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SEO対策
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株式会社PLAN-Bの情報発信メディア
2018.09.18
五十嵐 和希
SEO SOLUTION
SEOで検索上位を取るためにはどのようにして上位を取るかしっかり理解していることが大切です。
今回は弊社がPINTO!でどういったライティングを意識して行なっているかについてご紹介します。
SEOで上位を取るために大切なのは「コンテンツ」です。もちろん内部改善や外的要因も大切になってきますが、コンテンツの質が悪いままだといつまで頑張っても検索エンジンで上位表示はできません。
では、いいコンテンツは検索で上位にするためだけに役立つのでしょうか?結論は、それだけではありません。複数の効果が絡み合っています。1つずつ紹介します。
まず、上位されると質のいいリンクが集まりやすくなります。上位に表示された記事を引用する方もいれば、「この記事読んだけどよかったよー」と紹介してくれる人も出てきます。
そういったリンクは、自分のサイトにもいい影響を与えるため上位表示がさらにしやすくなります。検索上位に上がると、さらにいい効果を受けることができると理解しておきましょう。
SNSでの拡散も起こりやすくなります。PINTO!では、サイト開設当時よりある程度コンテンツが上位表示されてからの方がSNSでシェアしてもらえる機会が多くなってきました。
これは、
という流れで行われています。
つまり上位表示した記事は、コンテンツの質がしっかりしていればSNSでもシェアされアクセスがより集まりやすくなるということです。
SEOで上位になるコンテンツを作り上げるために必要なのは
になります。コンテンツ1つだけ書けば上がるわけではありませんが、やはり適当に書いたコンテンツよりしっかりユーザーに向き合ったコンテンツはGoogleにもユーザーにも満足される記事になります。
検索上位サイトにどんなコンテンツが書かれているのか、これを分解して分析します。
例えば「ランニング ダイエット おすすめ」というキーワードで上位表示しようと思ったら
という情報はもちろんのこと
という情報まで網羅する必要があります。これは、ほどんどの人が全て思いつきません。私でも全てを理解することは難しかったでしょう。
これを上位サイトの傾向から判断するのが上位サイトのチェックになります。上位1−10位サイトに共通して取り上げられている項目は確実にサイトに必要な説明になります。たくさん行うと慣れてくるので、気になる人はぜひ行いましょう。
「SEO 相互リンク」という対策キーワードで上位サイトを分析しコンテンツを作成しました。
競合サイトのコンテンツでは「相互リンクは効果があるのか?」「相互リンクはしていいものか?注意点はあるか?」というのが必ず紹介されていたためPintoでも同じように紹介しました。記事の網羅性もあり、安定的に上位を獲得できています。
記事はこちら:相互リンクとは|SEO対策上の効果や意味はありますか?
サジェストは、キーワードを検索窓に入れた際に出てくる(最大10個)キーワードのことです。これは、そのキーワードのニーズになっている可能性が高いものなのでコンテンツに入れていくことでユーザーニーズを満たすことが可能です。
サジェストとは上図のように表示が出てくる場所にことを指します。その横に、削除と出ていますがこれは自分が以前調べたキーワードの履歴になり、サジェストではないため間違ってコンテンツに入れないようにしましょう。
「健康アップデート」という対策キーワードでサジェストを分析しコンテンツを作成しました。
サジェストには、ダイエットや化粧品・対象範囲についてのキーワードが入っており、そちらを中心に説明しつつコンテンツを構成しました。
リリースから数週間で上位表示され、リリース後してから少し経った8月の健康アップデートでも安定的に上位表示しています。サジェストだけでなく、上位サイトの分析・弊社のSEOの見解も踏まえたコンテンツとなっているためユーザーからの満足度も高いと考えられます。
リサーチが終わったらライティングを始める前に、「記事構成を作る」というのも大切です。
