SEOに強いレンタルサーバーの選び方とおすすめ4選

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レンタルサーバーを選ぶ基準は、運営するサイトのテーマや規模によって異なります。

例えば個人ブログを日記の用途として使用する場合は、そこまで高機能なレンタルサーバーを選ぶ必要はありませんが、ECサイトのように商品ページが何万点も超えるサイトでは、膨大なコンテンツ量に耐えきれるものが求められます。

このようにサイトに合わせたレンタルサーバーを選ぶ以外にもう一つ考慮しておきたいのがSEOです。今回はSEOの視点から考えたレンタルサーバー選びについてお話します。

関連記事:ホームページ制作の流れ、制作会社への依頼方法を解説

そもそもSEO対策に有利なレンタルサーバーってあるの?

結論、レンタルサーバー自体がSEO的に良い評価を受けるということはありません。あくまでもサイト内のコンテンツが評価対象となるので、どのレンタルサーバーを使用してもインデックスさえされれば一定の評価が付きます。

しかし、どのレンタルサーバーを選んでも良いかと言うとそうではありません。サイト規模に合わないスペックのレンタルサーバーを選んだ場合、ページの表示速度に悪影響を与え、結果としてSEOにおいても順位が上がりづらいなどの状況になってしまうからです。

つまり、負荷がかかりページの表示速度が遅くなってしまうようなレンタルサーバーを選んではいけません。またレンタルサーバー側の問題により、頻繁にサイトが表示されなくなるようなサーバーも注意が必要です。検索結果で上位を獲得ページが表示されなくなることで、大きく順位を落としてしまうことも考えられます。

選んではいけないレンタルサーバー

サーバーの移管にはとても手間がかかりますので、SEOを考慮したレンタルサーバーを選ぶ際は事前にサイト規模を想定し不具合が少なく安心して利用できるものを選びましょう。

レンタルサーバーの選び方

では、具体的には何を見て選べばいいのでしょうか?ここからは、自社にとって最適なレンタルサーバーの選び方について紹介します。

スペック・プランを確認する

レンタルサーバーのスペックとは「CPU」「メモリ容量」「データの転送量」などです。
 
  • CPU:サーバの処理速度を決める指標
  • メモリ:処理データを一時的に保存するスペース。容量が少ないと、フリーズなどの原因になる
  • データの転送量:アクセス数が多いほど転送量は増える。上限を超えるとサーバーダウンなどの原因になる
その他、SSDストレージの使用有無、帯域幅の広さなども確認できるとよいでしょう。スペックが高いほど、ページの表示速度が速くなったり同時アクセス集中時の処理能力が高くなります。
 
ページの表示速度が遅いとユーザーがサイトから離れてしまう(ユーザビリティが悪くなる)ため、WebサイトのSEO評価に悪影響を与える可能性があります。そのため、サイトの利用目的や規模に応じて、適したスペックのレンタルサーバーを選ぶことが重要です。
 
なお、プランによって利用上限が決まっているレンタルサーバーもあるため契約前に必ず確認しましょう。豊富なプランを用意しているレンタルサーバーであれば、運用しながら最適なスペックを選べます。

初期費用や月額料金で選ぶ

レンタルサーバーの一般的な料金体系は、初期費用+利用料金です。

初期費用は、サーバーを契約する前に必要な支払いで、設定費用やドメイン名の取得費用などが含まれる場合があります。レンタルサーバーの場合、初期費用を無料とするところが多いです。

利用料金は、必要な機能やスペックによって異なります。当たり前ですが、スペックが高ければ高いほど利用料金も高くなりますので、自社の業務に耐えうるスペックで最安のものを選ぶことが重要です。支払い方法は、月額払いや年額払いなどレンタルサーバーによって異なります。

セキュリティ性能で選ぶ

また、セキュリティ性能も重要なポイントの1つです。セキュリティ性能が低いサーバーでは、ハッキングやウイルス攻撃などの被害に遭うリスクが高くなります。そのため、ファイアウォールやSSL証明書の有無、定期的なバックアップやセキュリティアップデートの提供状況などを確認することが重要です。

また、セキュリティ対策に関するサポートも充実しているかどうかを確認することも大切です。自社のサイトに重要な情報が含まれる場合や、ユーザーの個人情報を扱う場合は、セキュリティ性能にこだわったレンタルサーバーを選び、専門家にサポートを任せられるとよいでしょう。

