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2018.08.20

五十嵐 和希

SEO SOLUTION

目次
    1. 検索エンジンの役割
    2. Googleの理念を意識する。10の考え方について
    3. 検索エンジンの仕組み
      1. クローリング
      2. インデクシング
      3. スコアリング
    4. よりGoogleに自分のサイトを認識してもらうために行うこと
      1. サイト構造
        1. sitemap.xmlを作成する
        2. リンク階層を浅くする
        3. ディレクトリ構造を分かり易くする
      2. SEO対策
      3. ユーザーフレンドリー
      4. 内部リンクの調整
      5. スマホ対応
    5. Googleのアップデートを理解する(アップデートは都度起こる)
    6. 検索エンジンの基本的な仕組みはGoogleだけを見ればいい!Yahoo!もシステムは同じ
    7. 最終的には、ユーザーが求めるコンテンツを作り続ければ良い
    8. まとめ:検索エンジンの仕組みを理解して、ユーザーライクなサイト作りを続けよう!

検索エンジンの登場により、知りたい情報を取り入れるスピードは格段に上がりました。調べものをする際に普段何気なく利用している検索エンジンですが、その仕組みを正しく理解している人は少ないと思います。

一般の方は深く知る必要はありませんが、SEOに従事している者であれば、理解を深めることでSEO上級者に一歩近づくことができます。ざっくりとしか把握していないという方、この機会にもう一度検索エンジンと向き合ってみましょう。


検索エンジンの役割

検索ユーザーが求める情報を的確に提供することが、検索エンジンの役割のひとつです。皆さんも知りたい情報がなかなか見つからずに、イライラすることがあると思います。そのストレスを極力無くすために、日々改善が加えられています。

検索エンジンの役割はユーザーに情報を届けることだけではありません。サイト所有者、また広告を出稿する広告主に利益をもたらします。サイト所有者は、サイト内で広告主のPRをすることで収入を得ることができ、出稿した側は幅広いユーザーにサービスや商品の認知をさせることが可能です。

このように利益が出ることにより、検索エンジンは成り立っています。

Google


Googleの理念を意識する。10の考え方について

検索エンジンはいくつもありますが、その中でも世界中で広く利用されているのが「Google」です。そんなGoogleですが、10の理念を掲げていました。

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2. ひとつのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3. 遅いより速いほうがいい。
  4. ウェブ上の民主主義は機能する。
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない。

これはGoogleが以前自社サイト内にある企業理念のページに載せていたものです。この理念は検索エンジンに限ったことではなく、Googleが提供するサービスに幅広く反映されています。SEOの観点でこの理念を見てみると、関連するものがいくつかあります。例えば「遅いより速いほうがいい。」というものですが、先日実施されたスピードアップデートはまさしくそれを表したものです。

スピードアップデートとは、ページの読み込み速度が遅いサイトの順位を下げるランキングコアアルゴリズム更新のことです。ユーザーにストレスの無い検索体験を提供するための改良のひとつであり、このような形でGoogleの理念が検索エンジンに反映されることがあります。


検索エンジンの仕組み

ここまで検索エンジンの役割やGoogleの理念について説明しましたが、続いては検索結果にサイトが表示される仕組みについて紐解いていきます。

検索エンジンの仕組み

クローリング

サイトを立ち上げてから検索結果に表示されるには、検索エンジンのロボットにサイトの存在を認識してもらう必要があります。この作業をクローリング(巡回)と言います。クローリングはサイト内のリンクを辿ることで、コンテンツの情報を収集できます。この時点ではまだ検索結果に表示されることはありません。

インデクシング

クローリングにより集めたデータをインデクシングすることで、初めて検索結果に表示されます。インデクシングとは、収集したデータをデータベースに保存する作業のことです。集めた情報をそのまま保存すると、不要なデータまで含まれている可能性があるため、アルゴリズムが処理しやすい形に変換してから保存します。

スコアリング

インデクシングの作業が完了したWebページを、どの位置に配置するかどうかを判断する作業がこのスコアリングです。ランキングを決定する要因はそれぞれの検索エンジン毎に異なりますが、Googleのランキングアルゴリズムには200以上の評価基準があり、サイトの順位を決定しています。


よりGoogleに自分のサイトを認識してもらうために行うこと

検索エンジンにサイトが表示される仕組みが分かったところで、どのようにすればサイトをより認識してもらえるようになるのか説明しましょう。

サイト構造

構造が複雑なサイトは、検索エンジンのクローラーが巡回しづらく、認識に時間がかかってしまう可能性があります。検索ユーザーと同様に、クローラーにも分かり易いサイト構造にすることで、クローラビリティの改善が可能です。主な改善方法は以下の通りです。  

サイト構造

sitemap.xmlを作成する

クローラーはサイト内のリンクを辿ってページを認識します。ページ内にあるリンクを辿るだけでは、規模の大きなサイトだと全て回り切るのに時間がかかってしまいます。そこで、sitemap.xmlに各ページのURLを設定することで、クローラーが迷うことなく巡回することができます。  

