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SEO対策
2022.05.19
2022.03.18
ライター: 五十嵐 和希
SEOツールは非常に多くの製品があり、一概にどれが一番良いと言うことは難しいです。
そのため、本記事では目的に合わせて自社に合ったSEOツールをお探しいただけるよう、SEOツールの種類と選び方、おすすめのSEOツールをご紹介しております。
SEOツールは大きく以下の5種類に分類することができます。
各社が出しているSEOツールをご紹介する前に、SEO対策を行う上で最低限入れておかなければいけないGoogleの公式ツールをご紹介いたします。
GoogleアナリティクスはSEOに限らず、Webサイトの分析には必須のツールとなっています。
SEO対策を行う際にもGoogle Search Consoleと併用して分析に活用する方が多いです。
Googleアナリティクスを用いて、Webサイト全体のユニークユーザー数やセッション数、ページビュー数などの各種数値の把握から、ユーザーがどのような経路でサイトに訪れてどのような行動をしたのかといった分析まで行えます。
SEO対策に限らずWebサイトのパフォーマンス把握のために導入しておくことをお勧めします。
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/
<価格>
無料
Googleアナリティクスの登録方法と基本的な使い方はこちらをご覧ください。
自社サイトのSEOに関する情報について調べることに適したツールです。
ページ単位で、どういったキーワードから流入を獲得しているのか、タイトルやディスクリプション等の重複箇所、検索結果での順位やクリック率などが把握できます。
そのほかにも内部対策、外部対策に活用できる機能が搭載されているため、無料ツールの中で外すことができないツールとなっております。
https://search.google.com/search-console/
<価格>
無料
Googleサーチコンソールの登録方法と基本的な使い方はこちらをご覧ください。
それではここからおすすめのSEOツールをご紹介していきます。
まずはコンテンツSEOに注力したい場合におすすめのツールをご紹介します。
コンテンツSEOのPDCAがきちんと運用に乗るために作られたSEOツールです。
運用に乗るために、「わかりやすく誰でも使えること」「分析に時間をかけないこと」「施策の立案まで行えること」「効果検証まで行えること」を特徴としております。
対策すべきキーワードと施策の方針をSEARCH WRITEが提案してくれる機能や、施策の管理までツール上でできることで施策の効果検証ができる機能など、他のツールにはない機能が搭載されています。
また支援実績5000社を超えるSEOコンサルタントチームが、導入支援でツールの活用方法からSEOのノウハウまでをお教えするため、インハウス化に不安のある方でも安心して使いこなせるツールです。
<価格>
月額:50,000円(税抜き)(無料トライアル可能)
1000社以上が利用しており、大変人気の高いSEOツールの一つです。
特徴としては分析機能が非常に高機能で、細かい部分まで分析を行うことができます。
SEO担当者がいるなどSEOにかなり力を入れている企業におすすめのツールとなっております。
個人でブログを行っている人が活用するには料金的にハードルが高いですが、しっかりと結果にコミットメントしたい人はまずはデモ期間を活用して利用してみてはいかがでしょうか。
<価格>
月額:150,000円〜
キーワード調査から内部施策・コンテンツ課題分析まで調査を自動化し、作業を効率化できるSEOツールです。
狙ったキーワードで上位表示できている実績も多々あり、2,700社のSEOコンサルノウハウを凝縮しているからこその強みです。
特に内部対策の部分では実際のコードを確認しながら足りていない部分を確認することが出来たり、キーワードを自動でグルーピングしてくれたりと他のツールとは少し違った独自のノウハウをもとにした機能が搭載されています。
<価格>
月額:50,000円〜(フリープラン有)
EmmaTools™(エマツールズ)はSEO効果の高いコンテンツ作成ができるSEOライティングツールです。
独自のアルゴリズムでSEOコンテンツの品質を自動で分析し、スコアリングします。
・コンテンツ内で使用すべきキーワードの提案
・タイトル、見出しなど各種タグの最適化
・最適な文字数の分析
・コピペ率のチェック
など、SEOライティングにおいて必要な機能が実装されています。
SEO未経験の方であっても、このツール一つあればSEOに強いコンテンツを作ることができます。
外部ライター向けのアカウントを発行することもできるので、SEOライティングの外注化をされている企業様にもぴったりです。
