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2020.10.30

木村 律也

SEO SOLUTION

直帰率を学ぼう!直帰率の目安や悪い原因、改善方法について徹底紹介!

WRITER

木村 律也

東日本デジタルマーケティング本部 Webコンサルティング事業部 フィールドセールスユニット

京都大学を卒業後、2019年に新卒としてPLAN-Bに入社。

学生時代は、野球に明け暮れていたが、今はSEOの勉強に明け暮れている。

入社後はWebコンサルティング事業部において営業マンとして活躍。社内で文化浸透のための企画を行うなど、良いと思ったことはすぐに取り入れる行動力を武器としている。

目次
    1. 直帰率とは?
      1. 直帰率の計算方法
    2. 離脱率とは?
      1. 離脱率の計算方法
    3. 直帰率と離脱率との違い
    4. 直帰率と離脱率の違いを具体例を用いて解説
    5. 直帰率の確認方法
    6. 直帰率の目安
    7. 直帰率が高い原因
    8. 直帰率の改善方法(不満を感じて離脱している場合の改善策)
      1. 自分が調べたいことと全然違う回答がある
      2. 自分が調べたいことに対する回答はあるが、ネクストアクションが分からない
      3. サイトが重い・見づらい
      4. 1.ページ内容の改善
      5. 2.ページの導線の改善
        1. 内部リンクの設置
      6. 3.ページスピードの改善・各デバイスに最適化
    9. 直帰率を改善する場合の注意点
    10. まとめ

直帰率とは何か離脱率との違いまできちんと理解していますか?

直帰率をただの数字だと思って放置しているとマーケティング上好ましくない自体に陥ることもあります。

今回は、直帰率について詳しくご説明するとともに離脱率との違いや直帰率の目安を解説します。

また、直帰率の高い原因や改善方法を細かくご紹介していきます。

この記事から以下の項目について学ぶことができます!

★直帰率について
★離脱率について
★直帰率と離脱率の違い
★直帰率の確認方法
★直帰率の目安
★直帰率が高い原因
★直帰率の改善方法


直帰率に関して知識を深めたい方や、直帰率の改善を考えている方は参考にしてみてください。質の高いSEOコンテンツを作成したい方必見、 30項目のチェックで誰でも高品質なコンテンツ作成できるチェックシートをご用意しました。 >>詳しくはこちら

直帰率とは?

直帰率とは、

「最初にサイト内のページに訪問した後に、サイト内の他のページに行くことなくそのページだけを閲覧して直帰してしまった割合」

を表す用語です。 英語でいうと「Bounce Rate」という表現になります。1ページのみの閲覧でサイトから離脱することをボールがバウンド(bound)するというイメージだと思うと良いですね。

直帰率の計算方法


「ページの直帰数÷そのページから始まったセッション数×100」という計算方法で直帰率を出すことができます。

直帰率の計算では、「そのページから始まったセッションのみ直帰率計算の対象になる」という点がポイントです。

離脱率とは?

離脱率とは、

「そのページを含む一連のサイト訪問のうち、そのページを最後に離脱した割合」

を表す用語です。

英語でいうと「Exit Rate」や「abandonment rate」という表現になります。「abandonment rate」というとECサイトのカート破棄率など特定の用法に限った表現になります。

離脱率の計算方法

「そのページの離脱数÷そのページのセッション数×100」という計算で離脱率を出すことができます。

離脱率のイメージとして、例えばあるページに5つのセッションがあったとき、そのうちの3つのセッションがサイト内の別ページに遷移して、2つのセッションがページを離脱する場合(ブラウザを閉じるなど)そのページの離脱率は、「2(離脱数)÷5(セッション数)×100=40%」になります。

では離脱とは何か?という疑問が湧いてきます。以下はすべて離脱にあたります。

離脱にあたる行動

・ブラウザの戻るボタンでサイト外に出てしまうこと
・サイト内に貼られた別サイトのリンクに飛ぶこと
・そのページを最後にブラウザを閉じること
・30分間何もせずにサイトを放置すること
・セッションせずに午前0時を回ること

