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SEO対策
2022.03.07
2022.02.24
ライター: 百々 雅基
SEO対策の1つである外部対策は、SEO対策をする上で避けては通れない道です。しかし、外部対策の難しいところが、Googleによるペナルティを受けてします可能性と隣り合わせになっているという点です。
そこで今回に記事では外部対策とはどのようなものなのかという点から、具体的なペナルティについて、またそのペナルティの対策について触れつつ、詳しい記事をご紹介していきます。
ウェブサイトの内部を調整して対策する「内部対策」と比べ、外部サイトからの被リンクなどからSEOにアプローチすることを「外部対策」と呼びます。
内部対策ではウェブサイトの構造化データのマークアップや、パンくずリストの設置、ページ速度の高速化などを行って、検索エンジンが巡回しやすい状態に整えます。
一方で外部対策は、他者からの評価を得ることでSEO評価を高くするものです。
そのため、外部対策では他ユーザーが「リンクしたい」「共有したい」と思えるようなコンテンツ作りや仕組みが大変重要となります。
Google検索エンジンは、被リンクを重要度の高い項目に設定しています。
外部からリンクされているサイトは「他者が選んだコンテンツ」として検索エンジンに認識されるため、評価が高くなりやすいです。
特に関連性が高いサイトからのリンクや、自然と発生したリンク(ナチュラルリンク)は評価が高く効果的なので、共有されやすい仕組みを整えておきましょう。
外部対策とは主に以下のものがあります。
・被リンク
・サイテーション
これらが外部対策の具体的なものですが、どちらも自ら直接的に増やすことができません。そのためSEO対策をするにあたってもっとも難しいのが外部対策ではないでしょうか。
また、サイトの知名度を高めるという面ではSNSの運用も重要となります。
被リンクとは外部のサイトからの自社サイトへのリンクのことを指します。
今までは被リンクを大量に生産することで検索順位をあげていた企業もいましたが、Googleのアルゴリズムのアップデートによって、そのようなことはペナルティの対象になりました。
そのため今となっては直接的に被リンクを増やすことができないため、とにかく自社サイトが外部サイトにリンクしてもらえるような良いコンテンツを作成続けていくことが必要になります。
被リンクに関する詳しい内容は以下の記事をご覧ください。
・SEOの被リンク対策|やってはいけない被リンクパターン紹介
・【SEOへの影響は?】海外サイトからの被リンクがあったときはどうしたらいいの?
サイテーションとはSNSによる自社サイトや自社商品・サービスについての言及されることによるSEO効果を指します。
Googleは直接サイテーションがSEO対策に関係するという言及はしていませんが、認知度が評価の要素のあるということは以下の記事で言及しているため、間接的にサイテーションが検索順位に関わることが分ります。
Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する:
//support.google.com/business/answer/7091?hl=ja
サイテーションを増やすためには、
・わかりやすいサイト・ブランド名
・様々な媒体の広告による認知度の向上
・SNSによる認知度の向上
をすることが必要です。
サイテーションについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
・サイテーションのSEO効果とは?SNS時代に重要な外部対策
上記で説明した被リンクとサイテーションは直接的に増やすことはできませんが、SNSを駆使することによってそれらを促すことは可能です。SNSを活用することはSNSの使用率が高い現代において必要であり、知名度を上げるためには必要になってくることは間違いありません。
そのためにはSNS運用をしっかりとする必要があります。
SNSによる外部対策についての詳しい記事は以下の通りです。
・SNSがSEO効果を高めるメカニズムを徹底解説!
・インフルエンサーを活用してSEO効果を高めよう!
・FacebookにSEO効果は全くない?|FacebookによるSEO対策
導入でお話ししたように、外部対策はペナルティと隣り合わせになっています。
たとえ自ら悪質な被リンクを大量に生産しているわけではなくても、関連性の低いコンテンツからの被リンクや質の低いコンテンツからの被リンクによって評価が下がってしまう可能性もあります。
そんな被リンクにはさまざまなものがあります。ペナルティを受ける被リンクのパターンは以下のものがあります。
・相互リンク
・掲示板リンク
・1つのページに設置する多数のリンク
この3つの被リンク対策はペナルティを受ける可能性があります。3つ目の対策に関しては、今のGoogleのアルゴリズムでは必ずといってもいいほどペナルティを受けてしまいます。
ペナルティを受ける被リンク対策ついて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
・SEOの被リンク対策|やってはいけない被リンクパターン紹介
相互リンクに関してはSEO効果が全くなく、ペナルティを受けるとは言い切れません。相互リンクはうまく生かすことができれば、SEOに効果があると言えます。
関連性の高いサイト同士で相互リンク設置することは、ユーザー行動の質を高めるとして評価されているのです。
どんな相互リンクが評価されるのか、またペナルティを受ける相互リンクとは何か詳しく知りたい方は以下の記事をあわせてお読みください。
・相互リンクとは|SEO対策上の効果や意味はありますか?
