイトは評価されず、インデックスされなければ検索結果に表示されることはありません。
まずは内部リンクによって、Googleから評価を受けやすくすることが第一です。

効果2:ページ同士の関連性で評価が向上する

関連するページから対策ページへのリンクを送ることで、Googleはテーマの高いページであると認識します。
それに合わせてリンクのアンカーテキストに対策するキーワードを加えることで、さらに対策キーワードの関連性を認識させることにつながります。

効果3:サイト内部に評価を行き渡らせることができる

ページには、「ページランク」と呼ばれるそれぞれのページ評価があります。(以前は見ることができましたが、2018年7月現在ではユーザー側では確認することができません)
このページランクは、リンクによって伝わっていきます。内部リンクをバランスよく設置することでサイト全体にページ評価が行き渡り、順位の向上につながります。

このような点から内部リンクの設置は大切な要素であるため、「中々検索結果に表示されない」「重要でないページばかりクロールされてしまう」という問題があればすでに設置されているリンクの見直しを進めておくことが重要になります。


なぜ内部リンクを軽視できないのか

先程紹介したように、様々なメリットを持っている内部リンクですが、設置方法を間違えると下記のような影響を受ける場合があります。

誤って設置した場合の影響


indexされない可能性がある

Googleは内部リンクを辿ってサイトをクロールするため、どこからもリンクの貼られていないページは認識することができません。


クロール頻度が長くなり、キャッシュが更新されない

内部リンクが少なく「重要度が低い」と判断されるとクロールの巡回頻度が下がり、古い状態のままキャッシュが更新されないケースがあります。


SEOで上げたいページが評価されない

意図しないページが上位表示している場合、内部リンクが関係している場合があります。

Aというページを上げたいが、内部リンクはBというページに多く向いているため、Bが評価されてしまうケースです。ただ内部リンクを設置するのではなく、ページのどの場所に設置するか、どのようなURLにするか、優先して設置するページはどれかなどを考えながら決めていく必要があります。


どのような場所に内部リンクを設置するか

内部リンクの設置に適した場所はパンくず・ヘッダー・フッター・サイドバー・本文内・タグなど様々であり、クロールの促進だけではなくユーザービリティの向上にも役立てられます。それぞれの設置方法や内部リンクに対する効果について説明していきます。


パンくず

各ページに設置するリンクであり、ユーザーが現在どのページにいるのか把握したいときに役立ちます。トップページを重要なページとしてクロールしてもらうためにもパンくずは必要です。また、構造化データとしてパンくずを設置することによって、クローラーに認識されやすくなり、リッチスニペットの表示のしやすさにも繋がります。

なお、設置する際に注意しておきたいことといったら、パンくずリストの構造が伝わりやすいように、これまで辿ってきているページのリンクも導入しておくということです。

誤った方法として、TOPと末端にあるページしかリンクが設置されないという例が挙げられます。そうなると末端のページにリンクが集中されてしまい、重要なページがインデックスされません。


グローバルナビ

ユーザーが目的のページへ遷移できるように設置するメニューであり、コンテンツ全体の大まかな構成を知るには必要です。なお、グローバルナビに設置されるリンクについてはテキストではなく、画像を用いるとなれば、alt属性にキーワードを含めることも忘れてはいけません。


サイド・フッターリンク

コンテンツやページに関連性の高いリンクを貼ることがオススメです。


アンカーテキスト(コンテンツ内にリンクを入れる)

コンテンツの情報を補足するために、補助リンクとして内部リンクを設置する場合もあります。ユーザーへ関連のある情報を伝えられるほか、関連のあるページとしてクローラーに認識されることができます。

設置場所も大切ですが、インデックスされるにはリンクの部分にアンカーテキストを含めることが必要です。それにより、クローラーにページの情報を伝えることができます。

  • アンカーテキストが含まれているか
  • 内容が伝わりやすいものであるか
  • 過剰にテキストを含めていないか
  • 設置するアンカーテキストの数は適切であるか