直帰率と離脱率との違い

ここまで「直帰率」「離脱率」について説明してきましたが、その違いを自信をもって説明できる人は以外と少ないです。

離脱率は「ページAを含むすべてのセッションのうち、ページAで離脱した割合」を示しています。

それに対して直帰率は「ページAから始まるセッションのうち、ページAの閲覧のみで離脱するセッションの割合」を示しています。

この違いについて、具体例を用いて確認します。

直帰率と離脱率の違いを具体例を用いて解説

サイト訪問がもしこのような場合

月曜日: ページ A > ページ B > ページ C > 離脱
火曜日: ページ A > 離脱
水曜日: ページ B > ページ C > ページ A > 離脱
木曜日: ページ C > 離脱
金曜日: ページ A > ページ C > ページ B > 離脱

ページAについて

直帰率:33%(ページAから始まるサイト訪問3件のうち、ページAのみを閲覧したのは1件)

離脱率:50%(ページAを含むサイト訪問4件のうち、ページAで離脱したものが2件)

直帰率はそのページだけを見て離脱した割合、離脱率はそのページを含むサイト閲覧のうち、そのページで離脱した割合と覚えておきましょう。

つまり、直帰率が異常に高いページは、訪れたユーザーがそのページしか見ずに離脱をしてしまっているという事です。

「記事に不満があり、他のページに遷移してくれないのかな?」と思ってしまいますが、
実は「直帰率」が高いことがすなわち悪いというわけではありません。

それがなぜなのかをここから説明していきます。

直帰率が高い原因を考える前に、まずは直帰率の確認方法から説明していきます。
(直帰率の確認方法をすでに知っている方は次の段落をスキップしてください。)


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直帰率の確認方法

この段落では、直帰率の確認方法をご説明していきます。 

直帰率はGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)を用いて調べることができます。

サイト全体の直帰率を調べる場合にはユーザーからサマリーを開きます。

まずは、サイト全体としての直帰率を確認する方法を説明します。

自社サイトと他のサイトを比べる場合に有効な方法です。

業界や、サイトの特徴によって直帰率は全然違うので自分のサイトと目的や業界の似ているサイトとの比較が大切になってきます。

しかし、実際の業務においては競合他社の直帰率を見る事は現実的には難しいですね・・

直帰率などの競合サイトの数字を調査できるツールをご紹介している記事がございますので、
そちらをチェックしてみてください。

直帰率など、競合調査ツールはこちら

次にページごとの直帰率を見る場合をご説明します。 

ページごとに直帰率を見る場合、

  • 行動サイト
  • コンテンツ
  • すべてのページ

でチェックをします。

ページごとの直帰率を見る場合は各々のページの特性を考えることが大切です。

実はページによっては直帰率が高くてもいい場合があります。 

例えば、地図のページが挙げられます。地図ページの場合にはユーザーは基本的に目的地にたどり着くことが目的で他のページに回遊することが少ないからです。 

そのページのみを見て、離脱することが多いのは当然ですね。

またサービスのFAQページの場合やうブログのページなどについても同じく直帰率を気する必要はあまりないかもしれません。 

どんなページでも直帰率を低くする必要があるというよりはそのページの目的に沿って考えることが大切です。

直帰率の目安

直帰率の目安は

  • サイトのジャンル
  • ページの種類
  • チャネル

により大きく異なります。

目的や業界によって直帰率は大きく変動するので、目標設定は適切に行う必要があります。

<サイトのジャンル>

  • 金融サービス 53%
  • 病院・ヘルスケア 54.96%
  • 医療機器・医薬品 55.33%
  • 不動産 57.47%
  • コンピューターソフトウェア 60.76%
  • ヘルス・フィットネス関連 63%
  • ITおよび関連サービス 64.21%

