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2019.02.21

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

Googleしごと検索で優秀な人材を確保!構造化データの実装方法をおさらい

目次
    1. Googleしごと検索とは?
    2. どういうルールで表示されるのか?
    3. 表示される媒体は?
    4. 表示させるためにはどうしたらいいの?
    5. Googleしごと検索が出たことによる通常検索結果の問題点
    6. まとめ:Googleしごと検索を利用して求人情報の露出を増やそう!

どの企業も優秀な人材を確保すべく、採用に力を入れていることでしょう。一般的な求人としては、求人誌への掲載や張り紙など、近隣住民から応募を集めるには効果的なローカルな方法と、WEB上に求人情報を出して広範囲のユーザーにリーチさせる方法の2種類あります。

更にWEB上の求人には求人媒体への掲載、自社ホームページに求人情報を載せる方法があります。いずれの方法を利用する場合も、まずは求人情報をユーザーに見てもらう機会を増やすことが大切です。先日Googleの検索結果に大きな変化が起きましたが、求人情報の露出を増やしたいと考える方にとっては重要なものとなります。それは「Googleしごと検索」です。

Googleしごと検索とは?

Googleしごと検索は、求人に関連するキーワードでGoogle検索を利用した際に表示される新しい枠のことを指します。枠はPCだけでなく、スマホの検索結果でも表示されます。

枠の中には求人系のポータルサイトや、自社の採用ページへのリンクが並んでおり、タイトルからどの様な職種や仕事なのかが判断出来ます。今までSEOでは上手く上位化出来なかった求人情報ページが、Googleしごと検索の枠が増えることで、アクセスが大幅にアップすることが期待出来ます。

どういうルールで表示されるのか?

Googleしごと検索に求人を表示させるには、job postingの構造化データマークアップを求人情報ページに施しておく必要があります。構造化データは、Microdata、RDFa、JSON-LDのいずれかの方法で設定可能ですが、GoogleはJSON-LDを推奨しています。

この構造化データが適切に設定されると、Googleサーチコンソール上で有効な求人情報が確認出来る様になります。この状態になってから始めて表示される条件が整いますが、実際にインデックスされるかどうかは別で、内容が適切でない場合は表示されません。ガイドラインに沿って正しく設定しましょう。 https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting?hl=ja

表示される媒体は?

先ほど紹介した通り、job postingの構造化データマークアップを施している求人情報ページであれば、基本的にはGoogleしごと検索に表示されるはずです。それは自社サイトだけでなく、求人のポータルサイトも例外ではありません。現在表示が確認出来ている求人ポータルサイトの一部をご紹介します。

  • doda
  • エン転職
  • イーアイデム
  • キャリコネ転職
  • はたらいく
  • マイナビエージェント
  • 女の転職
  • マイナビバイト

※「営業 求人」の検索結果でGoogleしごと検索内に表示された主な求人ポータルサイト 上記の様に、大手求人サイトは基本的にjob postingの対応が完了しています。どの求人サイトに掲載をするか検討する材料として、新たにGoogleしごと検索の表示の有無を取り入れてみてはいかがでしょうか。今回は「営業 求人」で検索をしましたが、募集している職種で検索してみることをおすすめします。

表示させるためにはどうしたらいいの?

job postingの構造化データを設定する際に、最低限必須項目を埋める必要があります。必須項目は以下の通りです。

  • datePosted(求人情報をアップした日付)
  • description(求人内容の詳細説明)
  • hiringOrganization(求人元の会社名)
  • jobLocation(勤務先の住所)
  • title(募集する職種、職業の名前)
  • validThrough(求人の有効期限)

上記の他に給与や雇用形態などの補足情報に関しては推奨プロパティとなっているので、記載しなくても表示させることが出来ます。ただし、記載することでGoogleしごと検索内に推奨プロパティの情報が表示されることがあるので、可能な限り設定する様にしましょう。

Job postingが正しく設定出来ているかどうかは、リッチリザルトテストツールにて確認出来ます。エラーが出ていないかだけでなく、検索結果をプレビューして実際にどの様に表示されるか確認しましょう。 https://search.google.com/test/rich-results?hl=ja

構造化データを設定する際には、ガイドライン違反にならない様に注意してください。必須項目の基準を満たしていたとしても、表示されなくなってしまう恐れがあります。ガイドライン違反となる項目は以下の通りです。

  • 構造化データを誤ったページに設定する
  • 求人内容が構造化データと異なっている
  • 設定した有効期限が過ぎている求人情報が載っている
  • 応募機能が備わっていない
  • 正しいロゴが設定されていない
  • 存在しない、または誤った住所を指定している

ガイドラインに違反したからといって、SEOの順位が下がることはありませんが、Googleしごと検索への表示は消えてしまいます。万が一構造化データの手動対策を受けた場合は、違反内容を速やかに修正してください。

Googleしごと検索が出たことによる通常検索結果の問題点

Googleしごと検索は、検索クエリや時間帯によって表示される位置が異なります。しかし、いずれも1ページ目の上位に表示されることが多く、SEOでユーザーを獲得出来ていなかったサイトにとっては良い効果が得られるでしょう。逆に、今まで求人周りの検索クエリで上位化出来ていたサイトからすると、オーガニック検索によるアクセスが減ってしまう恐れがあります。

特に求人ポータルサイトは、複数のキーワードで上位表示している可能性があるので、そのインパクトは大きいでしょう。まだjob postingの構造化データを実装していない場合は、早めに行うと良いです。

まとめ:Googleしごと検索を利用して求人情報の露出を増やそう!

求人媒体への掲載には費用が掛かりますが、自社サイトの求人ページであれば無料で公開出来ます。今まで自社サイトの求人ページをただ浮かべておくだけだったという方も、構造化データを設定することでアクセスを増やすことが出来るかもしれません。採用がなかなか上手くいかないという企業の方、求人情報の露出を増やす為に、構造化データを実装してみてはいかがでしょうか