<価格>
月額:59,800円
tami-co(たみこ)は、「ユーザーの検索意図を捉えた質の高いコンテンツ」の作成をサポートするツールです。
作成する記事のトピックにあたる(ターゲット)キーワードを入力するだけで、コンテンツマーケティングにおいて必要な情報の調査・分析ができます。SEOの専門知識がなくても「tami-coの画面上で作成したタイトルの採点機能」や「AIによるタイトル案の自動生成機能」により誰でも簡単に使いこなせます。
その他にも、
編集プロダクションとSEOコンサルティング事業のノウハウがぎゅっと詰め込まれたツールです。
<価格>
28,500円(税抜)~
内部対策に注力したい方向けのツールをご紹介いたします。
LighthouseはGoogleが公式に提供しているGoogle Chromeの拡張機能になります。
分析をしたいページ上で使用することで、そのページ内のSEO内部状況を分析し、数値として表示してくれます。
またどこに問題があるのかも提示してくれるため、指摘された点を修正していくことで内部対策を行うことができます。
ただ英語である点やSEOに詳しい方でないと理解が難しいところもあるので、初心者向けではないかもしれません。
https://chrome.google.com/webstore/detail/lighthouse/blipmdconlkpinefehnmjammfjpmpbjk/related?hl=ja
<価格>
無料
PageSpeed InsightsはGoogleが公式に提供しているページスピードを調査するためのツールになります。
内部対策の項目の一つとしてページの表示速度は重要なものになります。
そのためPageSpeed Insightsを使って現状のページスピードを調査しましょう。
Lighthouseと同様改善点も挙げてくれます。
こちらは日本語対応をしているため、何がページ速度の低下に影響しているのかを把握することができます。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA
<価格>
無料
専門家が行う高度なSEO分析を直観的な操作で視覚化するツールです。
4つの情報源(Googleアナリティクス、Googleサーチコンソール、SEO内部施策に必要なHTMLソース、画面キャプチャ)+αを結合し、ビジュアライズします。
専門家でも時間のかかる検索キーワードの一覧からユーザー動線まで、資料の作成労力を大幅に短縮します。SEOを自社で対策する企業にとっては、アナトミー習得をすることで専門家並みの分析をすぐ開始できるため、人材育成の時間を大幅に節約できます。
<価格>無料~月額40,000円(税抜)(無料トライアル可能)
自身のサイトを診断してくれるSEOツール「DeepCrawl」では、ページ数やURLの数、リンク切れのURL、h1の数など事細かに調査してくれます。
このデータを元に内部対策の見直しに役立てることが出来、SEO対策としても有利に働くことでしょう。
また、Googleのアップデート等による影響を防止することも出来るので、Googleアルゴリズムによる順位変動などを気にしている方にもお勧めのSEOツールです。
<価格>
年額:360,000円
Screaming FrogはサイトのURLを入力すると、対象サイトの内部をクローリングして内部情報を抜き出してきてくれます。
そこからタグ周りの分析や、リンク切れチェック、リダイレクトの確認などを行うことができます。
非常に細かく情報を抜き出して分析することができるため、SEO会社などでは重宝されているツールになります。
一方で初心者が初見で活用することは難しいツールでもあるため、導入時には高度なSEOリテラシーが求められます。
https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/
<価格>
無料〜年間149ポンド
「SEOマスター」は業界初のGoogleアルゴリズム分析指標を元にしたSEOアドバイスをくれるツールです。
Googleアルゴリズムとは、簡単にいったらGoogleが検索順位をランキング付けする際に指標としている計算式のようなものです。 Googleアルゴリズムの変更は年に多い時で100回以上行われており、その都度運営しているサイトは影響を受けています。
そのようなGoogleアルゴリズムの影響を吟味して「SEOマスター」では、サイトの構造面から的確なアドバイスをくれるので驚くほど簡単にSEOに対する最適化が可能となっています。
https://detail-cc.com/seomaster/
<価格>
月額:35,000円
外部対策に注力したい方向けのツールをご紹介いたします。
「Open Site Explorer」は、Mozアカウントを作成すれば無料で被リンクを調査することが出来るツールです。
