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2020.08.09

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

タイトル修正がSEOを大きく左右する!その重要性とリスクについて

WRITER

五十嵐 和希

株式会社PLAN-B システム開発本部 PDMチーム

大手広告主企業での広告宣伝部、総合広告代理店でのプロモーション部を経験し、PLAN-Bへ入社。
企業のオウンドメディア立ち上げ支援や自社開発DMP「Juicer」のマーケティング責任者を担う。
現在は自社開発プロダクト「SEARCHWRITE」のプロダクトオーナーとしてPMFに向けた活動を担当している。Twitterを見る

目次
    1. SEOの観点から見るタイトルの重要性
    2. タイトル変更を検討すべきページとは
      1. タイトル変更を行う適切なタイミングとは
      2. 変更すべき時とそうでない時の判断
        1. タイトル変更する場合はリスクもある
    3. タイトル修正の手順
      1. 対策キーワード選定
        1. 同じニーズなら異なるキーワードも同じページに
      2. 対策ページ選定
      3. 競合タイトル分析
    4. タイトルを改善するポイント
      1. ポイント①:文字数
      2. ポイント②:キーワード
        1. ①不要な情報を詰め込まない
        2. ②「重要なキーワードは出来るだけタイトルの先頭の方へ」
      3. ポイント③:ターゲット
      4. ポイント④:ユニークさ
      5. ポイント⑤:ユーザーニーズ
    5. クリック率を上げる”Power Word”を使おう
      1. “Power Word”ジャンル①:数字
      2. “Power Word”ジャンル②:ポジティブWords
      3. “Power Word”ジャンル③:ネガティブWords
    6. タイトル変更で8位→2位クリック数が5.28倍に?
      1. タイトル変更で実際に出た効果
        1. 効果① 狙ったキーワードの平均順位が8.3位から2.5位に
        2. 効果② 獲得キーワード数が2.8倍、クリック数が5.28倍に
    7. まとめ

SEOライティングチェックシート【30項目】

SEOの観点から見るタイトルの重要性

検索結果で上位を獲得するために最も重要と言えるのはコンテンツですが、そのコンテンツを一文で表すタイトルは、SEOにおいて極めて重要な項目のひとつです。特にディスクリプション、キーワードがSEOの評価対象から外されて以降は、その重要度が更に増したように感じます。

SEO施策を考える際には、

①期待される効果の大きさ
②効果が出るまでの速さ

の2つが施策の優先度を決めると良いとされています。タイトル修正はこの2つの観点において、SEO対策における他の施策(内部リンクの設置、ディスクリプションの修正、本文の修正など)と比較すると効果が出るまでの早さという観点で優れています。

さらに、他施策と比較して簡単に行うことができるため、SEO初心者の方からSEO玄人の方まで行うべき施策といえます! 

ユーザーは検索結果に表示されたタイトルを上から順番にチェックし、どれをクリックするか判断します。そのため表示されるタイトル内容を効果的に修正するだけで、順位が大幅にアップした例は、実際に存在します。SEOがあまり上手くいかないと悩んでいる場合、まず簡単な修正としてタイトルを変更してみるのもひとつの手です。

SEOにおいて重要な項目

タイトル変更を検討すべきページとは

タイトル変更を行う適切なタイミングとは

タイトル変更を行う一番の目的はクリック率を向上させることです。

現在のアルゴリズムから考えて、タイトル修正を行うだけで順位の改善がみられることはそれほどありません。

順位が10位以下で2ページ目以降に表示されるコンテンツに関しては、タイトルを変更したところで検索者の目に入る回数がそもそも少ないので、上位のコンテンツに比べて大きな改善にはなりません。

そのような場合は、類似する内容のページがあるならばコンテンツを統合することや、コンテンツ自体のリライトをしてより内容を高品質なものにすることの方が、順位を上げるために効果的ではあります。

では適切なタイトル修正のタイミングはいつなのでしょうか?

