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2020.04.08

百々 雅基

SEO SOLUTION

競合に勝てるタイトルの作り方!抑えるべき4つのポイントとは

WRITER

百々 雅基

システム開発本部 プロダクト推進部 プロダクトユニット マーケティング リーダー

パブリックDMP Juicerが保有する、3rd party dataの営業、データ加工、BIツールでの可視化、分析、クライアントへのプランニングを一貫して担当。
2019年7月からPDMチームに異動し、新規プロダクトの開発に携わっている。
マーケティングチーム、インサイドセールスチームの立ち上げも行い、現在両チームのリーダーとして躍進中。

目次
    1. SEOの観点から見るタイトルの重要性
    2. クリック率を上げるタイトルを作る4つのポイント
      1. ポイント①:文字数
      2. ポイント②:キーワード
        1. 「キーワードは盛り込み過ぎない」
        2. 「重要なキーワードは出来るだけタイトルの先頭の方へ」
      3. ポイント③:ユニークさ
      4. ポイント④:ユーザーニーズ
    3. クリック率を上げる”Power Word”を使おう
      1. “Power Word”ジャンル①:数字
      2. “Power Word”ジャンル②:ポジティブWords
      3. “Power Word”ジャンル③:ネガティブWords
    4. 既存のコンテンツのタイトル変更をする場合は?
      1. タイトル変更する場合はリスクもある
      2. タイトル変更を試みる適切なタイミングとは
    5. まとめ

コンテンツを制作すると必ずしなくてはならないことの1つがタイトルを考えることではないでしょうか。多くの方はタイトルに力を入れないでコンテンツの内容を重視していることと思います。

しかし、タイトルはコンテンツの顔となる大変重要な部分ですので、怠ってしまうことは非常に危険です。また、タイトルがSEOの観点からも非常に重要であるということは押さえておかなくてはいけません。

この記事では、ユーザーが思わずクリックしてしまうようなタイトルの作り方をポイントごとにご紹介していきます。また、既存のタイトルが付いている記事のタイトル変更に関してもタイミングなどを踏まえてご紹介していきます。


SEOの観点から見るタイトルの重要性

タイトルはどれだけいいものであっても、検索順位を1位にする大きな要因にはなりにくいです。
SEOの観点から検索順位を最も左右するのは、コンテンツ内容であると今のGoogleのアルゴリズムでは言われています。
しかし、最も重要なのはコンテンツであってもタイトルはその顔の役割をします。

どれだけ人間として魅力的であっても顔がブサイクでは美女に振り向いてもらうことは難しいですよね。圧倒的な地位や名誉がある人であれば結果は変わってくると思いますが。

これと同じようにコンテンツの内容が非の打ち所がない素晴らしいものであれば上位に表示されてクリックを稼げる可能性もありますが、基本的にはいいコンテンツがあってもタイトルがイマイチだとクリックしてくれる人は少ないでしょう。

つまり、タイトルはユーザーにクリックしてもらえるような魅力的なものでないといけないということです。タイトルがクリック率を左右するということになります。


クリック率を上げるタイトルを作る4つのポイント

SEOにおいてタイトルが重要であるということはお分りいただけたと思います。では、実際にどのようにタイトルを考えていく必要があるのかご紹介していきます。

今回ご紹介するタイトルを作るときに意識するべきポイントは4つあります。

  1. 文字数
  2. キーワード
  3. ユニークさ
  4. ユーザーニーズ

この4つのポイントを1つずつご紹介していきます。

ポイント①:文字数

最初にご紹介するのは「文字数」です。

文字数はSEOに関係あるの?と思う方もいるかもしれませんが、文字数が多すぎるとタイトルの先頭部分しか検索結果に表示されないということになってします。

実際どのようになるのか見てみましょう。PINTO!の記事の中にこのようなものがあります。

この記事は文字数が50文字以上あります。この記事が検索結果に表示されるとどのようになるでしょうか。

このようにタイトルの半分くらいしか表示されていないことがわかります。

タイトルの後半部分にこの記事の内容がわかることが表記されているのに大変もったいないですよね。このタイトルではユーザーはどんな記事か理解しきれないのでクリックしないで別の記事に移ってしまいます。

