共起語とは? SEOに必要な使い方と無料おすすめツール6選!

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SEO対策を行なっていると「共起語が大事!」という話を聞いたことはないでしょうか?そして、あなたは共起語を意識してコンテンツを書けていますか?

実際に弊社施策でも共起語を意識してコンテンツに注力した結果、狙ったワードで上位化したというケースも多数存在します。今回は、そんな共起語についてご紹介していきます。


共起語とは?

共起語は、自分が指定したワードに対して「関連性がより強く、それぞれのコンテンツに出現頻度の高い言葉」のことを指します。

例えば、サッカーを説明する上で必須の言葉といえば「サッカーボール」「DF」「キーパー」などが当てはまりますが、こういった言葉はサッカーという言葉を説明するためには必須のキーワードになります。

ただ、もしかするとサッカーを説明するためには「審判」や「コーナーフラッグ」も必要かもしれません。このようにサッカーを説明しようとしたときに、浮かんでくる単語がサッカーの共起語になります。


共起語とサジェストワードの違い

共起語が、特定の指定したワードに対して「関連性がより強く、それぞれのコンテンツに出現頻度の高い言葉」であるのに対し、サジェストワードは、特定の指定したワードに対して「セットで検索されやすいキーワード」のことです。

具体例を挙げると、「芸能人」というキーワードの共起語は以下のような「ランキング」、「有名人」、「女優」などが挙げられます。つまり、「芸能人」というキーワードが多く含まれるコンテンツには、次いで「ランキング」や「有名人」というキーワードが多く入っていることが分かります。

一方、「芸能人」というキーワードのサジェストワードは以下のような「ブログ」、「ニュース」などが挙げられます。つまり、ユーザーは「芸能人」というキーワードと一緒に「ブログ」や「ニューズ」というキーワードを組み合わせて調べることが多いことが分かります。

ちなみに、Googleの公式発表によると次のようなデータをもとにサジェストを表示しているそうです。

  • 一般的な多くのユーザーが検索しているクエリ
  • トレンドになりつつあるクエリ
  • ユーザーの言語
  • ユーザーの検索元の位置
  • ユーザーのニーズを予測したクエリ

共起語と関連キーワードとの違い

関連キーワードは、特定の指定したワードに対して「連想されるキーワード」のことを指します。

Googleの検索画面の下にこんなものが表示されているのを見たことないでしょうか?このように、「芸能人」というキーワードの関連キーワードには「職業分類」や「英語」などが挙げられます。このように指定したワードの「類義語や同義語にまで含めた検索候補」を表示する仕組みです。

▼関連キーワードの調べ方を知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

Googleキーワードプランナーの使用方法まとめ【入門編】


共起語を意識するメリット

コンテンツで共起語を意識することが重要だという話を聞いたことがある人は多いでしょう。ここでは、共起語を活用することで得られるメリットについて3つ紹介します。

SEO対策になる

共起語を扱うことでSEO対策につながります。SEO対策においてはキーワードを含めることでコンテンツは上位表示されますが、キーワード数を増やすほどSEO効果が高まるわけではありません。時にはキーワードを含めすぎることによってペナルティの対象になってしまうこともあります。

しかし、キーワード以外にもコンテンツでよい評価を与えられる単語が存在しており、その1つが共起語です。つまり、共起語を含めることで狙っているキーワードだけをコンテンツに含めるより、Googleに評価される可能性が高まります。したがって、共起語はSEO対策によい効果を与えている単語だといえます。

読みやすい記事になる

共起語を活用することで、読みやすい記事を作成できることも1つのメリットです。共起語を活用することで、記事内のキーワードが自然に配置されるため、読者にストレスを与えづらい記事を制作できます。その他にも共起語には記事を読みやすくする役割がいくつかあります。

  • 共起語によって記事の網羅性が高まり読まれやすくなる
  • 読者の求めている情報をピックアップしやすい
  • 検索エンジンに単語を見つけられやすくなり、読者のニーズに最適な記事を表示しやすくなる

