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2020.09.17

百々 雅基

SEO SOLUTION

SEO対策で重要なE-A-Tとは?独自性・網羅性を踏まえ評価の高い記事を作成するコツ

WRITER

百々 雅基

東日本デジタルマーケティング本部 Webコンサルティング事業部 マーケティングユニット マネージャー

パブリックDMP Juicerが保有する、3rd party dataの営業、データ加工、BIツールでの可視化、分析、クライアントへのプランニングを一貫して担当。
2019年7月からPDMチームに異動し、新規プロダクトの開発に携わっている。
マーケティングチーム、インサイドセールスチームの立ち上げも行い、現在両チームのマネージャーとして躍進中。Twitterを見る

目次
    1. E-A-Tとは
        1. E-専門性
        2. A-権威性
        3. T-信頼性
      1. なぜE-A-Tが重要なのか
      2. E-A-TでYMYLに注意すべき理由
    2. E-A-Tを踏まえ、SEOで評価されやすい記事作成のコツ
      1. 独自性とは
        1. 独自性を高めるには
      2. 網羅性とは
        1. 網羅性を高めるには
    3. E-A-Tはコンテンツの質を左右する重要なポイント

上位表示される質の高いコンテンツを作ろうと思っても、どのように作成すればいいのかわからない方も多いかと思います。

SEOで上位表示されるには、Googleのアルゴリズムから高い評価を受ける必要があります。最近ではよりユーザーの支持を集めるコンテンツの評価が高くなっています。

ユーザー・Googleのアルゴリズムの両方から高い評価を受けるには、E-A-Tと呼ばれる項目をコンテンツ内に取り入れていくことが大切です。

本記事ではGoogleで上位表示されるうえで必要な観点である、E-A-T、独自性、網羅性という観点から、質の高いコンテンツをどのように作成するのかを説明していきます。

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E-A-Tとは

Googleで評価の高い記事を作成するために重要なE-A-Tについて、概要を説明します。

E-A-Tとは以下の3項目の頭文字から名付けられたもので、それぞれE-Expertise(専門性)、A-Authoritativeness(権威性)、T-Trustworthiness(信頼性)を指します。

それぞれについて、具体的にどういった指標なのかを説明していきます。

E-専門性

専門性はその名の通り、サイトあるいはWebページがある分野においての専門的な情報を提供できているのかを指します。

Webサイトや、各ページのコンテンツは特定の分野について専門的である方が、信頼性や権威性が担保されたコンテンツであると見なされ、よりGoogleから高い評価を受けます。これは、専門性が高ければユーザーの抱えている悩み、問題に答えられる確率が上がるためだとされています。

そのため、もしサイトが初期段階の場合は、何らかの分野に特化して記事を作成し「この分野についてならこのサイト!」とユーザーに想起されやすいメディアを目指すことをおすすめします。

また、もし様々な分野について書いている場合は、ドメインを分けることも手の一つです。

個別のページにおいても、専門性を担保していきましょう。例えば、資産運用についての記事を作成する際、素人が少し調べたような知識で作成にあたるよりも、投資銀行の行員など専門的な知識を有する人が記事を作成した方が、Googleはページを上位に表示する傾向があります。

専門性が高くなると、サイトを訪れる人が増えるだけでなく、訪れたユーザーがサイトに滞在する時間が長くなるなど、間接的なSEOへの効果が期待できます。

さらに、後述する権威性、信頼性も自然と高まるため、専門性はコンテンツ制作において、特に重要です。専門性は優先的に高めるようにしてください。

専門性が高い内容について記事を作成する際は、ユーザーにとってわかりにくい記事になりやすいため、注意が必要です。専門用語の多様などには十分注意を払って、なるべく初心者にもわかりやすい平易な表現を使用するように心がけましょう。

ポイントをまとめると下記のようになります。

A-権威性

権威性とは、他者からの信頼を置けるメディア・コンテンツ発信者と見なされているかどうかという指標です。

権威性は別サイトからのリンクの質と量などから、判断されると言われています。

権威性の観点でしばしば例として出されるのは、お医者さんです。素人に「あなたは風邪をひいています」といわれるより、お医者さんに風邪を引いているといわれた方が、たしかにそうだなと感じますよね。Webサイトについても同じことが言えます。

他サイトにたくさんリンクを張られているサイトは、それだけ有益な情報が記載されていると判断され、Googleからの評価が高まります。たくさん引用される論文が高い評価を受けているのと同じ原理です。

「このサイトが出している情報だから正しい/信頼が置ける」とユーザーに感じてもらうには、他社サイトに引用されるような質の高いサイトコンテンツを充実させるだけでなく、長期的なサイト運用などの観点も必要になってきます。

