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内部リンクとは?Web担当者が知っておくべきポイントを解説

Writerライター

林中 真一

株式会社PLAN-B Web戦略事業部 リーダー

2012年中途採用でPLAN-Bに入社。SEOの専門家として数多くのWEBサイトの分析を担当。現在はコンサルティングチームのリーダとして日々サービスの開発・改善を行う。

目次
    1. 内部リンクとは?
    2. なぜ内部リンクを軽視できないのか
      1. indexされない可能性がある
      2. クロール頻度が長くなり、キャッシュが更新されない
      3. SEOで上げたいページが評価されない
    3. どのような場所に内部リンクを設置するか
      1. パンくず
      2. グローバルナビ
      3. コンテンツ内にリンクを入れる
    4. 設置方法(アンカーテキスト)
    5.  内部リンクを設置するURL(URLの正規化)
    6. 重要なページに内部リンクを集める(リンクの集中)
    7. まとめ

サイトを運営していく上で避けて通れないのが内部リンクの問題であり、設置方法や数によって効果にも違いがあります。クローラビリティを改善し、重要なページをクローラーに伝えるための要素であるため、正しく理解し運用をしていきましょう。


内部リンクとは?

そもそも内部リンクとは、クローラーがサイト内を巡回しインデックスをしたり、サイトの評価をしたりするには欠かせないものです。

内部リンクと外部リンクは特定のURLへのリンクという点では同じですが、外部リンクと違うところは、外部リンク先のオーナーへの許可や依頼の手間もなく、自分で設置数や設置方法の修正をいつでもできるという点が挙げられます。

内部リンク・外部リンク

そのため、内部リンクはこれからのリンク対策において有用性を理解し活用しておきたいところです。しかし、SEOに効果的な内部リンクにするためには、設置方法に関する様々なルールを守っておく必要があります。

設置方法において不足している点があれば思ったような効果を得ることができません。インデックスがされやすく評価が集まりやすいページにするためにも、内部リンクの見直し、最適化を進めていくことが必要です。

また、内部リンクを最適化することによって下記のような効果を見込むことができます。

  • クローラーの巡回促進
  • クローラーにページの内容を理解してもらう
  • 重要なページを評価してもらう
  • ユーザーにより詳細な情報を伝えられる=ユーザビリティの向上

このような点から内部リンクの設置は大切な要素であるため、「中々検索結果に表示されない」「重要でないページばかりクロールされてしまう」という問題があればすでに設置されているリンクの見直しを進めておくことが重要になります。


なぜ内部リンクを軽視できないのか

先程紹介したように、様々なメリットを持っている内部リンクですが、設置方法を間違えると下記のような影響を受ける場合があります。

誤って設置した場合の影響


indexされない可能性がある

Googleは内部リンクを辿ってサイトをクロールするため、どこからもリンクの貼られていないページは認識することができません。


クロール頻度が長くなり、キャッシュが更新されない

内部リンクが少なく「重要度が低い」と判断されるとクロールの巡回頻度が下がり、古い状態のままキャッシュが更新されないケースがあります。


SEOで上げたいページが評価されない

意図しないページが上位表示している場合、内部リンクが関係している場合があります。

Aというページを上げたいが、内部リンクはBというページに多く向いているため、Bが評価されてしまうケースです。ただ内部リンクを設置するのではなく、ページのどの場所に設置するか、どのようなURLにするか、優先して設置するページはどれかなどを考えながら決めていく必要があります。


どのような場所に内部リンクを設置するか

内部リンクの設置に適した場所はパンくず・ヘッダー・フッター・サイドバー・本文内・タグなど様々であり、クロールの促進だけではなくユーザービリティの向上にも役立てられます。それぞれの設置方法や内部リンクに対する効果について説明していきます。


パンくず

各ページに設置するリンクであり、ユーザーが現在どのページにいるのか把握したいときに役立ちます。トップページを重要なページとしてクロールしてもらうためにもパンくずは必要です。また、構造化データとしてパンくずを設置することによって、クローラーに認識されやすくなり、リッチスニペットの表示のしやすさにも繋がります。