リンク階層を浅くする

リンクの階層が深ければ深い程、クローラーがページを認識するのが遅れてしまいます。ですので、何度もクリックしなければ辿りつけないページを作ることは避けてください。クローラーだけでなく、ユーザビリティの観点でもリンクの階層を深くするのは良くありません。最低でも3クリック以内で辿り着けるのが理想です。  

ディレクトリ構造を分かり易くする

似たような内容のコンテンツを並列に並べるのではなく、ディレクトリを作って階層化しましょう。例えば「テレビ」と「冷蔵庫」に関するコンテンツは「家電」というディレクトリの中にまとめることができます。また「テレビ」のディレクトリには「液晶テレビ」「プラズマテレビ」といったディレクトリにすると良いでしょう。ディレクトリ階層が深い場合でも、リンク階層が浅ければクローラーが巡回しやすいサイト構造と言えます。ディレクトリ構造に関する詳しい情報はこちらを参照してください。

SEO対策

ページの内容を正しく理解してもらうためには、SEO対策が必要不可欠です。基本的な対策で言うと、コンテンツの内容に合わせた適切なタイトル、見出しの設定、画像を使用している場合はaltにテキストを追加するなどが挙げられます。またやむをえずサイト内に重複ページが存在してしまう場合は、canonicalタグを設置することでURLを正規化し、オリジナルのページであることを伝えられます。

基本的なSEO対策

ユーザーフレンドリー

クローラーに対してだけでなく、ユーザーフレンドリーなサイトを目指しましょう。ユーザーフレンドリーとは、検索者が快適に利用できるサイトで、ページの表示速度を速めることも当てはまります。他にはグローバルメニューやサイトマップの設置など、サイト内でユーザーが迷うことなく目的のページに辿り着くような設計にすることも、ユーザーフレンドリーなサイトには欠かせません。

内部リンクの調整

サイト内にページの内容を把握できるようなアンカーテキストリンクを設置しましょう。例えば「詳細はコチラ」というリンクだけでは、詳細が何に関するページなのかは判断できません。当然前後の文脈から判断は可能ですが、クローラーに分かり易く伝えるには、ページのタイトルやメインとなるキーワードを含めたテキストに変更すると良いでしょう。

アンカーテキストリンク

スマホ対応

スマホがPCの利用者数を上回ったことが影響し、スマホ表示のページをランキングの評価とするモバイルファーストインデックスが実施されました。現状でスマホ用のページが無い、またはこれからサイトを立ち上げる場合は、レスポンシブ対応させることをおすすめします。モバイルファーストインデックスについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。


Googleのアップデートを理解する(アップデートは都度起こる)

Googleはユーザーライクな検索エンジンを求めて、規模の大小に関わらずアップデートを繰り返しています。このアップデートにより、検索結果の順位が日々変動します。更新は常に行われているので、全てに対応したサイトを作成するのは不可能です。

ですので、検索結果に大きな影響を与える様なアップデートの内容を押さえるようにましょう。昨年実施された「医療や健康」に関するサイトに向けた評価に対するアップデートは、覚えておきたい更新のひとつです。医療や健康に関連する検索結果の改善については下記をご参照ください。


検索エンジンの基本的な仕組みはGoogleだけを見ればいい!Yahoo!もシステムは同じ

日本における主要な検索エンジンはGoogleだけではなく、Yahoo!もあります。現在の利用シェアで言うと、Googleの方が多くはなっていますが、Yahoo!のユーザーも欠かすことはできません。ではYahoo!の検索エンジンに向けて何か対策が必要かと言うと、そうではありません。なぜならYahoo!の検索エンジンの基本的な仕組みはGoogleと同じだからです。

多少順位に差が出ますが、サイトのアクセス数に大きく影響するほど差が出ることはありませんので、Googleだけ見ていれば問題ないでしょう。

検索エンジンの仕組みは同じ


最終的には、ユーザーが求めるコンテンツを作り続ければ良い

Googleの検索エンジンはとことんユーザーライクを貫いています。様々なアップデートも、全てはユーザーにとって最も価値のある情報を、即座に提供するために行われています。つまり、ユーザーが求めるコンテンツを作り続ければ、おのずと高い評価を受けるということです。

検索結果の上位を目指すなら、ユーザー目線に立ったサイト作りを心がけましょう。


まとめ:検索エンジンの仕組みを理解して、ユーザーライクなサイト作りを続けよう!

検索エンジンの仕組みを理解することで、クローラービリティの視点からSEOを考えることができるようになります。ただしクローラーを意識し過ぎると、ユーザーに価値のあるコンテンツを届けるという本来の目的を見失ってしまうことがあります。

あくまでも検索エンジンが望んでいるのはユーザーライクなサイトです。ユーザービリティの高いサイトを追究して、クローラーにも評価されるサイトを目指しましょう。

SEOをもっと学びたい方はこちらもチェック:SEO対策の全てを紹介!