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2020.06.24

百々 雅基

SEO SOLUTION

SEO対策に欠かせないE-A-T,独自性,網羅性とは?

WRITER

百々 雅基

東日本デジタルマーケティング本部 Webコンサルティング事業部 マーケティングユニット マネージャー

パブリックDMP Juicerが保有する、3rd party dataの営業、データ加工、BIツールでの可視化、分析、クライアントへのプランニングを一貫して担当。
2019年7月からPDMチームに異動し、新規プロダクトの開発に携わっている。
マーケティングチーム、インサイドセールスチームの立ち上げも行い、現在両チームのマネージャーとして躍進中。Twitterを見る

目次
    1. E-A-T
      1. E-A-Tとは
        1. E-専門性
        2. A-権威性
        3. T-信頼性
      2. なぜE-A-Tが重要なのか
      3. 特にE-A-Tに注意しないといけないジャンルYMYL
    2. 独自性、網羅性
      1. 独自性とは
        1. 独自性を高めるには
      2. 網羅性とは
        1. 網羅性を高めるには
    3. まとめ

上位表示を目指すような質の高いコンテンツを作ろうと思っても、一体どのように作成すればいいのかわからない方も多いかと思います。

本記事では上位表示されているコンテンツの共通点と、それらをどのように作成するのかのコツをご説明していきます。コンテンツ作成に困っている、さらにサイトコンテンツでもっとサイト流入を増やしたい、という方にはぜひ最後まで読んで頂きたい内容となっております。

ここではGoogleで上位表示されるうえで必要な観点である、E-A-T、独自性、網羅性という観点から、質の高いコンテンツをどのように作成するのかを説明していきます。

E-A-T

E-A-Tとは

上位表示を目指すコンテンツならば満たしておきたい要素の一つであるE-A-Tですが、これは以下の3項目の頭文字から名付けられたもので、それぞれE-Expertise(専門性)、A-Authoritativeness(権威性)、T-Trustworthiness(信頼性)を指します。

それぞれについて、具体的にどういった指標なのかを説明していきます。

E-専門性

専門性はその名の通り、サイトあるいはWebページがある分野においての専門的な情報を提供できているのかを指します。Webサイトや、各ページのコンテンツは特定の分野について専門的である方が、より高い評価を受けます。専門性が高ければユーザーの抱えている悩み、問題に答えられる確率が上がるため、Googleは高く評価します。

そのため、もしサイトが初期段階の場合は何かの分野に特化して記事を作成していき、「この分野についてならこのサイト!」と思い出してもらえる状態を目指すことをおすすめします。また、もし様々な分野について書いてしまっている場合は、ドメインを分けてしまうことも手の一つです。

個別のページにおいても、専門性は注意してください。例えば、資産運用についての記事を作成するとなった際、素人が少し調べたような知識で作成にあたるよりも、投資銀行の行員など専門的な知識を持っている人が記事を作成したときの方が、Googleはページを上位に表示する傾向があります。

専門性が高くなると、サイトを訪れる人が増えたり、訪れたユーザーがサイトに滞在する時間が長くなるなど、間接的なSEOへの効果が期待できます。さらに、後述する権威性、信頼性も自然と高まっていくので、専門性はコンテンツ制作において、特に重要です。専門性は優先的に高めるようにしてください。

専門性が高い内容について記事を作成する際は、ユーザーにとってわかりにくい記事になってしまうことが多いので、注意してください。専門用語の多様などには十分注意を払って、なるべく初心者にもわかりやすい平易な表現を使用するように心がけましょう。

ポイントをまとめると下記のようになります。

A-権威性

権威性とは、そのサイトの情報だから正しい情報と思えるかどうかという指標です。別サイトからのリンクの質と量の観点などから測られます。

権威性の観点で、しばしば例として出されるのは、お医者さんです。素人に「あなたは風邪をひいています」といわれるより、お医者さんに「あなたは風邪をひいています」といわれた方が、たしかにそうだなと感じますよね。Webサイトについても同じことが言えます。

他サイトにたくさんリンクを張られているサイトはそれだけ、有益な情報が記載されていると判断され、Googleからの評価が高まります。たくさん引用される論文が高い評価を受けているのと同じ原理です。

このサイトが出している情報だから正しい、と感じてもらえるようにするには、他社サイトに引用されるような質の高いサイトコンテンツを充実化させるだけでなく、長期的なサイト運用などの観点も必要になってきます。