基本的には上位表示されている(目安:6位以上)にも関わらずクリック率が悪い場合にタイトルの変更を行います。

キーワードごとのクリック率はGoogleサーチコンソールで確認ができます。当然順位によってもクリック率は変わってきますが、どの順位にいたとしても1%を切ってしまう場合は、タイトルを変更した方が良いです。

後述しますが、タイトルを変更にはリスクもちろんあります。しかし、きちんとポイントを押さえて行えば、そのリスクをなるべく下げることができます。むしろ、クリック率の向上により流入を大きく伸ばすことができます。

チェック項目

変更すべき時とそうでない時の判断

上位化を目指しているキーワードで、トップ5圏内にランクインしていて、すでにクリック率も高く十分流入を得ることができている場合はタイトル変更は行わない方が良いでしょう。キーワードにもよりますが、タイトルの変更だけで1位へ上位化させることは極めて困難です。そのため、既にSEOで十分な上位に表示され、かつそこからの流入を得ることができているページのタイトル修正は避けてください。

というのもタイトル変更は簡単に行うことができ、すぐに効果が出るという特性からクリック率が大きく下がるというリスクもある施策なのです。

上記のように順位が高く、クリック率も高い場合にはタイトル変更によって流入を減らしてしまうという可能性もあるのです。

タイトル変更する場合はリスクもある

タイトル変更によって発生するリスクとは一体どのようなものでしょうか。

正直タイトル変更による直接的な順位変動はそこまで大きく起きません。しかし、変更することによってユーザーのニーズを満たさなくなってしまった場合には、順位がある程度上にあったとしてもクリック率が下がってしまいます。その結果順位が落ちるということも起きる可能性があります。

すでに流入が大きいコンテンツのタイトルを変更したことによってクリック率が1パーセント落ちただけで数千、数万のセッションを失ってしまうということにもなりかねないので注意が必要です。

そのため、特に流入が大きいようなコンテンツに関しては順位が1ページ目の下の方にある時、つまり6〜10位以内の時にタイトル変更を試みてみましょう。

Googleアナリティクスでランディングページのアクセス数が確認できます。流入数と順位とクリック率という指標から総合的にリスクとメリットを天秤にかけ、タイトル変更を行いましょう。

逆にいえば、流入の多いページのタイトル変更はリスクも大きい反面、タイトル修正をしたことにより少しでもクリック率が上がれば大きな追加の流入を得ることができることもできます。その流入の増加のおかげで検索順位も上昇する事にも繋がっていきます。このように流入が多いページのタイトル変更はリスクはある反面大きなチャンスもあるので十分準備したうえで取り組むこともできます。

タイトル変更は基本的にユーザーの動向を見ながらABテストをしていき、何回も試行錯誤していくことが必要なので地道に行っていきましょう。

タイトル修正の手順

ここまでで、タイトル変更の特徴をつかめたかと思います。

ここからは実際のタイトル変更の際に行う手順について説明していきます。

対策キーワード選定

まずは、タイトル修正すべきキーワードの選定からです。

タイトル修正がSEOにおいて効果的な施策であるからと言ってやみくもにタイトル修正を行うべきではありません。効果の出やすいキーワードの選定が非常に大切です。

何度もいうようにタイトル修正の主な目的はクリック率の向上です。そのためには検索者の目に多く触れているが、クリックされていないキーワードを選ぶことになります。

つまり、

表示回数がある程度多い中で、上位表示されているが、クリック率の低いキーワード

を選んでください。

同じニーズなら異なるキーワードも同じページに

キーワードを選ぶ際に同じニーズに基づくキーワード群は一つのサイトに誘導するように設定します。

例えば、「50代 結婚」と「50代 女性 結婚」をGoogleで検索すると、それぞれの検索結果画面に上位表示されるWebサイトはほとんど同じです。そのため、これらのキーワードは一つのページで同時に対策できる可能性があると判断できます。

一方で、「20代 結婚」と「20代 結婚 女性」では、上位表示されるサイトの傾向が少し異なります。これらキーワードは検索するニーズが異なり、同一のページではそれらニーズに応えることができないです。そのため、同時に対策はできないキーワードということになります。

