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2018.07.26

塩飽 拓哉

SEO SOLUTION

目次
    1. スピードアップデートって?いつから開始されるの?
      1. アップデート内容と影響を受けるサイト
      2. MFIとの関連性はない
    2. ページの読み込み速度を上げる方法
      1. ページの読み込み速度は何を基準にしている?
      2. ページ表示速度を測るツール
        1. PageSpeed Insights
        2. Test my site
    3. まとめ:ユーザーファーストのサイト運営を心がける

スピードアップデートって?いつから開始されるの?

SEOを行う上で、ページ表示速度はランキングに影響される項目のため、重視している方は多いでしょう。2018年7月、表示速度に関連するアルゴリズムアップデートとして、スピードアップデート(Speed Update)が実施されました。

アップデート内容と影響を受けるサイト

スピードアップデートの内容は2018年1月にGoogleが正式に公表しています。

以下、公表された内容を整理してみました。

  1. ページ読み込み速度の評価対象が、PC検索のみならずモバイル検索も加わる。
  2. アップデートの影響を受けるページは、表示が極端に遅いとユーザーが感じるようなページ。
  3. アップデートの影響で評価を下げられたページは、速度改善することで段階的に評価を取り戻すことができるが、影響を受けなかったサイトが更に高速化しても評価は変わらない。※ただし、ユーザーのことを考えるとページの表示速度は速ければ速いほどいいので、高速化は必須。
  4. 影響を受けるクエリの割合はかなり少ない。
  5. すべてのページが同じ基準で評価され、ページがどういった技術で制作されたかは評価に無関係である。
  6. 魅力的な内容で、かつクエリと関連性の高いコンテンツを持つページは、ページ速度に関わらず高い順位がつく可能性がある。

Googleウェブマスター向け公式ブログ:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します 

この中で最も重要な項目は2であり、アップデートの影響を受けるページは読み込み速度が「極端に遅いページ」のみという点を押えておきましょう。そのため、多くのサイトはアップデート後の順位への影響は限られていると言えます。

またアップデート以前は、モバイル検索のスピード評価は、PCページの速度が基準になっていたのに対し、アップデート後はPC・モバイルそれぞれのページ速度が個別で評価されるようになります。

MFIとの関連性はない

スピードアップデートにより、モバイル検索においてページ速度がランキング評価の基準になりましたが、これはMFI(モバイル・ファースト・インデックス)とは無関係なので注意しましょう。

スピードアップデート:モバイル検索のランキングアルゴリズムとして、ページ読み込み速度を評価基準に導入。

MFI:インデックス先をPCからモバイルに変更。アルゴリズム変更ではない。

このように、MFIはあくまでGoogleがインデックス先を、PC基準からモバイル基準に移したものであり、アルゴリズムアップデートではありません。とはいえ、モバイル検索を利用するユーザーは増加しているため、SEO全体でモバイル検索に最適化していくことが重要になってきています。またページスピードの改善はユーザビリティ向上にも繋がるので、速度が遅い場合は改善が必要になるでしょう。


ページの読み込み速度を上げる方法

ページの読み込み速度は何を基準にしている?

スピードアップデートの影響を受けるか否かを調べる方法は、今のところ存在しません。そもそも、どのくらいの速度からアップデートの影響を受けるのかといった基準も現在は公表されていないのです。しかし、Googleが推奨するツールのなかには、実際のページスピードや現在のサイトパフォーマンスを測れるものが存在しているので、いくつか紹介したいと思います。

ページ表示速度を測るツール

PageSpeed Insights

こちらは現在のページ表示速度に対して、Googleからの評価を知ることができます。また速度改善するための方法を、サイトの状態に合わせて提案してくれる機能も備わっています。使用方法はURLを入力するだけでいいので、誰でも簡単に使える点が魅力です。

Test my site

こちらもURLを入力するだけで使用できるツールとなっています。ユーザーが実際にモバイル検索した際に読み込みにかかる時間を計測でき、その時間に対するGoogleからの評価を知ることができます。

また、このツールの特徴は、読み込み時間からユーザーの離脱率まで推定してくれる点です。モバイル検索はPC検索と比べて、読み込み時間が長い場合、離脱するユーザーが増加すると言われています。

サイトにアクセスしてくれたユーザーを取りこぼさないためにも、ページスピードをチェックしておくことをおすすめします。


まとめ:ユーザーファーストのサイト運営を心がける

2018年7月から実施されたスピードアップデートについて、その内容と対処法について紹介してきました。ほとんどのサイトは影響を受けないと想定されていますが、だからといってページスピードの改善を軽視してはいけません。

その理由はGoogleウェブマスター向け公式ブログで公表されているように、スピードアップデートはUX(ユーザーエクスペリエンス)を念頭においたアップデートだからです。ページ読み込み速度が遅いと不便に感じてしまうユーザーが多いことから、ユーザーファーストを前提に速度改善に取り組んでいくことが大切になります。

ユーザビリティを考慮したサイト運営をしていくことで、自ずとランキングの評価も上がる可能性があるという点では、他のアップデートと変わりないものといえます。

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