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2017.03.30

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

目次
    1. ビッグワードのなかから狙いたいキーワードを決める
    2. ビッグワードとかけ合わせる効果的なテールワードを選ぶ
      1. 01. 関連ワード:選んだキーワードの関連ワードをブレストする
      2. 02. 共起語:選んだキーワードの共起語をリストアップする
      3. 03. 検索クエリ:選んだキーワードと検索されている回数が多い検索クエリを選ぶ
    3. 集めたキーワードを一覧化して分類する
    4. まとめ

コンテンツSEO対策の費用対効果を高めるには、テールワードの選び方が重要です。テールワードとは、ユーザーが検索エンジンを利用する際、情報を絞り込むために入力する複数掛け合わせのキーワードのこと。

この記事では、テールワードの選び方をテーマに、コンテンツSEOによって企業のコンテンツを検索結果上位に表示させるための効率のいい方法を紹介します。


ビッグワードのなかから狙いたいキーワードを決める

コンテンツSEO対策はまず、ビッグワードのなかから検索結果への上位表示を狙いたいキーワードを決めるところから始まります。ビッグワードとは、検索エンジンでの検索回数が非常に多いキーワードのこと。明確な数値は決まっていませんが、月間検索回数5万回以上が目安です。

キーワードの月間検索回数はGoogle AdWordsキーワードツールを使って調べることができます。また、月間検索回数が5万回を越えていなくても、すでに競合サイトが検索結果の上位に表示されているようなキーワードはビッグワードと分類してもいいでしょう。

もちろん、ビッグワードで検索結果の上位表示を狙うことは容易なことではありません。検索回数のボリュームや強い競合サイトが増えるほど、検索結果の上位表示の難易度は高まるもの。

だからこそ、効果的なコンテンツSEO対策によって、ビッグワードの検索結果の上位表示を達成すれば、サイトへのアクセス数が大幅に増え、大きな利益を生むことにつながります。

つまり、費用対効果の高いSEO対策の第一歩は、ビッグワードのなかから上位表示を狙いたいキーワードを選定することなのです。

費用対効果の高井SEO対策の第一歩

見落としがちですが、ビッグワードを決定する際には、類語や表記揺れまで意識することもポイントです。類語や表記揺れを見落とすと、「Yシャツ」をビックワードとして選定しコンテンツSEO対策を実施していったが、実は「ワイシャツ」の方が遥かに検索回数が多かったなんて事態もありえます。

類義語や表記揺れに注意し、その中でも最も検索回数が多い(≒一般的なワード)を意識してビッグワードは決定していきましょう。よく用いられている類義語ワード取得ツールとして「類語辞典・シソーラス – Weblio辞書」などが挙げられます。


ビッグワードとかけ合わせる効果的なテールワードを選ぶ

狙いたいビッグワードが決まったら、そのキーワードに対するSEO対策を実践してコンテンツを制作します。このとき、選んだビッグワードのみでなく、関連するテールワードとかけ合わせたコンテンツを同時に制作するのが、費用対効果の高いコンテンツSEO対策のテクニックです。

検索エンジンを利用するユーザーは、メインのキーワードと情報を絞り込むためのテールワードを同時に入力することで、より効率的に自分のニーズに最適なコンテンツに到達しようとするもの。検索回数の多いビッグワードほど情報量が膨大なため、その傾向は顕著です。

そこで、ビッグワードとテールワードをかけ合わせたコンテンツを制作し、それぞれを検索結果の上位に表示させることができれば、サイト全体のアクセス数が飛躍的に増加し、費用対効果の高いコンテンツSEO対策が実現するのです。

このとき、ビッグワードとかけ合わせるテールワードの選び方には「関連ワード」「共起語」「検索クエリ」という3つのアプローチがあります。

テールワードを選ぶ際の3つのアプローチ

01. 関連ワード:選んだキーワードの関連ワードをブレストする

関連ワードとは、文字通り狙いたいビッグワードと関連性の高いキーワードのことを表します。具体的には、特定のキーワードを検索窓に入力したときサジェストされる後続のキーワードや、検索結果の下部に表示される関連するキーワードのことです。