このようなことがないようにタイトルは文字数をある程度制限することが必要になります。

具体的には、PC検索が多い場合には「30〜35文字以内」スマートフォンでの検索が多い場合には「36〜41字以内」にするとタイトルの最後まで表示されます。

PCとスマートフォンのどちらの検索結果にも対応できるようにするために「30文字以内」にすることがオススメです。

しかし、この文字数を超えてもいい場合もあります。

このタイトルは文字数が30字以上ですが特に問題のない記事です。

それはなぜでしょうか。

検索結果に表示されるタイトルをご覧ください。

このように表示されていないタイトルの最後の部分、「SEO対策に活かそう!」の「対策に活かそう!」部分が表示されていませんが、表示されている部分で記事の内容はほぼ説明できているため、切れていても特に問題はないのです。

つまり、主要部分が表示されていれば文字数がオーバーしてもユーザーは記事の内容を十分に理解することができるので30字を超えてもいいのです。

ポイント②:キーワード

タイトルにおいて、記事のメインとなるキーワードを盛り込むことは非常に重要です。というのも、
キーワードが書いていないタイトルは、当たり前ですが記事の内容がよくわからないものになってしまうでしょう。

キーワードを入れることはもちろんなのですが、2つのポイントがあります。

・キーワードは盛り込み過ぎない
・重要なキーワードは出来るだけタイトルの先頭の方へ

「キーワードは盛り込み過ぎない」

キーワードは盛り込み過ぎないということに関してわかりやすいように2つのタイトルを比較してどちらの方が見てみたいかを考えてみましょう。その際に比較するあなたは「キーワードの考え方」について知りたい人だとします。

①キーワード、ディスクリプション、内部リンク、外部リンクやサイテーションでSEO対策をしよう

②キーワードを最適化してSEO対策をしよう

それでは上記の2つの記事のどちらを見ようと思いますか?

多くの方が②の記事を選ぶのではないでしょうか。というのも、今比較する際に「キーワードの考え方」について知りたい人という条件を与えました。

キーワードの考え方を知りたい人は、①の多くの網羅した記事よりも、②のキーワードに厳選された記事を見る方が自分の検索意図にフィットしていると感じるでしょう。

また、検索をする人の多くは何かに疑問を感じたり、特定の何かを「知りたい」「買いたい」という人が多いでしょう。

つまり、厳選したキーワードでタイトルを書いた方が、ユーザーの検索意図にマッチします。それだけでなく、厳選したキーワードでタイトルを書いた方がより購買意欲が高い、知的意欲の高いユーザーが記事をみてくれることになるでしょう。

「重要なキーワードは出来るだけタイトルの先頭の方へ」

この必要性は他の記事と比較すると顕著に感じることだと思うので、他の記事と比較することから始めましょう。

tami-co(たみこ)

「ドメイン変更」というキーワードで検索した際の検索結果が上記のものですが、上位3つの記事に関しては「ドメイン変更」というキーワードが先頭に来ていて、それ以下のものは、途中もしくは最後の方に入っています。

これを見たときに直感的に「ドメイン変更」について知りたい人は上位3つが目に入ることでしょう。それ以下のものが見られないということではありませんが、パッと自分の検索意図に合っている記事は上位3つだと思います。

そのためタイトルの出来るだけ最初の方にキーワードをおいておくことが必要になります。

ポイント③:ユニークさ

このポイントに関しては他の記事を被らないことを目的とします。

検索結果を見てどのような記事があるのかをしっかり確認した上で、他のタイトルとはまた違ったタイトルを考えるようにしましょう。

ポイント④:ユーザーニーズ

ユーザーニーズを考えることは4つのポイントの中で1番重要です。

ユーザーニーズつまり検索意図をしっかり把握した上でタイトルを考えないとクリックしてくれるまでに至りません。

このユーザーニーズを知るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
これも検索結果を見てみると簡単に知ることが出来るでしょう。

