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SEO対策
2022.05.19
ウェブサイトへの流入を増やしたい、狙ってるキーワードでの順位を上げたい、でも何から始めていいのか分からない。
そんな風に考えているウェブ担当者の方もいるのではないでしょうか?
今回は、SEOコンサルタントの選び方と、今対策を依頼しているコンサルタントが信頼できるのか不安になったら確認する点などについて紹介していきます。
SEOコンサルタントとは、クライアントのウェブサイトへの流入を増やし、売上やお問い合わせ数といった成果達成の手助けをする人や会社のことです。
ウェブサイトが検索エンジンでヒットしやすくなるように最適化し(SEO)、サイト集客率を向上させるための戦略などをアドバイスをします。
基本的には「コンサルティング」なので、助言・提案が主な業務となります。実際の作業は社内で行うか、もしくは別途制作会社に依頼が必要となります。
SEOでは、検索時に上位に表示されることで視認される回数を増やし、認知されることで顧客数を増やすことが重要となります。そのため、テーマに沿った検索結果に上位ヒットさせるためのノウハウが必要となります。
SEOコンサルティングはまずクライアントにヒアリングを行い、サイトの状態や仕様、内容などから改善点を探します。そこから実際にサイト内で可能な技術や施策を提案し、PDCAサイクルを回し経過をみます。結果、どのような変化が起こったかフィードバックを行い、さらなる改善案を提案していきます。
SEO対策では、基本的にはセッションやUU(ユニークユーザー)といった指標を軸に改善提案を行います。
最近では、流入だけでなくCVR(コンバージョン率)の改善などUI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザーエクスペリエンス)に関わる部分も提供サービスに含まれます。
次にSEOコンサルタントに求められる能力やスキルを見ていきましょう。
SEOコンサルタントのスキルは、特に以下の図の3項目が重要です。
Googleのアルゴリズムに理解があることがまず大前提ですが、HTMLタグや文章構造、他にもアクセス解析についての知見も求められるでしょう。また、常に最新の情報にアンテナを張っていることも大切です。また、webマーケティング全般に対しても知識があったほうが良いでしょう。
クライアント側からの要望に対して有効的な企画力と、提案能力も必要となります。SEOでは日々アップデートが行われているため、成果が確実に得られないことも想定されます。そのためメリット・デメリットを踏まえた提案能力が求められます。分からないことに対しても自分の考えとSEO市場や競合の動向からお客様に回答できなければいけません。
近年のSEOでは、コンテンツが大事ということが声高に叫ばれており、コンテンツを作成してサイト内にアップすることが多くあります。
コンテンツ作成におけるキーワード選定は、キーワードの検索ボリュームや競合性、自社サイトの現在の順位をを基本的な軸として選定します。しかし、こういった定量データだけでキーワード選定するSEOコンサルタントには注意が必要です。
そのキーワードがどれだけWebサイトのCVに貢献するか?お客様のビジネスにおいて獲得が必要なキーワードか?など、結局Webサイト上でのパフォーマンスの最大化を踏まえた、定性データも込みで提案してくれるかは確認するべきです。
長期的なWebサイトの成長も踏まえて、キーワード選定をしてくれるSEOコンサルタントは信頼できます。
クライアントの商材やサイトに合わせた施策の実行のしやすさ、SEO的な重要度を鑑みて提案ができるSEOコンサルタントでなければプロジェクトは成功しません。
どれだけSEOのスキルが高くても、それを受け手が納得できなければ信頼を得ることには繋がりません。そのため、SEOの専門家ではないクライアントに対して、いかに噛み砕いてわかりやすく説明ができるかも重要なスキルとなります。
相手の意図を汲み取る能力も必要です。ヒアリング以上に相手の話を聞いて要望を引き出すことができることこそ、コンサルティングにおいて重要な能力と言えるでしょう。
ではSEOコンサルタントの選び方やポイントを紹介します。
SEOコンサルタントには「認定SEOコンサルタント」や「SEO検定」といった民間企業による検定試験があります。資格は特には必要ありませんが、コンサルタントの知識量についてひとつの基準になるでしょう。
何より重要なのは、コンサルタントとしての実績や経験があるかです。
前述したように、スキルや知識がないコンサルタントは選ぶべきではありません。
検定はあくまで知識量の指標であり、実践的な技術力の指標ではありません。それよりも自分の不明点や希望についての明確な返答を出してくれるかが重要なポイントとなるでしょう。まずは自分が気になってるテクニカルな質問をいくつか質問してみて、その回答内容に納得がいくのかを確認してみてください。
また、最新の情報に敏感であることも判断基準になります。アルゴリズムの変化などのアップデートについて情報を追えていることもひとつの指標です。
自サイトを担当してくれるメンバーがどういうメンバーで構成されているのかは確認しておきましょう。
特にコンテンツ作成が施策に入っているのであれば、誰がコンテンツ作成のディレクションをするのか、誰がコンテンツ作成をするのか、校正チェックするのかなどまで確認しておく必要があります。
ワードプレスなどを構築してコンテンツの納品まで依頼する場合には、Webディレクターやコーダーも確認しておきましょう。
体制が決まっていない場合には各施策の責任を誰が持つか不明瞭で、施策の実行の遅れ、ひいては成果が出ないことにも繋がってしまいます。
同業種・同規模のサイトでの実績を教えてもらうことで、自サイトの成果の予測をある程度見立てることができます。
過去に請け負った案件について、どれくらいの成果を出した実績があるかは確認しておくべきでしょう。その際には施策内容や期間についてなどにも踏み込んで聞いておきます。
また、同分野における知識があるかどうかも重要です。近い業種での実績があるならば、ある程度の業界内情報を持っている可能性が高いので、有効的な施策立案が期待できます。
施策やその結果のやりとりをすることになる担当のコンサルとの連絡頻度はどれくらいなのか、定例会や日々の報告はどれくらいでやってくれるのかも確認しておくことは大切です。
成果達成のために行っていることについての報告がされる機会があることはもちろん、アップデートなどの状況の変化についての報告をしてくれることは重要なポイントと言えるでしょう。
目まぐるしく状況が変わるSEOなので、こまめに連絡を取れるSEOコンサルタントであれば安心です。
順位が上がらない、セッションが増えないなどのように成果が出ないときには、今のコンサルに依頼していても大丈夫だろうかといった不安や疑問が出てくると思います。
そんなときには次に紹介する点を確認するようにしましょう。もし、この点を確認しても不安が拭えないようであれば、SEOコンサルタントを変えたほうがよいかもしれません。
成果を達成するために具体的にどういったことをしているのか率直に聞いてみましょう。 普通であれば、月に1度の定例会などがあると思いますので、その場で聞いてみるのがよいです。 各ページのタグの改善策やコンテンツを依頼しているのであればその納品物は遅れなく納品されているのかなども大切な確認事項です。
Googleの検索アルゴリズムは日々変動しているので、毎日とはいかないまでも、ネット上で話題になるような大きなアップデートが起こった際にすぐ連絡があるのかは大切です。連絡が遅い場合には、施策や成果にも大きな影響が出る可能性があるので、SEOコンサルタントの変更を考えたほうがよいかもしれません。
今回はSEOコンサルタントの選び方、今依頼してるコンサルタントに不安を覚えたら確認するべき点を紹介してきました。 SEOに限ることではありませんが、お客様とコンサルの2人3脚で施策を進めていかないと目標達成は難しくなります。 ぜひ自社や自チームのメンバーとともに施策を考え抜いてくれるコンサルタントにSEO対策を依頼しましょう。