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2019.12.04

浅井千明

SEO SOLUTION

事例あり!SEO対策のタイトル変更で8位→2位、クリック数が5.28倍?最適なタイトルの付け方をご紹介

WRITER

浅井千明

株式会社PLAN-B 事業統括本部 Webコンサルティング事業部

神戸大学発達科学部人間表現学科・同大学院を卒業後、2019年に新卒としてPLAN-Bに入社。
内定時は人事部にて採用活動の一部を担当。入社後はWebコンサルティング事業部配属。

目次
    1. SEOにおけるタイトルタグの重要性について
    2. タイトル変更で8位→2位クリック数が5.28倍に?
      1. タイトル変更で得られた効果について
        1. 効果① 狙ったキーワードの平均順位が8.3位から2.5位に
        2. 効果② 獲得キーワード数が2.8倍、クリック数が5.28倍に
    3. SEOで効果的なタイトルをつけるポイントとは
      1. 必ず満たしておくべき2つの条件
        1. 条件① タイトルは30文字前後にする
        2. 条件② 狙いたいキーワードを必ず含める
      2. 効果を得られるタイトルにするための3つのポイント
        1. ポイント① 狙いたいキーワードを明確にする
        2. ポイント② 同じページで狙えるキーワードを探す
        3. ポイント③ ターゲットを明確にする
    4. まとめ

SEOにおけるタイトルタグの重要性について

Webサイト本体や各ページの内容を示すタイトルは、SEOにおいて最も重要な要素の一つです。その理由は、タイトルタグに設定したタイトル文は、検索結果画面において最も目立って表示されるため、ユーザーがサイトの内容を判断する最初の材料となるからです。

みなさんも知りたいことを検索して、その結果1位に表示されたページのタイトルが、自分の知りたいことと明らかにかけ離れている場合、いくら1位サイトとはいえ、そのサイトをクリックせずに別の下位サイトに訪問するか、もしくはもう一度別のキーワードで検索し直した経験があるのではないでしょうか。

このように、ユーザーがサイトに訪問してくれる最初の入り口、判断基準となるのがタイトルなのです。さらに、タイトルタグに書かれていることは、ユーザーだけでなく、クローラーがWebサイト本体や各ページの内容を判断する材料にもなっています。

そのため、各ページのタイトルに上位表示を狙いたいキーワードが含まれていなければ、まず検索結果画面上で上位表示されることはない、と言っても過言ではありません。後にご紹介する弊社の対策事例でもわかっていただけるかと思いますが、タイトルタグの変更だけで、ページの順位が大きく上昇し、流入数が急増したという事例も少なくありません

このように、タイトルタグを最適化することは、SEO対策の最初のステップであり、また最も効果が顕著な対策の一つでもあります。この記事では事例を基に、SEO対策に最適なタイトルの付け方やポイントをご紹介します。

SEOにおけるタイトルについてより詳しく知りたい方はこちらもチェック:

タイトル修正がSEOを大きく左右する!その重要性とリスクについて

タイトル変更で8位→2位クリック数が5.28倍に?

早速ですが、弊社のマッチングサービス関連のお客様で、タイトルタグ変更によって得られた効果の事例をご紹介します。

タイトル変更で得られた効果について

今回、タイトルを変更したことで得られた効果は主に2つあります。

効果① 狙ったキーワードの平均順位が8.3位から2.5位に

まず一つ目の効果は狙ったキーワードの平均順位が8.3位から2.5位に上昇したことです。

下記はタイトル変更を行った6月29日以前の27日間(2019年6月1日〜6月28日)とタイトル変更から約2ヶ月後の27日間(2019年8月3日-2019年8月30日)のパフォーマンスをGoogle Search Consoleで表しています。

狙ったキーワードでの順位が改善されたことで平均CTRは2.69倍合計表示回数、クリック数はそれぞれ2.14倍、5.75倍と大きく向上しました。

効果② 獲得キーワード数が2.8倍、クリック数が5.28倍に

今回タイトル変更によって得られたもう一つの効果は、対策ページ全体での獲得キーワード数が2.8倍になり、クリック数が5.28倍にまで増加したことです。

Google Search Consoleでは、下記のキャプチャのように、ダッシュボードでクエリを一覧化すると、右下に獲得キーワードの数が表示されるため、サイト全体及び指定したページ内で獲得できているキーワードの数を確認することができます。(※獲得キーワードの表示は上限が1,000個のため、それ以上は測定できませんが、1,000個以内である場合、確認可能です。)

今回、対策したページの獲得キーワード数を上記の方法で確認すると、狙ったキーワードのテールワードやサジェストに表示されるキーワードを含めて、獲得キーワード数が81ワードから、変更後に229ワードまで増加したことがわかりました。

SEO対策では一般的にビッグワードで上位表示を狙う際、そのテールワードを獲得することが重要とされていますが、その理由が今回の事例でおわかりいただけるのではないでしょうか。

さらに関連ワードの増加によって、ページ全体でのクリック数は5.28倍になりました。下記は、タイトル変更を行った6月29日以前の27日間(2019年6月1日〜6月28日)とタイトル変更後の27日間(2019年8月3日-2019年8月30日)のクリック数を比較しています。