T-信頼性

信頼性とは、ユーザーがその情報を信じられるかという観点です。権威性と少し似ていますが、例えば、国の省庁が発表しているデータと、匿名のWebサイトで発表されているデータではどちらの方が信頼できるでしょうか。多くの方は国が発表しているデータにと回答されるかと思います。

これは極端な例ですが、どういった人がサイトコンテンツを作成しているのかを表示することは非常に重要です。記事のライター情報や運営している企業情報をきちんと載せておくことは大切です。

また記事の信頼性には、情報の鮮度も重要になってきます。なぜなら、どんどんと新しい情報が出てくる現在、何年も前の情報はいまや役に立たないかもしれないからです。このため、常に最新情報をキャッチアップし、サイト更新を行うことを推奨します。

なぜE-A-Tが重要なのか

Googleが発表している検索品質評価ガイドラインにおいて、ページ評価の最重要項目として、以下の5つが挙げられています。

ページの目的
E-A-T
メインコンテンツの質と量
ウェブサイトやメインコンテンツ作成者の情報
ウェブサイトやメインコンテンツ作成者の評判

これらの中で、ページの目的を最も考慮すべきと言及されています。ページの目的がユーザーの役に立つためであると認められた場合に初めて、別の観点からページ評価を開始するからです。もしそのページに、憎悪を拡散する、害を及ぼす、ユーザーを誤解させたりだましたりする意図があるなど、ユーザーの役に立つ目的がある場合は、ページは最低品質であると評価されてしまいます。

「E-A-T」は「ページの目的」の次に言及されており、評価指標において、特に重要視されていると考えられます。実際にガイドライン中で「高品質のページ」の条件を述べた項目では、E-A-Tだけがイタリックによって強調されており、そこに「E-A-T」を重んじるというGoogleの意図を感じます。

そして、3つ目の「メインコンテンツの質と量」以降の項目についても「E-A-T」が深くかかわっています。

つまり、専門性を生かした高品質で適切な量のメインコンテンツであるかどうか、権威性のしるしとなる他者からのプラス評価があるかどうか、信頼するに足る運営者情報が開示されており、目立ったマイナス評価がないかどうか、といった観点が検索品質評価ガイドラインにあることになります。

以上のようにGoogleが発表している検索品質評価ガイドラインを紐解くと、ページの評価を考える上で、E-A-Tは切り離せない概念だということがわかります。

特にE-A-Tに注意しないといけないジャンルYMYL

YMYLと呼ばれるジャンルの記事は、特にこのE-A-Tを意識する必要があります。

YMYLとは(your Money or your Life)の略で、人の将来的な幸福や健康、金融にまつわる情報のことを指します。金融、医療、健康、法律などが当てはまるYMYLにおいては特に情報の専門性、権威性、信頼性が問われます。なぜなら、YMYLに当てはまる情報は人々の生活に大きくかかわるため、もし仮に嘘の情報が出回ってしまったとき、生活に大きな影響を与えてしまう可能性があるからです。

そのため、YMYLのジャンルのWebサイトを運用している場合は特に、ライター情報を詳しく記載するなど、E-A-Tの観点から厳しくサイトをチェックするべきです。

日本においてのみ適用されたという異例のいわゆる「健康アップデート」と呼ばれるアップデートがあったように、日本ではかつてYMYLについて根拠がない情報があふれていた時期がありました。

特にこういったサイトを扱う場合、情報の正確さなどをGoogleにも認識させるために情報を文字で記載するなども運営のコツとして挙げられます。

YMYについて詳しくはこちらのページをご覧ください!
・YMYLとは?|医療や法律関係のライティング時に注意すべきアルゴリズム

独自性、網羅性

E-A-Tと並んで、質の高いコンテンツに求められる要素として、独自性と網羅性があります。ここからはそれぞれについてどういったものか、どのようにすればそれらをコンテンツに反映させられるかを説明していきます。

独自性とは

独自性とは、そのページにあるコンテンツが、サイト内外のコンテンツと類似していないことを意味します。

サイトに掲載される情報が類似していないことが、なぜ重要なのかをユーザーの立場に立って考えてみましょう。

あるキーワードで検索したときに、1位に表示されるページと2位に表示されるページの内容が同じだったとします。1位に表示されているページで十分情報を得ることができなかったとき、2位に表示されているページを閲覧するかと思いますが、1位のページと同じ情報しかないとなると、そこでも知りたかった情報が得られないことになります。このように、同じ内容の情報が存在していると、ユーザーからするとそのニーズが満たされないことになります。