記事構成を作らずに勢いで書いたコンテンツは結論がないのでただダラダラ続くだけの文章になりがちです。また、ユーザーからしてもそういうコンテンツは腹が立つだけでなんの解決にもなりません。
まず、リサーチ結果を記事構成に当てはめ起承転結をしっかり作った後に記事を書き始めるようにしましょう。h2/h3くらいまで作り込んでおけば書いていて失敗する確率は減ります。
成功しているライターも皆同じ方法でライティングをしているため、同じ方法でまずは数記事書いて慣れていくと、どんどんリサーチへの時間が減って、良いコンテンツを短時間で作成することが可能です。
「Googleタグマネージャー 設定」という対策キーワードでコンテンツを作成しました。実はこの記事、見出し構成を作成せず記事を作成しリリースしてしまいました。
リリース時の順位があまり良くなかったため、リサーチをしっかり行なったあとに改めてライティングを行いました。以下がその時のメモになります。
上記のように見出し構成をサボらず作った結果4位まで上位表示することができました。
これがSEO対策というよりユーザーに向けてコンテンツを書く最大の理由です。
サイトへ訪れてくれた方が、自分のサイトを見て悩みを解決してもらえなかったら意味がありません。自分が狙うキーワードを調べている人は最終的に何を知りたいのか、真意にしっかり答える必要があります。
と大きな悩みはすぐにわかるはずです。それに対してしっかりと具体例を交えながら解法を教えてあげる。これが一番良いSEO対策です。
最近のキュレーションサイトは文字数だけは多いのに結論や具体例がないから、「ユーザーが悩みを解決できない…」ということが多々あります。これを読んでいる皆さんはぜひ具体例を混ぜてユーザーに寄り添ったコンテンツを作成してください。
安定的に上位にサイトを残すためには、定期的にメンテナンスもしなければいけません。
メンテナンスは基本的に
が中心になります。稀に、サイトデザイン自体を変えてユーザーがより見やすい設計に変えることはありますが基本的には上記2つになります。
内部リンクは、Googleにリンク先がどういうコンテンツか伝えるためのものです。
例えば「リスティング広告」というキーワードで1つの記事を上位表示させたい場合、まずリスティング広告というキーワードで上がるための分析をしっかり行なった記事を1つ書きます(A記事とします)。
そして、A記事に向けて、他の関連する「リスティング広告 注意点(B記事)」「リスティング広告 代行手数料(C記事)」にリンクを設置します。
こうすることで、関連性もありGoogleにも「A記事はリスティング広告について書かれた記事なんだな」と伝えることができます。一生懸命書いたのにどうしても上位表示しない時にはこのような少しテクニカルな手法も必要になってきます。
リライトは、記事を書き直すという意味です。
上位表示しなかったコンテンツを確認して「どこが足りなかったのか」「上位サイトとの差は何か」を考えてコンテンツを書き直します。リライトは更新性をGoogleにも伝えるという意味でも良い効果が出やすいと言われており、実際PINTO!でも良い効果が出ています。
ただ、あくまで文字を足すとか共起語を追加するという安易な考えではなく、ユーザーにとって何が足りないのか?をしっかりと考えてリライトを行うようにしましょう。
SEOを意識したコンテンツを書く場合によくやりがちなのが
というユーザーのためではない対策です。
確かに、SEOで上位を取れるケースもありますが、そういったテクニックだけ利用したものは今後Googleからも評価を受けない危険性があります。いつの時代も大切なのは、Googleも意識しつつ検索ユーザーも意識したコンテンツです。
サジェストや共起語を意識するあまり、コンテンツに結論や具体例が抜けることのないように記事構成をしっかりした状態でライティングを始めましょう。
SEOはコストパフォーマンスが良い集客手法です。昔から多くのマーケターに愛されており、これからも廃れることはないでしょう。
いいコンテンツが書ける方はこれからもたくさんのアクセスを集めるサイトを作ることが可能です。もしこれからたくさんのアクセスを集めるサイトを作っていきたいと思っている方はぜひ今回ご説明した部分について注意しながら作成してみて下さい。
SEOをもっと学びたい方はこちらもチェック:SEO対策の全てを紹介!