上記のグラフ変動からも一目瞭然ですが、クリック数はたった2ヶ月で5.28倍、表示回数は2.33倍、平均CTRは2.23倍になり、大きな成果が得られました。

SEOで効果的なタイトルをつけるポイントとは

ここまでで、タイトル変更によって得られる効果をご理解いただけたのではないかと思います。

次にいよいよ、SEOにおいて効果的なタイトルをつけるために満たしておくべき2つの条件と3つのポイントをお伝えします。

必ず満たしておくべき2つの条件

3つのポイントをお伝えする前に、一般的にタイトルタグをつける際に必ず満たしておくべき条件をご紹介します。タイトルで満たすべき条件は2つあります。

条件① タイトルは30文字前後にする

タイトルタグに規定の文字数は特にありません。しかし、30文字をあまりに超えてしまうと、クリック率が低下してしまうだけでなく、Googleの判断により、設定したタイトルとは全く別の文言で検索結果に表示することもあります。

またタイトルは短すぎてもクリック率を低下させる恐れがあります。今回、効果が出たタイトル変更の施策も、変更前のタイトルはたった7文字だけでした。7文字から27文字にしたことで、前述のような成果が得られました。

条件② 狙いたいキーワードを必ず含める

冒頭でもお伝えしたように、狙いたいキーワードがタイトルに含まれていなければ、クローラーはそのページをキーワードに関連性の高いページだと認識しません。そのため、上位表示を狙うなら、まずは対策するキーワードを決め、そのキーワードを必ず対策ページのタイトルに含ませることが最低条件となります。

しかし、狙いたいキーワードをたった30文字程度のタイトルの中に、不自然に詰め込みすぎると、Googleからマイナス評価を受ける可能性があります過度な詰め込みすぎは逆効果ですが、タイトルにキーワードを含ませることは上位表示のための必須項目の一つです。

効果を得られるタイトルにするための3つのポイント

上記の2つの条件を満たした上で、さらに上位表示を狙うために、今回効果が得られた事例において行った3つのポイントをご紹介します。

ポイント① 狙いたいキーワードを明確にする

今回事例でご紹介した対策ページにおける流入クエリを、タイトル変更前にGoogle Search Consoleで確認すると、目視で関連性が低いと考えられるキーワードが混在していることがわかりました。

関連性の低いキーワードでも、多くの流入を稼いでいる場合、タイトルを変更することはリスクでもありますが、今回、関連性の低いキーワードは、合計クリック数が3ヶ月間でたった0〜1であったため、狙いたいキーワードを絞ってタイトルを変更するという判断を下しました。

まずは上位表示させたいページの流入クエリを確認し、狙いたいキーワードやそのテールワードでクリックを獲得できているか、反対に、関連性の低いクエリが混在していないかを確認し、狙うキーワードを明確にすることがポイントの一つ目です。

ポイント② 同じページで狙えるキーワードを探す

今回の対策ページにおける流入クエリのうち、検索結果画面がほぼ同様になるキーワードが複数含まれていました。

例えば、「50代 結婚」と「50代 女性 結婚」をGoogleで検索すると、それぞれの検索結果画面に上位表示されるWebサイトはほとんど同じです。そのため、これらのキーワードは一つのページで同時に対策できる可能性があると判断できます。

一方で、「20代 結婚」と「20代 結婚 女性」では、上位表示されるサイトの傾向が少し異なります。そのため、それぞれのキーワードを獲得するためには、各キーワードの検索ニーズに沿ったページを備える必要があるということです。

一般的にSEOでは、1ページに対して1キーワードと言われていますが、上位表示サイトの傾向が同じテールワードに対して、それぞれのページを用意すると、上位表示に必要な要素が重複してしまったり、重複によって検索結果画面上でカニバリゼーションを引き起こす原因にもなりかねません。またそれぞれのコンテンツが重複してしまうことを防ごうとして、反って中身の薄いページになってしまう恐れもあります。

そこで、狙いたいキーワードを明確にした後、そのキーワードにおけるテールワードをカテゴライズすることで、1ページで同時に狙えるキーワードを判別することも重要なポイントです。

ポイント③ ターゲットを明確にする

最後のポイントは、狙いたいキーワードをGoogleで実際に検索してみて、既存の上位表示サイトの傾向から、キーワードの主要ターゲットを明らかにすることです。

今回、狙いたいキーワードで検索してみると、上位表示サイトのタイトルは「結婚したい女性向け……」「女性は婚活で成功しやすい!…」「女性が結婚できる確率って?…」など、サイトの内容が女性向けであることがわかりました。

そのため、ターゲットを女性に絞り、誰に向けて書かれているコンテンツなのか、ターゲットが不明瞭だったタイトルから、女性向けだと一目でわかるようなタイトルに変更しました。その結果、狙いたいキーワードで平均順位が8.3位から2.5位、対策ページ全体でクリック数5.28倍という大きな成果を得ることができました。

まとめ

SEOにおいてタイトルはとても重要な要素であることがわかっていただけたでしょうか。タイトル変更により、平均順位、クリック数を大きく向上させ、Webサイトへの流入数を急増させることも可能です。

これを機に、ぜひ貴社サイトにおける各ページのタイトルが、きちんと狙いたいキーワードで上位表示できるものになっているか確認してみてはいかがでしょうか。