2021.10.13

松本 健吾

SEO SOLUTION

共起語とは?SEOに必要な使い方と無料おすすめツール6選!

WRITER

松本 健吾

新規事業統括本部 マーケティング部

京都大学を卒業後、2020年に新卒として株式会社PLAN-Bに入社。学生時代からSEOコンサルティングやweb広告運用など幅広いWebマーケ手法に取り組んだ。現在はオウンドメディアPINTO!の編集長に抜擢され、メディア運営の指揮を執っている。

目次
    1. 共起語とは?
      1. 共起語とサジェストワードの違い
      2. 共起語と関連キーワードとの違い
    2. 共起語を意識するメリット
    3. 共起語ツールとは?
    4. 無料で利用できる共起語ツール一覧
      1. 共起語検索
      2. Findword
      3. 共起語調査ツール
      4. 共起語チェック「パスカル」
      5. ミエルカ共起語ツール デモ
      6. LSI調査
    5. 共起語ツールの使い方
      1. 01:新しく狙うキーワードのニーズ分析
      2. 02:リリースした記事に足りない要素を探る
    6. 共起語ツールの問題点
    7. 共起語の正しい使い方・注意点
    8. まとめ:ツールの使いどころを間違えないようにしよう

SEOを行なっていると「共起語が大事!」という話を聞いたことはないでしょうか?

そして、あなたは共起語を意識してコンテンツを書けていますか?

実際に弊社施策でも共起語を意識してコンテンツに注力した結果、狙ったワードで上位化したというケースも多数存在します。今回は、そんな共起語についてご紹介していきます。


共起語とは?

共起語は、自分が指定したワードに対して「関連性がより強く、それぞれのコンテンツに出現頻度の高い言葉」のことを指します。

例えば、サッカーを説明する上で必須の言葉といえば「サッカーボール」「DF」「キーパー」などが当てはまりますが、こういった言葉はサッカーという言葉を説明するためには必須のキーワードになります。

ただ、もしかするとサッカーを説明するためには「審判」や「コーナーフラッグ」も必要かもしれません。このようにサッカーを説明しようとしたときに、浮かんでくる単語がサッカーの共起語になります。


共起語とサジェストワードの違い

共起語が、特定の指定したワードに対して「関連性がより強く、それぞれのコンテンツに出現頻度の高い言葉」であるのに対し、
サジェストワードは、特定の指定したワードに対して「セットで検索されやすいキーワード」のことです。

具体例を挙げると、「芸能人」というキーワードの共起語は以下のような「ランキング」、「有名人」、「女優」などが挙げられます。
つまり、「芸能人」というキーワードが多く含まれるコンテンツには、次いで「ランキング」や「有名人」というキーワードが多く入っていることが分かります。

一方、「芸能人」というキーワードのサジェストワードは以下のような「ブログ」、「ニュース」などが挙げられます。
つまり、ユーザーは「芸能人」というキーワードと一緒に「ブログ」や「ニューズ」というキーワードを組み合わせて調べることが多いことが分かります。

ちなみに、Googleの公式発表によると次のようなデータをもとにサジェストを表示しているそうです。

  • 一般的な多くのユーザーが検索しているクエリ
  • トレンドになりつつあるクエリ
  • ユーザーの言語
  • ユーザーの検索元の位置
  • ユーザーのニーズを予測したクエリ

共起語と関連キーワードとの違い

関連キーワードは、特定の指定したワードに対して「連想されるキーワード」のことを指します。

Googleの検索画面の下にこんなものが表示されているのを見たことないでしょうか?このように、「芸能人」というキーワードの関連キーワードには「職業分類」や「英語」などが挙げられます。
このように指定したワードの「類義語や同義語にまで含めた検索候補」を表示する仕組みです。

▼関連キーワードの調べ方を知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

Googleキーワードプランナーの使用方法まとめ【入門編】


共起語を意識するメリット

結論から言うと、「SEOに強いコンテンツになりやすい」という点です。

Googleを含め検索エンジンのクローラーは、現時点ではコンテンツの意味や内容を「文章」で捉えることは苦手です。どちらかというと「単語」をもとにコンテンツの中身を把握しています。なので、どれだけ目標キーワードに沿ってユーザーにとって分かりやすい文章にしても、含まれている「単語」が目標キーワードと関係のないものばかりになっていたらSEOの評価としては十分に得られないということです。

詳しく述べると、コンテンツ内に目標キーワードの共起語が含まれていると、そのコンテンツを網羅性や専門性に長けている有益な内容だと判断しますし、反対にどれだけユーザーが読みやすいコンテンツであったとしても共起語が不足していると有益な内容だと判断されないということです。

つまり、クローラーからすると共起語は「このコンテンツはユーザーにとって有益な情報が書いている内容なのか」を判断する目印になるということです。だからこそ、共起語の活用がSEOに効果的だと言われているのです。


共起語ツールとは?

