2021.07.16

原 育母

SEO SOLUTION

SEOライティングを実際の手順に合わせて解説!【読みながらそのまま書ける】

WRITER

原 育母

株式会社PLAN-Bデジタルマーケティング本部 西日本デジタルマーケティング戦略事業部 セールスユニット

大阪大学法学部を卒業後、2018年に新卒としてPLAN-Bに入社。大学3年生時の1月にスピード内定、18新卒内定第一号。入社後は西日本営業部において唯一の女性営業として活動。入社3年目にして年間ベストプレーヤーを受賞。アパレルや教育業界、金融や医療等の多岐にわたる業界において、SEOやWEB広告、コンテンツマーケティング等のデジタルマーケティング領域で営業兼コンサルタントを担当。現在は営業スペシャリストとして活躍中。

目次
    1. SEOライティングとは
      1. SEOを意識するためには
    2. ユーザーにも検索エンジンにも好まれる記事に
    3. SEOライティングをする上で基礎となるタグについて
      1. ①titleタグ
      2. ②descriptionタグ
      3. ③hタグ
      4. ④altタグ
    4. SEOライティングに必要な12のポイント
    5. キーワード設計とペルソナ設定
      1. ①キーワード設計
      2. ②ペルソナ設定
    6. 見出しレベルの構成案作成
      1. ③ペルソナのニーズに答える内容に
      2. ④上位表示サイトの情報を網羅
      3. ⑤競合サイトにはない自社サイトだけの独自性のある情報を
    7. 本文の作成
      1. ⑥導入文について
      2. ⑦内部リンクについて
      3. ⑧外部リンクについて
      4. ⑨画像について
      5. ⑩読みやすさ
      6. ⑪内容について
      7. ⑫タグの確認
    8. まとめ|とりあえず書いてみる精神

SEOライティングとは何か知りたい方、SEOライティングをしたい方。よくぞ本記事に来てくれました。

この記事を読めば知識が手に入るだけでなく、上から順に読みながら、すぐにSEOライティングができちゃいます。

では早速本題に入ります!

SEOライティングとは

SEOライティングとは、SEO(検索エンジン最適化)を意識したライティングを指します。つまり、私的なWEBブログやWEBエッセイとは違い、検索された際に上位表示され、ユーザーに読んでもらうことを目的としたライティングです。

他のブログとSEOライティングではなにかが違うか。それSEOライティングでは「ユーザー」と「検索エンジン」の両者に対して対策を行うことです。

SEOを意識するためには

まず、検索エンジンの特徴で理解しておくべきこととして「検索エンジンには人間のような目はない」ということがあります。

どれだけ読み応えがあり、どれだけ素敵なデザインであっても、サイトの内部の構造を検索エンジンが読み取りやすくしていないと、検索エンジンから正しく評価されず「本来高い評価を受けるコンテンツがその評価を受けられない」という”もったいない”状況となります。この状況の対策として、後述するタグの整理などを行い、サイトが要らないところで減点をもらわないうようにする必要があります。の基礎体力をつけてあげる必要があります。

その基礎体力がそなわった後は、ライティングの品質が重要になります。検索エンジンは、E-A-Tという指標を重要視し、ページを評価しています。E-A-TはそれぞれE-Expertise(専門性)、A-Authoritativeness(権威性)、T-Trustworthiness(信頼性)を指します。(後で書き方レクチャーの際に詳細お伝えするので、ここでは簡単に。)

E-A-Tとは

・専門性:サイトがある分野に特化していたり、そのページが専門家によって書かれているか
・権威性:第三者評価、つまり他サイトにて引用されていたり、ページの作成者が医者や弁護士のような権威のある者か
・信頼性:情報の最新のものであったり、ページの作成者が明記されているか

このように、検索エンジン向けには、タグのようなサイトの基礎体力と、コンテンツの品質が重要になってきます。

ユーザーにも検索エンジンにも好まれる記事に

検索エンジン向けの対策が必要とはいえ、ユーザーが求めているニーズに応えるコンテンツであることも重要です。というよりユーザーニーズの方が重要です。

Google先生もこう言っています。

Google が掲げる 10 の事実
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。

参照元:Google について – (about.google)

