
404 not found(404エラー)とは?|5分でわかる原因と解決方法・効果的な404エラーページの作り方とは?
SEO対策
2020.12.02
株式会社PLAN-Bの情報発信メディア
2020.12.03
百々 雅基
SEO SOLUTION
パブリックDMP Juicerが保有する、3rd party dataの営業、データ加工、BIツールでの可視化、分析、クライアントへのプランニングを一貫して担当。
2019年7月からPDMチームに異動し、新規プロダクトの開発に携わっている。
マーケティングチーム、インサイドセールスチームの立ち上げも行い、現在両チームのマネージャーとして躍進中。
皆さんはSEO対策に取り組む際に、上位化を目指すキーワードを闇雲に選定していませんか?
ただなんとなくSEO対策を実施してしまう前に、対象となるキーワードの上位化難易度を把握する必要があります。
難易度を算出するにはいくつかの指標がありますが、そのうちの一つとして「検索ボリューム」が挙げられます。今回はそんな検索ボリュームの調べ方について解説します。
この記事を読んで頂けると以下のことがわかります。
・検索ボリュームの調べ方
・キーワードプランナー,Ubersuggestの使用方法や特徴
検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索される回数のことを指します。通常は月単位での月間検索ボリュームを指標として用います。
検索ボリュームは外的要因によって変化することがあるので、ある時点での検索ボリュームだけでなく、その推移をみると新しい発見ができるかもしれません。
例えば、自社サービスについて、テレビ番組で取り上げられたとなれば自社サービス名の指名検索数は増えると考えられます。このように認知度の指標として指名検索の検索ボリュームを参考にすることもあります。
検索ボリュームは後述する方法で確認することができますので、用途に合わせて活用してみてください。以下は「検索ボリューム」というキーワードの検索ボリュームです。下記のように推移も見ることができます。
SEOにおいてキーワードの検索ボリュームは非常に重要です。検索ボリュームはどのキーワードでSEO対策を行うのかの物差しになるからです。
検索ボリュームの大きいキーワード(ビッグキーワード)で上位表示することができれば、流入を大きく伸ばすことができるので誰もが上位表示を目指します。そのため、ビッグキーワードでの上位表示は難易度が上がります。
一方で、検索ボリュームが中程度のキーワード(ミドルキーワード)や、検索ボリュームが小さいキーワード(ロングテールキーワード)などは、上位表示を目指す競合が少ないので、比較的上位表示を狙いやすいです。もちろん検索ボリュームが小さくなるにつれ、上位表示しても流入が獲得しにくくなっていきます。SEO対策を行う際は検索ボリュームを見て、今どのキーワードを狙うべきかを決めていく必要があります。
一般的にはサイト立ち上げ期は検索ボリュームが小さいロングテールキーワードから対策していくとよいとされています。上位表示されても流入が大きく伸びることはありませんが、上位表示の難易度が低いので確実に流入を得ることができます。サイトの成長に合わせ、だんだんとミドルキーワード、さらにはビッグキーワードと狙うキーワードの検索ボリュームを大きくしていくと、SEO対策はうまくいくでしょう。
検索ボリュームを調べるには、専用のツールを用いる必要があります。
本ページではキーワードプランナーとUbersuggestという2つのツールをご紹介いたします。
検索ボリュームを調べるには、専用のツールを使用します。
ツールは有料、無料のものを含めていくつか存在しますが、その中でもキーワードプランナーをおすすめします。キーワードプランナーとは、Google広告の管理画面から利用出来る機能のひとつで、キーワード毎の月間平均検索ボリュームだけでなく、競合性や入札単価などが分かります。
通常はリスティング広告を出稿する際に利用しますが、SEO対策を実施するうえでも十分に役立ちます。
検索ボリュームの調査にはキーワードプランナーが最適ではありますが、広告を運用していないと正確な数値が確認出来ないというデメリットがあります。
そこでキーワードプランナーの代替ツールとして、Ubersuggestを利用すると良いでしょう。Ubersuggestは検索ボリュームが分かるだけでなく、SEOでの上位化難易度も数値として表しているので、SEO初心者でも利用し易いツールです。
またサイト監査や被リンク調査と言ったSEOの分析には欠かせない機能が充実しており、無料で利用出来るツールの中では十分過ぎる程の機能が備わっています。
キーワードプランナーとの違いとしては、一度に複数のキーワードの検索ボリュームを調べることが出来ません。複数キーワードを調べたい場合は、キーワードプランナーを使用すると良いでしょう。
またUbersuggestはGoogleが提供しているツールではない為、表示される数値に関してはツール開発者独自の算出方法である可能性が高いです。検索ボリュームを調べるという点においては、あくまでもキーワードプランナーが利用出来ない場合の代替ツールとして使用することを推奨します。
対象となるキーワードでどれだけ上位化する見込みがあり、またアクセスが集められるかを調査する為に、まずは検索ボリュームの調査から始めましょう。
調査に使用するツールはキーワードプランナー、Ubersuggestのいずれか、または両方利用しても良いと思います。検索ボリュームの調査だけで複数のツールを利用すると、どの数値を信用して良いか分からなくなってしまうので、1~2つ程度で抑えてください。自身のサイト規模に合わせたキーワードを探し出し、SEO対策に役立てましょう。
Googleキーワードプランナーについてもっと詳しく知りたい方は以下のサイトもご覧ください。
:Googleキーワードプランナーは広告にもSEOにも使える?使い方を紹介! | PINTO!