一般的にSEOでは、1ページに対して1キーワードと言われていますが、上位表示サイトの傾向が同じテールワードに対して、それぞれのページを用意すると、上位表示に必要な要素が重複してしまったり、重複によって検索結果画面上でカニバリゼーションを引き起こす原因にもなりかねません。また、それぞれのコンテンツが重複してしまうことを防ごうとして、かえって中身の薄いページになってしまう恐れもあります。

そこで、狙いたいキーワードを明確にした後、そのキーワードに類似するテールワードを「ニーズが同じなのか」に基づいてカテゴライズすることで、1ページで同時に狙えるキーワードを判別することも重要なポイントです。

クリック率の目安はこちらを参照ください
https://seolaboratory.jp/29132/

対策ページ選定

対策キーワードが決まれば次は対策ページの選定に入ります。先程のキーワードにて流入の取れているページを探します。

Googleサーチコンソールではキーワードの行をクリックするとそのキーワードにて流入の取れているページが一覧で出てきますのでそちらを確認ください。

基本的には1キーワードに対して、1ページのみが評価されているのが望ましい状態ですが、実際にはそうでない場合も多いです。

そういう場合には現状最も流入の多いページもしくは、このキーワードで上げていきたい!というページを選定してください。また、少し時間のかかる作業にはなりますが、複数の記事をまとめて1つの記事に統合してしまうこともおすすめです。評価がばらついていたものが、1つにまとめられるので、Googleからの評価が上がり、上位表示される可能性が出てきます。

競合タイトル分析

 次に競合タイトル分析です。対策キーワード検索したときに上位に表示される競合が使っているタイトルを分析します。

ユーザーがそのキーワードに対して競合タイトルに含まれるニーズを持っているのか?
競合サイトがどのような情報を発信しているのか?
競合がどのような訴求をしているのか?

を競合タイトルから分析します。

これによって自分のタイトルの修正の方向性を考えていきます!

これまでのステップから、タイトル修正すべきキーワード及びページ、そしてタイトル修正の際の見るべきポイントがわかったと思います。

ここからははそれぞれクリック率の上がりそうなタイトルを考えていきます。

タイトルを改善するポイント

ポイント①:文字数

最初にご紹介するのは「文字数」です。

文字数はSEOに関係あるの?と思う方もいるかもしれませんが、文字数が多すぎるとタイトルの先頭部分しか検索結果に表示されないということになってします。

実際どのようになるのか見てみましょう。PINTO!の記事の中にこのようなものがあります。

この記事は文字数が50文字以上あります。この記事が検索結果に表示されるとどのようになるでしょうか。

このようにタイトルの半分くらいしか表示されていないことがわかります。

タイトルの後半部分にこの記事の内容がわかることが表記されているのに大変もったいないですよね。このタイトルではユーザーはどんな記事か理解しきれないのでクリックしないで別の記事に移ってしまいます。

このようなことがないようにタイトルは文字数をある程度制限することが必要になります。

具体的には、PC検索が多い場合には「30〜35文字以内」スマートフォンでの検索が多い場合には「36〜41字以内」にするとタイトルの最後まで表示されます。

PCとスマートフォンのどちらの検索結果にも対応できるようにするために「30文字以内」にすることがオススメです。

しかし、この文字数を超えてもいい場合もあります。

このタイトルは文字数が30字以上ですが特に問題のない記事です。

それはなぜでしょうか。

検索結果に表示されるタイトルをご覧ください。

このように表示されていないタイトルの最後の部分、「SEO対策に活かそう!」の「対策に活かそう!」部分が表示されていませんが、表示されている部分で記事の内容はほぼ説明できているため、切れていても特に問題はないのです。