つまり、ユーザーが欲しい情報な何なのか、何が知りたいのか、ここを見極めてどのサイトよりもユーザーにとって「良い答え」を用意するのが、SEOライティングの肝なのです。

あとで、じゃあどうしたらいいのか?の部分を解説していきますね。

SEOライティングをする上で基礎となるタグについて

早速、SEOライティング着手する際に、必要なことを紹介していきます。まず、ここで紹介するタグについては、正直ライティングした後に整えても大丈夫です。

基礎としてこちらに書いておきますが、ライティング先にしたい方はページ下部の「SEOライティングに必要な12のポイント」に飛んでください。

①titleタグ

titleタグは検索結果に大きめのフォントで表示されるということもあり、SEOにおいて非常に重要です。タイトルタグ

本を手に取るときを想像してみてください。読んだことのない本の内容を把握する際、まずは、本のタイトル、そして目次、各章の見出しの順にヒントになりますね。

タイトルタグはそのページの内容を表す最も重要なタグになります。下記を意識して設定しましょう。

・長すぎても検索結果では省略されるので、全角32文字以内にしましょう。
対策キーワードを含めましょう。できれば冒頭に含める方がユーザーの目を引きます。
・思わずクリックしたくなるようなキャッチーなタイトルにしましょう。

②descriptionタグ

タイトル以外に重要とされていたディスクリプションについては、現在ランキング要素から外れてしまいました。しかし、検索結果にタイトルの下に説明文として表示されます。ユーザーから見える部分になります。メタディスクリプション

設定しなければ、本文から検索語句に合わせた内容が抜粋されて表示されますがページの内容を要約しながら、かつ詳細を見たくなるような記述にすることで、クリック率の上昇が期待できます。

PC版の検索結果であれば120字程度、モバイル版は50字程度の文字が表示されるので120文字以内で設定しましょう。

③hタグ

h1タグは大見出し、h2は中見出し、h3は小見出し、のように記事の内容によって順番通りに振り分けて設置します。
ユーザーにとっても、見出しレベルが階層で分かれている方が読みやすいですね。

h1タグは複数あってもサイトの評価が落ちることはありませんが、基本的には、h1タグにはページの概要を伝える大見出しの役割があるので、基本的にはh1タグは1つが自然な形と言えます。

④altタグ

冒頭で記載したように、「検索エンジンには人間のような目はない」という特徴からaaltタグは重要な役割を持っています。altタグは挿入されている画像が何を伝えているものなのかを検索エンジンに伝えるためには使用します。

ちなみにそれ以外でも、目の不自由な方等が音声読み上げを使用した際にalt内容が読まれたり、画像の読み込みが遅いもしくは表示されなかった際に、代わりにテキストでalt内容が表示されます。

SEOライティングに必要な12のポイント

さてさて、ここからが本番のSEOライティングの内容に入っていきます。

SEOライティングする最初の段階から、順を追ってポイントを書いているのでこれを読めば誰でもすぐにSEOライティングが始められちゃいます。

キーワード設計とペルソナ設定

①キーワード設計

ライティングしていくキーワードの選定基準ですが、簡単に分けると下記の2点になります。

・検索ボリュームが大きいか
・CV(コンバージョン)に近いか

基本的には、下記の計算式になります。

流入数×コンバージョン率=コンバージョン数

コンバージョン数にインパクトさせようとすると、流入数を増やすコンバージョン率を上げることになるので検索ボリュームの大きいキーワードで上位表示を狙い流入数を増やすか、コンバージョンに近いキーワードで上位表示を狙いコンバージョン率を上げるか、の基準でキーワードを選定します。

イメージとしては「SEO対策」というKWは検索ボリューム大きいですが、すぐすぐコンバージョンしなさそうで、「SEO対策 会社 選び方」というKWは検索ボリュームは小さくなりますが、コンバージョンへの距離は近そうです。

キーワードを選定するためには、どんなキーワードが世の中で検索されているか知る必要があります。詳しくは下記をご参考にしてください。

②ペルソナ設定

ペルソナとは、「架空の顧客像」のことで、ターゲットとは異なります。ターゲットは対象が広いですが、ペルソナはターゲット内の誰か1人を具体的に想像することになります。