T-信頼性

信頼性とは、ユーザーがその情報を信じられるかという観点です。

権威性と少し似ていますが、例えば、国の省庁が発表しているデータと、匿名のWebサイトで発表されているデータではどちらの方が信頼できるでしょうか。

様々な関係機関と連携を取り、厳密な方法で統計調査が行われている国が発表しているデータの方が信頼が置けると考える人が多いかと思います。

これは極端な例ですが、どのような人がどんな情報をもとにサイトコンテンツを作成しているのかを示すことは非常に重要です。ライター情報や運営している企業情報をきちんと載せておきましょう。

また記事の信頼性には、情報の鮮度も重要になってきます。

どんどんと新しい情報が出てくる現在、何年も前の情報はもはや役に立たない可能性が高いためです。

特に法律や不動産関連情報など、社会情勢に左右されやすいため、常に最新のデータで記事コンテンツを作成することが鉄則です。

常に最新情報をキャッチアップし、サイト更新を行っていきましょう。

なぜE-A-Tが重要なのか

ではそもそもSEOでE-A-Tはなぜ重要なのでしょうか。

Googleが発表している検索品質評価ガイドラインにおいて、ページ評価の最重要項目として、以下の5つが挙げられています。

  1. ページの目的
  2. E-A-T
  3. メインコンテンツの質と量
  4. ウェブサイトやメインコンテンツ作成者の情報
  5. ウェブサイトやメインコンテンツ作成者の評判

これらの中で、「ページの目的」を最も考慮すべきと言及されています。

ページの目的がユーザーに役立つと認められた場合に初めて、別の観点からページ評価を開始するからです。

もしページに、憎悪を拡散する・害を及ぼす・ユーザーを誤解させたりだましたりする意図があるなど、ユーザー体験を阻害する目的がある場合は、ページは最低品質であると評価されてしまいます。

「E-A-T」は「ページの目的」の次に言及されており、評価指標において、特に重要視されていると考えられます。

実際にガイドライン中で「高品質のページ」の条件を述べた項目では、E-A-Tだけがイタリックによって強調されています。このように強調されているからこそ、「E-A-T」を重んじるGoogleの意図が感じられるでしょう。

そして、3つ目の「メインコンテンツの質と量」以降の項目についても「E-A-T」が深くかかわっています。

メインコンテンツについては、以下の観点が検索品質評価ガイドラインで重要だとされています。

  • 専門性を生かした高品質で適切な量のメインコンテンツであるか
  • 権威性のしるしとなる他者からのプラス評価があるか
  • 目立ったマイナス評価がないか
  • 信頼するに足る運営者情報が開示されているか

以上のようにGoogleが発表している検索品質評価ガイドラインを紐解くと、ページの評価を考える上で、E-A-Tは切り離せない概念だということがわかります。

E-A-TでYMYLに注意すべき理由

YMYLと呼ばれるジャンルの記事は、特にこのE-A-Tを意識する必要があります。

YMYLとは(your Money or your Life)の略で、人の将来的な幸福や健康、金融にまつわる情報のことを指します。

  • 金融
  • 医療
  • 健康
  • 法律

などが当てはまるYMYLにおいては、特に情報の専門性、権威性、信頼性が問われます。

なぜなら、YMYLに当てはまる情報は人々の生活に大きくかかわるため、もし仮に嘘の情報が出回った場合、ユーザーの生活に大きな影響を与える可能性が高いからです。

そのため、YMYLのジャンルのWebサイトを運用している場合は特に、ライター情報を詳しく記載するなど、E-A-Tの観点から厳しくサイトをチェックするべきです。

国内のみ適用されたと言われている「健康アップデート」と呼ばれる、異例のアップデートが適用されてから、YMYLが日本でも大きく取り沙汰されるようになりました。この背景にはひと昔前まで、日本国内のYMYLに該当するWEBメディア・コンテンツ内で、根拠がない情報があふれていた時期があったためとされています。

特にYMYLに関連するサイトを扱う場合、専門家に監修をお願いするなど、専門性・権威性・信頼性が保たれた記事作成が非常に大切です。

その際に情報の正確さなどをGoogleにも認識させるために、情報を図だけでなく文字で記載するなども運営のコツとして挙げられます。

YMYについて詳しくはこちらのページをご覧ください!