つまり、主要部分が表示されていれば文字数がオーバーしてもユーザーは記事の内容を十分に理解することができるので30字を超えてもいいのです。

ポイント②:キーワード

タイトルにおいて、記事のメインとなるキーワードを盛り込むことは非常に重要です。

というのも、タイトルにキーワードが書いていないと記事の内容がよくわからないものになってしまうからです。

SEOを意識したタイトルを付けるために、全てのページに類似したキーワードを使用することは避けましょう。原則として、1ページにつき1キーワードが理想です。複数ページに渡って同様のキーワードをタイトルに含めていると、ランクインページが定まらなくなり、結果として上位表示し辛くなってしまいます。また、上位化を目的として無理にキーワードをタイトルに含めるのもやめましょう。

タイトル修正の注意点

タイトルはSEOにおいて重要な役割を担っていますが、必ずしもそのキーワードが入っていないと上位化しないというわけではありません。あくまでもコンテンツの中身が最も順位に影響を与える項目です。

キーワードを入れることはもちろんなのですが、2つのポイントがあります。

①不要な情報を詰め込まない
②重要なキーワードは出来るだけタイトルの先頭の方へ

①不要な情報を詰め込まない

不要な情報は盛り込み過ぎないということに関してわかりやすいように2つのタイトルを比較してどちらの方が見てみたいかを考えてみましょう。その際に比較するあなたは「SEOのキーワードの考え方」について知りたい人だとします。

1.キーワード、ディスクリプション、内部リンク、外部リンクやサイテーションでSEO対策をしよう

2.キーワードを最適化してSEO対策をしよう

それでは上記の2つの記事のどちらを見ようと思いますか?

多くの方が②の記事を選ぶのではないでしょうか。というのも、今比較する際に「キーワードの考え方」について知りたい人という条件を与えました。

キーワードの考え方を知りたい人は、①のように多くの内容を網羅した記事よりも、②のようにキーワードという絞られたトピックの記事を見る方が自分の検索意図にフィットしていると感じるでしょう。

また、検索をする人の多くは何かに疑問を感じたり、特定の何かを「知りたい」「買いたい」という人が多いでしょう。

つまり、厳選したキーワードでタイトルを書いた方が、ユーザーの検索意図にマッチします。それだけでなく、厳選したキーワードでタイトルを書いた方がより購買意欲が高い、知的意欲の高いユーザーが記事をみてくれることになるでしょう。

②「重要なキーワードは出来るだけタイトルの先頭の方へ」

この必要性は他の記事と比較すると顕著に感じることだと思うので、他の記事と比較することから始めましょう。

tami-co(たみこ)

「ドメイン変更」というキーワードで検索した際の検索結果が上記のものですが、上位3つの記事に関しては「ドメイン変更」というキーワードが先頭に来ていて、それ以下のものは、途中もしくは最後の方に入っています。

これを見たときに直感的に「ドメイン変更」について知りたい人は上位3つが目に入ることでしょう。なぜなら、人の視線は横に書かれた文章を見せられると、文等を探して画面全体の左側に集中するといわれているからです。

さらに、Googleはタイトルの最初に書かれたキーワードをより評価するとされています。(現在はさほど影響はないという意見もあります)

そのためタイトルの出来るだけ最初の方にキーワードをおいておくことが必要になります。

ポイント③:ターゲット

最後のポイントは、狙いたいキーワードをGoogleで実際に検索してみて、既存の上位表示サイトの傾向から、キーワードの主要ターゲットを明らかにすることです。

例えば、狙いたいキーワードで検索してみると、上位表示サイトのタイトルが「結婚したい女性向け……」「女性は婚活で成功しやすい!…」「女性が結婚できる確率って?…」など、サイトの内容が女性向けであることがわかったとします。

そこで、ターゲットを女性に絞り、誰に向けて書かれているコンテンツなのか、ターゲットが不明瞭だったタイトルから、女性向けだと一目でわかるようなタイトルに変更するように、キーワードのターゲットを明確にすることが大切です。