先程設定したキーワードを検索するペルソナユーザーは

・何をきっかけにそのキーワードを検索したのか
・この記事に至ったときに抱えている課題はなにか

これらを具体的に想定してから、アンサーとして記事を書くことで、ユーザーニーズにしっかり答えられている記事=検索エンジンが求めているクオリティの記事ができるということです。

たとえば、「SEO」とだけ検索する人っておそらくSEOについては全くの初心者であることが想定されますよね。なので実際に検索してみても、「SEOとは?」や「SEO対策の基礎」みたいな記事が目立ちます。

見出しレベルの構成案作成

記事を作成していくときはいきなり肉付けしていくのではなく、まずは全体の見出しを作っていきます。こうすることで、対策キーワード・ユーザーニーズに対して網羅的にコンテンツを用意することが簡単にでき、かつ、全体のストーリー設計が俯瞰的に分かるので設計がしやすいです。

前述した、h1~h3タグを用意するイメージですね。

③ペルソナのニーズに答える内容に

先程設計したペルソナが抱いている疑問や課題に対して、解決してあげられる内容になるように構成していきます。ここで重要なのはユーザーのニーズが満たされたかどうか、です。

たとえば、この記事でいえば読者の方は「SEOライティングがどのようなものか知り、実際に自分でできるようになりたい」というニーズを想定しているので、読んだ後に

「SEOライティングの知識が得られた」だけでなく「この記事さえあればSEOライティングが実際に始められる!」

という状態になっていることが理想ということです。

これを読んでいるあなたが、その状態になっていることを願うばかりです。笑

④上位表示サイトの情報を網羅

見出しを揃えていく際に、何も参考にせずただ思いつくままに羅列していくのはナンセンスです。

先程のペルソナの気持ちになってみると、何かを検索したとき、自分の知りたい情報が1つのページにまとまっていたらいくつものサイトを見に行かずに済むので嬉しいですよね。

そのため、取りたいKWで実際に検索してみて、既に検索エンジンに評価されているとされる上位表示サイトを見て、各ページの情報を網羅している記事を書くのがポイントです。

網羅する際には、上位表示サイトの記事詳細まで読み込まずともh2、h3レベルの見出しを参考にする形で大丈夫です。

一旦上位表示10サイトをすべて開き、見出しを箇条書きのような形でメモしましょう。それらを参考に、順番など整理しながら記事の構成に当てはめていきます。

ただし実際に肉付けしていく時の注意点は、コピペはしないこと。コピーコンテンツはマイナス評価になるので気をつけましょう。コピーコンテンツのSEOへの影響やチェック方法は以下の記事を参考にして見て下さい。

⑤競合サイトにはない自社サイトだけの独自性のある情報を

上記の網羅性も十分重要ですが、それだけではなく、独自性も重要です。

Googleは、検索結果に情報の多様性をもたせます。様々な情報を用意することで、どのサイトに行ってもニーズに対しての答えが無く不満が発生することを防いでいます。ユーザーがどれかのサイトに行き着けば満足してもらえるように考えているのです。

そのため、自分にしか書けないオリジナルコンテンツを用意することが必要になります。オリジナルコンテンツを用意するには、自らの体験談や実績、独自の調査データを載せることが効果的です。

ちなみ弊社でも「SEO リライト 効果」で上位表示している下記の記事は自社内でリライトした際のセッション数の増加実績を載せています。

見出し作成時には、どこにオリジナルコンテンツを差し込むかを考えておきましょう。

本文の作成

さあ、これで全体の見出しが完成しましたね!続いては肉付け、つまり本文の執筆をしていきます。

⑥導入文について

導入分では下記の2つのポイントを意識します。

・問題提起:ペルソナユーザーが思わずドキッとするような問題提起ができているか
・解決策の提示:抱えた問題を解決できるコンテンツであることを感じさせることができているか

記事の読み始めで、「続きが読みたくなる」ような印象を与えることが大事です。

⑦内部リンクについて

検索エンジンは、記事単体だけで評価するのではなく、その記事ページと他のページとのリンク関係も見ています。

ユーザーにとっても、文中に出てくる専門用語がわからない際に、その用語にリンクがついていて飛んだ先が用語解説のページだったらとても便利ですよね。関連記事へのリンクがついていても、知識が広げられて喜ぶはずです。なので、適切な内部リンクを設置することはユーザービリティの向上につながるため検索エンジンからの評価が高まるのです。Wikipediaがいい例ですね!

