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2019.06.07

塩飽 拓哉

SEO SOLUTION

否認ツールを使ってリンクを無効化!低品質なリンクの否認方法とは?

WRITER

塩飽 拓哉

株式会社PLAN-B Webコンサルティング事業部 ソリューショングループ リーダー

Web2012年にPLAN-B第1期新卒として入社。SEO事業部内部コンサルタントとして従事。2017年よりR&D事業部沖縄ラボへ異動し、Googleアルゴリズムの研究開発に没頭。
2019年よりWebコンサルティング事業部ソリューショングループへ異動。

目次
    1. 否認ツールとは
    2. 否認ツールの使い方
      1. サーチコンソールで被リンクを調べる
      2. 低品質なリンクを精査する
      3. 否認テキストファイルの作成
      4. 否認テキストファイルのアップロード
    3. 否認ツールを使う前に
      1. 削除できないリンクに否認ツールを使用
    4. 否認ツールのよくある質問
      1. Q. Googleからの否認完了連絡がない
      2. Q. 否認ツールを使ったがサーチコンソールのリンク一覧には表示されている。なぜ表示されたままなのか?
      3. Q. 最新のペンギンアップデートでスパムリンクは無効化されるようになったため否認ツールは使わなくても大丈夫?
    5. まとめ

ペンギンアップデートの導入により、低品質なリンクが設置されているとユーザーにとって価値のないサイトと判断されて、順位が落ちる可能性があります。

また、ペンギンアップデートは2016年9月23日Googleのコアアルゴリズムの一部になり、リアルタイム更新に切り替わっています。このアップデートにより、スパムリンクからのリンク効果を無効化して検索結果に素早く反映される仕組みとなりました。

以前はペンギンアップデートが更新されるとGoogleからアナウンスが流れていたのですが、現在では、大きな更新がない限りアナウンスはしないようになっています。

そのため、日々自社サイトに設置しているリンクの精査を行なうことが大切です。精査を行なった結果、低品質なリンクが見つかった場合には「否認ツール」を使ってリンクの否認を行ないましょう。


否認ツールとは

否認ツールとは、Googleがリンク効果を無効化するためのツールとして公式に発表しているものです。

どのような時に利用するかというと、サイトオーナーが予期していない不自然なリンク(削除依頼を出しても削除されない場合)に使われるツールです。


否認ツールの使い方

サーチコンソールで被リンクを調べる

サイトに設置された不自然なリンクを調査するためにも、設置されているリンク一覧を抽出する必要があり、「サーチコンソール」なら簡単にリンク一覧を手に入れられます。リンク一覧がいざ必要となったときのために、サーチコンソールにはあらかじめ登録しておきましょう。

サーチコンソールで抽出できるリンク一覧は、設置されているリンクが多い場合にはその一部しか抽出できないこともあるので、「Ahrefs」や「OpenSiteExploer」などの他ツールを使ってリンク調査をすることも推奨します。

サーチコンソールを使ってリンクデータを抽出する方法は下記URLで紹介されているので参考にしてください。

低品質なリンクを精査する

リンク一覧の抽出が終わったら、一覧から低品質なリンクを見つけ出す必要があります。Googleが具体的にどういったリンクを低品質だと判断するかは、下記のページに記載があるので、参考にしてみてください。

Search Console ヘルプ:リンク プログラム 

下記は低品質なリンクの一例です。

  • PageRankを転送するテキスト広告。
  • 質の低いディレクトリやブックマークサイトのリンク。
  • さまざまなサイトのフッターに分散して幅広く埋め込まれたリンク。

上記のようなリンクを削除してもらえない場合にはリンク否認を推奨します。

リンク否認ツールは強力なツールなので、その使用には注意が必要です。必ずリンク元を目視チェックし、自分のサイトにリンクが設置されているのはおかしいと判断できるドメインのみを否認してください。

否認テキストファイルの作成

リンク精査が終わった後は、否認したいリンクのドメインもしくはURLをテキストファイルにまとめて記載します。その際、一行に複数のドメインやURLを入れるのではなく、一行につきひとつのドメイン・URLを記入するようにしましょう。