利用者数の多いサーバーを選ぶ

利用者数が多いサーバーは、その分だけ信頼性が高く安定性があるといえます。また、利用者数が多いということは、多くの人々がそのサーバーを使っているということであり、利用者からの口コミやレビューが多数存在しているため、評判やメリット・デメリットを把握しやすくなり、自分にとって適したサーバーを選びやすくなります。

ただし、レンタルサーバーの仕様上、利用者数が多いということは一定の負荷に耐えられるようにサーバーが設計されているため、それにともなって料金が高くなる場合があります。また、供用のレンタルサーバーではなかったとしても、マネージドタイプのサーバーを使う場合も専用契約となるため、費用が高くつくことがあります。したがって、利用者数が多いレンタルサーバーを選ぶ際には、料金やサービス内容、サポート体制などを比較検討し、自分に合った選択をすることが大切です。

バックアップ機能がついているサーバーを選ぶ

バックアップ機能があると、データの復旧や復元が容易になり万が一のトラブルに備えることができます。また、サイトのデータが誤って削除された場合や、サイトが乗っ取られた場合にも復元することができます。

バックアップ機能がついているレンタルサーバーを選ぶ際には、バックアップの頻度や保存期間、復旧方法などを確認することが重要です。また、自動でバックアップを取得してくれるサービスがある場合は、手間を省き工数を削減することが可能です。

サポート体制が充実しているサーバーを選ぶ

サポート体制が充実しているレンタルサーバーでは、24時間体制でのサポートや専門的な技術サポート、メールや電話などの各種コンタクト方法が用意されていることが多いです。

万が一トラブルが発生した場合やサーバーの操作に不慣れな場合でも、迅速かつ適切なサポート体制が整っていると、安心して利用できます。昨今のレンタルサーバーはどれもサポートが整っていることが多いですが、サポートの返答時間や回答の品質、スタッフの質などを比較検討し選ぶように心がけましょう。


これを選んでおけば安心!おすすめレンタルサーバー4選

エックスサーバー

エックスサーバーはそのコストパフォーマンスの良さから個人、法人問わず人気のレンタルサーバーです。

特に高速環境・負荷耐性を売りにしており、ページの表示速度が速いのはもちろんのこと、サイトにアクセスが集中した時も、アクセスできなくなるといった心配がありません。サイトを高速化することで、SEOに良い影響を与えるだけでなく、ユーザーの離脱率が下がる・CV率のアップにも貢献します。

さらに、設定が簡単なCMSが充実しており、WordPress以外にもEC-CUBEといったネットショップを運営したい人にも利用しやすいレンタルサーバーです。 

初期費用利用料金
0円スタンダードプラン:月額990円~
(契約期間によって変わる)

 

Mixhost

Mixhostもエックスサーバーと同様に高速化を特徴としたレンタルサーバーです。LiteSpeedWebサーバーを日本で初めて採用し、SSLサイトの高速化を実現しています。

高機能な上に最も安いプランが初期費用無しの初月968円とリーズナブルなので、安価で高速化ができるサイトを運営したい方におすすめです。他のレンタルサーバーと比べデータ転送量が多いので、アクセスが集中して一時的にページが開かなくなってしまうこともありません。

初期費用利用料金(税込)
0円スタンダードプラン:月額2,178円~
(初月968円~)

 

関連記事:XサーバーやロリポップでWordPressをインストールする方法

さくらサーバー

今回紹介するおすすめのレンタルサーバーの中で最も歴史が長く、信頼性が高いレンタルサーバーです。個人向け・法人向けプランがそれぞれ充実しており、幅広い層に利用されています。

機能は制限されてしまいますが、1番安い価格で月額換算128円から利用が可能なので、初めてホームページを作成する方におすすめです。ただしWordPressを使用したい場合は、月額換算425円のスタンダードプランからとなっているので注意が必要です。 

初期費用利用料金(税込)
0円スタンダードプラン:年額5,238円
(12か月一括払いの場合)

ロリポップ

月額108円から利用が可能なロリポップは、とにかく値段を安く抑えたいという方におすすめのレンタルサーバーです。運用コストを極力抑えることができるので、アフィリエイト初心者の方がよく利用します。

