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2019.06.26

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

Facebookを利用して、SEOに効果をもたらすには

WRITER

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B 事業統括本部 ビジネス開発部 Juicer

2013年中途採用でPLAN-Bに入社。東日本エリアの営業マネージャーを経て、2017年にビジネス開発ユニットを立ち上げ、オウンドメディア運用と事業開発を行う。その後、2018年よりJuicer事業部へ異動。自社開発DMP「Juicer」の販売戦略を中心としたマーケティング活動に従事。

目次
    1. Facebookは、SEOに効果はない?
    2. GoogleがFacebookデータにアクセスできない理由
    3. どうしてFacebookはGoogleのアクセスを制限するのか?
    4. 直接的ではなくても、間接的には影響がある
      1. 自然な被リンクの増加
      2. ユーザーに認知される
    5. より効果を見込むための、Facebookへのアプローチとは
      1. Facebookページのタイトルを適切にする
      2. 「概要」や「基本データ」の全ての項目に記入する
      3. ページ内のコンテンツにもキーワードを意識し、充実させる
    6. まとめ

「サイトにアクセスを集めたい」とき、SEO対策に加えて「SNSの活用」を考える人は多いのではないでしょうか。幅広い年齢層が日常的に使用し、「バズる」というワードがあるように非常に拡散力を持つSNS。サイトのリンクがSNS上で「いいね」を集めたりシェアされれば、多くのアクセスを集められそうです。

SNSにはたくさんの種類がありますが、最も有名なものといえばFacebook。SNSの中ではダントツの月間アクティブ利用者数を誇るといいます。そんなFacebookをサイトと連携させれば、たくさんのアクセス数が見込めそうです。Facebookをサイト運用に活用することは、SEOに効果的だと考えるのは自然なことでしょう。

しかし実際は意外なことに、FacebookがSEOに直接効果をもたらすことはないようです。一体どうしてなのでしょうか。

Facebookは、SEOに効果はない?

そもそもSEO対策(検索エンジン最適化)は何のために行うかといえば、ユーザーが特定のキーワードで検索した際に、検索結果ページの上位に自サイトが表示されるようにするためです。上位表示されればユーザーが集まりやすくなり、CVを達成できます。つまり、SEO対策はユーザーを集め、サイト運営者の最終的な目的につなげるためのものです。

サイトの順位はGoogleクローラーの評価で決定され、その評価基準のベースには「ユーザーファーストの概念」があります。ユーザーファーストについて、Webサイト・ページのExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったE-A-Tという単語があります。SEO対策とは、E-A-Tを高めることを目標にしているといえるでしょう。

ユーザーからの反応が多ければ信頼されているとみなされます。つまりアクセス数の多いサイトであれば、検索上位に表示される可能性が高まります。とすると、Facebookで行われる「シェア」や「いいね」が多ければ多いことも、ユーザーから反応を得られているため、信頼性が高くなる、といえそうですよね。

しかしGoogleは、Facebook上でシェアされたり多くの「いいね」を集めたとしても、直接SEOに効果はないと言及しています。なぜなら、GoogleはFacebookのデータにアクセスする権限を持っていないからです。

GoogleがFacebookデータにアクセスできない理由

Facebookは、Facebook上にあるリンク全てに「nofollow」を付与しています。

nofollowとは、Googleのクローラーにリンクを辿らせず、リンク評価(ページランク)を渡さない設定です。さらに更にFacebookのrobots.txtには「Disallow」が設定されています。

robots.txtとは、Webサイトのファイル(ページやディレクトリ)の内容を認識するクローラーをコントロールする時に記述するテキストファイルのことです。Disallowの意味は「許可しない」ということなので、Facebook上の情報を検索エンジンはクロールすることが出来ません。そのためGoogleは、Facebook内(ニュースフィード)のリンクがどれだけシェアされていたり「いいね」を集めているといったユーザーの反応を一切観測できないのです。

どうしてFacebookはGoogleのアクセスを制限するのか?

FacebookがGoogleからのアクセスを制限する理由は2つあります。

1つめは、情報保護のためです。

Facebookと言えば実名や住所、就職歴など、ありとあらゆる個人情報が大量に公開されています。そうした情報をクローラーがインデックスしてしまえば、Google検索を行った際にヒットしてしまう可能性があります。それを防ぐために、わざと検索にかけられないような構造にし、クロールされるのを防いでいるのです。

2つめは、FacebookはGoogleの競合だからです。

検索エンジン分野での競争は苛烈なため、ライバル会社に情報についてアクセスさせないようにしているのです。

直接的ではなくても、間接的には影響がある

サイトに関して、Facebook運用がSEOに効果を発揮することは、完全に不可能なのでしょうか。

直接的なSEO対策にはなりませんが、間接的なSEO対策になる可能性はあります。Facebookにサイトを貼ることで露出頻度があがり、以下のようなことが考えられるからです。

自然な被リンクの増加

Facebookのような大きなプラットフォームでシェアされれば、単純にユーザーに露出する機会が増えます。ユーザーの中には自身のブログで紹介したり、はてなブックマークなどといった場所に登録する人もいるかもしれません。するとFacebook以外からのアクセス数が増えるという仕組みです。

ユーザーに認知される

Facebookではあるユーザーが「いいね」をすると、次から自分のメイン画面にその情報が表示されるようになります。 また、自分のメイン画面に表示された内容に対して「いいね」をクリックすれば、自分と友達のページにも、その情報が表示されます。

ユーザーに見られる頻度が上がると自然に記憶され、ふとしたときに、直接検索される可能性もあり得ないとはいえません。

このように、直接的な影響はなくとも、Facebookで拡散されることで多くのユーザーの目に留まり、知名度が上がれば自然に被リンクを獲得するという、間接的なSEOの結果につなげられる可能性は容易に考えられます。

より効果を見込むための、Facebookへのアプローチとは

ユーザーの支持を集め、間接的にSEOの結果につなげられるかもしれないFacebook。より効果的に活用するにはどのように利用すればよいでしょうか。

Facebookページのタイトルを適切にする

ユーザーが目に留まりやすく、コンテンツ内容が分かりやすいタイトルで、キーワードとなる単語は見出しの先頭部分にあるとよいでしょう。Facebook内でも「Facebook検索」という機能があります。通常の検索エンジンに対するSEOと同じように、ユーザーの検索にひっかかりやすく、コンテンツと差異がない適切なものをつけましょう。

「概要」や「基本データ」の全ての項目に記入する

運営するFacebookページがどのようなものかを示す「概要」と「基本データ」の情報をすべて記入しましょう。特に重要なキーワードや自サイトのリンクを入れておきましょう。発信者の情報があることで、ユーザーの信頼を獲得することができます。

ページ内のコンテンツにもキーワードを意識し、充実させる

普段行っているであろうSEOと同じように、キーワードを意識して組み込んだコンテンツを充実させることは忘れてはいけません。投稿したものを読むのは人間です。ユーザーに役立ち、感情を揺さぶり、「いいね」や「シェアしたい」という行動につながるコンテンツを作成しましょう。

まとめ

Facebookは直接SEOに効果を発揮することはありませんが、その拡散力の強さは侮れません。Facebookの「いいね」や「シェア」でユーザーの支持を集めることは、認知度を上げたり被リンクが増えるといった、間接的にSEOに効果的となる可能性を秘めています。ユーザーに信頼され、支持されるコンテンツ作りを積極的にしていきましょう。