具体的には、下記画像のような書き方をします。

否認テキストファイル書き方例

否認ツールはドメイン単位かURL単位での否認が可能です。

あるドメインから設置されてるリンクを全て否認する場合は、「domain:」とドメイン名を組み合わせて記載しましょう。特定のURLに設置されたリンクを否認する場合は、該当のURLを記載してください。

※URLで否認する時は「wwwやhttpsのあり・なし」に注意しましょう。 

また、Googleになぜ否認ツールを使用したのか分かりやすく伝えるためにも、「#」を使ってメモを残しておきましょう。「#」以降の文字はコメントアウトになり、読み込まれなくなります。

最後に、完成したテキストファイルを保存する際には「UTF-8」形式で保存しておきましょう。

否認テキストファイルのアップロード

テキストファイルを作成したら、次は否認ツールのページからファイルをアップロードします。ページにアクセスすると下記のようなサイトを選択する画面が表示されます。

サイト選択画面

まずは「リンクの否認」という赤いボタンの隣にあるプルダウンを押し、今回リンクの否認申請をする対策サイトを選択します。

対象サイトを選択

選択後、赤いボタンの「リンクの否認」を押すと、下図に移動します。

リンクの否認

上記赤枠で囲っている「リンクの否認」をクリックすると下記のファイル選択画面に移動します。そこで否認対象のリンク一覧を記載したテキストファイルを選択、送信ボタンを押してアップロード完了です。

アップロード

アップロードが完了したら否認した件数が表記されるので、何ドメイン・何URL否認したのかが確認できます。

否認件数の確認

否認ツールは強力なツールなので、テキストに記載するドメイン・URLは必ずチェックすることを強く推奨します。誤って適切なリンクを否認してしまうと順位が落ちてしまう可能性があります。

万が一、適切なリンクを否認してしまった場合は、否認したいリンクだけ記載したファイルを再度アップロードすれば否認対象のリンクが上書きされるので問題ありません。


否認ツールを使う前に

削除できないリンクに否認ツールを使用

リンク精査を行ない、低品質なリンクを見つけた際に、すぐに否認ツールを使って対策を行おうとする人もいます。しかし、否認ツールは最終手段で使われるツールです。Googleのガイドラインでも言及されていますが、なるべくリンクを削除するアクションを取りましょう。

Search Console ヘルプ:バックリンクを否認する

では、リンク削除するためにはどうすればいいのか?というと

  • 対象サイトに記載しているアドレスなどから連絡を取りリンク削除を申請する。
  • サイトの問い合わせフォームを利用してのリンク削除申請を送る。
  • サーバー会社に連絡を入れてリンク削除をお願いする。

などの方法があります。


否認ツールのよくある質問

Q. Googleからの否認完了連絡がない

A. 否認ツールはGoogleに否認対象のリンクを知らせるツールで、Googleからリンクの無効化を行なったという連絡はありません。リンク否認処理の完了までには数週間かかることがあります。

Q. 否認ツールを使ったがサーチコンソールのリンク一覧には表示されている。なぜ表示されたままなのか?

A. 否認ツールを使用したリンクはあくまで無効化するだけであって、サーチコンソールで確認できるリンク一覧(Googleが存在を認識しているリンク)から必ず消えるわけではありません。

Q. 最新のペンギンアップデートでスパムリンクは無効化されるようになったため否認ツールは使わなくても大丈夫?

A. スパムリンクの効果は無効化される仕様になったが、そのリンクをそのまま放置するよりも、否認ツールを使ってGoogleに申請することを推奨します。なぜかと言うと、不自然なリンクを放置しているとGoogleから手動対策の通知が送られる可能性があるためです。

手動対策される前に自ら対策しておきましょう。


まとめ

Webの世界では自由にリンクを設置することができます。それゆえに、自分が思ってもいないようなサイトからリンクが設置されることもあります。自分の知らないところでマイナスの評価をされないためにも、定期的にリンク精査・否認ツールを使うようにしましょう。

ただし、否認ツールは使い方を間違うと順位低下に繋がる恐れもあるので、適切な使い方を理解してから使うようにしましょう。

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