上記のような理由から、共起語を活用することで読者の体験が高まり、記事の質が向上します。

コンテンツを作成しやすくなる

コンテンツを作成しやすくなることも共起語のメリットです。共起語を活用することで、記事の方針を定めやすくなります。たとえば、あるテーマについて記事を書く場合、そのテーマに関連する共起語を事前に理解しておくことで、どの流れで記事を制作した方がわかりやすくなるかについて理解できます。

また、共起語を利用することで、記事の視点やアプローチを決めやすくなり読者にとって有益な情報を提供しやすくなるでしょう。

 

共起語ツールとは?

共起語ツールは、指定したワードの検索結果上位サイトのコンテンツを分析し、自動で共起語を抽出してくれるツールです。

共起語ツールは検索上位に位置する記事が使っているワードを抽出し、抜け漏れをなくすことができるため、多くの人に利用されています。


無料で利用できる共起語ツール一覧

基本的には、共起語ツールは無料で利用できるものばかりです。今回は、無料の中でもおすすめ順にツールを紹介します。

共起語検索

昔からある共起語検索ツールです。検索結果もシンプルでわかりやすく、初心者でも簡単に共起語をチェックすることができます。

共起語調査ツール

こちらはサクラサクラボのツールです。GoogleだけでなくYahoo!JAPANのデータからも共起語を表示してくれるため上記2サイトより精度が高めです。

ただログインが必要になるので、利用したい方は登録してからツールを利用するようにしましょう。

LSI調査

こちらも無料の共起語ツールです。タムラックさんが作成したツールで、アダルトワードでも調べることができます。こちらのツールは連続利用に制限がかかっているので、使用できない場合は他のツールを利用するようにしましょう。


共起語ツールの使い方

共起語ツールは2つの利用方法があります。それぞれ使い方が変わってきますので、紹介していきます。

共起語ツールの利用方法

01:新しく狙うキーワードのニーズ分析

新しく狙うキーワードのニーズ分析については、狙うキーワードをツールに入力し出てきたワードから知りたいことの仮説を立てるという方法があります。コンテンツの中身がしっかりと読み応えのあるものになるように配分や「使用する」、「使用しない」の判断を行うようにしましょう。

02:リリースした記事に足りない要素を探る

リリースした記事の順位が上がらないときにも共起語ツールが役に立ちます。狙ったキーワードで共起語をチェックすることで、今まで気づかなかったユーザーにとって必要なニーズが見つかる場合があります。ツールから出てきたワードの中でユーザーにとって「これも入れておいた方が良い」という内容を追加するリライトするようにしましょう。


共起語ツールの問題点

共起語ツールの問題点

共起語ツールに頼って作っているサイトは、コンテンツの文頭から文末までの流れがさっぱりわからない、何をいっているのかわからない文章に陥っているケースもあります。特にコンテンツを外注しているサイトの場合は、特に色濃くその影響を受けます。

理由としては、以前SEOでは共起語がとても大事と言われていた時期がありました。確かに共起語はとても大切なものです。ただ、それを全て詰め込もうとするあまりコンテンツの読みづらさが際立ってしまい、Googleには好まれるがユーザーには嫌われるという状況になっていました。こういったサイトはGoogleのアップデートの影響で軒並み順位を下げています。

そのため、ツールを利用する方は必ず、「共起語は参考程度に利用する」という認識を持つようにしましょう。文章を共起語で埋め尽くしても、ユーザーに有益なコンテンツは作れません。また現在の上位サイトの情報が古く共起語も間違っている可能性すらあります。

共起語ツールはとても便利なツールですが、しっかりワードごとに必要かどうかを判断して利用するようにしましょう。


共起語の正しい使い方・注意点

コンテンツを作成する際に、よく「共起語を含めたコンテンツにしましょう」と言われることが多いですが、「共起語を調べてコンテンツ内に含める」ものではなく、”メインの”ユーザーニーズを考え、その周りに付随する”サブの”ユーザーニーズを見つけ出すために共起語を使うべきだと考えています。