また、今はもうGoogleからのペナルティを受けてしまう外部対策として、ワードサラダという手法がありました。
ワードサラダとは、文法は間違っていないが意味は通っていない文章を自動で作成する技術で、この技術を使って対象のコンテンツのリンクを貼った記事を量産することにより、対象のコンテンツの被リンクを増やして、検索上位を狙うというものでした。
現在ではキーワードの量は判断基準にはなっておらず、情報の質が重視されているので、ワードサラダで作成した文章を乱用したページが評価を上げることはありません。
逆に、キーワードの無駄な乱用はペナルティの対象になることを理解しておきましょう。
ワードサラダについてもっと知りたい方は以下の記事をご覧ください。
・ワードサラダとは|SEOにおいて悪い評価を受けるコンテンツについて
ワードサラダでなくとも、コンテンツ内容の品質が低ければペナルティを受ける可能性があります。
例えば、他ページのコピー&ペーストで構成されていたりという質の悪いコンテンツもペナルティの対象となっています。
同じ内容の記事であっても、構成・内容を工夫して差別化する必要があります。
そもそも、低品質なコンテンツでは他サイトからのリンクを見込めませんので、外部対策としては不適切と言えます。
さらに他サイトだけでなく自サイト内の重複コンテンツもペナルティの対象となる場合がありますので、文字数の調整のためだけに同じ文言を入れることも避けた方が良いでしょう。
PCサイトとスマートフォンサイトでURLが違う場合にも注意が必要です。
もしもペナルティを受けてしまった場合にはどうしたら良いのでしょうか。
ペナルティは2種類に分類されます。
・手動対策
・自動対策
手動対策はペナルティに当たると判断された場合に手動で対策されるものです。この際にはGoogleサーチコンソールより通知が届きます。その通知に何がペナルティに当たったのか明確に記載されているため、その通知に基づいて改善をしましょう。
一方、自動対策は通知も届かない上に、何がペナルティの対象なのかが明確にはなっていません。なので、自ら何がペナルティの対象になったのかを探さなければいけません。自動対策された場合は、Googleアルゴリズムのアップデート内容から原因を推測することができますので確認してみましょう。
いずれにせよペナルティを受けていないかに関しては常に敏感になって置く必要があります。
ペナルティを受けた際どうすればいいのかについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
・過度なSEO対策がGoogleペナルティを招く!リスクと対処法
手動対策を受けた場合は、再審査の申請を行うことができます。
放置するとペナルティの継続や再ペナルティの原因となるので、ペナルティ通知に記載された該当箇所を修正し、早めに再審査申請を行いましょう。
申請後1日~1週間ほどで結果が出て、問題がなければその後順次ペナルティは解除されます。
上記にて、自動対策に関しては自分でペナルティを受けていないかをしっかりと察知する必要があると言及しました。
しかし、そのように見つけられるのかわかりませんよね。
そういう時には、ツールを駆使して発見しましょう。
外部対策ツールでは、どのようなサイトからリンクされているのかや被リンクされている数などの情報を確認することができます。
被リンクチェックに関する詳しい記事は以下をご覧ください。
・SEO対策にオススメな被リンクチェックツールをご紹介!
・否認ツールを使ってリンクを無効化!低品質なリンクの否認方法とは?
外部対策の方法やペナルティへの対策はおわかりいただけましたか。
外部対策はどうしても間接的になってしまうため難しい部分がありますが、外部対策ができるとSEOに効果的なだけではなく、ブランド認知度がどんどん上がっていくことが期待できます。ペナルティに注意しながら、粘り強く対策していきましょう。
外部対策以外のSEO対策について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
・SEO対策完全版マニュアル|費用対効果大のWEB集客方法について