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2018.06.07

池田 千佳

SEO SOLUTION

目次
    1. デザインだけではない!UXの観点で見るコンテンツ設計の必要性
    2. UXを考えたコンテンツ設計の4つのポイント
      1. ポイント1:検索意図を理解する
      2. ポイント2:ユーザー分析(ペルソナを考える)
        1. ペルソナを設定するメリット
      3. ポイント3:文章構成
      4. ポイント4:ベネフィットを加える
    3. コンテンツ設計をする上で注意しておきたいこと
    4. まとめ

サイトに訪れたユーザーの満足度を高めるためには、UX(User Experience)に優れたコンテンツ作りが必要です。ただ「何をどうすればUXを意識したコンテンツができるのか?」このように漠然とした疑問を抱えているWeb担当者も少なくありません。

ここでは、UXを意識したコンテンツ作りの必要性、設計に役立つ4つのポイントと注意点をご紹介していきます。


デザインだけではない!UXの観点で見るコンテンツ設計の必要性

UXというと『デザイン』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。これは、サイトに訪れたユーザーのファーストインプレッションがデザインに対する「好き」「嫌い」だからでしょう。

しかし、UXはデザインが良ければそれでいいわけではありません。むしろ、デザインに興味を持ったユーザーの場合、自ずとコンテンツに対する期待値も高くなります。

そのためコンテンツの内容が「ちっとも面白くない」「内容が薄っぺらい」「私の気になることは書いていない」ということになれば、想定以上に満足度を下げることに繋がるでしょう。

コンテンツ設計の必要性

UXの観点でサイトを構築するなら、デザインだけではなくコンテンツの内容を充実させることが必要不可欠なのです。


UXを考えたコンテンツ設計の4つのポイント

それでは、UXを考えたコンテンツ設計に役立つ4つのポイントをご紹介していきます。

コンテンツ設計4つのポイント

ポイント1:検索意図を理解する

まず、はじめにすべきことはユーザーの検索意図を把握していくことです。ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使用する際は、なんらかの動機や目的があります。

ここで「何を求めているのか(どういう問題、課題を抱えているのか)」「どんな結果を期待しているのか(どういう解決方法を提示してほしいのか)」ということを理解することがポイントです。

ここで、検索意図を理解するために必要な3つのクエリの種類を見てみましょう。

1:ナビゲーショナルクエリ(案内型)

特定サイトやコンテンツにアクセスするためのクエリ

2:インフォメーショナルクエリ(情報型)

情報や知識の収集をするためのクエリ

3:トランザクショナルクエリ(取引型)

購入やダウンロードなどの決済や取引を行うためのクエリ

検索クエリの種類を見極めるには、KPIキーワードや流入キーワードを軸に確認していきます。ユーザーの検索意図がどこにあるのかを確認した上で、コンテンツ設計を考えていきましょう。

ポイント2:ユーザー分析(ペルソナを考える)

ユーザー分析は、サイトに訪れるユーザーの年齢、性別、職業、趣味などをプロフィール化して架空のユーザー像(ペルソナ)を考えていきます。

ペルソナを設定するメリット

  • コンテンツの方向性が決めやすくなる
  • ターゲットとなる人物像が共有できる
  • ユーザーにとって自分の問題や悩みを解決してくれるコンテンツ作りができる

UXを最大限に引き出すためには、このペルソナを具体化することがポイントになります。ユーザー像をいかに具体化するかによって、興味・関心を引き出すコンテンツになるわけです。

一方、ユーザー分析やペルソナを考えずにコンテンツ設計をすることは可能ですが、あまりおすすめしません。それは、現在はインターネット上に情報が溢れ、必要な情報が取捨選択されて更新されていきます。更新され続ける情報の中で、自分事として捉えることのできないコンテンツは記憶に残らずサイトの目的を十分に果たすことができません。

ただ、ユーザー分析やペルソナ設計は、自社サイトや競合サイトとの比較、キーワードのデータを見た定量的なデモグラフィックデータと趣味趣向や価値観のような定性的なデータを解析する必要があります。

そのため、戦略を立てることが難しく、時間がかかると考えられている方も多いでしょう。この場合は、DMPのビッグデータを元にした自動分析、ペルソナ作成ができるツールを使用するのがおすすめです。

Juicer

ポイント3:文章構成

誰に向けて何を伝えるか?ということを整理したら、次は文章をきちんと組み立てる作業に入ります。文章の組み立てには、基本的に文章構成というフレームワークに当て込みます。この文章構成を用いることによって、必要情報を整理して記事を読みやすくすることができます。

以下は、文章構成に用いられる5つの基本型です。

  1. 三段構成:序論→本論→結論
  2. 四段構成:起→承→転→結
  3. 頭括式 :結論→説明、事実、具体例
  4. 尾括式 :説明、事実、具体例→結論
  5. 双括式 :結論→説明、事実、具体例→結論

サイトの構成、どのようにユーザーへ伝えるかを考えて型を選びます。

ちなみに、LPやアフィリエイト記事の場合、ファーストビューでの惹き、結論の落とし込みができる「双括式」がおすすめです。

双括式がおすすめ

ポイント4:ベネフィットを加える

ユーザーを起点として考え検索意図を理解し文章の組み立てをしたあとは、訴求です。商品やサービスを紹介するときに”特徴””メリット”をメインに紹介することが多いです。ただ、UXのコンテンツ設計では、これだけでは伝わりきれません。大切なことは、商品やサービスを利用することでユーザーが得られる利益を伝えることです。

ここで、わかりやすい例を紹介しましょう。

(例)

  • 訴求商品  :シニア向け軽量ドライバー
  • 特徴    :280gの軽量モデル、強度の高いチタンを使用
  • メリット  :スイングがスムーズになり飛距離が伸びる
  • ベネフィット:「ナイスショット!」という黄色い声援

ベネフィットを加える

特徴やメリットを伝えることにより、訴求商品のイメージを伝えることは可能です。しかし、より、ユーザーに行動をしてもらうためには、より具体的な魅力潜在的に求めていることへのアプローチが効果的です。


コンテンツ設計をする上で注意しておきたいこと

サイト運営者やコンテンツ作成の担当者が注意しておきたいことは、伝える内容が整理整頓できず情報過多になることです。情報はたくさんあればあるほど、コンテンツの価値が上がるという意識を持った方はいます。

ただ、ユーザー視点では、情報が多い=理解するまでに時間がかかるというイメージを持つこともあります。その結果、内容への理解を深めることなく素通りされて終わる…ということもありえます。

コンテンツでの成果がなかなか出ないというときは、UXの視点に立ち返りコンテンツ設計の見直しをしましょう。


まとめ

今回は、UXを考えたコンテンツ設計の必要性と4つのポイントをご紹介しました。この基本的な要素を取り入れることにより、サイトの見え方や受け取り方が大きく変わります。

大事なことはコンテンツを作る側の「伝えたい」だけではなく、ユーザーが理解できているかどうか「伝わるコンテンツ」かどうかを意識することです。より良いコンテンツ設計でUX向上を実現して、サイトのバリューを高めていきましょう。

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