・YMYLとは?|医療や法律関係のライティング時に注意すべきアルゴリズム

E-A-Tを踏まえ、SEOで評価されやすい記事作成のコツ

E-A-Tと並んで、質の高いコンテンツに求められる要素として、

  • 独自性
  • 網羅性

があります。

E-A-Tを踏まえながら、独自性と網羅性の高いコンテンツを作成することで、SEOからの評価が高められます。では具体的な項目を見ていきましょう。

独自性とは

独自性とは、そのページにあるコンテンツが、サイト内外のコンテンツと類似しておらず、オリジナリティが存在することを意味します。

サイトに掲載される情報が類似していないことが、なぜ重要なのかをユーザーの立場に立って考えてみましょう。

あるキーワードで検索したときに、1位に表示されるページと2位に表示されるページの内容が同じだったとします。1位に表示されているページで十分情報を得ることができなかった場合、2位に表示されているページを閲覧するかと思いますが、1位のページと同じ情報しかないとなると、そこでも知りたかった情報が得られないことになります。

このように、

同じ内容の情報が存在している=独自性がないコンテンツ

だと、ユーザーからするとそのニーズが満たされないのです。

ユーザーが求めている情報を提供するメディアやコンテンツを評価する検索エンジンは、独自性が低いコンテンツを評価しません。他で言及されていない、オリジナリティのある情報を発信できるように心がけましょう。

独自性を高めるには

独自性が高い方が評価されることはわかっても、どうやって独自性を高めればいいのでしょうか。

独自性を高めるには「これからどうなっていくのかの予想」など、あえて主観の入る情報を記載する方法があります。

ライター独自の切り口で、主観的な情報を書き込むことで、他サイトにはない情報を提供することができます。ただし、主観的な情報があまりに増えすぎると、そのサイトの情報の信頼性が失われる可能性が高くなります。主観的な情報はあくまで補足的に使用する程度にしましょう。

また、独自で調査したデータを記載することも、オリジナリティがあり独自性の高い記事を作る上で重要です。

自社で行ったアンケートの結果や調査報告といった情報はオリジナリティがあり、独自性が高いといえます。

ただ、気を付けなければいけないことは、そういった自社独自の情報は、他サイトとの重複は起こりませんが、自社サイト内で重複は起こりうるということです。同一の情報を複数のページで使いすぎないように注意しましょう。

網羅性とは

網羅性とは、記載されている情報でユーザーが求めている情報をすべてカバーできているのか、という観点です。ユーザーが求めていることや、それに付随する情報をページで網羅的に提供できている方が高い評価を受けます。

これはユーザーの立場で考えてみるとわかりやすいです。

何かを知りたいと思って、検索エンジンであるキーワードで検索したときに、1位に表示されているページを見ても、知りたかったことをすべて把握できないと、検索を終了できずまた別のページを見る、という手間が発生してしまいます。

ユーザーファーストであることを重んじるGoogleでは、上記のように複数ページをを閲覧しないと、ユーザーが求めている情報にたどり着けないようなページは高く評価しません。

閲覧したページのみで、ユーザーニーズをを満たすことができるようなコンテンツを作成しましょう。

網羅性を高めるには

網羅性が高いとGoogleからの評価が高くなりますが、実際にはどのように網羅性を高めていけばいいのでしょうか。

まず第一にやるべきは、上位表示されているサイトとの比較です。

上位表示されているページはGoogleから高く評価を受けているので網羅性もあるはずだと考えることができます。

1ページ目に表示されているページをみて自社サイト内にないコンテンツは取り入れるべきです。この際、文章などはオリジナリティがあるものにしないと、独自性の観点から評価が下がってしまうので注意してください。

また、ページの内容が近いもの同士をまとめてしまうこともおすすめです。

似た内容のページに訪れるユーザーは、それらをまとまった一つのページで閲覧できた方がよりニーズを満たすことができることがあります。

統合するかどうかの基準をどのように設けるかですが、基本的にはユーザーが検索するキーワード、またそれを生み出すニーズに基づいて決めるべきです。

例えば、「SEOでの独自性」についての記事Aと「SEOでの網羅性」の記事Bが存在していたとしましょう。これらのページは統合すべきです。

記事Aと記事Bを検索するユーザーが知りたいことは、「記事コンテンツを上位表示させるにはどういうコンテンツを作ればいいのか」であるという仮説が立ちます。

実際に記事Aと記事Bで自然検索から流入を得ているキーワードをサーチコンソールで調べてみると、同じようなキーワードで流入を得ていることがわかります。

このことから記事Aと記事Bは、同じニーズを満たすために存在していることがわかります。同じニーズに基づいているのであれば、同じページ内で解決すべき問題なのです。したがって、記事Aと記事Bはまとめて一つの記事にしてしまいましょう。

記事を一つにまとめると、同じキーワードに対して自社内の二つのページが対抗することを避けられるうえに、評価が一つのページに集まるので、上位に表示されることが期待されます。誰でもSEOコンテンツを作成できる!

E-A-Tはコンテンツの質を左右する重要なポイント

ここまでSEOで高評価を得るために重要なE-A-Tの概要から、E-A-Tと並び重要な独自性・網羅性について解説しました。

新しいコンテンツを作成するだけでなく「既存のコンテンツを見直して、加筆修正を行っていくこと」が非常に重要です。

分析をきちんと行い、成果が出ていないコンテンツを修正し続けることで、成長を続けるWebメディアを創ることができます。ユーザーやSEOから高い評価を受ける記事コンテンツは、一度作って終わりではありません。

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