著者アーカイブページのインデックスはE-E-A-Tの観点で必要か?

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Googleのオフィスアワーにて、ジョン・ミュラー氏が、著者アーカイブページのインデックス有無がE-E-A-Tに与える影響について回答していました。

※「著者アーカイブページ」とは著者情報をまとめたページのことを指します。
例:ライター | PINTO! by PLAN-B

著者アーカイブページのインデックスはE-E-A-Tの観点で必要なのか

English Google SEO office-hours from December 31, 2021 – YouTube

上記の48:06ころから、「著者アーカイブページにインデックスをつけないと、E-A-T(現 E-E-A-T)スコアが下がりますか?」という質問に回答しています。

E-E-A-Tについてはこちらの記事も参考にして見て下さい。

質問内容は以下の通りです。

著者翻訳:Search Consoleからの通知について質問があります。それは、著者のアーカイブページにフィールドURLがないことについてです。著者アーカイブページをno-indexにしたいが、可能でしょうか?

これで何か問題が解決するのでしょうか、それとも検索に表示されるサイトに影響があるのでしょうか?

著者アーカイブページにはキーワードがありません。それでも、E-A-Tに重要なのでしょうか?

著者のアーカイブページをインデックスしない場合、E-A-Tスコアは下がりますか?

質問原文:I have a question about a notification from Search Console. it’s about my author archive pages that are missing a field URL. I would like to no-index my author archive pages.

Will it solve a problem, or will it have an impact on my site appearing in search?

The author archive page don’t have any keywords anyway. Are they important for E-A-T?

Will my E-A-T score go down if I no-index the author archive pages?

ジョン・ミュラー氏の回答

ジョン・ミュラー氏は回答として、まず初めに

「E-A-Tスコアというものは存在しない。そのため、その観点から心配することはない」と、E-A-Tスコアが存在しないことを明言しました。

続けて、インデックスしなければ通知を取り除くことができるとアドバイスしました。

必要でないなら、インデックスしなくても問題ない

ジョン・ミュラー氏は続けて以下のように述べました。

以下の発言内容から、検索から流入を獲得していなかったりとサイト内において重要でなければ、著者情報のページのインデックスは必要でないことがわかります。

ジョン・ミュラー氏

これらのページで使用している構造化データは、あなたのサイトにとって重要ではなく、いずれにしても検索結果に直接表示されるようなものではないかと思います。

そのため、その観点からすると、あなたのサイトにとって重要でないなら、おそらくこれらのページから構造化データを削除しても、これらのページをインデックスしないようにしても問題ないでしょう。

もしこれが、権威や知識、著者の名前に重きを置いている領域であれば、少し違った見方をすると思います。もし、人々が著者の名前を積極的に検索するなら、その著者のコンテンツの一覧を検索結果に表示することは、実際に役に立つかもしれません。

ですから、そのようなサイトでは、インデックスしておくと便利だと思います。

しかし、こういった場合はすでに検索からトラフィックを得ているのですから、インデックスしておきたいと思っているでしょう。

もし、著者ページへのトラフィックがまったくなく、そこに掲載されているのがブログなどを書いている人の情報だけだとしたら、おそらくインデックスさせなくても問題ないでしょう。

自分のサイトでは、インデックスしておくべきか

以上内容から、結局のところ自社サイトでは、著者アーカイブページをインデックスしておくべきかをどのように考えればよいでしょうか。

この問題も、ユーザー視点に立ち返って考えてみましょう。「ユーザーが貴社サイトの著者アーカイブページに検索してアクセスしたくなるかどうか」という観点で考えてみてください。

もしユーザーが「PINTO!のライター一覧を見たい!」と考えて、「PINTO! ライター」のようなクエリで検索したときに、著者アーカイブページが検索結果に出てこないと、知りたい情報にたどり着くことは難しくなります。

実は過去、PINTO!でも同じように著者アーカイブページのインデックスやめるを一度検討したことがあります。しかし、その際はインデックスしておくことを選択しました。

著者アーカイブページのPV数は少ないですが、自然検索での流入を得ていたためです。

PV数が少ないと、「価値が低いページだ」と判断してしまいそうになりますが、決してそんなことはありません。

PV数が表すのは、ニーズの大小に過ぎません。もし小さなニーズであったとしても、それを満たすことができるページなのであれば、そのページは価値を発揮しているといえるでしょう。

まとめ

著者アーカイブページのインデックスについて本記事では触れてきましたが、ページをインデックスさせるかどうかの判断は、ページがユーザーのニーズを満たすかどうか、に着地します。

もしSEOで何か困った時は、ユーザー視点に立ち返ることができれば、ほとんど解決できます。

いつも、ユーザー視点を忘れずにSEOにあたるご担当者の方が増えることを祈っています。

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