ポイント④:ユニークさ

このポイントに関しては他の記事と内容が被らないことを目的とします。

検索結果を見てどのような記事があるのかをしっかり確認した上で、他のタイトルとはまた違ったタイトルを考えるようにしましょう。

ポイント⑤:ユーザーニーズ

ユーザーニーズを考えることは4つのポイントの中で1番重要です。

ユーザーニーズつまり検索意図をしっかり把握した上でタイトルを考えないとクリックしてくれるまでに至りません。

このユーザーニーズを知るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。これも検索結果を見てみると簡単に知ることが出来るでしょう。

これから考えるタイトルのキーワードを検索エンジンで検索してみるとユーザーの検索意図がわかるようになります。

例えば、「ラーメン」と検索すると以下の検索結果が表示されます。

この結果からわかることはユーザーは美味しいラーメン屋はどこなのかを知りたいということです。

ここで、タイトルを「美味しいラーメンの作り方」としてもクリックされないことは一目瞭然ですよね。作り方の記事を作っていたのなら、キーワードを別のもので攻める必要があると考える必要があります。

一方、「チャーハン」というキーワードで検索するとしましょう。

すると、、、

「ラーメン」とは逆に、チャーハンの作り方についての記事が検索結果を占めていることがわかります。

検索するキーワードによってどんなニーズがあるのか全く違うため、ここを自分の主観のみで怠ってしまうとクリック率が伸びないということになりかねません。

ユーザーニーズをしっかりと分析した上でタイトルを考えていきましょう。

クリック率を上げる”Power Word”を使おう

タイトルを考える上でのポイントはおわかりいただけたと思います。

続いては、ユーザーが思わずクリックしてしまうような“Power Word”をご紹介していきます。

キーワードに加えてこの”Power Word”を使えばきっと他の記事に負けない、順位の高い競合記事よりもクリック率を稼ぐことができるタイトルになるでしょう。

“Power Word”ジャンル①:数字

人の心理として抽象的なものよりも具体的のものを好む傾向にあります。

そこで使える”Power Word”が「数字」です。数字はタイトルをより具体的にしてくれる非常に効果的なものです。

例えば、以下のタイトルならどちらの方が魅力的に感じますか?

①デートにぴったりな横浜のレストラン特集

②デートにぴったりな横浜のレストラン10選

②のタイトルの方がより厳選されたレストランが分かるような気がしませんか?このように具体的な数字をタイトルを組み込むことによってより魅力的なタイトルになります。

他の数字を使ったタイトルとして、以下のタイトルを比較して見ましょう。

①5分で改善!掃除機の詰まりの解消方法

②掃除機の詰まりの解消方法

このように5分というワードがあるだけでこの記事を見たら簡単に改善することができるということがなんとなく感じられると思います。

そのほかにも、

・5つのポイント
・3大〇〇
・2割増
・売り上げNo.1

など数字を使うことでより具体的になり、魅力的なタイトルになります。

“Power Word”ジャンル②:ポジティブWords

続いての”Power Word”は「ポジティブWords」です。

一口に「ポジティブWords」と言っても、かなり広域な話になってしまいますが、タイトルのポジティブな内容を加えることによって、ユーザーを引き付けるようなタイトルにすることができるというものです。

まずは普通のタイトルとポジティブWordsを加えたものと比較して見ましょう。

①全てがわかる!SEO対策の基本講座

②SEO対策の基本講座

①の方がより魅力的に感じませんか?

そのほかにも、何かに関しての初心者に向けた記事である場合に、初心者にとって「分かりやすそう!」「知りたい!」というポジティブな印象を与えるワードとして

・簡単
・初めての〇〇
・初心者必見
・猿でもわかる
・学校では教えてくれない〇〇
・今更聞けない〇〇

などがあります。

ほかにも、

①食べても痩せるダイエット方法

②無理なく始めるプログラミング講座

①と②のように、変化することへの難しさを感じる人間の心理を利用した、「変わらなくても」というニュアンスを与えるようなワードは多くの人を引き付けるものです。

これらのようにユーザーが「知りたい!」とポジティブに思わせてくれるようなタイトルをつけることは他の競合コンテンツに差をつけるものになるので是非ぴったりな「ポジティブWords」を探してみてはいかがですか?

