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SEO対策
2022.05.19
2021.11.29
ライター: 五十嵐 和希
初心者でも簡単にサイトが作成ができるWordPress。テーマ次第ではとても初心者が作ったとは思えない程、見た目だけでなくユーザービリティに優れたサイトが構築されます。
そんなWordPressのテーマは、無料・有料のもの合わせて数えきれないほど存在します。初めて利用する方はどれを選ぶべきか悩むことでしょう。
サイトへの集客にはSEOが欠かせませんので、なるべく検索結果で上位化しやすいテーマを選ぶと良いでしょう。今回はSEOに強いといわれているWordPressのテーマについてお話します。
また、こちらの資料でコンテンツの品質をチェックすることができます!SEOで求められる高い品質のコンテンツの作成にお役立てください。
SEOに強いといわれているWordPressのテーマは、検索エンジンのロボット(クローラー)から高評価を得やすい構造になっています。そのため一般的なテーマを使用したサイトよりも、SEOに強いテーマを選んだ方が順位が上昇しやすいです。
テーマによって順位の優劣が付いてしまうため、SEOを意識したサイト作りを行う場合は、SEOに強いテーマが必要になります。
SEOにおいてコンテンツの質が最重要項目であることは間違いありませんが、よりSEO効果を高めるには、適切なテーマを使用することが大切です。仮にコンテンツの質が良かったとしても、SEOに悪影響を与えるような構造になっているテーマでは、上位化が見込めません。
検索結果の上位を獲得するには、コンテンツの質を高めることだけでなく、テーマ選びも鍵となります。
WordPressテーマを使用すればサイトのデザインを変更することが可能です。特に有料のテーマはデザイン性が高く、デフォルトでも充分に見栄えしますし、HTMLやCSSなどの技術を知らなくてもカスタマイズすることができます。
しかし、WordPressテーマの利点は外観だけではありません。
WordPressのテーマは、外観だけでなくサイト全体の機能を含んでいます。エディターのカスタマイズやページの表示速度対策やSEO内部対策、レスポンシブ対応なども組み込まれている場合があります。
こうした機能面を重視する場合、「やはり有料テーマのほうが良いのだろう」と思いがちですが、一概にそうとは言えません。
有料テーマにも当たり外れや得手不得手があるため、有料だから良いとは言い切れないのです。逆に無料テーマでも充分に使えるレベルの高いテーマが存在します。
有料・無料問わずテーマ選びで重要なのは、以下の2項目です。
最新の状況に合わせたアップデートがこまめに行われているかどうかは重要なポイントです。WordPressのアップデートにも対応していることは必ず確認しましょう。
特に無料テーマはサポートが充実していない場合もあり、万が一WordPressのアップデートに対応しなくなった場合、最悪の場合は作成したサイト自体が動かなくなってしまう可能性があります。
更新履歴などにアップデート情報は表記されていますので頻度などを確認しておくと良いでしょう。
アップデートを含むサポート体制については、やはり有料テーマのほうが充実している場合が多いです。無料テーマでも人気の高いテーマであればサポートが長くされている場合があります。
機能が豊富であるということは、できることが多く自由度が高いということです。
コンテンツ編集の装飾やショートコードなど、エディターのカスタマイズがしやすければ、記事作成の時短に繋がります。また、タグ管理やデザインのカスタマイズなど、サイトの閲覧がしやすくなる機能が使いやすいことも必要となるでしょう。また、これらのような機能を不自由なく使うために、日本語のマニュアルが用意されているものがおすすめです。
最重要な機能は「スマホ対応(レスポンシブ対応)」と「SEO内部対策」です。この2点については人気のテーマにはほとんどのテーマに導入されていますが、対応しているかどうかは確認してから購入しましょう。
では実際にSEOに強いと言われているテーマを、無料と有料の項目に分けてご紹介します。
まずは無料で使えるテーマをいくつか紹介します。
無料テーマのレベルが向上しているので、こちらでも充分なサイトを作ることが可能です。初期費用を抑えたい人や、ブログをとりあえず始めてみたい人にはこちらがおすすめです。ただし、デザインはシンプルであったり、カスタマイズにHTMLやCSSなどの知識が必要となる場合が多いです。
Cocoonの前身のテーマであるSimplicityの良いところを残し、更にSEOに特化させたテーマです。Simplicity時代にユーザーから寄せられた投稿を基にテーマを作成しているため、よりSEOに関するノウハウが詰まったものになっています。
近年のGoogleはユーザー体験を損ねることの無いサイトを評価するということもあり、Cocoonもページ表示速度の高速化や、AMP対応を手軽に行えるように設計しています。AMPが実装された当初は、通常ページとの乖離が大きかったのですが、Cocoonではその差はほとんど感じられません。
シンプルなデザインが好みの方にお勧めのwordpressテーマです。
価格:無料
コンテンツマーケティングを行っているバズ部が開発したテーマです。Xeoryではサイト型とブログ型の2種類のテーマがダウンロードできます。
一般的な企業向けサイトでは、コンテンツマーケティングを行うのは構成上難しい場合もありますが、Xeoryではそれを前提とした作りになっているので、公式サイトでSEOの集客を考えている方には最適なテーマと言えます。
またLP(ランディングページ)を簡単に作成することができるので、広告を利用した集客を行う際の訴求ページとして最適です。
価格:無料
シンプルな設計で、SEOに関連する機能を簡単に設定できるのが魅力です。ブログ向け、企業向けのデザインのどちらにも対応しています。
特に企業向けサイトを作るうえで役立つのが、youtube動画をサイト背景として設定できる点です。企業のCMや宣伝動画を背景に設定し、ユーザーにサイト全体を利用して商品の訴求ができます。