サイトを運用していく中でもっと機能を充実させたいとなった場合にも、後から上位プランへの変更が可能なので、まずは機能を気にせず値段だけで決めてしまっても問題ありません。

初期費用利用料金(税込)
0円ライトプラン:月額220円~
(36か月契約の場合)

レンタルサーバーを選ぶ際の注意点

レンタルサーバー選びで一番に気を付けることは、身の丈にあったサーバーを選ぶことです。

初めてホームページを作成する際に、とりあえず機能が沢山利用できるサーバーを選んでしまうと、全く使用しない機能が付いて無駄な金額を払ってしまうことになります。必ず自身が想定しているサイトに必要な機能が備わっているかどうかを事前に調べてから決めましょう。

またSSL対応であるかどうかも重要なポイントです。SSL化はSEO対策にも影響を与えますので、忘れずに実装しましょう。今回紹介したおすすめのレンタルサーバーは、全てSSL対応しています。

サーバー選びの注意点

レンタルサーバーをおすすめする理由

サーバーは購入して自社に取り入れることも可能ですが、レンタルサーバーを利用することがおすすめです。ここでは、レンタルサーバーをおすすめする理由について紹介します。

サーバーに関する知識がなくても安心

レンタルサーバーは管理画面などのわかりやすいインターフェースが用意されているため、まったくの初心者でも簡単にサイトを運営・構築できます。また、レンタルサーバーのプランによっては、ドメインの取得やSSL証明書の発行なども利用できるため、サイト構築に必要な手続きを1つのサービスのみで完結させることが可能です。このように、レンタルサーバーはサポートが整っていることが多く、活用することで、コンテンツ制作に集中しやすくなります。

自社設置よりもコストを抑えられる

また、自社にサーバーを設置するよりもコストを抑えられることも大きなメリットです。自社でサーバーを設置する場合、サーバーの購入費用や設置費用、設定や運用のための技術者の人件費など、膨大なコストがかかることがあります。しかし、レンタルサーバーを利用する場合は、これらのコストを抑えることが可能です。

レンタルサーバーは複数のユーザーが共有して使用するため、1社あたりのサーバー利用料が削減されています。事実、レンタルサーバーは月額1,000円程度で借りれることも多く、サーバー構築にかかる費用よりも圧倒的に安いです。

レンタルサーバー以外の選択肢:VPSとクサナギを活用する

おすすめのレンタルサーバーはいずれもWordPressの使用が可能ですが、静的なサイトと比べるとサーバーへの負担が大きくなります。それでもSEOに大きな影響を与える程の問題が起きるわけではありませんが、更なる高速化を目指したい方は超高速WordPress仮想マシンのKUSANAGIを使用してみましょう。

通常のWordPressの場合、高速化を図るには画像圧縮やキャッシュの使用を可能にするプラグイン等の導入が必要となります。作業自体はプラグインを導入して実行するだけなのですが、複数使用することで干渉してしまい不具合を起こすことがあるので、積極的な利用は避けたい所です。

「KUSANAGI」の場合は高速化に必要な分のプラグインが既に実装されているので、別途ダウンロードする必要がありませんし、専用のプラグインなので干渉してしまうこともありません。実際に導入されている企業も多く、月間3,000万ページビューを超える大規模サイトでも高いパフォーマンスを維持して運用が可能です。サイトの高速化を図るには最適な「KUSANAGI」ですが、今回紹介したおすすめサーバーのように簡単に導入することができません。また導入する際に使用可能なサーバーが限られてしまいます。

VPSの場合は、以下の4つが対象となります。

  • EX-CLOUD
  • さくらのVPS
  • CPI
  • TENTEN

導入の手間とVPSサーバーの使用に抵抗が無い方は「KUSANAGI」を使用すると良いでしょう。 

 

まとめ

SEOの評価基準は時代と共に変化し、それに伴いレンタルサーバーも日々進化してきました。そのこともあり、現在利用できるレンタルサーバーの大半はSEOに必要とされる機能が備わっています。ですので、SEOに有利かどうかでレンタルサーバーを選ぶことはやめましょう。

あくまでも重要なのはサイトに必要な機能が備わっているかどうかです。最適なレンタルサーバーを選ぶためにも、サイトの規模をある程度決めておくと良いでしょう。

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