“Power Word”ジャンル③:ネガティブWords

続いてご紹介するのが「ネガティブWords」です。

「ポジティブWords」とは文字通り真逆のものを指すのですが、ユーザーに「知らないのはやばい」という印象を与えるような”Power Word”を指します。

具体的に、どちらのタイトルの記事を見ようと感じますか?

①知らなきゃヤバい!社会人としてのマナーの基礎

②社会人としてのマナーの基礎講座

多くの人は①を選ぶのではないでしょうか?

「あ、知らないとヤバいんだ」という気持ちにさせることによってクリックを誘う手法ですが、多くの広告で使われているテクニックだと思います。

・知らなきゃ危険
・知らなきゃ損する

このようなタイトルのものを見ると、どうしても知らなかったら困るという気持ちになりみてしまうと思います。

ほかにも、

・やってはいけない〇〇
・失敗する〇〇

これらのように失敗を恐る人の心理を突いたワードも多く使われています。

このような「ネガティブWords」は多くの場面で使われています。本屋でビジネス書のタイトルを見るとこのように「ネガティブWords」を使っているものをよく見ると思います。

競合のコンテンツと差をつける「ネガティブWords」を探してみてはいかがでしょうか。

タイトル変更で8位→2位クリック数が5.28倍に?

早速ですが、弊社のマッチングサービス関連のお客様で、タイトル変更によって効果を得られた事例をご紹介します。

タイトル変更で実際に出た効果

実際にタイトルを変更したことで成果が出た例をご紹介します。

効果① 狙ったキーワードの平均順位が8.3位から2.5位に

まず一つ目の効果は狙ったキーワードの平均順位が8.3位から2.5位に上昇したことです。

下記はタイトル変更を行った6月29日以前の27日間(2019年6月1日〜6月28日)とタイトル変更から約2ヶ月後の27日間(2019年8月3日-2019年8月30日)のパフォーマンスをGoogle Search Consoleで表しています。

狙ったキーワードでの順位が改善されたことで平均CTRは2.69倍合計表示回数、クリック数はそれぞれ2.14倍、5.75倍と大きく向上しました。

効果② 獲得キーワード数が2.8倍、クリック数が5.28倍に

今回タイトル変更によって得られたもう一つの効果は、対策ページ全体での獲得キーワード数が2.8倍になり、クリック数が5.28倍にまで増加したことです。

Google Search Consoleでは、下記のキャプチャのように、ダッシュボードでクエリを一覧化すると、右下に獲得キーワードの数が表示されるため、サイト全体及び指定したページ内で獲得できているキーワードの数を確認することができます。(※獲得キーワードの表示は上限が1,000個のため、それ以上は測定できませんが、1,000個以内である場合、確認可能です。)

今回、対策したページの獲得キーワード数を上記の方法で確認すると、狙ったキーワードのテールワードやサジェストに表示されるキーワードを含めて、獲得キーワード数が81ワードから、変更後に229ワードまで増加したことがわかりました。

SEO対策では一般的にビッグワードで上位表示を狙う際、そのテールワードを獲得することが重要とされていますが、その理由が今回の事例でおわかりいただけるのではないでしょうか。

さらに関連ワードの増加によって、ページ全体でのクリック数は5.28倍になりました。下記は、タイトル変更を行った6月29日以前の27日間(2019年6月1日〜6月28日)とタイトル変更後の27日間(2019年8月3日-2019年8月30日)のクリック数を比較しています。

上記のグラフ変動からも一目瞭然ですが、クリック数はたった2ヶ月で5.28倍、表示回数は2.33倍、平均CTRは2.23倍になり、大きな成果が得られました。

まとめ

SEOにとってタイトルはかなり重要だということはお分かりいただけたと思います。

今回例としてご紹介していったタイトルはコンテンツのジャンルによって合う合わないあると思います。そのようなことをしっかり考慮した上で、競合よりも魅力的なタイトルを作れるように考えてみてください。

また、タイトルは非常に簡単に変えることができるので、変更・分析を繰り返していきベストなタイトルにしていきましょう。