価格:無料
無料のテーマにも関わらず、プラグインを使わずにAMP化できる優れものです。またSEO的な機能だけでなく、デザイン性にも優れています。
サイト制作初心者でも、カスタマイズ画面から自由にデザインの変更が可能で、尚且つベースが崩れることなく調整できます。有料のテンプレートに実装されている機能と遜色ないので、お金を掛けずにSEOに強いテーマを利用したいという方にお勧めです。
価格:無料
有料テーマはデザインや機能が充実しており、すぐに使いやすくて見栄えのするサイトを制作することができます。サポートが万全なため、SEOやWordPressのアップデートにも即座に対応してくれるでしょう。また、自分が使いやすいようにカスタマイズしておくことで、コンテンツ作成の効率化にも繋がることでしょう。
有料テーマの相場は1~2万円ほどです。
基本的なSEO対策に必要な内部構造を網羅していることに加え、構造化データの設定もデフォルトで行われています。構造化データ自体にSEO効果は無いものの、検索結果をリッチ化することが可能なので、クリック率の上昇が見込めます。
また、メニュー表示のアニメーションをHTMLとCSSのみで構成し、ページの容量を軽量化しています。それによりユーザービリティだけでなく、クローラビリティへの配慮もなされています。
価格:11,000円(2021年11月22日現在)
JINは月100万以上稼ぐアフィリエイターのひつじさんと、ATLAS(アトラス)というWordPressテーマの開発者である赤石さんの2人により開発されたテーマです。アフィリエイター向けのテーマということもあり、SEO的なノウハウが詰め込まれているだけでなく、収益化させるための仕掛けも多数実装されています。
また、デザインの変更がボタン一つでできるので、制作の知識が無い方でもデザイン修正に苦労することがありません。
価格:14,800円(2021年11月22日現在)
Webマーケティング会社であるウェブライダーが開発したWordPressテーマで、発売から11年以上経っている老舗のテンプレートです。現在は賢威8のβ版が公開されており、モバイルをメインとしたレスポンシブデザインのテーマへアップデートされています。
SEOに強いテーマとしてブランドが確立されているので、安心して利用できるというのが最大の利点です。老舗ではありますが、最新のSEO事情を汲んだアップデートが行われるので、時代の流れにも強いテーマと言えます。
価格:27,280円(2021年11月22日現在)
とにかくSEOに特化させているテーマで、検索エンジンに優しい内部構造を徹底的に掘り下げた作りになっています。構造化データだけでなく、Googleが推進しているPWA(Progressive Web App)を標準装備しているのも魅力です。
また、大抵のテーマはSEOを強化するためにプラグインの追加が必要ですが、THE THORでは既に必要な機能が備わっているので実装する必要が無く、サイトへの負担を極限まで抑えることができます。
価格:16,280円~(2021年11月21日現在)
企業向けの有料WordPressテーマで、コーポレートサイトに向いているファーストビューを6種類の中から選ぶことができます。企業向けのテーマということもあり、見込み客への訴求にフォーカスした機能が充実しています。
潜在顧客を獲得するためのメールフォーム付きLPの作成や、見込み客にするためのCTA(Calls To Action)を記事に設置できます。集客した顧客を抱え込むための仕組みを簡単に実装できるテーマです。
価格:9,800円(2021年11月21日現在)
編集など使い心地に特化したテーマです。
WordPress5.0から導入された最新ブロックエディター『Gutenberg』に完全対応しています。また、SWELLだけのオリジナルブロックも多数用意されており、拡張機能などでより使いやすくカスタマイズすることができます。
HTMLやCSSなどの知識がない人でもマウス操作のみでも直感的にコンテンツを作成することが可能なので、記事を作成する時間を大幅にカットすることができます。
価格:17,600円(2021年11月21日現在)
STINGERの有料版のひとつであるAFFINGERはアフィリエイトサイトの運営に特化しており、SEOに関する設定はそのままに、広告コードの管理やクリック数の計測などが行えます。
ビジネスサイト、店舗サイト、ブログなど効果的なサイトを制作することができます。デザインも多彩で、カスタマイズが簡単なのでサイト作成の効率化が望めると言えるでしょう。
価格:14,800円(2021年11月22日現在)
サイトの目的に応じたテーマを選ぶようにしましょう。今回紹介したテーマはいずれもSEOに強いと言われていますが、それぞれにカラーがあります。
例えば企業向けや、アフィリエイター向けなど、テーマの中にも専門特化しているものがありますので、自分の目的にあったテーマを選ぶことで、サイトを上位化させる以外の付加価値を得ることができます。決して値段だけで善し悪しを判断しないようにしてください。
何度も言いますが、SEOで大切なのはコンテンツの質です。例えSEOに強いテーマであっても、コンテンツの質が悪ければ上位化することはありません。あくまでもテーマは箱であり、中身を引き立てるために存在します。その箱が段ボール(SEOに弱い)よりも、桐で出来た立派な箱(SEOに強い)の方が、商品(コンテンツ)の質を高めることができます。
いくらコンテンツを作成しても一向に上位化してこない場合は、その質を疑いましょう。
俗にSEOに強いと言われているWordPressのテーマは、今までのSEOに関する経験を踏まえたうえで、必要な対策が施されています。いずれも最新のSEOの動向にも目を向けた優れたテーマばかりで、ある程度知見のある方だと選ぶのも一苦労だと思います。
しかし、どのテーマを利用したとしても、最終的に差をつけることができるのはコンテンツの質です。SEOの内部対策はテーマに任せて、とにかくコンテンツの質に磨きをかけることに注力しましょう。
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