下記2点を意識しましょう。

・専門用語には用語解説ページを作りアンカーテキストで内部リンクの設置
・関連記事へのリンク設置

記事内だけでなく、ヘッダー・フッターやパンくずリストでの内部リンク設置は有効なので詳細は下記記事をご覧ください。

⑧外部リンクについて

冒頭で、「専門性・権威性・信頼性」が重要だ、とお伝えしましたね。

例えば論文だと、引用した箇所があれば参照元を記載したり、執筆者や監修者の情報が明記されているので信頼できますよね。

そのため、下記のように、読むユーザーがその記事を信頼できるように外部リンクを貼っておくのがおすすめです。

・他サイトの情報を引用した場合は引用元をリンクと共に記載
・執筆者の名前や経歴などの情報を記載
・監修者がいればその方の名前や経歴、公式サイトがあればリンク設置

ちなみに、引用する際は引用タグと呼ばれるタグがあり、それを使うことで検索エンジンが「これはコピーではなく引用だ!」と認識してくれます。

⑨画像について

正直、文字ばかりの記事って読みにくいですよね。

ほどよいタイミングで画像を挿入したり、テキストでは伝えにくい箇所はイラストなどで表現するほうがユーザーも情報を理解しやすいです。

1000文字に1枚くらいのペースで画像やグラフ、フローチャート等を挿入するのがおすすめです。

⑩読みやすさ

先程の画像と同様で、ユーザーが読みやすい記事にする必要があります。初歩的かもしれませんが、下記のポイントを意識しましょう。

・2,3行程度での改行を心がける
・文字にメリハリをつけて、太字や下線、色付けなど装飾をする
・専門用語を多用しない、使用する場合は注釈や、用語解説ページへのリンクを設置
・箇条書きや表も用いて情報を整理しながら記載する

文字の装飾例

⑪内容について

記事全体が一通り書けたらあとは細かいところをチェックしましょう。

・全体通して競合サイトと同じような内容になっていないか。自社サイトならではの独自性はあるか。
・想定しているペルソナのニーズに答えられたか(読んだ後にわかるだけでなく、できる状態になるか)
・競合サイトと比較して文字量が少なすぎないか

独自性、ペルソナニーズに答える、この2つは紹介してきたとおりですが、文字数については初回登場ですね。実はGoogleからの言及で「文字数はSEOの効果と直接関係ない」ことがいわれています。

そうはいっても、ユーザーが検索する際の意図は複数あり、それに答えようと網羅的にコンテンツを用意すると、必然的に文字数は多くなります。
長文がいいのではなく、ユーザーニーズを全て満たそうと思うと長文になる、ということです。

⑫タグの確認

さて、これで記事は完成しましたね。つまりユーザーが求めているコンテンツは出来上がりました。次はSEOライティングとして冒頭でお伝えした、検索エンジンにとってもわかりやすいコンテンツにするために途中、基礎として記載したタグの設定が正しくされているかを確認しましょう。

タグには様々な種類がありますが、最低限必要なタグは下記です。

・titleタグ
・descriptionタグ
・hタグ
・altタグ

まとめ|とりあえず書いてみる精神

どうでしょうか? この記事を上から読んでいけば誰でもSEOライティング始められそうじゃないですか?最後に1つ、アドバイスです。

まずはとりあえず1記事書いてみる、最初から100点のクオリティは狙わない、リライトありきでまず1記事書き上げる。

これにつきます。
ビジネスでもなんでもそうですが、一旦世に出してみて、表示回数やクエリ等見てそこからチューニングしていく方が、PDCAが早く回って良い記事が完成するのです。

これを読んだ方全員が良いSEOライティングライフを送れますように願っております。