これから考えるタイトルのキーワードを検索エンジンで検索してみるとユーザーの検索意図がわかるようになります。

例えば、「ラーメン」と検索すると以下の検索結果が表示されます。

この結果からわかることはユーザーは美味しいラーメン屋はどこなのかを知りたいということです。

ここで、タイトルを「美味しいラーメンの作り方」としてもクリックされないことは一目瞭然ですよね。作り方の記事を作っていたのなら、キーワードを別のもので攻める必要があると考える必要があります。

一方、「チャーハン」というキーワードで検索するとしましょう。

すると、、、

「ラーメン」とは逆に、チャーハンの作り方についての記事が検索結果を占めていることがわかります。

検索するキーワードによってどんなニーズがあるのか全く違うため、ここを自分の主観のみで怠ってしまうとクリック率が伸びないということになりかねません。

ユーザーニーズをしっかりと分析した上でタイトルを考えていきましょう。


クリック率を上げる”Power Word”を使おう

タイトルを考える上でのポイントはおわかりいただけたと思います。

続いては、ユーザーが思わずクリックしてしまうような“Power Word”をご紹介していきます。

キーワードに加えてこの”Power Word”を使えばきっと他の記事に負けない、順位の高い競合記事よりもクリック率を稼ぐことができるタイトルになるでしょう。

“Power Word”ジャンル①:数字

人の心理として抽象的なものよりも具体的のものを好む傾向にあります。

そこで使える”Power Word”が「数字」です。数字はタイトルをより具体的にしてくれる非常に効果的なものです。

例えば、以下のタイトルならどちらの方が魅力的に感じますか?

①デートにぴったりな横浜のレストラン特集

②デートにぴったりな横浜のレストラン10選

②のタイトルの方がより厳選されたレストランが分かるような気がしませんか?このように具体的な数字をタイトルを組み込むことによってより魅力的なタイトルになります。

他の数字を使ったタイトルとして、以下のタイトルを比較して見ましょう。

①5分で改善!掃除機の詰まりの解消方法

②掃除機の詰まりの解消方法

このように5分というワードがあるだけでこの記事を見たら簡単に改善することができるということがなんとなく感じられると思います。

そのほかにも、

・5つのポイント
・3大〇〇
・2割増
・売り上げNo.1

など数字を使うことでより具体的になり、魅力的なタイトルになります。

“Power Word”ジャンル②:ポジティブWords

続いての”Power Word”は「ポジティブWords」です。

一口に「ポジティブWords」と言っても、かなり広域な話になってしまいますが、タイトルのポジティブな内容を加えることによって、ユーザーを引き付けるようなタイトルにすることができるというものです。

まずは普通のタイトルとポジティブWordsを加えたものと比較して見ましょう。

①全てがわかる!SEO対策の基本講座

②SEO対策の基本講座

①の方がより魅力的に感じませんか?

そのほかにも、何かに関しての初心者に向けた記事である場合に、初心者にとって「分かりやすそう!」「知りたい!」というポジティブな印象を与えるワードとして

・簡単
・初めての〇〇
・初心者必見
・猿でもわかる
・学校では教えてくれない〇〇
・今更聞けない〇〇

などがあります。

ほかにも、

①食べても痩せるダイエット方法

②無理なく始めるプログラミング講座

①と②のように、変化することへの難しさを感じる人間の心理を利用した、「変わらなくても」というニュアンスを与えるようなワードは多くの人を引き付けるものです。

これらのようにユーザーが「知りたい!」とポジティブに思わせてくれるようなタイトルをつけることは他の競合コンテンツに差をつけるものになるので是非ぴったりな「ポジティブWords」を探してみてはいかがですか?

“Power Word”ジャンル③:ネガティブWords

続いてご紹介するのが「ネガティブWords」です。

「ポジティブWords」とは文字通り真逆のものを指すのですが、ユーザーに「知らないのはやばい」という印象を与えるような”Power Word”を指します。

具体的に、どちらのタイトルの記事を見ようと感じますか?

①知らなきゃヤバい!社会人としてのマナーの基礎

②社会人としてのマナーの基礎講座

多くの人は①を選ぶのではないでしょうか?

