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SEO対策
2022.05.19
運営メディアからいかに商品やサービスを売れやすくするか、日々悩んでいる方は多いと思われます。Googleアナリティクスでは、そんな方のためにWebサイトを比較テストする無料の機能がついていることをご存知でしょうか。
ABテストと言われるその機能は、使い方次第ではとても効率的にサイトの成果を伸ばすことができます。
今回は、そんな大変便利なGoogleアナリティクスにあるABテストの使い方などについて分かりやすく解説していきます。
※GA4への移行について気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
GoogleアナリティクスでのABテストでは、繰り返し行うことによってよりコンバーションの高いコンテンツを作ることができます。
昨今は多くのメディアがWeb上に増えてきている中、どのメディアも思うような成果が挙げられていないのが現状です。しかし、無料のツールでもあるGoogleアナリティクスのABテストを活用することにより、サイトの良し悪しを数字で洗い出し、改善点を明確にしていくことができるのです。
Webの分析ツールに関しては、有料のものもあるなか、これほど高性能で無料のものは珍しいので、メディア運営者は使わない手はないでしょう。
GoogleアナリティクスでABテストをやるメリットについて、実際にアナリティクスの公式ページにしっかりと明記してあります。
- ランダムに抽出されたユーザーを対象に、Webページやアプリ画面の複数のパターンを表示して成果を比較する
- テストの対象となるユーザーの割合を決める
- テストする目標を選択する
- テストの進捗状況をメールで受信する
Googleアナリティクスでは、複数のパターンを成果比較することができ、その際のテストの対象となるユーザーの割合も自由に決めることができます。
また、テストの目標を選択でき、メールで進捗状況の確認もできるのでとても使い勝手が良いツールです。
GoogleアナリティクスでのABテストでは、注意しなければならない点が2つあります。
1つ目にGoogleアナリティクスでは細かな変更の比較テストには向いていません。一定以上の違いがないと測定することができないのです。
2つ目は、テストにはオリジナルコンテンツとテスト用のコンテンツが必要となるため、予め検索エンジンのクロージングを拒否しておかないと、Googleからペナルティーを受ける恐れがあるので注意してください。
GoogleアナリティクスでのABテストの方法は、いたって簡単です。
主な手順としては、以下の通りです。
以下から、1つずつ解説していきます。
ABテストには、2つの比較する対象ページが必要となります。
ABテストでは、テストページを訪れたユーザーに対してどちらかのページをランダムに表示してテストを行います。テスト記事を作る際には、テスト要素を1つに絞ることと、大幅に見た目を変えておくことが重要になります。
Googleアナリティクスを開いて、行動→サイト運営者→ウェブテストを開きます。上記の画面が開いたら、「テストを作成」をクリックして詳細設定を行います。
こちらの画面が開いたら、上から順に設定を埋めていきましょう。
項目 | 入力内容 |
---|---|
このテストの名前 | このテストに名前をつけます。 |
このテストの目標 | テスト結果で表示させたい指標を指示します。 |
テスト対象のトラフィックの割合 | テストで使用したいページの範囲指定をします。 |
重要な変更内容に関するメール通知 | テストの結果をメールで通知します。 |
詳細オプション | いじる必要はありません。 |
次に、テストをするための①で作ったページを指定します。設定が完了したら、「次のステップ」をクリックしましょう。
ここではテスト用のコードを①で作った、テストページとオリジナルページに貼り付ける作業を行います。「手動でコードを挿入」を選んで指示通りコードを貼り付けましょう。
ここまで終わったら「テストを開始」をクリックしてABテストを行いましょう。
※先ほどの指定コードがしっかりと、①で作ったテストページとオリジナルページに貼れていないと上記の写真のような注意表示が現れます。
ABテストの結果の確認方法は、Googleアナリティクスを開いて「行動」→「ウェブテスト」から作成したテスト結果を見ることができます。
この比較結果を元に、修正を繰り返していくことでコンバーション率のアップにつなげたりすることができるわけです。
GoogleアナリティクスのABテストは、無料な上にとてもメリットが多いツールのひとつです。多くのメディア運営者がGoogleアナリティクスを導入しているものの、しっかりとABテストを活用している人は少ないです。
ですので、是非ともこの機会にABテストを活用してご自身のメディアの成果アップに繋げてみて下さい。
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【マーケに必須】Googleアナリティクスの導入から使い方・分析のコツまで!