ユーザーが求めている情報を提供することを重んじる検索エンジンは、似た内容の、すなわち独自性が低いコンテンツを評価しません。オリジナリティのある情報を発信できるように心がけましょう。

独自性を高めるには

独自性が高い方が評価されることはわかっても、ではどうやって独自性を高めればいいのかという話になってきます。

しばしば取られる手法としては、「これからどうなっていくのかの予想」など、あえて主観の入る情報を記載することがあります。

ライター独自の切り口で、主観的な情報を書き込むことで、他サイトにはない情報を提供することができます。ただし、主観的な情報があまりに増えすぎると、そのサイトの情報の信頼性が失われてしまいます。主観的な情報はあくまで補足的に使用する程度にしましょう。

また、独自で調査したデータを記載することも独自性を出すためには重要です。自社で行ったアンケートの結果や調査報告といった情報はオリジナリティがあり、独自性が高いといえます。ただ、気を付けなければいけないことは、そういった自社独自の情報は、他サイトとの重複は起こりませんが、自社サイト内で重複は起こりうるということです。同一の情報を複数のページで使いすぎないように注意しましょう。

網羅性とは

網羅性とは、記載されている情報でユーザーが求めている情報をすべてカバーできているのか、という観点です。ユーザーが求めていることや、それに付随する情報をページで網羅的に提供できている方が高い評価を受けます。

これはユーザーの立場で考えてみるとわかりやすいです。何かを知りたいと思って、検索エンジンであるキーワードで検索したときに、1位に表示されているページを見ても、知りたかったことをすべて知ることができなかったとなると、また別のページを見て、という手間が発生してしまいます。

ユーザーファーストであることを重んじるGoogleでは、上記のように複数ページをを閲覧しないと、ユーザーが求めている情報にたどり着けないようなページは高い評価されません。そのページのみで、ユーザーニーズをを満たすことができるようなコンテンツを作成しましょう。

網羅性を高めるには

網羅性が高いと、Googleからの評価が高くなることがわかったところで、ではどのように網羅性を高めていけばいいのでしょうか。

まず第一にやるべきは、上位表示されているサイトとの比較です。上位表示されているページはGoogleから高く評価を受けているので網羅性もあるはずだと考えることができます。1ページ目に表示されているページをみて自社サイト内にないコンテンツは取り入れるべきです。この際、文章などはオリジナリティがあるものにしないと、独自性の観点から評価が下がってしまうので注意してください。

また、ページの内容が近いもの同士をまとめてしまうこともおすすめです。似た内容のページに訪れるユーザーは、それらをまとまった一つのページで閲覧できた方がよりニーズを満たすことができることがあります。統合するかどうかの基準をどのように設けるかですが、基本的にはユーザーが検索するキーワード、またそれを生み出すニーズに基づいて決めるべきです。

例えば、「SEOでの独自性」についての記事Aと「SEOでの網羅性」の記事Bが存在していたとしましょう。これらのページは統合すべきです。

記事Aと記事Bを検索するユーザーが知りたいことは、「記事コンテンツを上位表示させるにはどういうコンテンツを作ればいいのか」であるという仮説が立ちます。

実際に記事Aと記事Bで自然検索から流入を得ているキーワードをサーチコンソールで調べてみると、同じようなキーワードで流入を得ていることがわかります。

このことから記事Aと記事Bは、同じニーズを満たすために存在していることがわかります。同じニーズに基づいているのであれば、同じページ内で解決すべき問題なのです。したがって、記事Aと記事Bはまとめて一つの記事にしてしまいましょう。

記事を一つにまとめると、同じキーワードに対して自社内の二つのページが対抗することを避けられるうえに、評価が一つのページに集まるので、上位に表示されることが期待されます。

まとめ

ここまで、サイトコンテンツを上位表示するときにコンテンツ自体にどういったポイントがあるのかを説明してきました。新しいコンテンツを作成するときにはもちろん意識して頂きたいポイントですが、上記の観点から、既存のコンテンツを見直して、加筆修正を行っていくことが非常に重要です。

分析をきちんと行い、成果が出ていないコンテンツを修正し続けることで、成長を続けるWebメディアを創ることができます。コンテンツは一度作って終わりではありません。

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