なお、設置する際に注意しておきたいことといったら、パンくずリストの構造が伝わりやすいように、これまで辿ってきているページのリンクも導入しておくということです。

誤った方法として、TOPと末端にあるページしかリンクが設置されないという例が挙げられます。そうなると末端のページにリンクが集中されてしまい、重要なページがインデックスされません。


グローバルナビ

ユーザーが目的のページへ遷移できるように設置するメニューであり、コンテンツ全体の大まかな構成を知るには必要です。なお、グローバルナビに設置されるリンクについてはテキストではなく、画像を用いるとなれば、alt属性にキーワードを含めることも忘れてはいけません。


コンテンツ内にリンクを入れる

コンテンツの情報を補足するために、補助リンクとして内部リンクを設置する場合もあります。ユーザーへ関連のある情報を伝えられるほか、関連のあるページとしてクローラーに認識されることができます。(設置方法は下記アンカーテキストについてを参照)


設置方法(アンカーテキスト)

アンカーテキスト

設置場所も大切ですが、インデックスされるにはリンクの部分にアンカーテキストを含めることが必要です。それにより、クローラーにページの情報を伝えることができます。

  • アンカーテキストが含まれているか
  • 内容が伝わりやすいものであるか
  • 過剰にテキストを含めていないか
  • 設置するアンカーテキストの数は適切であるか

アンカーテキストはクローラーへページの情報を伝えるには必要な要素であり、沢山のキーワードが含まれていると、内容を理解してもらうまでに時間がかかる場合もあります。

また、設置するアンカーテキストの数が多いと不自然なリンクであると判定され、ペナルティを受けてしまうリスクもあります。テキストに関しては、ページの内容に沿ったものであることが条件であり、クローラーのみならずページに訪れたユーザーにとっても分かりやすくしておくことが重要でしょう。


 内部リンクを設置するURL(URLの正規化)

設置場所や方法があっていても、設置するURLに誤りがあればクロール促進に繋げられません。また、正規URLとは、検索エンジンに認識させたいURLであり、同じコンテンツ内容であるにも関わらず複数種類のURLが混在してしまうと重複コンテンツとみなされindexされにくくなってしまいます。

URLを正規化するには主に下記の点をチェックしておく必要があります。

  • URLにパラメーターがついていないか
  • URL末尾のindex.htmlのどちらをインデックスするか
  • wwwの有無
  • サブドメインと間違えていないか
  • スマホ(モバイル)用URLが混在していないか

また、上記のURLを見直したり、リダイレクト設定をした場合はSearch Consoleへ新たなURLのサイトマップを送信しておくことも忘れてはいけません。


重要なページに内部リンクを集める(リンクの集中)

優先的にindexしてほしいページを決め、そこに内部リンクを設置していくということも大切です。そこでやはり重視されるのはパンくずリストです。パンくずであれば、クローラーへ内部リンクの構造を伝えることができ、クロールの優先順を把握してもらえます。

重要でないページがインデックスされる原因

逆に重要でないページばかりインデックスされてしまうと本来訪れて欲しいユーザーにページを認識してもらえません。その要因としては下記があげられます。

  • 誤ったパンくずリストや内部リンクの偏り
  • カテゴリページの分類ミス
  • 重要なページにアンカーテキストが設置されていない
  • 正規化されたURLでない

まとめ

以上、内部リンクの必要性や設置方法、誤った方法などについて紹介していきましたが、主に下記のような点を重視しておきたいところです。

  • URLが正規化されているか
  • アンカーテキストのキーワードは適切であるか
  • 重要なページにリンクが集中しているか

多くのユーザーに見てもらいたいページがあるにも関わらず、中々インデックスされない、検索結果に出て来るページが不必要なものばかりと悩む場合は内部リンクの構造に目を向けてみることが重要かもしれません。

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