アンカーテキストはクローラーへページの情報を伝えるには必要な要素であり、沢山のキーワードが含まれていると、内容を理解してもらうまでに時間がかかる場合もあります。

また、設置するアンカーテキストの数が多いと不自然なリンクであると判定され、ペナルティを受けてしまうリスクもあります。テキストに関しては、ページの内容に沿ったものであることが条件であり、クローラーのみならずページに訪れたユーザーにとっても分かりやすくしておくことが重要でしょう。


 内部リンクを設置するURL(URLの正規化)

設置場所や方法があっていても、設置するURLに誤りがあればクロール促進に繋げられません。また、正規URLとは、検索エンジンに認識させたいURLであり、同じコンテンツ内容であるにも関わらず複数種類のURLが混在してしまうと重複コンテンツとみなされindexされにくくなってしまいます。

URLを正規化するには主に下記の点をチェックしておく必要があります。

  • URLにパラメーターがついていないか
  • URL末尾のindex.htmlのどちらをインデックスするか
  • wwwの有無
  • サブドメインと間違えていないか
  • スマホ(モバイル)用URLが混在していないか

また、上記のURLを見直したり、リダイレクト設定をした場合はSearch Consoleへ新たなURLのサイトマップを送信しておくことも忘れてはいけません。


重要なページに内部リンクを集める(リンクの集中)

優先的にindexしてほしいページを決め、そこに内部リンクを設置していくということも大切です。そこでやはり重視されるのはパンくずリストです。パンくずであれば、クローラーへ内部リンクの構造を伝えることができ、クロールの優先順を把握してもらえます。

重要でないページがインデックスされる原因

逆に重要でないページばかりインデックスされてしまうと本来訪れて欲しいユーザーにページを認識してもらえません。その要因としては下記があげられます。

  • 誤ったパンくずリストや内部リンクの偏り
  • カテゴリページの分類ミス
  • 重要なページにアンカーテキストが設置されていない
  • 正規化されたURLでない

内部リンクで評価がアップした事例

以下では、実際に流入増加につながった事例をご紹介します。

対処サイトの課題抽出

今回のサイトは、関西に拠点を置く通販サイトです。全国展開しており、各都道府県の地域ページも設置されていたものの、サイト制作時には注目されず、ページがサイトの奥の階層に隠れ、直接のリンクはない状態でした。

これにより、自然検索流入はほぼ0。

インデックス状況を確認してもインデックスされておらず、内部リンクが不足しており、クローラーが対象ページまで回りきっていないことが問題としてあげられました。

実例!内部リンク強化施策

今回の場合は、それぞれの都道府県ページを束ねる地域カテゴリーページへのリンクしかなく、各都道府県へつながるリンクが設置されていませんでした。

理想の内部リンク

ここで、思い切って全ページのフッター部分に各地域ページヘのリンクを設置することで、強化を図りました。

フッター

この施策によりクローラーが回遊しやすくなっただけでなく、ユーザーにとっても、ユーザー自身が求める内容のページへたどり着きやすくなりました。

リンク設置日から流入が増加

リンク設置後、インデックスされていなかった地域ページはインデックスされるようになり、しかも自然検索流入が計測され始めるという改善が見られました。

自然検索流入の改善

今回の事例は、まとめると以下のようになります。

  1. 地域ページの流入がない。
  2. 地域ページがそもそもインデックスされていない。
  3. 地域ページへのリンクが地域カテゴリーページからしかない。
  4. 圧倒的リンク不足が要因と考え、全ページにリンク設置。
  5. リンク設置後1日目からインデックス改善、流入増加。

まとめ

以上、内部リンクの必要性や設置方法、誤った方法などについて紹介していきましたが、主に下記のような点を重視しておきたいところです。

  • URLが正規化されているか
  • アンカーテキストのキーワードは適切であるか
  • 重要なページにリンクが集中しているか

多くのユーザーに見てもらいたいページがあるにも関わらず、中々インデックスされない、検索結果に出て来るページが不必要なものばかりと悩む場合は内部リンクの構造に目を向けてみることが重要かもしれません。

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