
404 not found(404エラー)とは?|5分でわかる原因と解決方法・効果的な404エラーページの作り方とは?
SEO対策
2020.12.02
株式会社PLAN-Bの情報発信メディア
2020.12.03
大澤 良輔
SEO SOLUTION
年間で最も優れた営業に贈られる「ベストセールス賞」を3度受賞し、殿堂入りした営業のスペシャリスト。現在はWebコンサルティング事業部 第三セールスユニットのマネージャーとして組織全体の営業力向上に貢献。
皆さんは、SEOで使える無料チェックツールを有効に活用できていますか?世の中には、SEOを有利に進めるために利用できる無料チェックツールが無数に存在します。
この記事を読んでいる方も、既にいくつか利用されていることでしょう。効果的なSEO対策にはツールが欠かせませんが、無料でも優れた機能を備えたものが沢山あります。今回はそんな無料のSEOツールについてお話します。
SEOチェックツールでは「検索結果での順位計測」や「サイトのSEO的な診断」などが可能で、Webサイトの改善に役立ちます。チェックツールの中には有料のものもありますが、無料でも十分な機能が備わっているので、有料のチェックツールでないと上位を狙うことができないというわけではありません。
有料チェックツールは主に、規模の大きなサイトや複数サイトを運営している際に利用することが多いです。無料チェックツールには基本的に機能制限が付いており、デフォルトの機能だけでは更に効率良くSEO的な改善を行うことができなくなります。サイトの規模を更に拡大したり、サイト数を増やしたいという場合は、有料のチェックツールを使用することも検討してみましょう。
逆にサイトの規模が小さく、管理するサイトも少ない場合は、無料のチェックツールでも十分な効果を発揮することができます。無料のチェックツールということもあり、SEO対策にあまり費用をかけたくないという方、またはサイト制作を初めて間もない方には最適です。
それでは十分検索結果の上位に食い込める、おすすめの無料で使えるSEOチェックツールをご紹介します。
SEO対策には必ず導入しておきたい無料で使えるSEOチェックツールのひとつです。タイトルやディスクリプション等の重複箇所が確認できる他、検索結果での順位やクリック率など、サイト内の状況を診断するためのチェックツールです。
また、500サーバーエラーの増加や、その他サイトに悪影響を与える可能性のあるエラーを通知してもらえるので、致命的なダメージを負ってしまう前に対応ができます。
万が一ペナルティを受けてしまった場合にも、Googleサーチコンソールを導入していれば、通知を受けるだけでなく、ペナルティ解除の申請が可能です。ペナルティを受けた際には速やかに内容を確認し、解除に努めましょう。
最近では新しいGoogleサーチコンソールへと改良が加えられていますので、今後更にSEO対策を行う上で必須のチェックツールとなります。
サイトへのアクセス数や、コンバージョン数が確認できる解析ツールです。SEO対策の第一歩として、まずはGoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスはセットで設定することをおすすめします。
Googleサーチコンソールはサイト自体のデータを確認するのに対し、Googleアナリティクスはサイトを利用するユーザーのデータを解析するのに秀でています。
流入数や離脱率などのデータから、ユーザーが必要な情報をサイトから得られているかを確認します。ユーザーがサイトの利用に満足していることで、SEOの効果を高めることができます。
SSL化以降、検索キーワードを確認することはできなくなってしまいましたが、ランディングページから推測することが可能です。順位の計測が可能なツールと合わせて利用すると、より効果的です。
サイトの検索順位を確認するためのチェックツールです。こちらは有料版も存在しますが、無料版で20キーワードまで登録が可能なので、規模がそこまで大きくないサイトであれば、問題ない検索ワード数の順位が測定できます。
Google、Yahoo、bingの検索結果で対象となるキーワードの順位が表示されます。また、それぞれのキーワードでランクインしているページが確認できるので、順位があまり上がらないランクインページを改善の対象とすることが可能です。
更にキーワード毎の順位をPDF形式のレポートとして抽出できるので、登録した検索ワードが期間内でどのように変動しているかをひと目で確認できます。そのため、SEOレポートとして報告用に提出する際も、手間がかかりません。
Google広告の管理画面から利用ができるキーワードプランナーを使用すると、キーワード毎の競合性や、月間検索ボリュームが分かります。競合性と月間検索ボリュームの数値から、SEOを行う際の難易度を確認し、実際に勝算のあるキーワードかどうか見極めることができます。ただし、現在はGoogle広告を利用していない場合、月間検索ボリュームの数値が大まかなものになっているので、参考値程度に考えると良いでしょう。
月間検索ボリュームの正確な数値は分かりませんが、競合性(低、中、高の3段階)は分かるので、SEOで狙うキーワードを決めた後、キーワードプランナーにある競合性と実際の検索結果1ページ目を目視で確認しましょう。対象のキーワードで上位化するにあたり、どのようなサイトが上がってきているのかが重要になります。
Google Chromeの「デベロッパーツール」で使用できます。Lighthouseはサイトのページ単位で以下の5つの項目の検証が可能です。
5つの項目はいずれも100点満点でスコアリングされ、その中でも特にSEOの項目が一番評価を獲得しやすいです。SEOの項目は最低でも100点は獲得しておきたいです。それぞれの項目には、サイト内のパフォーマンス(表示速度など)を下げている箇所がどこなのかが示されているだけでなく、改善方法も確認できます。スコアが低い項目は積極的に改善していきましょう。
ただし、サイト制作の知識だけでなく、サーバーやシステム的な専門知識が必要となるので、まずは自身の分かる範囲での改善に役立ててください。
