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無料で使えるSEOツール「Screaming Frog」をご紹介します!

Writerライター

細川 遥平

株式会社PLAN-B 2018年度新卒内定者

2018年新卒採用で内々定。大阪大学理学部卒業後、同大学院進学。 PLAN-Bの徹底した「顧客志向」の文化に惚れ、入社を決意。現在はWeb戦略事業部にてインターン中。

目次
    1. Screaming Frog SEO Spiderとは?
      1. 機能について
      2. インストール方法
      3. 有料版との違い
    2. Screaming Frog SEO Spiderでできること
      1. 01.全URLのリスト化
      2. 02.アウトリンクのリスト化
      3. 03.レスポンスコードのリスト化
      4. 04.ページタイトルのリスト化
      5. 05.ディスクリプションのリスト化
      6. 06.メタキーワードのリスト化
      7. 07.h1タグのリスト化
      8. 08.Directives
      9. 09.Inlinks,Outlinks
    3. Screaming Frog SEO Spiderの効率的な使い方
      1. リストの並べ替え、条件に応じてリストから抽出する方法
      2. サイトマップの作成方法
      3. csvファイルでのエクスポート方法
    4. まとめ

SEO対策をする上で今や必須となっている「Screaming Frog SEO Spider」。使いこなすことができれば、SEO対策を考える上で必須となる多くのタグ情報の一括取得が可能となり、業務の効率化に大幅に貢献してくれます。

以下では、数多くある機能の中でも、特にSEO対策に役立つ基本的な機能とその操作方法についてご紹介します。


Screaming Frog SEO Spiderとは?

機能について

Screaming Frog SEO Spiderは、自社および競合他社のWebサイト内にある全ページのタイトルタグや各種metaタグ情報、h1情報など、SEO対策に重要な要素がリストとして一括取得できるSEO対策ツールです。

パンダアップデート以来、ページごとのタイトルやディスクリプションタグが重複している場合は検索結果の上位表示に不利に働くようになりました。

とはいえ、1つ1つのページを目視で確認することは大変な手間です。それゆえ、一括取得やリスト表示することで重複を一目で確認することができるScreaming Frogは大変有用です。


インストール方法

Screaming Frogは、以下のサイトからダウンロードできます。

Screaming Frog SEO Spider

Screaming Frog SEO Spider

赤枠の「Download」部分からインストールすることができます。

サイトもツールもすべて英語ですので、慣れるまでは抵抗はあるかもしませんが、タグの取得などの中心機能のみであれば、どなたでも理解することができます。

Screaming Frogを初めて使う方や英語な苦手な方でもわかるように、以下では基本的な操作方法をご説明します。


有料版との違い

有料版と無料版の最も大きな違いは、読み込むことができるページ数の違いです。

Screaming Frog SEO Spider_1

無料版では、500URLまでしか読み込むことができません。500を超えるページ数があると、上記のようにポップアップが表示されます。なお、無料版でも基本的な機能は利用することが可能です。

有料版では、Google AnalyticsやSearch Consoleと連携することができます。これにより、1つのページのタグ関係とページビュー数を一括で表示することができるようになるなど、その他さまざまな情報取得を効率的にできるようになります。


Screaming Frog SEO Spiderでできること

Screaming Frog SEO Spiderを使用する際、まずはテキストボックス(上図の赤枠内)にURLを入力します。そしてStartをクリックするとクローラーがページを巡回し、各ページURLやタイトルタグや各種metaタグ情報、h1情報など、SEO対策に重要な要素が取得されます。

以下では、本ツールを用いてできることをツール画面上部のタブの左側よりご説明します。


01.全URLのリスト化

Internalタブを開くと、html、PHPの他に、画像ファイルやCSSなど、取得したすべてのファイルのURLとタイプがリスト表示されます。


02.アウトリンクのリスト化

Externalタブを開くと、データを取得したサイトから外部サイトへのリンクがリスト表示されます。


03.レスポンスコードのリスト化

Response Codesタブを開くと、読み込み速度やリダイレクトの有無、404エラーの有無がリスト表示されます。


04.ページタイトルのリスト化

Page Titlesタブを開くと、全ページのtitleタグとその文字数が一括でリスト表示されます。titleタグを一括表示することで、SEO対策において必須とされているユニークなtitle設定のための、サイト内重複有無を管理しやすくなります。

※titleタグ設定のTIPS:
titleタグは全角30文字程度に抑えることを意識し、そのページで上位表示したターゲットキーワードを必ず含めるようにしましょう。また、サイト内の他ページとの重複が無いよう、各ページユニークなtitleが望ましいです。


05.ディスクリプションのリスト化

Meta Descriptionタブを開くと、全ページのdescriptionタグとその文字数が一括リスト表示されます。SEO対策において避けたいdescriptionタグの重複は、この一括表示によって管理することができます。