たとえば、Googleで「SEO」と入力すると、検索窓の下には「SEO 対策」「SEO キーワード」などといったサジェストが表示され、検索結果の下部には「SEO 、無料」「SEO 順位」などといった関連するキーワードが表示されます。

この関連ワードを洗い出すための方法には、ビッグワードから思い起こされるキーワードをブレストしたり、関連ワードを取得できるツールを利用したりといったものがあります。よく用いられている関連ワード取得ツールとして「関連キーワード取得ツール」や「good keyword」などが挙げられます。

02. 共起語:選んだキーワードの共起語をリストアップする

共起語とは、インターネット上に存在するコンテンツのなかで、特定のキーワードの周辺に頻繁に出現する単語のことを指します。たとえば「SEO」というキーワードの共起語は「検索」「サイト」「対策」「エンジン」などです。

検索エンジンが検索結果に上位表示するコンテンツを判断する基準のひとつに、ユーザーが検索したキーワードの共起語がコンテンツ内に含まれているかどうかというものがあるので、共起語をテールワードとして設定しコンテンツを制作することで、上位表示される可能性が高くなります。

03. 検索クエリ:選んだキーワードと検索されている回数が多い検索クエリを選ぶ

コンテンツの制作者側が設定する単語のことをキーワードと呼ぶのに対し、ユーザーが実際に検索窓に入力する単語のことを「検索クエリ」と呼びます。狙いたいビッグワードと同時に検索されている回数が多い検索クエリをテールワードに設定すれば、必然的に検索ボリュームが大きくなるため、より効率的にコンテンツSEO対策をすることができるのです。

また、検索クエリのボリュームは、特定のキーワードを検索した際に、検索結果に表示された回数で判断します。検索クエリは、セッション数やクリック数とは関係なく、純粋な表示回数を表す指標なので、SEO対策の効果をはかるのに最適な基準でもあります。検索クエリを調べるツールには「Google Search Console」や「Google Analytics」などがあります。


集めたキーワードを一覧化して分類する

キーワードをあらかた集めきったら、そのキーワードを分類し、ニーズの多い群れを確認しましょう。

今回は、Yシャツ(ワイシャツ)というキーワードを軸に、関連ワードや共起語、検索クエリを拡張したあとで、それらをニーズ別に並べてみます。

「ワイシャツ ブランド」や「ワイシャツ オーダー 種類」といった、どのようなワイシャツがあるのか?という軸が一番検索ボリュームが多く、次点で「ワイシャツ おすすめ」や「ビジネスシャツ 人気」のような、流行を調べる検索が多いことがわかりました。

ここまで来れば、後は『そのニーズを満たせるコンテンツはどのようなものか』を考えるだけです。

例えば流行軸の場合は、『この春、絶対に流行するビジネスYシャツ6選!』のようなコンテンツが良いかもしれませんし、あえてボリュームの少ないゾーンのアイロン軸で、『シャツタイプ別!シワにならないアイロン術!』みたいなものでも良いかも知れません。

大事なのは、『そのコンテンツはどんなユーザーのどんな悩みを解決できるのか』を定量的なニーズ(検索回数)を元に設定して企画/ライティングすることです。


まとめ

コンテンツSEO対策の費用対効果を高めるためには、ビッグワードのなかから狙いたいキーワードを選定することと「関連ワード」や「共起語」、「検索クエリ」といったアプローチのなかから、より検索ボリュームが大きく、ユーザーニーズの高いテールワードを設定することが重要です。

テールワードの設定は、関係者とのブレストやさまざまなツールを活用することでより効率的に行うことができます。細かなテールワード対策の積み重ねによって、自社サイト全体のトラフィックを最大化することを、総括してコンテンツSEOと呼びます。

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