そもそも被リンクとは、他のサイトに提示してある自身のサイトリンクのことを指しており、SEOにおいてもこの「被リンク」が多いことはとても重要なことになります。
その数がいったいどのぐらいあるのかを調査するのが「Open Site Explorer」であり、その被リンクの質や信頼性なども知ることが出来ます。
このSEOツールを手掛けているのはアメリカで有名な検索マーケティングの会社「Moz」になります。
<価格>
月額:無料
前の項目でご紹介した「Open Site Explorer」は同様、こちらの「Ahrefs Site Explorer」も競合サイトの被リンク数などの外部サイト調査が行えるSEOツールです。
キーワード調査機能も充実しているため、ライバルサイトがどのようなキーワードに力を入れており、どのぐらい被リンク数を持っているのかなど詳しく調査することが出来ます。
また、「Ahrefs Site Explorer」は海外のSEOツールですが日本語対応になっているので、英語が苦手な方でも簡単に操作できます。
日本のSEOコンサルティングを行っている会社も多く活用しているツールの一つになります。
https://ahrefs.com/ja/site-explorer
<価格>
月額:99ドル〜999ドル
「Ahrefs Site Explorer」の詳細な使い方については下記を参考にしてください。
キーワードの調査に強みを持つツールをご紹介いたします。
Google広告の管理画面から使用できるGoogle広告キーワードプランナーを用いると、キーワードの競合性や、月間の検索ボリュームを調べることができます。
SEO対策では、キーワードの選定が非常に重要ですので、このツールを使用して適切なキーワード選定を行いましょう。
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
<価格>
無料
Google広告キーワードプランナーの使い方についてはこちらをご覧ください。
Googleが公式で提供しているキーワード検索ツールです。
特徴としては検索トレンドを調査することに特化しております。
そのため最近トレンドとして検索が増えているキーワードや、季節要因によって変動するキーワードを発見することができます。
注意が必要な点としては実際の検索ボリュームが数字として見れるわけではなく、検索割合を0〜100で表示する仕様になっています。
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
<価格>
無料
SEO対策で一番重要といっても過言ではないキーワード選定をマインドマップで分かりやすく瞬時に提示してくれる便利なSEOツール「キーワードマップ」。
競合調査、市場調査に特化したキーワード調査ツールです。
初心者の方でも分かりやすく、全ての機能に解説が設けてあるのでとても良心的かつ利便性が高いのが「キーワードマップ」の特徴でしょう。
また、1週間の無料トライアル期間も設けてあるので、気になる方はまずは試しにデモ機能を使ってみることをおすすめします。
<価格>
※月々のご利用回数に応じた月額定額制 (料金の詳細については一般では提示されていないため、直接お問い合わせください。)
自社サイトのSEOキーワード選定に特化したツールです。
キーワードマップを自動で作成することが可能で、選定したキーワードの「SEO難易度」や「月間検索数」などを瞬時に把握することができます。
またおすすめのキーワードを自動で取得してくれるため、キーワードの分析にかける時間を削減することができます。
無料のデモ期間が7日間設けてあるので、ジックリとその機能を確かめることが可能です。
<価格>
月額:50,000円〜200,000円
Ubersuggestは一定の制限の範囲内であれば、無料で手軽にSEO対策が行えるツールになっています。
キーワードを入力するだけでそのキーワードのサジェストや関連キーワードが一覧で表示されます。
またキーワードが表示されるだけでなく、CPCや上位表示の難易度も表示されるため対策を行う際にその数値を参考に優先順位をつけることができます。
https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/
<価格>
月額:2,999円〜9,999円(無料プランあり)
GRCは登録したキーワードの順位計測、追跡のためのツールです。
過去から現在までの順位の推移を把握することが可能です。
順位計測に特化したツールとなっており、安く大量のキーワードの順位計測をしたいという方にはおすすめのツールです。
価格も一番安いプランで月495円とお手軽です。
<価格>
月額:495円〜2,475円
分析対象:自社サイト
搭載機能:キーワード調査、コンテンツ分析、サイト構造調査、被リンク調査、順位チェック