「あ、知らないとヤバいんだ」という気持ちにさせることによってクリックを誘う手法ですが、多くの広告で使われているテクニックだと思います。

・知らなきゃ危険
・知らなきゃ損する

このようなタイトルのものを見ると、どうしても知らなかったら困るという気持ちになりみてしまうと思います。

ほかにも、

・やってはいけない〇〇
・失敗する〇〇

これらのように失敗を恐る人の心理を突いたワードも多く使われています。

このような「ネガティブWords」は多くの場面で使われています。本屋でビジネス書のタイトルを見るとこのように「ネガティブWords」を使っているものをよく見ると思います。

競合のコンテンツと差をつける「ネガティブWords」を探してみてはいかがでしょうか。


既存のコンテンツのタイトル変更をする場合は?

ここからは新規のコンテンツのタイトルをつける方向ではなく、既存の記事のタイトルを変えることについて注目していきたいと思います。

メディアの運用をしてきて、ある程度コンテンツが溜まって順位が少しずつついてきた時によくあるのが、順位は上がっているのにクリックされていないということです。

タイトル変更する場合はリスクもある

正直タイトル変更による直接的な順位変動はそこまで大きく起きません。しかし、変更することによってユーザーのニーズを満たさなくなってしまった場合には、順位がある程度上にあったとしてもクリックされなくなってしまうことがあり、その結果順位が落ちるということになるでしょう。

つまり直接的なリスクとしてはクリック率を大幅に下げてしまうリスクがあるということです。

すでに流入が大きいコンテンツのタイトルを変更したことによってクリック率が1パーセント落ちただけで数千、数万のセッションを失ってしまうということにもなりかねないので注意が必要です。

しかし、リスクも大きい反面タイトル修正をしたことにより少しでもクリック率が上がれば大きな追加の流入を得ることができることもあります。その流入の増加のおかげで検索順位も上昇する事にも繋がっていきます。

リスクはある反面大きなチャンスもあるので積極的に取り組んでいきましょう。

タイトル変更はユーザーの動向を見ながらABテストをしていき、何回も試行錯誤していくことが必要なので地道に行っていきましょう。

タイトル変更を試みる適切なタイミングとは

現在のアルゴリズムから言えることはタイトル修正を行うだけで順位の改善がみられることは多くありません。順位が10位前後のコンテンツに関しては、タイトルを変更したところで上位のコンテンツに比べて目に入る回数がそもそも少ないので、大きな改善にはなりません。

検索順位が2ページ目以降になってしまっているコンテンツに関して言えば、表示されること自体がそもそもあまりなく、タイトル変更をしても改善することはほとんどないでしょう。

そのような場合は、重複ページがあるならばコンテンツを統合することや、コンテンツ自体のリライトをしてより内容を高品質なものにすることの方が、順位を上げるために効果的ではあります。

では適切なタイトル修正のタイミングはいつなのでしょうか?

基本的には順位が6位以上にも関わらずクリック率が悪い場合にタイトルの変更を行います。

キーワードごとのクリック率はGoogleサーチコンソールで確認ができます。当然順位によってもクリック率は変わってきますが、どの順位にいたとしても1%を切ってしまう場合は、タイトルを変更した方が良いです。

この場合タイトル変更することによるリスクはもちろんありますが、タイトルを変更することによって大きくクリック率が改善することも多々あるので、競合のタイトル分析を含め、今までご紹介したポイントを元にタイトル修正を行なっていきましょう。

しかし、タイトル変更によるリスクが大きすぎる場合もありますよね。

例えば、クリック率が0.1%落ちただけで数万セッション落ちてしまうような規模の大きいメディアに関して言えばリスクを取ることが難しいでしょう。

そのようなメディアに関しては順位が1ページ目の下の方にある時、つまり6〜10位以内の時にタイトル変更を試みてみましょう。


まとめ

SEOにとってタイトルはかなり重要だということはお分かりいただけたと思います。

今回例としてご紹介していったタイトルはコンテンツのジャンルによって合う合わないあると思います。そのようなことをしっかり考慮した上で、競合よりも魅力的なタイトルを作れるように考えてみてください。

また、タイトルは非常に簡単に変えることができるので、変更・分析を繰り返していきベストなタイトルにしていきましょう。