共起語ツールは、指定したワードの検索結果上位サイトのコンテンツを分析し、自動で共起語を抽出してくれるツールです。

共起語ツールは検索上位に位置する記事が使っているワードを抽出し、抜け漏れをなくすことができるため、多くの人に利用されています。


無料で利用できる共起語ツール一覧

基本的には、共起語ツールは無料で利用できるものばかりです。今回は、無料の中でもおすすめ順にツールを紹介します。

共起語検索

昔からある共起語検索ツールです。検索結果もシンプルでわかりやすく、初心者でも簡単に共起語をチェックすることができます。

Findword

Findwordは、共起語を検索してくれるだけでなく、自分のサイトを追加することで、自分のサイトに足りないワードも教えてくれます。新規キーワードを考えるだけでなくリライトでも利用できるツールです。「共起語検索」と「Findword」は会員登録なしでここまで使えるというのはかなり便利です。

共起語調査ツール

こちらはサクラサクラボのツールです。GoogleだけでなくYahoo!JAPANのデータからも共起語を表示してくれるため上記2サイトより精度が高めです。

ただログインが必要になるので、利用したい方は登録してからツールを利用するようにしましょう。

共起語チェック「パスカル」

ツールのUIが綺麗なのがパスカルです。ただ、記事の中のSNSシェアリンクの文字を読み取ってしまうので精度はあまり良くないかもしれません。(いろんなワードでテストしたのですが「シェア」「リツイート」「いいね」の比率がどのキーワードでもかなり多くなっていました。修正される可能性もあるため、1度試してみてください。)

ミエルカ共起語ツール デモ

ファベルカンパニーが運営しているサービスのミエルカの無料共起語ツールです。デモのため、正式なツールではありません。

他のツールとは違い、国立大学と共同研究を通じてノイズの排除やテーマトピックのスコアリングを行い、より高い精度での抽出を目指しているようです。

LSI調査

こちらも無料の共起語ツールです。タムラックさんが作成したツールで、アダルトワードでも調べることができます。こちらのツールは連続利用に制限がかかっているので、使用できない場合は他のツールを利用するようにしましょう。


共起語ツールの使い方

共起語ツールは2つの利用方法があります。それぞれ使い方が変わってきますので、紹介していきます。

共起語ツールの利用方法

01:新しく狙うキーワードのニーズ分析

新しく狙うキーワードのニーズ分析については、狙うキーワードをツールに入力し出てきたワードをコンテンツの中に綺麗に散りばめればOKです。ただ、コンテンツの中身がしっかりと読み応えのあるものになるように配分や「使用する」、「使用しない」の判断を行うようにしましょう。

02:リリースした記事に足りない要素を探る

リリースした記事の順位が上がらないときにも共起語ツールが役に立ちます。狙ったキーワードで共起語をチェックすることで、今まで気づかなかったユーザーにとって必要なキーワードが見つかる場合があります。ツールから出てきたワードの中でユーザーにとって「これも入れておいた方が良い」という言葉を追加しリライトするようにしましょう。


共起語ツールの問題点

共起語ツールの問題点

共起語ツールに頼って作っているサイトは、コンテンツの文頭から文末までの流れがさっぱりわからない、何をいっているのかわからない文章に陥っているケースもあります。特にコンテンツを外注しているサイトの場合は、特に色濃くその影響を受けます。

理由としては、以前SEOでは共起語がとても大事と言われていた時期がありました。確かに共起語はとても大切なものです。ただ、それを全て詰め込もうとするあまりコンテンツの読みづらさが際立ってしまい、Googleには好まれるがユーザーには嫌われるという状況になっていました。こういったサイトはGoogleのアップデートの影響で軒並み順位を下げています。

そのため、ツールを利用する方は必ず、「共起語は参考程度に利用する」という認識を持つようにしましょう。文章を共起語で埋め尽くしても、ユーザーに有益なコンテンツは作れません。また現在の上位サイトの情報が古く共起語も間違っている可能性すらあります。

共起語ツールはとても便利なツールですが、しっかりワードごとに必要かどうかを判断して利用するようにしましょう。


共起語の正しい使い方・注意点

コンテンツを作成する際に、よく「共起語を含めたコンテンツにしましょう」と言われることが多いですが、「共起語を調べてコンテンツ内に含める」ものではなく、”メインの”ユーザーニーズを考え、その周りに付随する”サブの”ユーザーニーズを見つけ出すために共起語を使うべきだと考えています。

例えば目標キーワードを「SEO」、”メインの”ユーザーニーズは「SEOとは?」を知りたい、だと考えたとします。次に「SEO」の共起語を調べると、以下のような「対策」、「サイト」、「キーワード」などが挙げられます。

※「共起語検索」を用いた検索結果より引用


この場合、共起語から考えると想定される”サブの”ユーザーニーズは、

  • SEO対策をするための方法とは?→「対策」という共起語から想定される
  • SEOに強いサイトの作り方とは?→「サイト」という共起語から想定される
  • SEOにおいて効果的なキーワードの入れ方とは?→「キーワード」という共起語から想定される

というものが考えられます。
このような、”メインの”ユーザーニーズ以外の”サブの”ユーザーニーズを把握し、網羅性のあるコンテンツを書いていくために共起語を調べる必要があり、あくまで「手段」であり、共起語を入れることは「目的」ではないことを意識してコンテンツの作成をするべきです。


まとめ:ツールの使いどころを間違えないようにしよう

共起語ツールはとても便利なものであるとともにほとんどのツールが無料で提供されており、誰でも気軽に利用することができます。ただ、目的や利用方法が人それぞれ違い、あまりネットに情報が載っていないこともあり、間違った使い方で成果が出ないという声も耳にします。

今回の記事を参考に、使うところと使わないところをうまく理解していただき、良い記事作成に生かしていただけると幸いです。

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