サービスサイト上で「SEOのモニタリングツール」と謳っているDemandMetricsですが、実は単なる順位をモニタリングするだけのツールではなく、SEO対策全般を行える機能が搭載されております。
また最も得意とする検索順位の計測の部分では大量のキーワードを登録してモニタリングすることが出来るため、大規模サイトでSEO対策をインハウス化したい方にお勧めです。
https://www.demandsphere.jp/demandmetrics
<価格>
月額:料金の詳細については一般では提示されていないため、直接お問い合わせください。
分析対象:自社サイト
搭載機能:順位チェック
「BULL」は検索順位チェックツールで、運営しているサイトの記事順位を全自動でランキング付けしてくれます。
Google・yahoo!・Bingのそれぞれの順位を瞬時に割り出してくれるので、SEO管理がととても楽になるのが特徴です。
また、ランキングの変動があった時もそれが「Googleアルゴリズム」によるものなのか、競合サイトによるものなのかまでしっかりと診断してくれます。
付け加えて、外出中でもスマホで逐次データ確認できるようになっています。
利用価格もそれほど高くないので、個人でブログなどをやられている方も気軽にお使いいただけます。
<価格>
月額:1,150円〜15,400円
ここからは5つの種類の中には分類されないですが、SEO対策を行う中で活用できるツールや競合分析に特化したツールをご紹介いたします。
「chiyo-co」はコンテンツコピーチェックツールの一つで、外注ライターが納品した記事の不正を的確に指摘してくれるツールです。
コピペチェックツールについては「無料」のツールも多く出回っていますが、こちらのはそれらとは一味違い、コンテンツの重複箇所を的確に指摘し使われたサイトまで詳しく教えてくれます。
また、アカウント登録からツールの利用開始までとても簡単に行えるので、メディアの記事を外注している方にはとてもおすすめのツールです。
https://kagemusya.biz-samurai.com/
<価格>
月額:4,400円〜55,000円(無料プランあり)
競合分析に特化したWebサイト分析ツールです。
SEOに限定した機能だけではないので正確にはSEOツールではないですが、競合サイトの流入数や検索キーワード分析ができるため、競合のSEO状況の分析にも活用できます。
制限はありますが、無料で活用できるためまずは無料で始めることをお勧めします。
https://www.similarweb.com/ja/
<価格>
料金の詳細については一般では提示されていないため、直接お問い合わせください。
SEMRUSHはSEOだけでなく、広告分析やSNS競合分析機能も搭載した競合分析ツールになります。
海外では有名で導入社数も多く、機能も充実しております。
懸念点としては海外のツールのため、一部日本語に対応していない機能があり十分に分析機能を活用できない場合があることです。
<価格>
月額:119.95ドル〜449.95ドル
SEOツールは国内外含めると数え切れないほどございます。
一概にこのツールが全ての人にとって最適というツールはないため、自社の目的や運用体制に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは主に注目すべき部分について簡単にご説明いたします。
まずは冒頭でご説明した通り、何を目的とした種類のツールなのかを理解しましょう。
コンテンツSEOに注力したい方がテクニカルSEOの観点でのみ分析を行ったとしても上位表示をすることは難しい可能性が高いです。
SEOツールは大きく、自社サイトを対象に分析するものと、競合や市場全体を対象に分析するものの二つに分かれます。
自社サイトを対象に分析するものは基本的には独自のタグを埋め込んだり、GAやGSCとの連携を行うことで細かな数字を正確に取得していくことが出来ます。
競合や市場全体を対象に分析するものは、URLさえわかっていれば調査できるため幅広いサイトを対象とすることができます。しかし、正確な数字を完全に取得することは難しく、あくまで推定値を取得する場合が多いです。
代理店などは提案の際にこういったツールを活用することが多いです。
もちろんURLを入力するだけで調査できるので自社サイトの調査も可能ですが、自社サイトを対象にしたツールの方がより改善点の発見が容易な場合が多いので、こちらのツールは代理店や専門的な知識を持っている方が使用する場合が多いです。
SEOツールを選ぶ際には自身の活用目的と用途に合ったものを選んで利用することをおすすめします。
SEOツールはご紹介した通りかなり沢山ありますので、一度無料プランやデモを試してみてから、その後の契約を検討してみてください。
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