参照:https://www.brafton.com/blog/strategy/brafton-2017-content-marketing-benchmark-report/

<ページの種類>

  • EC・リテール 20~45%
  • B2B 25〜55%
  • リードジェネレーション 30~55%
  • ランディングページ 60〜90%
  • 辞書サイト・ブログ・ポータルサイト 65~90%

参照:https://conversionxl.com/guides/bounce-rate/benchmarks/

<チャネル>

  • バナー広告 56.5%
  • ソーシャルメディア 54%
  • 直接の訪問(direct) 49.9%
  • リスティング広告 44.1%
  • オーガニック検索 43.6%
  • 他サイトのリンク 37.5%
  • Eメール 35.2%

参照:https://conversionxl.com/guides/bounce-rate/benchmarks/

直帰率が高い原因

直帰率が高い原因は大きく2つに分けられます。

  1. 1ページ目で得たい情報がきちんと得られて満足して離脱した場合
  2. 不満を感じて離脱する場合

まず、そこで得たい情報が得られた場合などで満足して帰った場合は改善する必要はありません。

具体的にいうと

「記事ページを読了して得たい情報が得られた」
「地図ページを開いて住所を特定できる場合」

などですね。 こういった指標については、滞在時間や読了率などの数値と直帰率を合わせてみることで判断することができます。

次に不満を感じて離脱する場合です。

こちらはしっかりと改善していく必要があります。

不満を解消して、直帰率を下げるにはどうしたらよいのかについて次に解説していきます。

直帰率の改善方法(不満を感じて離脱している場合の改善策)

改善をするためには直帰の原因をチェックすることが大切です。直帰の原因としては

  1. 自分が調べたいことと全然違う回答がある
  2. 自分が調べたいことに対する回答はあるが、ネクストアクションが分からない
  3. サイトが重い・見づらい

といった原因が考えられます。

自分が調べたいことと全然違う回答がある

ユーザーは調べたい情報がそこにないとわかるとすぐに離脱します。
結果として別のサイトに行ってしまい直帰率が高くなってしまいます。

自分が調べたいことに対する回答はあるが、ネクストアクションが分からない

調べたいことに対する回答が明確で、もっと知りたいことが出てきた際に、次にどのページに遷移すればよいのかわからない場合、ユーザーは離脱してしまい、直帰率が高くなってしまいます。

サイトが重い・見づらい

いつまでたってもページが表示されない、ページのデザインが崩れているとなるとユーザーは不快感を感じ、他のサイトに行ってしまいます。
これも直帰率が高くなる原因の一つです。

上記3つの原因により、直帰率が高くなってしまっていると考えられます。

解決策としては、

  1. 自分が調べたいことと全然違う回答がある→ページ内容の改善
  2. 自分が調べたいことに対する回答はあるが、
    ネクストアクションが分からない→ページの導線の改善
  3. サイトが重い・見づらい→ページスピードの改善・各デバイスに最適化

などがあります。

次に、直帰率が高くなる原因に対する改善方法を説明していきます。

1.ページ内容の改善

まずはページ内容の改善です。

サーチコンソールをなどのツールを利用して、

  • 流入しているクエリとページの内容に乖離がないか?
  • きちんと回答できているか?

を判断します。

記事の内容を修正し、きちんと流入してきているキーワードに対して適切な答えを記載するようにしましょう。

実はこれ、、

特にSEO対策に力を入れているサイト程注意が必要なんです。

クリック率改善などの目的でタイトルやディスクリプションを何度も修正しているうちに本文の内容とタイトル・ディスクリプションの内容が乖離している、、、

なんてことも起こります。

Googleが公式に発表しているわけではありませんが、ランキング要因に「直帰率」「ページ滞在時間」(より正確に表現するなら検索ユーザーが検索画面から当該ページに入ってから、再び検索画面に戻るまでの時間)などのユーザー行動に関する指標を取り入れているとも言われています。

「本文と乖離しているタイトル・ディスクリプションに修正してクリック率が上がった!」

「でも、本文と内容が全然違うので直帰率・滞在時間が悪化した。」

「順位が下落した、、、」

なんてことにならないように直帰率の指標も見ながら対策をしていくのをおすすめします!