※descriptionタグのTIPS:
descriptionタグは全角120文字程度に抑えることを意識し、そのページで上位表示したターゲットキーワードを必ず含めるようにしましょう。また、サイト内の他ページとの重複が無いよう、各ページユニークなdescriptionが望ましいです。


06.メタキーワードのリスト化

Meta Keywordsタブを開くと、全ページのメタキーワード情報がリスト表示されます。こちらはSEO対策上、昨今はさして重要ではないとも言われていますが、ユニークに設定しておいて損はありません。

※keywordタグのTIPS:
keywordタグには、そのページの要素を表す単語を5〜10個程度入れられるとベターです。


07.h1タグのリスト化

H1タブを開くことで、全ページのh1タグとその文字数がリスト表示されます。SEO対策にとって重要なh1タグの重複や、記入漏れの管理を容易にできるようになります。

※h1タグのTIPS:
hタグはそのページの見出しです。重要度順にh1〜h6まで設定できます。特にh1タグには、そのページで上位表示させたいターゲットキーワードが含まれているとベターです。


08.Directives

Directivesタブを開くと、全ページのmeta name=”robots”の指定や、canonical、rel=”prev”、rel=”next”などのグーグルの検索エンジンへの指示関連語がリスト表示されます。Canonicalの有無のチェック等を効率化することができます。


09.Inlinks,Outlinks

リスト表示されたページ中addressのURLを選択し、ページ下部のInlinksやOutlinksのタブを選択すると、それぞれリンク構造が表示されます。これによりアンカーテキストの確認などができます。

以上が、各タブの使い方です。


Screaming Frog SEO Spiderの効率的な使い方

以下では、リスト表示したものの並べ替えや、さまざまな条件での絞り込み表示、サイトマップの作成、ExcelへのCSVファイルでの書き出し方法など、効率的な使用法についてご説明します。


リストの並べ替え、条件に応じてリストから抽出する方法

各リスト項目の名前をクリックすることで昇順や降順として並べ替えることができます。これにより、例えばtitleタグが短すぎる場合や長すぎる場合に確認ができます。

ページ左部分のFilterというプルダウンや右部のOverviewタブでドロップダウンリストを活用することにより、条件を絞り込んでリスト表示することができます。

それぞれのタブに対して絞り込む条件は複数ありますが、以下ではtitleの場合を例としてご紹介します。

  • All」…すべて表示
  • Missing」…Titleの設定されていないページのみ表示
  • Duplicate」…Titleが重複しているページのみ表示
  • Over 65 Characters」…Titleが65文字以上のページのみ表示
  • Below 30 Characters」…Titleが30文字未満のページのみ表示
  • Over 571 Pixcels」…Titleが571pixel以上のページのみ表示
  • Below 200 Pixels」…Titleが200pixel未満のページのみ表示
  • Same as H1」…h1とtitleタグが同一の文言のページのみ表示
  • Multiple」…2つ以上のtitleタグが設定されているページのみ表示

こちらはMeta descriputionやh1タグでも同様の抽出が可能です。

例えば、titleやdescriputionのタグの重複の有無を調べる場合は、Duplicateを選ぶと、重複されている項目のみ表示されるので、効率的に確認することができます。

また、その他の表示方法として、画面右部のプルダウンをListからTreeへと変更することでディレクトリ構造の明確なツリー形式の表示させる方法があります。


サイトマップの作成方法

サイト運営において、検索エンジンにサイト内のページを正しく伝えるためにサイトマップの導入をしておくことは必須の対応です。

Sitemap.xmlは検索エンジンにページの存在を知らせ、クローラーの巡回を促すことができる手法です。以下の方法により、Screaming Frog内でこのSitemap.xmlを作成することができます。

まず、ページ上部のSitemapsを開きます。その後、Create XML Sitemapをクリックするとサイトマップの設定画面が現れます。

Screaming Frog SEO Spider_12

その後、Create XML Sitemapをクリックするとサイトマップの設定画面が現れます。

Screaming Frog SEO Spider_13

特に指定がない場合はNextをクリックし、サイトマップを保存します。


csvファイルでのエクスポート方法

ツール上での確認のみではなく、csv形式でのエクスポート機能も存在しています。

Screaming Frog SEO Spider_14

絞り込み条件指定のプルダウンの右部、Exportからリストをcsv形式で保存することができます。また、Filterのプルダウン内から条件を絞り込んでの抽出も可能です。


まとめ

Screaming Frogの活用によって可能となるものをまとめると、以下のようになります。

  • Webサイト上における全ページのtitle,description,h1等の主要なタグが抽出できる
  • いくつかの絞り込み機能により、効率よく情報が整理整頓できる
  • データはcsvファイルとして保存することができる

Screaming Frogは、今やSEO対策担当者にとっては欠かせない効率化ツールです。

しかし、管理画面や操作手順が英語表記であることから使用に抵抗があり、その機能を使うことができていないというかも方もいるかもしれません。この記事が、少しでもそういった方々の一助になれば幸いです。

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