ページの表示速度に関するスコアリングが確認できるチェックツールです。こちらは先ほどご紹介したLighthouseのperformanceのデータを利用しています。ただし、デベロッパーツールで算出したデータと、PageSpeed Insightsで算出したデータとでは、弱冠の誤差が生じます。
理由としては、PageSpeed Insightsはクラウド上で処理されますが、デベロッパーツールではChromeで実行されるためです。どちらの結果に合わせれば良いか迷うかと思いますが、2つとも利用してどちらか悪い結果が出た内容を改善することをおすすめします。
また、Lighthouseでは英語での結果が表示されますが、PageSpeed Insightsでは日本語になっているので、英語が苦手な方はPageSpeed Insightsの情報を見ると良いでしょう。
その名前の通り、構造化データが正しく実装されているかどうかを確認することができるチェックツールです。構造化データを実装すること自体には、SEOの評価を上げるという効果はありませんが、リッチスニペットを表示させることで、アクセス数の増加だけでなく、クリック率の上昇に繋がります。
構造化データテストツールは、既にアップされているページのURLから確認することは可能ですが、テストページなどでクローラーを制御している場合は確認ができません。
ページをアップする前に正しい構造化データが実装できているかどうかを確認したい場合は、URLではなくコードスニペットの項目に、実装予定の構造化データ(Microdata、RDFa、JSON-LDのいずれか)の記述を入力します。
誤った構造化データを使用すると、検索結果をリッチ化することができませんので、必ずアップ前にチェックしておきましょう。
コンテンツの質に次いでSEO対策に必要な被リンクの確認ができるチェックツールです。自身のサイトの被リンクをチェックするには、Googleサーチコンソールのメニューから外部リンクをエクスポートして見るのが一番ですが、このチェックツールでは競合サイトの被リンクを見ることができます。
競合サイトの被リンクを見て、どのコンテンツにどんなサイトからリンクが当たっているかを調査します。それにより、被リンクになりやすい(他サイトで取り上げられる)コンテンツの傾向が分かります。
良質な被リンクを集めるには、思わず紹介したくなるような記事に仕上げなければなりません。競合サイトの被リンクを無料で確認できるチェックツールは珍しいので、気になるサイトがあればどんどん活用しましょう。
コピーコンテンツ(テキスト)を確認できるチェックツールです。こちらのコピーコンテンツが確認できるチェックツールでは、4,000文字まで無料でチェックできます。SEOの基本ではありますが、サイト上に同じコンテンツが複数存在すると、上位化し辛くなってしまいます。
そこで、同じような文章になっていないかどうかを、ページを公開する前にチェックすると良いでしょう。特に記事を外注している場合は、コピペした文章で構成されている可能性があるので注意が必要です。
また、アップ後に自身の文章がコピーされてしまうことがあるので、SEOの効果が現れた記事の文章を、一度コピーコンテンツチェックしてください。万が一コピーされてしまった場合は、そのサイトへ問い合わせフォーム等から削除の依頼をかけましょう。
HTML、CSS、JSのコードが正しく書けているかどうかをチェックしてくれるツールです。SEOで大切なのはコンテンツの質であることには変わりはありませんが、それを載せるサイトの構造の質も高める必要があります。
実際に検索結果におけるランキングを決定しているのはクローラーなので、読みやすいソースコードにすることで、クローラビリティの改善に繋げましょう。こちらのツールの優れているところは、HTML、CSS、JSの3つをひとつのツールで改善できる点です。
また、これらのコードで誤りがある個所を指摘するだけではなく、自動でキレイな状態に整えてくれます。記事の質には自信があっても、ソースコードが汚れていては台無しです。公開後のページでも一度こちらのツールでチェックしておくと良いでしょう。
今回は最低限知っておきたいツールとして無料ツール10選をご紹介しましたが、有料ツール「SEARCH WRITE」必見です。
シンプルなUIで、SEOの課題分析・施策立案・効果測定を簡単に行えるコンテンツマーケティングツールです。
今までのツールでは機能がもの足りなかったり、逆に機能が多すぎて使いこなせなかったりすることがありましたが、SEARCH WRITEでは本当に必要な機能だけをプロが厳選しています。
そのため、SEOのためにコンテンツマーケティングをこれから始めようとしている方やSEOに知見が深くない初心者でも使いこなしやすいツールとなっています。
複数のユーザーが同時接続しても価格の変わらない「フリーライセンス制」やタスク管理機能も実装しているため、チーム全体でのKPIモニタリングや施策実行のタスク管理も可能となっています。
また実績5000社を超えるSEOコンサルタントがツールの運用支援からSEO戦略立案までをサポートするプランもあるため、インハウス化に不安のある方でも安心して使いこなせます。
価格は月額50,000円とお手軽な金額となっていますので気になる方は是非サイトから資料ダウンロードをしてみてください!
その他の有料SEO対策チェックツールについては下記の記事に詳しくまとめておりますので、ぜひご一読ください。
▷高機能な有料チェックツールに関してはこちらの記事をチェック!:【2019年最新版】有料SEOツールおすすめ20選を大公開!
あくまでもチェックツールは、SEOを有利に進めるためのものであって、SEOでの上位化を保証するものではありません。チェックツールで示された数値や、指示された内容を基に改善を行っても、SEOにて上位化しないことは多々あります。SEOの成果が悪いのをチェックツールのせいにするのではなく、自身のコンテンツの質に目を向けてみましょう。
SEO対策をするサイトが増えるのに応じて、こうしたチェックツールの需要も高まっています。それにつれて無料のSEOチェックツールの機能がどんどん優れてきており、SEO対策を行うには十分過ぎる程の機能が備わっています。それぞれの無料で使えるチェックツールを適材適所で利用し、上位化を目指しましょう。
SEOをもっと学びたい方はこちらもチェック:SEO対策の全てを紹介!