2.ページの導線の改善

調べたいことに対する回答が明確で、もっと知りたいことが出てきた際に、次にどのページに遷移すればよいのかわからない場合、ユーザーは離脱してしまい、直帰率が高くなってしまいます。

その場合、内部リンクの設置という改善方法で直帰率を下げます。

内部リンクの設置

ユーザーは記事を読み終わった後に、新たな疑問や、知りたいことが生まれます。

その際に、そのまま疑問を解決できるような記事のリンクを設置したり、
新たに読んだ方が良い記事のリンクを設置することで直帰率を下げることができます

「そのページだけで完結させない」という事が直帰率を下げる上で非常に重要になってきます。

内部リンクの設置方法や評価がアップした例はこちら

3.ページスピードの改善・各デバイスに最適化

ページの重さ、見づらさについては、ページの表示速度やデバイス対応できているか?という指標で見ることができます。

ページスピードが改善され、各デバイスに対応すれば、ユーザーが不快感を感じることなく、直帰率が低くなると言えます。

上記2つのサイトでページのスピードを無料で確認することができます。テストマイサイトの場合、ページ速度の改善方法についても解説してくれています。

ページスピ-ドの改善については近年その重要性が増してきています。

CoreWebVitalsという表示速度やユーザー体験に関する指標を新たにランキング要因に追加するという発表をGoogleが行った事をご存知の方も多いはず。

「Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)」とは、ウェブにおけるユーザー体験の向上を目的とした指標の「Web Vitals(ウェブ バイタル)」のうちで特に大切なものという意味になります。

「表示速度が大切なのはわかっているけど、、、なかなか取り組む気にはならない。。」という方もこの機会に表示速度改善に取り組まれてみてはいかがでしょうか?

上記のCore Web Vitals(コア ウェブ バイタル)をランキング要因に反映するのは、早くても2021年、そして反映の6ヶ月以上前には事前に告知をするとGoogleは発表していますが、その時になって大慌て、、なんて事が内容にしたいですね。

直帰率を改善する場合の注意点

直帰率を改善するといっても注意が必要です。それは

「直帰率を改善した場合にコンバージョンに貢献できる可能性の高いページかどうか」です。

直帰していないユーザーがどういう行動をとっているかで確認でき、直帰していないユーザーが他のページを閲覧してコンバージョンに至っているのであればそのページについては直帰率を改善する意味があります。逆に直帰していないユーザーが全くコンバージョンに貢献していない場合、もしそのページの直帰率を改善することに成功したとしても、コンバージョンへの貢献は少ない可能性が高いです。

「そのページがコンバージョンに貢献しているか?」については、間接コンバージョンを見ることでわかります。間接コンバージョンとは間接的にコンバージョンに貢献した割合を示す割合です。

この確認方法としては、コンバージョンからアトリビューション、そしてモデル比較ツールのページで設定すると見ることができます。ページごとの間接コンバージョンが知りたい場合はセカンダリディメンションにランディングページのURLを入れます。そうするとページごとの間接コンバージョンがわかります。

まとめ

直帰率についてご理解いただけましたでしょうか。

直帰率の意味だけでなく、

  • 本当に改善すべきなのか?
  • 具体的にどうして改善するのか?

ということまで考えていくことが大切です。

冒頭でお伝えした、

★直帰率について
★離脱率について
★直帰率と離脱率の違い
★直帰率の確認方法
★直帰率の目安
★直帰率が高い原因
★直帰率の改善方法

上記項目についてはこの記事を読んで学ぶことができましたでしょうか?

ページに訪問してくれた読者のために最適なサイト作りを目指しましょう!