
インデックスカバレッジとは?インデックスされない理由と解決方法を紹介!
SEO対策
2018.06.14
株式会社PLAN-Bの情報発信メディア
2018.07.04
蔦 友也
SEO SOLUTION
SEO対策において、重要な指標となるリンク。
「他のサイトからの関連性の高いナチュラルリンクを得ることがランキング要因として重要」ということは、SEO担当者ならご存知かと思います。
実は、これはサイト内部のリンクに対してもいえます。サイト内の関連するページに内部リンクを設置することで、リンク先ページの評価の向上につながります。
今回は、意外と見落としがちな内部リンクの強化方法について、実際に流入が好転した事例とともにご紹介します。
この記事では、内部リンクが評価を向上させた事例を軸に説明します。はじめに、なぜ内部リンクが評価の向上につながるのかについて3点で簡単にまとめます。
※「そもそも内部リンクとは?」という基本的なことについては過去に別記事でご紹介していますので、そちらを御覧ください。
Googleのクローラーは、リンクを辿ってページをクロールし、インデックスしていきます。逆にいえば、リンクがないサイトは基本的にクローラーが回ってこないということです。
クローラーが回ってこなければサイトは評価されず、インデックスされなければ検索結果に表示されることはありません。まずは内部リンクによって、Googleから評価を受けやすくすることが第一です。
関連するページから対策ページへのリンクを送ることで、Googleはテーマの高いページであると認識します。それに合わせてリンクのアンカーテキストに対策するキーワードを加えることで、さらに対策キーワードの関連性を認識させることにつながります。
ページには、「ページランク」と呼ばれるそれぞれのページ評価があります。(以前は見ることができましたが、2018年7月現在ではユーザー側では確認することができません)
このページランクは、リンクによって伝わっていきます。内部リンクをバランスよく設置することでサイト全体にページ評価が行き渡り、順位の向上につながります。
以下では、実際に流入増加につながった事例をご紹介します。
今回のサイトは、関西に拠点を置く通販サイトです。全国展開しており、各都道府県の地域ページも設置されていたものの、サイト制作時には注目されず、ページがサイトの奥の階層に隠れ、直接のリンクはない状態でした。
これにより、自然検索流入はほぼ0。
インデックス状況を確認してもインデックスされておらず、内部リンクが不足しており、クローラーが対象ページまで回りきっていないことが問題としてあげられました。
今回の場合は、それぞれの都道府県ページを束ねる地域カテゴリーページへのリンクしかなく、各都道府県へつながるリンクが設置されていませんでした。
ここで、思い切って全ページのフッター部分に各地域ページヘのリンクを設置することで、強化を図りました。
リンク設置後、インデックスされていなかった地域ページはインデックスされるようになり、しかも自然検索流入が計測され始めるという改善が見られました。
今回の事例は、まとめると以下のようになります。
今回の例は極端な例で、”全ページに内部リンクをつけたら上がった”というものです。
問題点が明確であり、改善施策も実装が比較的簡単な部分ではありました。
全ページに内部リンクをつけようとするとページデザインを損なう場合もあり、無闇矢鱈に内部リンクをつけることはかえってユーザービリティを損なうことにつながりかねません。
何事もやりすぎは禁物ですが、今回の事例により、事実内部リンクの効果はあるということが分かります。内部リンクの強化をした結果、ユーザービリティの観点から見てもフッターにリンクがあることでサイト自体も使いやすくなりました。
やはり、ユーザーに使いやすいサイトを作ることが最終的に検索順位にもつながるということですね!
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