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SEO対策
2022.05.19
「イベントトラッキングってよく耳にするけれど、どんな機能なのかちゃんと理解できていない」
「資料のダウンロード数を計測するためにイベントトラッキングを設定したい」
「イベントトラッキングを設定したいけど、手順が複雑で困っている」
と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事を読んでイベントトラッキングを設定し、売上に直結する重要な指標をトラッキングすることで、日々のPDCAを早めて運用改善をどんどんしていきましょう!
※GA4への移行について気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
イベントトラッキングとはURLの遷移がなく、デフォルトの設定のGoogleアナリティクスでは計測できない行動を計測するための機能のことです。
Googleアナリティクスでは計測できない行動には、たとえば
などがあります。このようにページの遷移を伴わない行動(イベント)を計測し、目標として設定することができます。これらは売り上げに直結する重要な要素なので、計測できていないのはもったいないです。
※もちろんGoogle広告のタグやスポンサードサーチ、YDNのタグでも実施可能です。
実際にあるクライアント様のサイトを例として説明をしていきます。
■クライアント情報
まずはGTMで変数を設定します。値の部分にはGAのトラッキングIDを入れましょう(UA-〇〇から始まるものです)
次にタグを下記設定で追加します。
カテゴリやアクションは自由に設定でき、この名称がGA上に表示されるようになります。最後にトリガーの設定を行って、終了です!
こちらのサイトの場合、ボタンをこのように表現しているので、
トリガーの設定は
となります。
設定自体はとても簡単。だけどどの変数を選べばいいのか?など心配になりますよね。次の項目で説明していきます。
変数は複数の種類が存在します。
変数名 | 説明 |
---|---|
Click Element | クリックされたタグの要素 |
Click Classes | クリックされたタグのクラス属性 |
Click ID | クリックされたタグのID属性 |
Click Target | クリックされたタグのtarget属性 |
Click URL | クリックされたタグのURL |
Click TEXT | クリックされたタグのテキスト(内容) |
aタグに対してID属性が付与されている場合は、「ClickID」を選択します。
今回のようにIDがふられていない場合には、タグのテキスト内容(Click TEXT)、リンク先のURL(Click URL)、タグのCSSセレクタ(Click Element)などをよく使います。その際にはその要素が計測したいものだけを抽出できているか(他のタグに反応していないか)注意が必要です。
ではどうやって正しくタグが反応しているか、チェックしていきましょう。
設定したタグが、正しいボタンで反応しているかGA上でチェックしていきます。
リアルタイムからイベントのページへ遷移してください。
リアルタイムで、タグの反応があったかどうかが、青色のバーで確認できます。(※イベントカテゴリとイベントアクションには、自分で設定した項目で表示されます。)
リアルタイムで反映されるため、すぐに自分の設定が正しいかどうかの判断をすることができます!
このようにGAやGTMを駆使すれば、測れないイベントはないということをおわかり頂けましたでしょうか?
売り上げに直結する指標を余すことなく計測することで、日々の運用改善は間違いなし!ぜひ実行してみてください。