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2018.10.23

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

【サイト運営に必須】SEO対策を意識したドメイン変更を学ぼう!

目次
    1. ドメイン変更しなければいけない時とは?
    2. ドメイン変更がSEOに与える影響について
    3. よくあるドメイン変更の失敗ケース
      1. 失敗例1:ドメイン変更前のサイトを浮かべたまま新しいサイトを立ち上げる
      2. 失敗例2:リダイレクト先を全てトップページに設定してしまう
    4. SEO対策を意識したドメイン変更の方法
      1. サイト移転の手順①:新ドメインのサイトを用意する
      2. サイト移転の手順②:新旧ドメインのURLを確認する
      3. サイト移転の手順③:サイトを移転する
    5. ドメイン変更の注意点
    6. まとめ:ドメイン変更を行う前にSEOで失敗しない方法をおさらいしよう!

皆さんはドメインを変更した経験がありますか?何の問題もなくスムーズにドメイン変更が完了できれば良いですが、中にはサイトへのアクセスが激減してしまったという方もいるのではないでしょうか。

長い期間育ててきたWebサイトを台無しにしないためにも、これからドメイン変更を行う予定の方は、予備知識として正しいドメイン変更の仕方を学んでおきましょう。


ドメイン変更しなければいけない時とは?

ドメイン変更を行わなければならないパターンはいくつか存在します。代表的なのはブランド名変更に伴うドメインの変更です。特に企業が扱うWebサイトの場合、ブランド名にちなんだドメイン名を付けることが多いです。

ブランド名をドメイン名に使用している例
ブランド名ドメイン名
マイナビ mynavi.jp
食べログ tabelog.com

仮にブランド名を変更した場合、それに伴ってドメイン名も変更するのが一般的です。 その他には、質の低いドメインで運用をしているサイトがドメイン変更の対象となることがあります。

コンテンツの質が良く情報量が豊富なサイトでも、元々のドメインの質が悪いことで検索結果の順位が全く上がらないことがあり、ドメイン変更の検討を余儀なくされることがあります。オールドドメインを利用する場合は、過去に運用していたコンテンツ、および受けている被リンクの質、手動対策の有無を事前に確認するようにしましょう。

オールドドメイン利用時の注意点


ドメイン変更がSEOに与える影響について

それまでSEO的な評価を受けていないサイト(アクセス数が極端に少ない)については、コンテンツの質さえよければドメインの変更により好転する可能性があります。逆に検索結果の上位を獲得できていたサイトの場合は、ドメイン変更の仕方によって大幅に順位を落としてしまう可能性があります。

ドメイン変更の影響

基本的にURLの変更が伴うサイトリニューアルはSEOの観点からはおすすめしません。そのため、ドメイン名を決める際はなるべく変更の必要が無い汎用性の高いものを選ぶと良いでしょう。


よくあるドメイン変更の失敗ケース

ドメイン変更は一歩間違えるとサイトの存続にかかわる程のダメージを負ってしまう可能性があるので、細心の注意を払って行いましょう。致命的なミスを犯さないために、ドメイン変更の失敗ケースを参考にしてください。

失敗例1:ドメイン変更前のサイトを浮かべたまま新しいサイトを立ち上げる

ドメイン変更前のサイトをそのままにし、新たなドメインで同じ内容のサイトを立ち上げてしまうと、コピーサイトと見なされてしまい、SEOの順位が全く上がらない可能性が高まります。ドメイン変更前のサイトのアクセスや順位を引き継ぐ必要が無い場合は、サイトを閉鎖してから新たにサイトを立ち上げるようにしましょう。

ただしコンテンツを削除して放置しているだけでは、Googleの検索結果にインデックスが残り続けることがあるので、GoogleサーチコンソールからURLの削除を申請します(2018年10月14日時点では旧Googleサーチコンソールに該当の機能が付いています)。

このURL削除はあくまでも一時的な非表示となるので、完全にインデックスを削除するためにrobots.txtにてサイト全体を検索エンジンのクローラーからブロックする必要があります。

サイト全体でクロールをブロックするrobots.txtの記述方法:User-Agent: * Disallow: /

Googleの検索結果から完全にインデックスが無くなっているのを確認してから、新しいドメインでの運営を始めましょう。

失敗例2:リダイレクト先を全てトップページに設定してしまう

旧ドメインから新しいサイトへユーザーおよび、SEO効果を引き継ぐ場合、301リダイレクトの設定が必要となります。その際に旧ドメインの全てのページからトップページへリダイレクトしてしまうと、過去に評価されていたページの順位が下落する可能性があります。301リダイレクトを設定する際は、リダイレクト前のページと後のページとが同じコンテンツになるようにしましょう。

リダイレクト時の注意


SEO対策を意識したドメイン変更の方法

ドメインの変更で一番注意しなければならないのは、SEO効果を最大限に保ちつつ、サイト移転ができるかどうかです。そのためにはSEO対策を意識したドメイン変更の手順を覚えておく必要があります。

サイト移転3STEP

サイト移転の手順①:新ドメインのサイトを用意する

まず移転先のサイトを準備します。その際に気を付けなければならないのは、新しいサイトをインデックスさせないことです。robots.txtでサイト全体をクローラーからブロックし、インデックスさせないようにしましょう。

また、事前にGoogleサーチコンソールを登録しておき、新しいドメインに問題が無いか確認します。手動対策を受けている場合は、再審査リクエストを送り解除を行うか、別のドメインを利用してください。

サイト移転の手順②:新旧ドメインのURLを確認する

リダイレクト前と後のURLが正しいかどうかを確認しましょう。リダイレクトを行う際は、302(一時的なリダイレクト)ではなく恒久的なリダイレクトを表す301に設定します。また移転したサイト内部のリンクが、旧ドメインのURLになっていないかどうかも合わせて確認が必要です。絶対パスを使用している場合は、全ての内部リンクを新しいドメインへ変更しなければなりません。

サイト移転の手順③:サイトを移転する

上記①、②の準備が整ったら実際に旧ドメインから新ドメインへリダイレクトを実施します。その際に新しいサイトに設定していたrobots.txtのサイト全体のブロックを解除するのを忘れないようにしてください。万が一設定を解除していない場合、インデックスされずSEOの評価対象にすらならないので気をつけましょう。

また重要なページにnoindexの記述がないかどうかも合わせて確認します。新ドメインが正しくインデックスされる環境が整っていることを確認したら、Googleサーチコンソールで旧ドメインのアドレス変更を行います。アドレス変更は301リダイレクトが正常に働いていることで可能になります。

それぞれの項目の詳細については、Googleサーチコンソールのヘルプページをご確認ください。

Search Consoleヘルプ:URLの変更を伴うサイト移転


ドメイン変更の注意点

上記のサイト移転の手順通りに行えば、検索結果に与える影響を最小限にサイトの移転を行うことができます。絶対に押さえておきたい注意点は以下の3点です。

ドメイン変更時の3つの注意点

  • 同じサイトが2つ存在している状態を作らない
  • ページ毎にリダイレクトを対応させる
  • リダイレクト完了後のサイトがインデックスされるようにする

この3点を理解していれば、最低限旧ドメインのSEO効果を引き継ぎつつ、新ドメインがインデックスされます。


まとめ:ドメイン変更を行う前にSEOで失敗しない方法をおさらいしよう!

ドメイン変更はサイトを一から始める場合と旧ドメインを引き継ぐ場合とで手順が異なります。いずれの場合も、正しい手順で行わないと取り返しのつかない結果を招く恐れがあります。SEOで失敗しないためにも、ドメイン変更を行う前に正しい方法をおさらいしましょう。

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