例えば目標キーワードを「SEO」、”メインの”ユーザーニーズは「SEOとは?」を知りたい、だと考えたとします。次に「SEO」の共起語を調べると、以下のような「対策」、「サイト」、「キーワード」などが挙げられます。

※「共起語検索」を用いた検索結果より引用

この場合、共起語から考えると想定される”サブの”ユーザーニーズは、

  • SEO対策をするための方法とは?→「対策」という共起語から想定される
  • SEOに強いサイトの作り方とは?→「サイト」という共起語から想定される
  • SEOにおいて効果的なキーワードの入れ方とは?→「キーワード」という共起語から想定される

というものが考えられます。
このような、”メインの”ユーザーニーズ以外の”サブの”ユーザーニーズを把握し、網羅性のあるコンテンツを書いていくために共起語を調べる必要があり、あくまで「手段」であり、共起語を入れることは「目的」ではないことを意識してコンテンツの作成をするべきです。

共起語を使用する際の注意点

共起語はコンテンツによい影響を与えることが多いですが、適切に活用しなければ、悪影響を及ぼしてしまうこともあります。ここでは、共起語を使用する際の注意点についてみていきましょう。

共起語の入れすぎはコンテンツに悪影響を及ぼす

1つ目に注意すべきことは、共起語の入れすぎはコンテンツに悪影響を及ぼしてしまうことです。共起語を入れすぎると、コンテンツの読みやすさや質が低下する可能性があります。たとえば、同じ共起語を何度も繰り返してコンテンツに含めると文章が冗長になり、読者が疲れてしまったり、重要な情報が埋もれてしまい、見逃しに繋がったりします。また、あまりに多くの共起語を使用すると、本来の意図や伝えたいメッセージが曖昧になってしまう場合もあるでしょう。

共起語を効果的に使用するためには、まず対象となる単語を適切に選択し、あまり含めすぎないことを意識しましょう。また、コンテンツの文脈に適切に合わせることが必要です。たとえば、特定の商品やサービスを紹介する場合には、その商品やサービスに関連する共起語を使用してコンテンツに含めることで、共起語の効果を最大限発揮できます。以上のように、共起語はコンテンツをより豊かにするための重要なツールですが、適切な数で正しい文脈で含めることを意識しなければなりません。

ユーザーの視点が大切

2つ目に注意すべきことは、ユーザーの視点を意識してコンテンツを制作することです。なぜなら、共起語はユーザーがどのような情報を必要としているかによって変化するからです。したがって、共起語を活用する場合には単に頻度が高い単語を抽出するだけではなく、ユーザーの視点を理解することが重要です。

ユーザーの視点を把握するためには、まずユーザーの声に耳を傾けることが必要です。ユーザーのフィードバックを収集し、そのフィードバックから共起語を抽出することで、ユーザーのニーズや興味を把握することができます。また、ユーザーのブログやSNSなどの投稿内容から共起語を考えることも検討すると、精度の高い共起語を活用することができるでしょう。

共起語を活用することで、ユーザーのニーズや興味を把握し、より効果的なコンテンツやサービスを提供することができます。積極的にコンテンツに取り込むことを意識しながら、ユーザーのニーズや興味にも積極的に目を向けましょう。

まとめ:ツールの使いどころを間違えないようにしよう

共起語ツールはとても便利なものであるとともにほとんどのツールが無料で提供されており、誰でも気軽に利用することができます。ただ、目的や利用方法が人それぞれ違い、あまりネットに情報が載っていないこともあり、間違った使い方で成果が出ないという声も耳にします。

今回の記事を参考に、使うところと使わないところをうまく理解していただき、良い記事作成に生かしていただけると幸いです。

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